「高江辺野古につながる奈良の会」情報
2015年度〜2017年度報告
辺野古の初日の出(2017/1/1)
新年あけました。辺野古の日の出です。決戦の年です。
(21017.1.1 高江辺野古につながる奈良の会)
既成事実作り(2016/12/27)
(既成事実作り)
昨日の取り消しの取り消しによって今日から工事再開かも。ということで、辺野古で緊急行動があり、早朝から駆けつけました。報道でも再開されたと言うことになってますが、実際にはフロートをクレーンで持ち上げたことと、回りの芝かり。なんとしてでも抗議をしたと言うことにしたいらしい。でも油断はできません。年内は辺野古と高江も明日までらしいので明日も早朝から辺野古に向かいたいと思います。
昼御飯食べるついでに、オスプレイの墜落現場を探して車で走ってみました。まだ破片は落ちているということでしたが、昨日市民が片付けてくれたそうで、僕らが陸からいったときは見つかりませんでした。写真はその場所。でも抜けているのは墜落現場は周辺住民の生活の場だと言うことだと思いました。釣り場であり子どもの遊び場でもある。その損害もきちんと、アメリカに申し入れるということについて、防衛局長もきちんと返事ができなかったとききました。ほんまに隷属国家です。 最後に5月に元米軍人に殺害された二十歳の女性の遺体発見現場に行き、手を合わせました。つらい。今日はここまで。
(2016.12.27 高江辺野古につながる奈良の会)
早朝の辺野古ゲート前(2016/12/27)
早朝から人が集まってきました。ゲート前です。
(2016.12.27午前6:17着信 高江辺野古につながる奈良の会)
つながる奈良の会四人で今日から沖縄に来ました。辺野古に寄って、高江に行って来ました。様子が変わってしまって、闘いの凄まじさが感じられました。トラックの裏に道が作られてトラック3000台分の土砂が入っています。今日は取り消しの取り消しがなされ、明日から辺野古で工事が始まるかもしれません。明日は早朝から辺野古に向かいます。
(2016.12.27 高江辺野古につながる奈良の会)
12/24(土)琉球新報
◆山城博治議長インタビュー
[力こぶ] 今こそ、翁長知事を支え、沖縄の将来を開くために、意を決して力を合わせましょう。未来は、私たちのものです。
翁長知事が毅然と出席を拒否し、市民の抗議集会に公然と参加したと聞き、涙がでるくらい感動し、強さを覚えている。
「連日警察署の周辺に仲間たちの声がこだましています。ありがたく、心強く思います。みんなの声から大量の逮捕に屈せず引き続き頑張っていることを感じます。仲間のみなさん、ごくろうさん。そして、ありがとう。また、肩を組み、抗議の声を高らかに歌いあげる日を待っています。その日まで、ここで頑張ります。」
(2016/12/27 新治)
孫のおともの旅行で沖縄へ。どうせなら、基地に頼らず、観光立県を目指す沖縄へ。そして今日は辺野古へ。昨日、高江で大集会がありました。民意を無視して、むき出しの権力がキバをむいていますが、沖縄の人たちは、明るく、びくともせず、腹をすえて生きてはります。私も、押しかけの一席。よくお笑い戴き、喜んで戴きました。次の高座は、いよいよ鈴本! 願生ります!
(2016/8/6 新治)
えらいことになっています。
選挙後、島売りならぬ島尻を10万秒もの大差で破ったことの復讐のように、機動隊が連日高江を攻めてきています。わずか160人ほどの集落がまるで戦場と化し、全国から集まられた機動隊と県警合わせて1000名ほどが抗議する人々に暴力をふるいました。
このような折に、いよいよ来週日曜日31日、13:30受付、14:00より、奈良市大安寺町の奈良県人権センターに、沖縄から平和運動センターの事務局長大城悟さんをお呼びして、現状報告を行います。
まだ多くの参加が見込めず、この大切なときに来ていただくのに、奈良の心意気でお迎えしたいと思いますが、まだ多くの参加のお返事をいただいておらず、主催者側は少々焦っています。それよりもなによりも、この機会に、一人でもたくさんの人に、沖縄で日本政府がやっている横暴を知ってもらいたく思い、参加をお願いしています。どうぞどうぞ、お誘いあわせの上、集会にご参加ください。
以下、ブログ「チョイさんの沖縄日記」よりこの間の記載を転載します。時間が許せばご覧ください。7月21日(木)から22日(金)、戒厳令状態に置かれた高江では全国から派遣された500名以上の機動隊による凄まじい暴力が続いた。ゲート前に置かれた車の上で繰り広げられた機動隊の凄まじい暴力行為の映像はユーチューブ等で全国に発信されている(機動隊が抗議する人たちを拳で殴りつけている様子もはっきりと映っている)。4名が救急車で搬送され、さらに骨折による全治1ケ月の負傷者も出ている。友人の一人は、病院で受診した際、身体中の内出血や怪我に驚いた医者に、「まるで拷問を受けたようですね」と言われたという。
N1ゲート前の座り込みテントは防衛局により撤去され、今では進入路造成のための工事が始まってしまった。N1裏、G地区、H地区でもフェンスが設置され、工事が始まった。それでも高江住民の10年近い抗議行動は県民、そして全国の人々の共感を集めてきた。そのため、小さな座り込みテントや抗議車両を排除してゲートを空けるために、政府は凄まじい体制をしく他なかった。全国からの500名の機動隊を派遣し、県警をあわせて1000名ほどの警察官を動員した。県道70号線を10時間以上にわたって完全に封鎖した(道路管理者である沖縄県の担当者すら立入りを拒否された)。
この2日間だけでも、N1ゲート前では250名ほどの人たちが徹夜で抗議を続けた(機動隊の道路封鎖により早朝駆けつけてきた人たちはN1ゲートに近づくことができなかったから、合計すればさらに多くの人たちが高江に集まっている)。N1ゲート前には、165台の車が座り込みテントや停めている車両の排除を防ぐために道路いっぱいに広がってレッカー車の進入を阻止し続けた。2012年、私たちはオスプレイ配備を阻止するために、普天間基地大山ゲートや野嵩ゲートをやはり車で封鎖したが、今回はその時の10倍以上の車両がゲート封鎖に参加したのだ。かってこのような闘いがあっただろうか? 月の光の中、道路いっぱいに広がる車列、そして機動隊に対峙する人々の姿は、まさに感動的な光景だった。
徹夜から炎天下の翌日午後まで続いた闘いにはさすがに疲れたが、それでもこの歴史的な闘いに参加できたことを心から嬉しく思う。高江住民は負けない、私たちは屈しない。まだ、ゲートを開けられ少しの重機等が搬入されたばかりだ。今後も、N1地区、G地区、H地区のヘリパッド工事を阻止するために、あらゆる知恵と力を結集して闘いを継続していきたい。
ともかく今からでも、高江に駆けつけてほしい。(2015.8.23)
伊波洋一氏356,355票、島尻大臣249,955票。その差、なんと106,400票。これが沖縄の怒りだと思います。自民党だけではなく、沖縄以外の全国民に突き付けられた怒りです。伊波氏当選を喜んでるだけではすみません。去年抗議のテント村を訪ねた時の歌声「沖縄を返せ、沖縄に返せ!」が忘れられません。
(2016/7/13 新治)
「辺野古」
新聞もテレビもほとんど見ませんが、旅先のホテルの新聞で見たのが「辺野古工事中止」の見出し。「オオーッ!」と思っていたら、今朝の毎日新聞には「中断」となっていました。やはり、ペテンでした。ほんまに、どこまでずるいねん! どこまでなめてんねん!
(2016/3/8 新治)
辺野古新基地NO!
新治師匠が辺野古基金へ昨日大枚のカンパをしたと聞いて、そのことを妻に話すと、妻も「新聞うずみ火」に同封されていたので振り込んだと言うので、私も今日急ぎカンパをしました。
先々週久しぶりに沖縄へ行ってきました。親戚周りの合間に佐喜眞美術館、チビチリガマ、辺野古を訪ねました。佐喜眞美術館は普天間基地のフェンスぎりぎりに隣接して建っています。佐喜眞美術館のケーテ・コルヴィッツの版画コレクションと丸木位理・俊の沖縄戦の図、その上に浜田智明、草間彌生の作品展も開かれていてまさに圧巻でした。屋上の階段は6段と23段に分かれていて沖縄慰霊の日の6月23日には階段を登り切ると真正面に夕陽が沈むように設計されているようです。眼下は普天間基地内であり亀甲墓がたくさんありました。
読谷村のチビチリガマへも行きましたが道に迷ってしまい、農作業中の人にわざわざ車で先導してもらい、地元でチビチリガマは大切にされている様子を実感しました。ガマへ降りると、金城実さんの平和の像の前で、近所の民宿の主人が泊まりの大学生たちに説明しているところでした。チビチリガマではほとんどが自決しましたが、近くのガマではハワイ帰りの人が居て大丈夫だと説得して全員助かったそうです。ガマの先は海に繋がっているということです。
沖縄には石灰岩の鍾乳洞窟が至る所にあり、私の両親の故郷である西原町では南から逃れてきた日本軍に避難していた住民がガマから追い出され、住民の48パーセントが亡くなりました。チビチリガマの近くの金城実さんの家へも寄りましたが、留守でした。5年ほど前に会った時に、この家と土地は、私が大阪の此花区で住んでいたときの隣の家のおじさんから格安の好意で譲り受けたものだと知って、大いに驚いたことがありました。縁は異なものです。金城さんが大阪で夜間中学教師をしていたときに、新治師匠も奈良での夜間中学校設立の署名運動を一緒にやったという話を聞いています。広い敷地の広場には、大阪で何度も見かけた彫刻が雨ざらしで散乱していました^^;〜 沖縄で一番大きなシーサーである残波岬の大獅子は、金城実さんが人々と共に制作した像ですが、たくさんの若者たちが記念写真を取り合っていてのどかな風が吹いていました。
辺野古へは午後の遅くに回りましたが、その日の早朝にトラック20台ほどがキャンプ・シュワブ基地内へ入り海で作業が始まったらしく、抗議行動で逮捕者まで出たそうです。闘争テント村のある辺野古の浜辺に行くと、5年前にはなかったコンクリートの隔壁が設置されていて怒りが倍増しました。沖縄のあたりまえの思い、沖縄からのあたりまえの声をないがしろにする現況に、一段と怒りを覚えずにはいられません。願生りましょう!!
(2015.12.1 和歌山県熊野川町 SY様)
辺野古埋め立て承認取り消し段階へ。
皆さんご承知のように、公約を破り県民を裏切って仲井真前知事が2013年末に承認した辺野古埋め立て。ついに翁長知事が承認を取り消す段階に入ったと、新聞各紙が報道しています。今年8月10日から1カ月間にわたった政府と県の集中協議は、政府の支持率低下を抑えるための見せかけでしかありませんでした。沖縄の民意を意に介さず、アメリカのご機嫌ばかりをうかがう阿部政権との溝がうまるはずもなく、政府は移設作業再開も明言しており、当然、決裂。報道によると、知事が承認取り消しを表明すれば、県は沖縄防衛局から意見を聴く聴聞手続きに入そうです。知事は公約の移設阻止に向けて「あらゆる手段を駆使する」と明言しています。そのひとつとして、国連人権理事会で今月21、22日に演説して辺野古移設反対を国際世論に訴える予定だそうです。沖縄差別政策をとる日本政府とアメリカを相手に、知事は「国際世論」へアピールすることになります。私たち、「連帯委員会」「つながる奈良の会」ともども、できる限りの知事への応援・支援を行います。まずは、ご連絡まで。
追伸 10月10日、橿原万葉ホールにて「戦場の止み」上映会、開催しますよ。
(2015.9.10)
平和は平和を求める行動の中にこそある
思えば一昨年の12月、衆議院選で自民党が安定多数を握ったとき、今日の阿部政権の暴走は当然予想されていました。それになんとしても止めたい民衆との闘い山場がいよいよやってきた感があります。何と言おうと今も毎日辺野古のゲート前に座り込み、機動隊と対決しつづける沖縄の人々がいることを思わざるをえません。
安部政権の暴走はとどまるところを知らず、現在参議院で山本太郎議員がするどく指摘していますが、まさにアメリカに隷属して、われわれ一般大衆を愚弄しています。
そのようななか、これまで長年辛抱強く中平和運動に頑張ってきた各団体をはじめ、最近では若者たち学生たちも積極的に主張するようになっています。(「国民」というしばりをつくって在日コリアンや沖縄の人たちを苦しめてきたかと思うと、「国民なめんな」のスローガンはまったくなじめませんが・・・)。しかしながら、新しい動きはNHKはじめ報道機関の報道が弱くなっていても、時折マスコミも取り上げています。どこかの馬鹿が「戦争に行きたくないのは利己主義だ」と、本性を現してくれるので助かります。つまり、既成の政党や団体の枠にとらわれず新しいムーブメントが起こっていることの意味は大きいと思いますし、それらが総攻撃を加える時がきているのだと思います。
昨日(8月22日)は、奈良でも弁護士会主催でデモが行われました。今日(8月23日)は大阪アクションが辺野古新基地建設反対の集会を行い、当会からも代表挨拶をしてもらいます。私たち「つながる奈良の会」も駅前で定例の街宣活動を行います。10月10日(土)にはかしはら万葉ホールで「戦場の止み(いくさばぬとぅどぅみ)」という辺野古の映画会も行い、その前売り券も持っていきます。
平和は書物のなかにあるのではなく、平和は平和を求める行動の中にこそある、です。身をもって実践されたいたわれらがシーサー藤原好雄さんの遺志を継ぐためにも、今後共にがんばりを続けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
(2015.8.23)
沖縄現地報告・おしまい
奈良にもどりました。今日は辺野古から那覇に入り、大田昌秀元知事の平和研究所を訪問したり、「不屈館」をおじゃましたり、日頃お世話になっている方にご挨拶したり、していました。
辺野古はいつも感じることですが、現場でまとめているひとも、持ち場で協力する人も、直接に行動に参加できない人も、多くの人の支えと応援で成り立っている、まさに県民の強い思いで成り立っているということです。車両をとめるために立ちはだかり座り込みする人もそうですし、テントを設営したり撤収するだけで大変な作業です。それをいつもいる人も初めて参加する人も、自分からすすんで仕事を探して完成させていく…。
それから、今回の沖縄で心に残った言葉のひとつは、伊江島でお会いした「ヌチドゥ宝の家」の謝花さんで、「一昨年12月の衆議院選挙で自民党が圧勝した時、いよいよヤマトゥの世論は沖縄の事をまったく考えないと悲観的になったが、その後沖縄に連帯するヤマトンチュがいて、力を借りて今を迎えている」とおっしゃってくれたことでした。
もうひとつ、防衛局への抗議集会で普天間爆音訴訟団の代表は、ヤマトンチュの世論調査で「65%が辺野古移設は良くないと思っているが、75%が沖縄県内移設はしかたない」とする結果だったことについて述べられました。僕も思います。これは差別の構図だと。基地負担だけを沖縄に一方的に押しつけたまま、見てみぬふりをするか、なんやかやと理由をつけて認めてしまっていることを。差別は差別をする側に問題があります。沖縄差別は僕たち自身の課題なんだと。
最後に今日訪問した平和記念館「不屈館」での瀬長亀次郎さんの言葉でしめくくりたいと思います。「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ。」つながる奈良の会もますます友を呼ぶようがんばりたいと思います。ありがとうございました。
(2015.8.9)
再びテント設営
台風が本島をそれたのと同時に、辺野古では一昨日撤収したテントを再び設営しはじめます。僕たちは今日のうちに奈良に帰らないといけないので、長い時間はいられないのですが、少しでも手伝いをして帰ることにしました。ここ辺野古はまさに闘いの現場。1ヶ月間工事は中断しますが、その間もこのゲート前の座り込みは毎日続きます。また海にくりだすメンバーも、この1ヶ月の間に多くの人に海を案内したいと言ってはりました。
(2015.8.8)
伊江島「ヌチドゥタカラの家」
今日は台風接近で、辺野古は作業も抗議もなし。そこで滅多にないこの機会に、船に乗って伊江島にきました。伊江島といえば、まさに「土地を守る会」の始まり。島ぐるみ闘争の始まり、沖縄のガンジーとも称される、阿波根昌鴻さんのおられた土地です。早速「ヌチドゥ宝の家」をお邪魔しました。そこに展示されているガラクタと称される品々には、非暴力の直接行動で日米両政府に堂々と、一歩もひかない闘いの精神がみてとれました。そしてその原動力はすべての命を宝にされた、そして敵味方なく、等しく宝だというところにあったと感じました。だから沖縄の平和運動はとても人間的で、とかく利己主義に陥りがちな僕たちの心を動かすのかもしれません。
(写真の掲示物は画像クリックで拡大)
(2015.8.7)
沖縄現地辺野古から
今日は70回目の8.6記念日。ヒロシマでの行動に参加されている皆さん、ご苦労様です。こちら、高江辺野古につながる奈良の会を代表して、辺野古での早朝抗議行動に向かっています。
政府が辺野古の工事を1か月間中断すると公表しましたが、国と知事では水面下で動いていながら名護市長には伝わっていませんでした。稲嶺市長は県内移設に反対する勢力としては、当然翁長知事に近い存在だと思うのに、そこに知事サイドから連絡していない事に何らかの意思が反映してると考えるならば、どうも変です。前知事は密室で協議を進めてやりこまれました。おかげで歴史に残る裏切り知事の汚名をきることになりました。翁長さん、ガンバレ。
昨日は400人ほど集まり、工事車両を阻止したとのことでした。今日はそこまでの人数が集まっていなかったのか、抗議のために集まった沖縄県民や僕たちがスクラムを組んでゲート前に立ちはだかったのですが、3人とも、というか全員、機動隊にもみくちゃにされ、車両10数台がゲートに入っていきました。 辺野古では毎日こういう闘いが続いています。
早朝を過ぎて、車両の基地内に入り込む可能性も減り、朝食休憩になったところで高江に向かいました。高江での座り込みは、もう8年にもなります。この間、激しい闘いが続き、政府が騙しつづけたオスプレイパッドは今、N1地区の攻防が焦点です。今日も明るく元気にがんばっておられました。
日頃、いっしょにいられないぶんだけ、沖縄にいられるときぐらいは、できるだけのことをしようと、高江を後にして、嘉手納の防衛局にきました。辺野古新基地建設の協議書を防衛局が出したことに抗議する集会に、ひとりでも多くが参加して、圧力を加えるためです。防衛局は調査もずさんなまま、というより終わっていないまま協議書を県に提出しました。無理やりでも既成事実としてしまおうというのです。防衛局、許せん!
嘉手納の防衛局からとって返して再び辺野古のキャンプシャワブゲート前。直接的な工事車両の阻止行動はありませんが、ゲート前テントではさまざまな人が次々にあいさつしてはりました。菅原文太さんの奥さんもあいさつもよかった。それから、うれしい再会もありました。名護市でがんばってる葉ちゃんには朝に会えたし、尊敬してやまない沖縄の先輩、小橋川さんにも抱きついて再会を喜びました。テントで露の新治さんにお会いしたことも、嬉しい驚きでした。さすがさすがで、笑いをちりばめたあいさつでいっぱい輪が広がりました。
全部終わってから、テントの撤収のお手伝いを最後までさせていただいて、やっと宿に戻りました。さぁ、がんばったど〜。これから風呂入ってビール!
(2015.8.6)
ゲート前に落語家登場。「尿意は我慢してはいけません。尿意を感じたらすぐトイレに行ってください。これが、『にょーい、ドン』」 落語家登場で座り込みテントが爆笑に包まれています。
(琉球新報辺野古問題取材班のツィッターより転載)
沖縄辺野古に来てます。ゲート前抗議行動に参加。「沖縄を返せ」と大声で歌いました。やはり現場の空気は違います。いっぱい吸って帰ります。赤い髪を振り乱しているのは、「ガジュマルに宿る精霊キジムナーが平和を訴える」という劇を、小学生がやっているものです。やんやの喝采。私もしゃべりたくなりました!
菅原文太の奥さんもテント前に来られ、お話。あの菅原文太の「国の務めは、国民を飢えさせないことと、戦争をしないこと」という名セリフは、この人あってこそと思えるいい話でした。写真は、辺野古の海。本当に美しい海です。
(2015/8/6 新治)
最近はテレビでも映画でも「戦後70年」とかで、「戦後イコール平和」といわんばかりに、戦争終結を美談にしようとする向きも感じられます。でも、そんなヤマトゥが戦後に「平和と発展(?)」を手にしたとするならば、それは沖縄を売り渡して犠牲にすることと引き換えに手にしたものであり、「最後の詔勅」によって旧植民地からの渡日者を「外国人」として迫害することのうえにあったことを決して忘れてはならないと思うのです。
いやなところをすべて自分たちから見えないところに負担させておいて、そのことに気づきもしないで、また気づいても自分は関係のない第三者の立場に身をおいて「平和」を語る、これが一般的なヤマトゥの「平和」の概念なのでしょう。本当に平和というならば、それはこれらの現実を直視し、この矛盾にあらがう行動の中にしかないはずだし、それを実践しているのがまた、「沖縄の平和運動」だと思います。
さて、政府が辺野古新基地建設に関わる一切の工事を1か月間中断すると公表しました。しかし今日もキャンプシュワブ前では抗議の声があがっています。僕たちもほんのちょっとですが、今日から沖縄に行ってきます。現在、関西空港です。
(2015.8.5)
明日から沖縄にいってきます。
沖縄の仲間から、工事が1ヶ月間中断されるようになったと連絡がありました。タイムスの速報でも、菅官房長官が先ほど辺野古新基地建設工事を8月10日から9月9日までの間中断すると発表したとの事です。しかし予断はゆるされない状態にかわりありません。追い込まれた国はどのような策に打って出るか、あくまで中止ではなく中断なのです。
ところで、奈良の会の僕たちは、何とか予定を都合つけて、明日から沖縄入りして、闘いに合流することになっていました。中断は10日からですので、ともにがんばってきます。ただ帰りの台風が心配ですが。
(2015.8.4)
『圧殺の海』上映会
『圧殺の海』上映会。戦争をさせない奈良1000人委員会主催。涙が出ました。カヌーでブイを突破しての抗議。襲いかかる海保の暴力。何が「海猿」や。彼らも仕事という面はあるが、許せません。翁長知事当選を喜ぶ山城博治さんらの歌う「We shall overcome」に涙。ほか何度か目頭が熱くなりました。「辺野古をとめれば、(改憲へ暴走する)日本は変わる、(平和憲法の)日本は変わらない」という影山監督の言葉に「一点突破、全面展開」という言葉を思い出しました。しかし、山城さん、参議院に行ってもらいたかったやあ。それにしても、ここ数年で見た映画が、狭山と沖縄とは。
影山あさ子監督のお話。聞けば聞くほど・・・
(2015.5.2 新治)
4.28の奈良と沖縄での行動のご案内
沖縄の大衆運動の先頭をきっておられる山城博治さんが病気療養のために入院されました。奈良にも何度もお招きした私たちの尊敬する仲間であり、親しみを込めて大好きな山城さんと呼ばせてもらいます。次にまた奈良でお会いできるまで、励ましの意味も含めて、奈良でお互いに頑張りあいたいと思います。
さて、ご存知のように来る4.28は沖縄と沖縄の心と共にありたいと願う人々にとって『屈辱の日』です。しかし「日本からは沖縄が見えない。しかし沖縄から日本はよく見える」と言われるように沖縄にとっての『屈辱の日』は、日本にとっては立派な『主権回復の日』だったりするわけで、2年前には、なんと政府主催で、記念式典が行われました。私たちはこの事実ひとつからでも見えてくる日本の沖縄への差別政策を糾弾し、辺野古新基地建設阻止を訴えたいと思います。沖縄への差別は構造的で、差別が構造化している場合、差別者はそのことに気づかない傾向にあるといわれます。まさに日本ヤマトゥは沖縄を差別しているという概念が薄い、その事に対して我々ができる取り組みです。題して「奈良で考える『今日は何の日・』行動」。4月28日午後4:00ごろから6:00日没まで、JR奈良駅前に座り込んで、ビラ配をしたり、通行する人にクイズを出したりして、関心をもってもらえるようにしたり、僕たちの主張をきいてもらえる機会にしたいと思います。「つながる会」につながるなかまの皆さん・友人の皆さん・関係各方面の皆さん、もしよろしければお立ち寄りください。
なおその日は「大阪アクション」も集会・デモをされます。6時30より梅田の水上ステージ前です。そちらへもご参集できる方はよろしくお願いします。
(2015.4.24)
3月29日の状況
沖縄県おなが知事の「海底ボーリング調査を含め海底面の現状変更行為全ての作業停止指示」に対して、国・防衛局はこれを完全に無視して、作業を続けています。知事は、7日以内に作業を停止しなければ「岩礁破砕に関する許可を取り消すことがある」と言っています。その「一週間以内」の期限が明日1月30日となっています。辺野古ゲート前ではさらに緊張がたかまり、警戒侵入阻止行動にがんばってはります。奈良からもこの機に再び抗議を集中させ、沖縄の人を支え、共にがんばりましょう!
(2015.3.29)
防衛局がテントに!
現在沖縄防衛局がゲート前のテントを撤去しにきているそうです。拡散と防衛局に抗議を。
連帯の声をあげて下さい。
夜遅く、辺野古の反対行動を妨害しにきたのは、総合事務局、国道事務局だったそうです。誰の指示かを問いつめても返答はあいまいで、要するに抗議行動への嫌がらせしかありません。さらに防衛局はゲート横のテントの撤去期限を明日26日と一方的に通告をしてきています。明日はまた激しい攻防が予想されます。つながる奈良の会としては、今日と同様に断続的、かつ継続的に抗議をするしかありません。是非、ご協力をお願いします。電話は沖縄防衛局 0989-21-8131です。先頭に184をつければ非通知設定になります。連帯の声をあげて下さい。宜しくお願いします。(2015.2.25)
山城さんへのインタビュー
今回の件の詳細です。まさしく恣意的な嫌がらせ、不当逮捕です。うちの会の皆さんからお寄せいただいたものを転送します。「テレビを見た」となるべくたくさん一般の友人知人に真実を伝えてください。話題にあげてください。米軍と米と一体の日本による弾圧と威嚇です。つながる奈良の会もますます抗議を強めていきます。
以下、Facebookにアップされていたものから転載いたします。
★山城さんへのインタビュー まとめ
Q:拘束された時のこと
山:機動隊が市民をひき倒して、これ以上、関係が悪くなってはいけないから、とりあえず下がろう。一旦下がろうと言った時でした。うしろから抱きつかれて、羽交い締めにされた。もみくちゃになって、一旦、座ったと思います。腰をついた。そのまま両足ひっぱられて、そのままフェンスのところまで、20m、30mあると思います。引きずられてしまいました。
Q:手錠は
山:立ったまま、後ろから手錠をかけられました。引きずったのは軍警、、手錠をしたのはマリン(海兵隊)。マリンが建物の中に連れていった。
Q:軍警とマリンはどう違いがわかりますか?
山:マリンは迷彩服を来ています。軍警は黒い制服、迷彩服を来ているのが米兵です。
Q:海兵隊の取り調べというのは?
山:まず、私は逮捕状を示されていない。なになにの違反という根拠を示さない。これだけ大きなことになっているのに。そして、逮捕状がないので、弁護士呼べともいえない。それは、私は、これは何なんだ?ということを言い続けました。しかし、逮捕とも言わない。よく警察がするただの嫌がらせ、確保といいますね。それかな、と思いました。そして、警察に引き渡すと言われて、外した手錠をまたしめなおされて、そのまま車に乗せられました。 2時前ぐらい、たしか赤嶺議員の演説の時でした。刑特法何条違反で身柄を拘束というのですが、逮捕状をしめさなかった。だから、そのことを抗弁として伝えています。ここで身上調書、事件の調書については、黙秘をしました。弁護士と接見した時、住所と氏名、抗弁ぐらいは言った方がいい、ということでしたから、そうしました。
Q:どんな調査をされましたか?
山:私はみんなをさげようとしていたら、うしろから襲いかかってきた。それは、警察につたえました。地検でも同じことを言いました。身上調査 住所、氏名、抗弁は言った。 地検では、軍が刑特法違反というので、どこに立っていたのかを何度も聞かれました。拘束される前に機動隊ともみあいになって、市民が押し倒された時に激しく抗議しました。その時、 8歩、10歩ほど、ラインの中に入ったことはたしかです。しかし、その時は何もなかった。その後、道路側でラインの内側に私もみんなも立っていた。機動隊とライン上で押し合うようなことにもなっていなかった。地検には、今後ラインについて気をつけますか?と聞かれたので、それは、そうします、と答えました。
Q:県民集会の日にこんなことになるのは?
山:県民集会に対するいやがらせだと思う。海兵隊の制服を来た人間がゲート前に多数集ってきたのも、まっくろな制服の軍警もたくさん集ってきたのも、こんなことは、はじめてです。初めは、県民大会が始まって市民が、基地に乱入するかもしれないと思っているんだろうな、と思っていました。それが、始まる前に、私に襲いかかるとは、思ってもみなかった。集会の前に先制攻撃で、黙らせようと、思ったんでしょう。ますます怒りに火がついて、何もしていない市民に襲いかかって、むしろ、これからどうしていいかわからないんだろうと思います。
Q:怪我はありませんでしたか?
山:頭だけ気をつけました。引きずられて、頭はごつんごつんあたっていたので、守りました 腰はごつんとしましたが。
Q:軍警は建物の中に連れていかなかったのですね
山:軍警は建物のなかにははいらず、迷彩服の米兵が手錠して、立てと言って、歩けと言って、後ろから押されて、中に入りました。
Q:手錠をかけられたのはどこ?
山:フェンスの中、みんなが見ているところ。道路を囲むフェンスのところ。
Q:プラスチックの手錠でしたか?
山:本物でした。金属製の手錠でした。
Q:釈放の時にどういう説明でしたか?
山:老眼鏡がないのでよく見えませんでしたが、拘留する理由がないので釈放するという記載がありました。
Q:あらためて今後の運動 について
山:米軍がしゃかりきになっていることがよくわかった。われわれの抗議が効いているということです。だから、よっぽど気をつけないとテントにおそいかかるのではないかと思いました。いつもやりあってる副署長が留置場まで来て、副署長にまさか、私をとじこめておいて、テントに襲いかからないよね、と言いましたが、何も答えませんでしたが。これからは、警戒しないといけない。しかし、合法的に、ラジカルに運動していきたい。
Q:ゲート前にはいつ復帰しますか?
山:今夜テントに泊まって、明日、立ちますよ。
Q:情報は届いていましたか?
山:接見するときに、一社については、差し入れされましたが、自分の関係するところは全部白塗りで、読みたいところが読めなかった(笑)(2015.2.24)
闘いに連帯
今、拘束されていたお二人とも沖縄の仲間のもとに解放されたそうです。今回もコンニチショウ、ウチナンチューと共に怒りたい。はらたちますが、まずはよかった。ウチナンチュ−のがんばり、本当にごくろうさまでした。とにかく身体を休めてください。つながる奈良の皆さん、抗議の電話、ごくろうさまでした。沖縄平和運動センターから皆さんに、お礼と連帯の言葉をいただいています。ありがとうございます。これからもともにがんばりましょう。怒りを力に
仲間から続々・声が届いています。連絡ありがとう! きのうは大阪でのデモ、名護署への夜中までずっと抗議電話・山城さん達の解放・本当に良かった! これからもタゲニ、チバラナヤー!(Mさん)
今回の拘束の件、報道ステーションで流されるようです。友人知人に話題を広げられる材料にしましょう。この不当な拘束への怒りを材料に、政府がいかに辺野古に弾圧を加えているのかを大衆的にしってもらい、広げることができるようがんばりましょう。それこそすぐに沖縄に駆けつけられない「つながる奈良の会」の役割だと思います。
沖縄の闘う仲間より連絡いただいてます。一部転送します。
報道ステーションをこれからも応援したいです。シビリアンコントロールをなくそうと画策していること本当に逮捕されるべきは官邸の人々です。国会では国の横暴を戦略的に暴き、政権を窮地に追い込んでほしいです。政党間の小さな考えの違いを乗り越えて結集してほしいです。いつも応援ありがとうございます。山城博治さんは疲れ気味でしたが、すぐにゲート前に戻りました。本当にすごい人です。これからも連帯して頑張りましょう。(2015.2.23)
辺野古で2名拘束
現在、ゲート前行動で拘束されているのは2人。学生ひとりと山城さんです。名護署に抗議をお願いします。以下、緊迫している辺野古。名護署前の弁護士さんより。
男性(山城さん)ひとりが米軍警備員に倒され引きずられ、もう一人は止めようとしてまた倒された。その後、米軍の軍人が二人に後ろ手で手錠をかけ3時間拘束。米軍、名護警察がビデオで確認し「基地に入った」と両者判断、相談の上名護署へ。「米軍と日本の警察はグル」と弁護士の方。二人は完全黙秘でがんばっておられるようです。写真を添付します。どう見ても無理やり中に引きずられてます。
できる方は抗議をお願いします。全国から抗議を集中しましょう
名護署 184-0980-52-0110 「不当逮捕を許さない!」「仲間を返せ!」
辺野古浜通信で詳しい情報が配信されています。ご確認をお願いします。(2015.2.22)
「圧殺の海」の上映会
沖縄・辺野古への政府の弾圧を奈良からも糾弾します。腹がたちます。その声をひろげましょう。どうか皆さん、以下の事を呼びかけてお集まりください。
奈良で「圧殺の海」の上映を行います。昨年夏以来、辺野古の埋め立てを強行しようとする安部政権と民意を反映させようとする闘いのドキュメントです。どうかどうかひとりでも多くの人への呼びかけをお願いします。そして、ともに来てください。よろしくよろしくお願いします。
日時:2月22日(日) 14:00〜15:50場所:奈良県人権センター主催:奈良沖縄連帯委員会沖縄の高江辺野古につながる奈良の会賛同:I女性会議なら、共生・連帯・近畿、憲法を生かす奈良県民の会、さよなら原発奈良県ネット、多文化共生フォーラムなら、ハッキョ支援ネットワークなら、部落解放同盟奈良県連合会
(2015.2.18)
沖縄差別政策糾弾緊急奈良行動【辺野古最新情報】
(ツィッターからの情報です。)翁長さんの作業停止指示の後の暴挙。これまで以上の作業強硬が予測されます。現場は緊張していると思います。こちらからも抗議電話など、がんばりたいです。
!!!!!!!!!!!!【辺野古最新情報!メールもらって30秒 「機動隊と大乱闘!数人が逮捕された模様!」】(Facebookより)
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今偵察から戻って確認したところ捕獲されたのは辺野古ブルーだった。まだ解放されていない。権力側はかなり暴力的になっている。
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すみません。逮捕ではなく捕獲のようです。が、大乱闘がおきていたようです。
(2015.2.16 14:45頃)
「特定秘密保護法」を廃止せよ!
特定秘密保護法が一昨年12月6日に強行採決されたことに反対を続け廃案を求める運動(6日にちなんでロックの日)の取り組みに参加しました。今日は集会とデモでした。寒い中、元気にがんばりました。
さて、日本政府の沖縄差別の卑劣きわまりないやり方には本当に腹がたちます。年末、知事に会わないというあからさまないじめっ子の姿をさらしたかと思えば今度は新基地建設とはリンクしないと言ってた前言を恥ずかしげもなくひっくりがえし、振興予算を減らし、さらに基地建設費を増やして、とにかくウチナンチュの気持ちを逆なでして、ごり押しする姿勢を明らかにしています。ここまで愚弄されて怒らない人間はいないでしょう。奈良の会も怒りの街宣・ビラ配をやります。
(2015.1.10)
拡散を! 抗議リスト
昨晩、辺野古に100人が集結して資材を積んだトレーラーの搬入を阻止する行動がとられました。機動隊の暴力は激しいものでした。けが人も出たようです。下記のページを検索してください。お願いします。
辺野古に!すぐに行けない人のための抗議リスト2015年1月版
桟橋とオイルフェンスの設置に抗議するカヌー隊メンバー18人全員拘束されたようです。めちゃくちゃです!
(2015.1.15 11:00)
カヌー隊
拘束されたカヌー隊のメンバー18人は全員解放されたようです。交渉の時の海保責任者は話半分の態度。カヌーは15隻は海保に取られたままで、返ってこないかもしれないとのこと。これまでの海保対応とは変わってきている、と。
(2015.1.15 19:45)
さらなる抗議を!
海上保安庁が映画「圧殺の海」の監督に直々に『公開するな』と頼んできていたようです。海保は海の安全を守る海猿ではなく、政府の手先となって民衆を弾圧する権力の手先でしかありません。その映画通りの暴力を昨日また始めました。勝丸も海保に確保されたようです。 ゲート前の警察と海上の海保の弾圧、許せません。ゲート前の住民、カヌー隊のメンバー、ともに怪我人が出ています。ふざけるな!日本政府! 沖縄の仲間を孤立させてはなりません。奈良の仲間たち、ともに、さらなる抗議をお願いします!
カヌー隊の男性が海保に拘束される際、海保職員が突然カヌーの後方に飛び乗ってきて転覆させられた。気づいたら海の中にいて海水もたくさん飲んだ。海保からお前の顔覚えたからなと威圧された。(ツイッターから)
(2015.1.17)
国家権力による「沖縄いじめ」を許さない
辺野古の現場で闘っている仲間たちから情勢をきかせてもらいました。一週間前から緊迫状態が続き24時間体制での監視状態です。今日は県内からバス3台が出てゲート前に人が集まり、機動隊に対しても整然とそして毅然として対峙して抗議が続ぎゲート前の封鎖行動も勇気を持ってされています。ただ海での海保の横暴が激しく、仲間がひとり、あばら骨を折させられ、他にも1人は指を腫れ上がらされるけがをしています。海上保安庁法の、どこに抗議する市民の抵抗権を奪うことがゆるされているのか、まったくひどい。しかし沖縄県民は元気に闘っています。僕たちも防衛局防衛省に対して抗議するのはもちろん、1人でも多くの知人友人に、今沖縄で起きている国家権力による沖縄いじめの実体を知らせ、怒りの輪を広げましょう。今こそそれぞれの持ち場でがんばる時だと思います。
(2015.1.18)
辺野古から…県民から警察へ
今日の辺野古より。新型フロートの搬入を強行するつもりのようです。現場は緊張しています。トレーラーが待機しています。今、名護署が圧力をかけ、人が前にいてもパトカーが発進しました。沖縄県警 危険です。抗議電話を結集しましょう。お願いします。(13:23)
今、辺野古で集会が行われています。そこで発信されているもののなかから転送します。
「ここに来れない多くの県民が皆さんの行為を見ています。若い方がツイキャスで全国に配信しています。今ここで県民に謝りなさい。暴力で県民を押さえ込むことはできない。武力ど平和を構築することはできません。70年間、われわれは米軍基地ゆえに、さまざまな事故、幾多の涙があり、歯を食い縛りながら過ごしてきた。この思いがみなさんに届いていますか!結集した皆さん、今日は負けられない闘いです。今日は負けられない闘いが、今ここで行われております。皆さんがその歴史の真っ只中にいます。一人一人がしっかりと心を決め、ここでの抗議行動をやってまいりましょう」(13:50)
今日の抗議行動の中で二人の女性が怪我をしました。一人は那覇からの島ぐるみの会の方、後頭部付近を出血。一人は、高齢の女性で内出血。救急車で搬送されました。
非暴力の抗議行動に対して圧倒的な力を持つ機動隊が暴力を振るい、また明日からも繰り返される。おかしすぎます。それぞれの持ち場で、辺野古で起こっていることを、怒りを持って拡散し、抗議の声を拡大していきましょう。我々ヤマトゥに生きる者が、今できることをしつこくやりましょう(16:15)
つながる会の仲間の皆さんへ。緊急で申し訳ないのですが、以下の行動に賛同・結集と1人でも多くの方への拡散をお願いします。
友人知人の皆様
私たちは「沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会」です。沖縄の平和運動・大衆運動につながることによって、奈良の地でも真の平和運動を展開しようと行動しています。
さて、日本政府は昨年7月以来、宝のような辺野古の海で新基地建設工事を開始しようと、海上保安庁まで動員して反対抗議行動を力で押さえつけ、大衆を暴力的に脅し、強引に埋め立ての準備を強行してきました。もちろん沖縄の大衆運動は正々堂々と非暴力の闘いを展開し、工事開始を阻止しています。また昨年は4度にわたる選挙に於いて新基地建設に反対の民意を示したところです。しかしながら、辺野古に新基地を押しつけようとする日本の政府のやりかたはあまりに卑劣です。総理官邸は県民を代表する知事に対して会うことすらしないという、子どもじみた嫌がらせや、沖縄振興予算の減額など、まさにいうことをきかない者に対してのいじめ・差別としか考えられないことを続けています。この政府の行為は沖縄県民のみならず、そのような政治を許している私たち自身を差別者にしたてあげることを意味し、ヤマトゥの私たちをも馬鹿にしています。さらに、キャンプシュワブ前で抗議をする人や、大浦湾でカヌーをこいで必死に訴える人々に対して、機動隊や海上保安庁の弾圧の様相は「死者が出るのではないか」と心配されるような実態です。
これら日本政府の弾圧に対して、私たちも怒りでいっぱいであります。許せません。すでに各地からの糾弾行動が起きていますが、私たちも平和を求める全国の仲間たちとともに一層の連帯を呼びかけるとともに、まずはここ奈良の地より、ささやかでも高らかにのろしを挙げたいと思います。大変急で申し訳ないのですが、来る日曜日、当会の定期行動に代えて下記の緊急行動を提起いたします。
是非とも、1人でも多くの皆さんに、結集していただき、沖縄の怒りとともに奈良でも行動を起こしたいと考えています。よろしくお願いします。
記
行動名:「日本政府による卑劣な沖縄差別政策を糾弾する緊急奈良行動」
日時:1月25日(日)16:00〜17:00
場所:JR奈良駅東側広場
内容:・青空集会・緊急アピール・ビラ配など
各団体のアピールなどあれば、5分内でお願いいたします。また当日はビラ配ならびに辺野古キャンプシュワブ前で歌われている「座り込みの歌」の歌詞を用意する都合上、参加の概数をわかっておきたいので、このメールに返信か電話でお知らせ下さい。また、場合によっては沖縄の大衆運動にならって座り込みなど行う予定も考えています。寒さ厳しき折、防寒にはくれぐれも気を配ってください。(2015.1.21)
辺野古から…県民から警察へ沖縄平和市民連絡会事務局「辺野古ゲート前便り(1/22)」
今日の辺野古ゲート前は政治的には歴史的とも言える一日でした。午前8時から稲嶺名護市長、国会議員の仲里利信衆議員、玉城デニー衆議員、糸数慶子参議員、県議会与党会派の議員たち、圧巻は本島内17の市町村から44名の議員たちが参加したことです。稲嶺市長は今回の工事再開後2回目の現場参加でした。名護市議も与党9名が参加していました。当該市長とは言え、これほどに現場の阻止行動に理解を示し、足を運んでくれていることには、ただただ敬服するのみです。また本島内の17市町村から44名の議員が参加したことはこの闘いの裾野が如何に広がってきているかを示すものです。全議員が一言挨拶をしていました。この人たちが各地から辺野古へのバスを出す縁の下の力となっています。名護市議会議長は稲嶺市長の後を次いで沖縄語(名護方言)で力強い決意を表明していました。実に感動的でした。この議員たちは当面1/24(土)まで座り込むことになっています。
なお、毎日泊まり込んでいる名護市議の翁長議員(女性)によれば、韓国からも辺野古へカヌー1艇の贈呈(カンパ)があり、その名を同志と命名されているとの報告がありました。辺野古の闘いがアジア・世界へと広がっていることの一つのステキな証左です。
明日(1/23(金))は12時から第11管区海上保安本部前(通称・安謝新港事務所斜め向かい)で抗議の行動を行います。新聞報道でも暴露されていますように、海上保安庁の沖縄蔑視の大弾圧を許してはなりません。怒りの行動への参加を呼びかけてください。
(2015.1.23)
本日は、沖縄差別政策糾弾の緊急奈良行動にご参集下さいまして、ありがとうございました。 今日の行動に先立つ集会は、大変な寒さの中、沖縄の闘いにならって座り込みをしながら、各団体からのアピールを頂きました。 今回、誰もが組織の動員でやってきているわけではありませんでした。自分の意志で、集まってきて下さいました。奈良県のみならず大阪からも差別に抗う各方面からのご参集、本当にたくさんの皆さんとつながっていることを感じ、互いに勇気をもらった集会でした。来ていただいた方、すべてからスピーチと思いを頂きたかったところ時間や寒さで失礼せざるを得ない方も多くいて、申し訳ありませんでした。 引き続き、共に、よろしくお願いいたします。
以下、本日の緊急アピールです。参集できなかった皆さんも、是非ご一読をしていただき、また次回につなげていきたいと思います。本日は寒い中本当にごくろうさまでした。ありがとうございました。
日本政府による卑劣な沖縄差別政策糾弾!緊急奈良行動アピール 2015年、沖縄辺野古では「死者が出るかもしれない」懸念が高まるほどの事態になっています。それは、沖縄県民があらゆる手段で示している「新基地建設反対」の民意に対して、安倍政権が金と恫喝と暴力で弾圧し、埋め立て工事を強行しようとするからです。そして、沖縄県民は「ウチナンチュの誇り」にかけて、「体を張って、非暴力の闘いで抵抗」を続けているからです。
沖縄防衛局は1月10日から11日にかけて、キャンプシュワブゲート前で監視する住民が手薄になる深夜を狙って重機を搬入しました。さらに14日から15日にかけて資材搬入を強行しました。搬入阻止のために集まった県民は沖縄防衛局の設置した"殺人鉄板"の上に命がけで座り込みましたが、120人を越える機動隊によって暴力的に排除され、明け方には機動隊に倒された80代のおばぁが"殺人鉄板"に頭を打ち付け病院に搬送されています。また20日にも85才のおばぁが機動隊に排除されて転倒し、一時意識を失う怪我をするなど、日ごとに事態は緊迫の度を増しています。一方、海上ではとカヌーを漕いで必死の阻止行動に出ている人々に対して、海上保安庁は法的根拠もなく次々と拘束し、肋骨を骨折させたり、指の間接を反対方向にねじ曲げるなど、拷問まがいの行為を行ったほか、カメラを持った女性に馬乗りになるなどの暴力的行為もありました。まったく許せません。 沖縄県民、名護市民は昨年4度にわたる選挙のすべてで「新基地建設反対」の民意を明確に示しました。しかし、日本政府はその民意を無視し、辺野古新基地建設を「粛々」と強行すると言い放っています。また、総理官邸は埋め立て承認を決めた仲井真前知事の時とは打って変わって、県民の代表である翁長知事には会おうともしない。それどころか沖縄振興予算の減額も決めようとしています。「国家」権力がこれほどあからさまに、沖縄の民意を認めず権力をかさに「安心して生存する権利」を踏みにじるなどとは、沖縄を、そしてその政府を許してしまっている我々を、完全に馬鹿にしています。
日本政府は歴史上ずっと沖縄に対して差別政策をとってきました。辺野古新基地建設を強引にすすめる手法も沖縄に対する差別にほかなりません。それを日本の民衆は黙ってみているとでも考えているのでしょうか。私たちは日本政府の差別の片棒は絶対に担がない。とうてい許されることではありません。誰も皆、我が子に対して「いじめはいけない」と教えているじゃないか。 私たち「日本政府による卑劣な沖縄差別政策糾弾 緊急奈良行動」参加者は、ここに次のことを確認します。辺野古でおこっていることは、民主主義を破壊する私たち自身の政治的課題であり、沖縄県民をいじめ、差別することを許さないという私たちにとっての人権問題です。よって、私たちは沖縄県民の平和を求める人々と共にありたいという願いから、沖縄の闘いに連帯し、この声をつなげる闘いを作りましょう。命の海である辺野古の海を絶対に埋め立てさせてはなりません!日本政府の沖縄差別政策と沖縄防衛局、海上保安庁・沖縄県警の大衆運動に対する弾圧を糾弾するとともに、辺野古新基地建設の断念を求めます。
2015年1月25日「日本政府による卑劣な沖縄差別政策糾弾 緊急奈良行動」参加者一同(2015.1.25)