狭山事件　石川さんの再審・完全無罪を

関西限定、１月狭山情報

　来月末、東京高裁では第16次三者協議が開かれますが、現時点での、関西の情報を再度まとめてお届けします。拡散・転送お願いします。関西以外の方、済みません。
　関西情報の前に、石川一雄さんの元日アピールが石川早智子さんの頁「冤罪 狭山事件」に掲載されています。

★石川夫妻、釜ヶ崎三角公園に来たる。
　facebookの狭山事件の再審を実現しよう 交流掲示板に釜日労山中委員長から以下の投稿がありました。　「1月2日の第44回釜ヶ崎越冬闘争モチつき大会に石川一雄さん早智子さんご夫妻が参加され、10時30分からアピールをしてくださることになりました。その後、1時間ほど交流会でお話しを聞くことができます。」

★『SAYAMA』上映
☆ 1月11日（土） 大阪・大阪市阿倍野区 区民ホール
　1回目 開場 14：00 上映 14：40～
　2回目 開場 17：30 上映 18：10～
☆ 1月13日（月） 兵庫・神戸市中央区 兵庫県民会館
　1回目 開場 14：00 上映 14：40～
　2回目 開場 17：30 上映 18：10～
　※石川夫妻が挨拶をします。
☆ 1月15日（水） 大阪・豊中市 豊中人権まちづくりセンター 18:00～
　※豊中狭山共闘の主催です。制作実行委・キリスト教関係を除く大阪府下最初の自主上映です。
☆ 1月18日（土） 大阪・大阪市北区 カトリックセンター・サクラファミリア 14:00～
☆ 1月23日（木） 大阪・大阪市東住吉区 市民交流センターひがしすみよし 18:30～
　※部落解放同盟の平野・矢田・松原・向野・富田林５支部と関係する部落解放共闘による、近鉄南大阪線沿線の中・南河内地域の合同企画だそうです。
☆ 1月26日（日） 滋賀・彦根市 市文化プラザ 9:00～
☆ 1月26日（日） 兵庫・宍粟市 市役所 13:30～
　※露の新治を通して沢山の「冤罪50年署名」を集めて下さった「しそう来夢の会」主催です。

【2013.12.22　大阪市住吉区　ＨＭ様】

大阪と三重から、力強いお便り。

　大阪と三重から、狭山差別裁判闘争、石川夫妻奮闘のお知らせです。

　本日、玉造カトリック教会で、石川さんの講演会があり、行ってきました。ご夫妻とも元気いっぱいで、来年の再審決定への期待を語られていました。石川さんは、間もなく７５歳だそうです。早く再審を開き、無罪判決を得て欲しいものです。（大阪市、新治会事務局長　Ａさん）

～昨日３日、石川さんご夫妻に来ていただき、映画の上映会と講演会を行いました。１４０名集まっていただきました。署名も１２０名程集まりました。～（以下略、三重県津市　Ｓさん）

　各地で石川夫妻の闘いに思いを寄せる方々。力強い限りです。願生りましょう！

【2013.12.5　新治】

映画「SAYAMA 」を見て

　昨日１６日夜、福岡天神の方で映画「ＳＡＹＡＭＡ」の上映会が行われました。映画を見終わり私は、石川さんには１日でも早く無罪を勝ち取って、この世の中すべてのもの、眼に入ってくるものを安心して感じていただきたいと思いました。また奥様、早智子さんが、私には可愛らしく明るい観音様に見えました。本当に心の底から石川さんを大事に大切に支えられている姿を見て涙が出ました。素敵なご夫婦です。また、早智子さんも辛い経験をされていたなんてはじめて知りました。今回、この映画「ＳＡＹＡＭＡ」を見て、いろんな意味でお勉強をさせていただきました。ありがとうございました。

【2013.11.16　佐賀県佐賀市　ＯＫ様】

映画『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』

　13日、阿倍野区民ホールが大阪初公開でした。有給休暇を使い、要員として参加しました。当日、昼の部・夜の部２回上映で、制作実行委と当日要員を除き300人余りが見に来ました。私の知り合いだけでも、狭山パンフを読む会の仲間をはじめ、ユニオンの仲間、各支部の解放同盟員、電動車いすの障害者、かつての甲山裁判支援者、民族学級講師、真宗僧侶、と実に色々な人が来ていました。落語家では、新治さん以外に笑福亭仁勇さんも来ていたようです。また、住吉区の新治会会員で「ひとやすみ寄席」を主催していたＮＫさんも見に来てくれていました。
大阪では来年、１月11日の制作実行委上映会を皮切りに、部落解放同盟等によって御堂会館での上映が計画されている他、各地での上映会が検討されています。（豊中は既に１月15日に決まっています。）きっと昨日を10倍する人々がこの映画を見に来るであろうと思います。
　なお、新治さんの感想を金監督が、「落語家の露の新治さんが映画の感想を書いてくれました。ありがとうございます。」とコメントし、制作実行委のフェイスブックもリンクをシェアしていました。露の新治さんの感想は、石川早智子さんの「冤罪　狭山事件」にも引用されてました。

「ＳＡＹＡＭＡ　見えない手錠をはずすまで」上映会。

　阿倍野区民ホールにて、映画「ＳＡＹＡＭＡ」の上映会。金聖雄監督の挨拶もありました。漫才の幸助、福助の福助さんと、浪花の歌う巨人、パギヤンこと趙博(チョウバク)さんも。
　「我が人生に悔い無し・石川一雄」金監督の挨拶の中で紹介された石川さんの言葉。権力と差別によって人生をずたずたにされ、無実の罪で３２年、獄中で自由を奪われた人が、今現在も殺人犯とされている人が、「我が人生に悔い無し」と言い切る。「差別のために人生棒にふった」と恨んでもおかしくない人が。けど、考えてみれば、これだけ元気で、これだけ日々燃えて、これだけ生きる目的が明確で、これだけ多くの人に思われている７４歳を他には知らない。見えない手錠が外れたら、「一人で自由に、ケニアに行きたい」と言う。「自由に生きてる野生動物を見たい」と。獄中の生活がいかに不自由なものであったか。目頭がうるんだ。監督は「不運ではあるけれど、石川さんは不幸ではない」と、その凛とした生き方を称えられた。冤罪は許されないが、その不運を乗り越え、自分の人生を、見事に主役として生きる石川さんに、今こそ学ぶべきだと思う。自分に甘く、悔いだらけの私は、石川さんの爪のあかでも戴きたい。本当にこの映画を見てよかった。ほのぼのとした映画です
が、背筋が伸びました。多くの方々に見て戴きたいと思います。
　しかし、狭山映画の上映会に、咄家二人、漫才師一人、ギター漫談一人がそれぞれの思いで参加とは、上方芸人、ええやん!

「SAYAMA 見えない手錠をはずすまで 」上映情報‏その３

　30日発行の『上映かわら版第1号』掲載スケジュールを加えました。
　☆埼玉・東京・栃木・京都・徳島・新潟では既に複数箇所での自主上映が決まっています。
　☆制作委員会が来年２月～12月、全11回の「ＳＡＹＡＭＡツキイチ劇場」をします。
　上映に加え、ゲストを招いてのトーク等が企画されています。今後、制作委員会の頁で最新情報をチェックして下さい。とにかく多くの人に、拡散・宣伝して下さい。

以下

☆11月12日（火） 兵庫･神戸市中央区 兵庫県民会館
　1回目 開場 14：00 上映 14：40～
　2回目 開場 17：30 上映 18：10～
☆11月12日（火） 京都･井手町 いずみ人権交流センター 18:30～
☆11月13日（水） 大阪･大阪市阿倍野区 区民ホール
　1回目 開場 14：00 上映 14：40～
　2回目 開場 17：30 上映 18：10～
☆11月15日（金） 栃木･栃木市 太平ゆうゆうプラザ
☆11月15日（金） 福岡･福岡市中央区 天神ビル 開場 17:50 上映 18：15～
☆11月16日（土） 新潟･長岡市 市立中央図書館 13：30～16：00
☆11月19日（火） 京都･宮津市 杉末会館 18:30～
☆11月25日（月） 栃木･佐野市 隣保館 13:30～
☆11月25日（月） 新潟･佐渡市 トキのむら元気館 18：30～21：00
　石川一雄さん講演あり
☆11月27日（水） 大阪･大阪市中央区 カトリック玉造教会 10:00～
☆11月27日（水） 富山･高岡市 浄土真宗本願寺派高岡教務所 14:30～
☆11月27日（水） 京都･宇治市 コミュニティーワークうじ館 18:30～
☆11月27日（水） 京都･亀岡市 市立人権センター 18:30～
☆11月28日（木） 東京･荒川区 ムーブ町屋 18:30～
☆12月 3日（火） 三重
☆12月 5日（木） 東京･墨田区 社会福祉会館 18：30～
☆12月 6日（金） 熊本･熊本市中央区 県民交流会館パレヤ 18:30～
☆12月 7日（土） 群馬･前橋市 群馬会館 13:30～
☆12月 7日（土） 東京･練馬区 区立厚生文化会館 18:00～
☆12月13日（金） 徳島･徳島市 ふれあい健康館 17:30～
☆12月14日（土） 徳島･阿南市 文化会館 9:30～
☆12月14日（土） 徳島･藍住町 町民センター 13:30～
☆12月14日（土） 徳島･美馬市 脇町劇場オデオン座 17:30～
☆12月20日（金） 埼玉･さいたま市 浦和コミュニティーセンター 18：30～

2014年
☆ 1月11日（土） 大阪･大阪市阿倍野区 区民ホール
　1回目 開場 14：00 上映 14：40～
　2回目 開場 17：30 上映 18：10～
☆ 1月13日（月） 兵庫･神戸市中央区 兵庫県民会館
　1回目 開場 14：00 上映 14：40～
　2回目 開場 17：30 上映 18：10～
☆ 1月15日（水） 大阪･豊中市 豊中人権まちづくりセンター 18:00～
☆ 1月23日（木） 埼玉･東松山市 市民活動センター 18：00～
☆ 1月26日（日） 滋賀･彦根市 市文化プラザ 9:00～
☆ 1月31日（金） 埼玉･本庄市 児玉文化会館 18：30～
☆ 2月 1日（土） 東京･千代田区 在日韓国ＹＭＣＡアジア青少年センター 15:00～19:00
　ツキイチ劇場：石川一雄さんと石川早智子さんのお茶の間再現・来客とのトーク
☆ 2月11日（火） 埼玉･加須市 市民プラザ 13：30～
☆ 2月14日（金） 埼玉･狭山市 市民交流センター 19：00～
☆ 2月16日（日） 埼玉･熊谷市 勤労会館 13：30～
☆ 2月19日（水） 香川･高松市 アルファあなぶきホール 13:00～
☆ 2月28日（金） 埼玉･越谷市 サンシティ越谷 18：00～
☆ 3月 1日（土） 東京･千代田区 在日韓国ＹＭＣＡアジア青少年センター 15:00～19:00
　ツキイチ劇場：金監督初監督作品『花はんめ』（在日１世のおばあちゃんの日常）上映
☆ 4月 5日（土） 東京･千代田区 在日韓国ＹＭＣＡアジア青少年センター 15:00～19:00
　ツキイチ劇場：谷川音楽担当トーク＆ライブ
　以後ツキイチ劇場は毎月第一土曜、12月まで同所・同時間に開催

【2013.10.30　大阪市住吉区　ＨＭ様】

ＳＡＹＡＭＡ見えない手錠をはずすまで。

　５０年、殺人犯というレッテルを背負いながら、泣き 笑い 怒り 日々を凛と生き抜く夫婦の物語。

（2013/10/31　新治）

狭山中央集会

集会に参加の東京町田、東雲寺ご住職から、速報写真が届きました。ありがとうございます！

明日は狭山中央集会。

　１０月３１日は狭山事件のメモリアルデーです。１９７４年１０月３１日、この日東京高裁、寺尾裁判長が出した「でたらめ判決」。当時２４歳の私は、狭山事件が警察のでっち上げだとはっきりわかりました。人間一人の人生を犠牲にして何を守ろうというのか。以来、私は差別、人権を考えるようになりました。できれば明日は参加したかったのですが、できませんでした。せめて日比谷野音の石川さんたちを思い、心で連帯します。狭山（ＳＡＹＡＭＡ）の映画もできました。闘いはここから。闘いは今から。願生りましょう！

（2013/10/30　新治）

第15回三者協議

　詳細は明日の中央集会で報告されますが、石川早智子さんの頁に掲載されたものを紹介します。

☆　２０１３年１０月２８日１６時から、東京高裁で第１５回目の三者協議が開かれました。今回は弁護団が新証拠として提出した手拭い配布のデッチあげや、手拭いが犯行に使われたことをニュースで知った石川宅で手拭を入手可能との検察官の主張に対し、その主張が成り立たないことを弁護団が新証拠として提出したことで裁判官がどのような判断をされるか、弁護団が求めている証拠の開示に検察官が出すのか、期待もし、回答を待っていましたが、検察は証拠開示に頑なに応じず、裁判官は検察官に検討を促したそうです。問われるのは裁判官の姿勢であり、裁判官が証拠開示命令や事実調べに踏み切ることを切に臨みます。次回三者協議は1月です。狭山事件発生50年、何としても狭山を動かすべく、皆さんの更なるお力添えをお願いいたします。１０月３１日の狭山市民集会で１５回三者協議の報告がされます。

読む会からも東京へ向かいます。
　石川さんアピール
　三者協議速報
　朝日新聞東京本社版夕刊　

【2013.10.30　大阪市住吉区　ＨＭ様】

速報「手拭い関係捜査資料について」

　昨日お知らせした狭山事件の新証拠が東京高裁に提出され、弁護団による記者会見が行われました。また、この事についてＴＢＳがニュースで取り上げ、インターネットで動画が確認出来ます。
　狭山事件で殺害されたＮＹさんはＩ米穀店の手拭いで、後ろ手に縛られて発見されました。この手拭いはＩ米穀店が配布した165本の内、１本とされています。警察は１６５本の行方を確認する捜査をしましたが、絞りきれず、石川一雄さん逮捕後に、「石川さんは自宅に配布された１本以外に入手できた可能性がある。」と強弁したのです。警察は「ＴＢＳテレビがその犯行に使われたと同種類の手拭いを放送した。それを見て、都合した。都合先は義兄の石川仙吉宅に２本配られた内の１本の可能性がある。」としていましたが、「配布先メモの石川仙吉さんの配布数を「１」を「２」と書き換えた跡がある。」「ＴＢＳの調査に拠れば、放送は６３年５月６日の昼ニュースであり、警察調査時の１２：２０と１７分以下の時間しか無く、到底、都合する事は出来ない。」の両点から、石川一雄さんが入手した可能性に依拠する有罪判決は最早成立し得ない事は明らかです。東京高裁第４刑事部河合裁判長は、この新証拠を深刻に受け止め、今月末の三者協議に於いて、事実調べに踏み切る決意を明らかにすべきです。

　この笑顔！（早智子さんの写真）

　以下、野島さんからのコメントです。

　第15次高裁前アピールも残り1回となりました。前回の１５日アピールは昼の部が、台風接近のため雨の中行われました。ちょうどアスベスト集団訴訟の全国集会とバッテキングしてしまい、１００人以上が詰めかける中、我が狭山チームは肩身の狭い思いをしました。しかし早智子さんだけは果敢にその中に飛び込み、傘もささずに高裁正面口にて、パネルを掲げ訴えました。厳しい顔してるのかなと、追いかけて前に回りこむと、写真のすばらしい笑顔だったのです。すごく胸に迫るものがありましたし、いい写真なので送らせていただきました。フェイスブックは写真が命です。いい写真が撮れるよう、これからもがんばります。よろしくお願いします。

「狭山事件の再審を実現しよう」Facebook

石川さんの思い。

　冤罪五十年。闘い続けた石川さん。東京高裁を見上げるその眼差しは聖人のよう。どんな言葉より、石川さんの思いが伝わってきます。写真の力を感じる一葉。

多くの人々に狭山の拡散を。

　石川早智子さんがＨＰで「音楽があると不思議と雰囲気が明るく楽しくなります。」「朝の行動の間中『差別裁判打ち砕こう』を演奏し続けて下さった中西さん、石川も歌った。歌詞に『石川青年取り戻そう』のところでは涙が出そうになった。」と記しています。
　「私たちは、高裁前でなんとか狭山を拡散したい、多くの人に訴えたい、この思い裁判長に届け！との熱い想いで、毎回試行錯誤しながら訴え続けている。」との思いに応え、高裁前にいない私も狭山を拡散したいと思います。
　ＨＰはこちらから。

【2013.9.12　大阪市住吉区　ＨＭ様】

解放新聞（全国版）に新治さんが載りました。

　９月２３日発行の会報新聞全国版に、高裁前アピールのようすが掲載され、新治さんも紹介されました。

クリックで拡大

【2013.9.23　ＭＯＲＩ】

狭山の秋

　５１度目の狭山の秋（あき）を、再審実現へ半歩踏み出す闘いの秋(とき)に
　１０月末、第１５回三者協議の実施、そして１０．３１寺尾差別判決３９カ年糾弾闘争(東京・日比谷野音)、更にはドキュメンタリー映画『ＳＡＹＡＭＡ みえない手錠をはずすまで』上映運動へと取り組みが進んでいきます。一層の注視と可能な取り組みへの参加、情報の拡散をお願いします。

★東京高裁前アピール行動始まる
　９月１０日より、第１５次アピール行動が始まりました。石川さん夫妻、部落解放同盟、埼玉・東京等の住民の会、同宗連、facebook「狭山事件の再審を実現しよう」関係者、ほぼ皆勤に近い足利事件冤罪被害者の菅谷さん等々が週に１回朝と昼、７週連続で取り組んでます。１回目の１０日(火)には、新治さんも前晩の独演会のあと東京に残り、参加しています。以下、報告頁です。
facebook「狭山事件の再審を実現しよう」
「冤罪 狭山事件」

★『ＳＡＹＡＭＡ みえない手錠をはずすまで』上映運動へ
　全１００分のフィルム編集も終わり、いよいよ完成に近づきつつあります。１０．３１を皮切りに完成上映会も開かれます。少々高め(定員×１０００円)の貸し出し値段ですが、可能な方は是非上映会をして下さい。その他の方も、上映日程を確認の上で、是非観覧していただきたいと思います。
映画『SAYAMA』製作委員会
豊中「ストーンリバー」
狭山映画完成上映会案内（ｐｄｆ）
狭山映画上映会申し込み案内等（ｐｄｆ）

【2013.9.12　大阪市住吉区　ＨＭ様】

高裁前アピール

　東京独演会翌１０日は、タイミングよく高裁前で狭山抗議行動に参加して参りました。足利事件の菅谷さん（白いシャツ）、俳優の中西和久さん（左から二人目）も来られてました。何より石川さんご夫妻の笑顔に励まされました。今日を精一杯生きて、明日につなぐ。願生ります！

高裁前にて。石川夫妻、連帯する人たちと。左端の方は、一人芝居、俳優の中西和久さん。

【2013.9.10　新治】）

　東京の知人から、東京高裁前連続アピール行動の報告が届きました。転送します。

　新治さん、来てくれはりましたよ！　さすがのマイクアピールです。他にも菅家さん、来てくれました。初日で一雄さんは少し緊張ぎみでしたが、新治さんのおかげて、賑やかに終わりました。

【2013.9.10　大阪市住吉区　ＨＭ様】

　本日は東京高等裁判所前で、石川さんのアピールがあったのですが、露の新治さんも来てくださり、すばらしいマイクアピールをいただきました。今後ともよろしくお願いいたします。「狭山事件の再審を実現しよう」Facebook

【2013.9.11　「狭山事件の再審を実現しよう」Facebookページ　ＮＭ様】

速報「SAYAMA みえない手錠をはずすまで 」完成上映

前売券：1000円、当日券：1200円、中高校生券：500円

★完成記念上映イベント
☆日本教育会館　（地下鉄神保町駅Ａ１出口南３分）
　　３階　一ツ橋ホール（定員802）
　10月31日(木)　開場16:30　開演17:25　終了20:45
　　挨拶：石川一雄・石川早智子、トークイベント：金聖雄(キmソンウン)監督・やくみつる・他

★完成上映会
☆在日本韓國ＹＭＣＡアジア青少年センター　（ＪＲ水道橋駅東口南東５分）
　　地階　スペースＹホール（定員250）
　11月 1日(金)　開場14:00　上映14:30～
　　　　　同　　　　開場17:30　上映18:00～　
　11月 2日(土)　開場14:00　上映14:30～
　　　　　同　　　　開場17:30　上映18:00～　
　11月 3日(日)　開場14:00　上映14:30～
　　　　　同　　　　開場17:30　上映18:00～
☆兵庫県民会館　（地下鉄県庁前駅東１出口東すぐ）
　　９階　けんみんホール（定員360）　
　11月12日(火)　開場14:00　上映14:40～
　　　　　同　　　　開場17:30　上映18:10～
　　挨拶：金聖雄監督
☆大阪市立阿倍野区民センター　（地下鉄阿倍野駅６出口西２分）
　　２階　大ホール（定員644）
　11月13日(水)　開場14:00　上映14:40～
　　　　　同　　　　開場17:30　上映18:10～
　　挨拶：金聖雄監督

10月末の第15回三者協議へ向けた取り組み等

◆フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」8月29日付記事より
　9月10月の高裁前アピールが決まり、イベント登録しました！前回6,7月のアピール以上に盛り上げて行きたいと思いますので、皆さま、ぜひご予定に入れて下さい！　また10月13日に石川さん、早智子さんも交えた交流会と現地調査を行います。10月31日は日比谷野外音楽堂で狭山市民集会と、その後デモ行進を行います。

◆東京高裁前連続アピール行動
　９月10日(火)、17日(火)、24日(火)、30日(月)、10月８日(火)、15日(火)、22日(火)　① 8:30～10:00、②11:50～13:00

◆交流学習会＆現地調査
　10月13日(日）
　場所： 狭山市 「富士見集会所」または「中央公民館ホール」
　主催：① 部落解放埼玉県共闘会議 ② 石川一雄さんを支援する会埼玉連絡会 ③ 部落解放同盟埼玉県連合会・女性部
　第1部　現地調査 （10:00～12:00）
　　9:45～　狭山市駅西口集合
　　10:00～ 各団体ごとに現地調査開始
　第2部　交流学習会 （13:30～15:30）
　　①石川一雄さん 早智子さんの訴え
　　②学習会（狭山事件再審弁護団）「三者協議の焦点と今後の課題」（仮）
　　③意見交換・交流

◆寺尾差別判決39カ年糾弾！狭山再審要求中央闘争
　10月31日(木)午後　日比谷野外音楽堂で市民集会、集会後デモ

◆『みえない手錠をはずすまで　～狭山事件　石川一雄～』完成上映会
　10月31日(木)　日本教育会館（神保町駅南・西３分)
　11月１日～３日(金～日)　在日本韓国ＹＭＣＡ（水道橋駅南東６分)

◆部落解放研究第47回全国集会
　11月６日～８日(水～金)　高松市総合体育館他
　　　　７日(木)9:30～16:00　狭山再審等各分科会

【2013.9.1　大阪市住吉区　ＨＭ様】

８．４狭山事件の再審を求める県民のつどい

　８月４日（日）、神戸・元町の兵庫県私学会館で、部落解放同盟兵庫県連合会・部落解放兵庫県民共闘会議主催の「８．４狭山の再審を求める県民のつどい」が開催されました。狭山パンフを読む会では、会長と私の両名が参加しました。また､｢露の新治を育てる会」ＨＰ管理者Mさんも駆けつけました。既に何人かが報告をネットに寄せています。

まいどおおきに露の新治です
「ストーン・リバー」
狭山事件の再審を求める市民の会・こうべ・Tさん
当日受付におられたKさん

　つどいは、屋内の大ホールで、100席ほど用意されていましたが、空席もあったので、70～80名といった参加でしょうか。当日資料として、７・２９「拡大全国狭山活動者会議・狭山住民の会全国交流会」のレジュメ（一部）、部落解放同盟中央本部７・２７付「第１４回三者協議について(速報)」、同７・１７付「第１３回三者協議後の動きと今後の課題(報告)」が添付されていました。
　内容は、取り組み報告中心で､｢狭山活動報告会」とでもいった感じでした。司会（県連狭山闘争部長）によれば「実は、６～７人でグループを作り討論するワークショップ形式をしたかったが、会場の関係で諦めた｡｣という事なので、主催者としては思った通りの内容だったのだと思います。石川夫妻のアピール・５月１日のニュース映像２本上映に引き続き、指名報告４人・会場挙手による発言４人（全員、解放同盟の女性）という構成でした。
　まとめで司会者が「１０月の県研究集会では、一人一人に手書き横断幕作りに参加してもらおうと考えている。狭山パネルは県連で２セット購入してあるので、どんどん活用して欲しい｡｣とよびかけ、再度石川さんからの発言を受け、団結ガンバローがされました。そのあと、会場からの要求で、全員で「差別裁判打ち砕こう」を合唱しました。
　また、集会後元町駅南口に移動し、３０分ほど、石川さん夫妻などのマイクアピールに併せ、部落解放中央共闘が今年のメーデー向けに作ったと思われる「狭山事件の再審実現を」というビラと、「取調べ全面可視化、公正な証拠開示の法制化」を訴えるウチワの配布を行いました。こちらにも２０～３０人が参加していました。我々も手書きゼッケンを着け、読む会の幟も一本掲げて参加しました。
　以下、それぞれの発言者の内容の一部を私の記憶の範囲で紹介します。

・石川一雄さん：（詳報はストーン･リバーに掲載されています）
　この間開示された調書で、証拠の捏造が明らかになった。また、取調状況のテープの分析で「自白」の誘導が明らかになって来ている。今年初め、年内には再審開始を勝ち取りたいと言ったが、どうやら年を越してしまうようだ。今の河合裁判長も印象は悪くないが、寺尾裁判長の例もあるので、油断することなく闘っていきたいので宜しくお願いしたい。（この日のため作ってきた歌を披露した後）何千首も歌を作ってきたせいか、最近良い歌が出来なくなって来た。自分が思う今迄最高の歌は、全国行動隊に向けて作った「吾が軀幹 暗夜の獄に 埋もれども 心は常に 荊冠旗の下」だ。獄中では集中していたので、良い歌が作れたが、今は目があちこちに行くので、歌も下手になり、文も雑になってしまった。無罪獲得後は夜間中学に通い、菅原４丁目の仲間で２人目の中学卒業者になりたい。幸いうちの家系は節制していなくても長生きなので、節制している私は、あと30年、ひょっとしたら50年は生き、ギネスブックに載れるかも知れない。
・石川早智子さん：（詳報はストーン･リバーに掲載されています）
　（参院選の投票所入場券を示して）石川一雄は選挙権を奪われて50年以上経つ。今でも世帯主石川一雄宛の投票所入場整理券からは、このように石川一雄の部分が切り取られ、石川早智子の部分だけが送られて来る。再審無罪を勝ち取って、もう、こんな状態を終わりにしたい。決して油断は出来ないが、今の裁判長が再審開始決定を出す事を期待したい。今年５月からは、高裁前のアピール行動に動員で来る人をはるかに上回る人が、自分の判断で駆けつけてくれ、最後の７月23日の昼には37人にもなった。
この日は２カ月に集まった署名１万1035筆を提出したが、これも露の新治さんなどを中心にした仲間達の呼びかけで沢山の署名を頂いた。この14次＝５月～７月の狭山の動きは50年の闘いを画するものだと思う。
・Hさん（日本基督教団）：
　72年から、狭山に関わりだしたが、真剣になったのは、90年に千葉刑へ行き、石川さんと面会してから。少しでも狭山を広めようと、狭山パンフを購入し、誌代をもらい、送料は無料で送り出した。最初８冊だったが、今は57冊になっている。
・Tさん（部落解放同盟兵庫県連女性部常任委員、狭山事件を考える市民の会・宝塚）：
　女性部常任委員の中にも狭山を知らない者が出て来た。そこで、先ずは現地調査から始めた。
先日のテレビ番組で、再審準備中に死刑にされてしまった飯塚事件を取り上げていたが、弁護人が「ＤＮＡ再鑑定等、もう少し再審へ早く動けていたら殺されずに済んだのに」と後悔していた。足利事件や東電事件でもＤＮＡ鑑定が再審無罪の決め手になった。今回の発表に向け市民の会で論議した結果､｢狭山でも、被害者下着に付着していたという精液のＤＮＡ鑑定を是非やって欲しい｡｣となった。ＤＮＡの鑑定技術が飛躍的に上がっているというし、直ぐにでも検討して欲しい。
・Sさん（新温泉町狭山同対審共闘会議）：
　部落解放同盟浜坂支部、自治労町職労、兵教組美方支部の三者で取り組んでいる。先日も８名で現調をした。町も人権の問題として協力的で、役場横で狭山パネル展をしている。
・Nさん（自治労伊丹市職）：
　個人的には、最初の配属が「解放児童館」だったので、その時から狭山に関わりだした。組合も部落解放伊丹市民共闘の一員として取り組んでおり、５月22日に現地調査をし、翌日は日比谷の集会に参加した。
・Nさん（芦屋支部）
　72年に関わりだした。言葉が分からず「たんか」を最初は「短歌」と分からず、病院の「担架」と思い込んで居た。
・Oさん（加古川支部）
　40年前子どもが６歳の時関わりだした。今になって、石川さんの両親の思いがとても良く分かる。

【2013.8.7　大阪市住吉区　ＨＭ様】

　８月４日に兵庫県神戸市内で、「狭山事件の再審を求める県民のつどい」がありました。署名の取次をしていただいた大阪・狭山パンフを読む会のＨＭさんと、ＭＯＲＩも参加してきました。集会の後、ＪＲ元町出来駅周辺で情宣行動も行いました。

【2013.8.4　ＭＯＲＩ】

７．２９活動者会議その２

続報です。第１５回三者協議が実施される１０月下旬に向けて、当面する取り組みが提起されました。

★９～10月、東京高裁前で石川一雄さん・石川早智子さんの第15次アピール行動。時間・場所は第14次と同じですが、日程は未定です。
★各地で高裁、高検に対する要請ハガキや団体署名など。
★「冤罪・狭山事件50年」パネル展。
　　現在の予定：埼玉県比企郡下の図書館やコミュニティセンター５カ所
　　大分県下４カ所＋労働福祉会館
　　京都・東本願寺
　　島根県益田市「いのち・愛・人権」展
★10月31日 寺尾差別判決39カ年糾弾狭山再審要求市民集会、日比谷野音
★ドキュメンタリ映画「見えない手錠をはずすまで」
　　１０月３１日（木）完成披露上映会、日本教育会館
　　１１月～ 全国上映運動

以上が７．２９活動者会議で提起された内容ですが、また具体的な日程などが分かった時はお知らせします。

【2013.7.31　大阪市住吉区　ＨＭ様】

７．２６三者協議 ＋ ７．２９活動者会議

　狭山パンフを読む会の同志の皆さん、仲間の皆さん、露の新治を育てる会を通し狭山再審闘争にご協力頂いている全国の皆さん！　昨２９日（月）の「拡大全国狭山活動者会議・狭山住民の会全国交流会」で、前々々日２６日の第１４回三者協議について弁護団から報告があったそうです。現在、狭山再審の扉は徐々に、ほんとにちょっとずつ開きかけてます。今回も３つのインク瓶（殺されたＮＹさんの、彼女の同級生の、下校後立ち寄った郵便局の）が、５０年たって漸く開示されました。私たちとしては、河合裁判長をして、せめて「Ｏさん証人尋問」「鑑定人尋問」「証拠標目の開示勧告」のどれか１つでも先に進ませたかったのですが、検察官への「証拠開示の方向での再検討促し」に留まっています。また、検察の恫喝（＝「開示証拠について情報を流す事は、刑訴法の禁ずる目的外使用であり、それを遵守する気がないなら、証拠開示に一切協力しない」といった感じの内容らしい）はかなりきつく、慎重にならざるを得ないとの事です。部落解放同盟中央本部発行の「第１４回三者協議について（速報）」を豊中・狭山事件研究会のブログ「ストーン・リバー」が掲載しています。詳しい状況が分かりますので、お読み下さい。
　次回第１５回三者協議は１０．３１寺尾差別判決３９カ年直前の１０月下旬のようです。引き続き注視されん事を訴えます。

【2013.7.30　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、９６条改悪反対署名、続々。

　狭山署名は、一区切り。よく広げて戴きました。きちんとお願いすれば、応えてくださる方々がいっぱい。希望の灯が見えました。９６条改悪反対署名も、次々と届いています。願生！

【2013.7.27　新治】

続：東京高等裁判所に署名が提出されました。

フェイスブック「狭山事件の最新を実現しよう」ページより

　２３日、５月より集まった署名、実に１１，０３５筆、すごい量です。三者協議を前に、これを早智子さん、菅家さん、杉山さんと、我らが高裁前アピールの仲間２０名とともに高裁に届けました。印象的なコメントは、早智子さんの「一筆一筆の重みをわかってください」　東松原からいらしたＩさん「あなた方も事務処理をするだけじゃなく、自分の気持ちでおかしいと思ったら、それを伝えて欲しい」「机上で審理するだけじゃなく、ぜひ現地へきてください」等など・・・私はFBの代表として、事実調べをしていただきたい旨、伝えました。
　やれる事はやりました。あとは三者協議で高裁がどう判断するのか、祈って待つしかありません。この間、オンライン署名や要請ハガキなど、たくさんのご支援をいただきました。皆様本当にありがとうございます！そして、この先も再審の行方を見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。

【2013.7.25　大阪市住吉区　ＨＭ様】

東京高等裁判所に署名が提出されました。

　２３（火）１１：３０より、部落解放同盟中央本部の要請行動。署名提出１万１０３５筆。露の新治関係・狭山パンフを読む会等から送った署名が３分の１強。それに東京清掃労組１６１５筆、三重県から中央本部宛に送られた分等を含めると、読む会作成「狭山５０年」５月署名の用紙によるものが７０００筆以上を占めます。今回、署名用紙作成・署名協力呼びかけ、をしてホントに良かったと思います。さあ、こちらから高裁へボールを投げました。あとはどんな返球がなされるのか。来週、三者協議の結果を嬉しいニュースとして、皆さんにお届けできればと考えます。以下、今回集めて頂いた署名４１３６筆の内訳です。
　露の新治関係（個人呼びかけ・新治会・高座等）３４２７筆（未分類除き１９都道府県）
　　　三重県１０７８・兵庫県３３８・長野県３２７・島根県２７０・香川県１９９・奈良県１５８・北海道１５５・新潟県１３３・高知県１３０・大阪府１０２・佐賀県１００・他
　大阪の障害者運動関係(障大連等) ４０７筆
　労働運動関係（メーデー・なにわユニオン等）９７筆
　浅香関係（わぁくわぁく・市民交流センター等）３６筆

【2013.7.23　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２８

　２０（土）、通常郵便での配達は有りませんでしたが、昼迄に２つの郵便物を受け取りました。松江市のＹさんからの２通目が速達で。１３枚５３筆の中味は、曹洞宗中国管区研修会31筆、島根県同和会女性部10筆、人権・パッチギの会９筆、いとこ３筆とあちらこちらに出向き署名を集めている事が分かります。特に組織の壁を越え、同和会の人々にも署名を頼むバイタリティーは凄いです。機会が有れば是非知り合いになりたいと思います。そして、新治さんからの７５枚３７５筆がぎっしり詰まったレターパックを住吉郵便局で受け取りました。・テントさんと滋賀県４筆、長崎３筆+東京２筆。・島根県浜田市立第三中学校１７筆。・部落解放同盟三重県連合会寺田支部から第２弾、伊賀市１０８筆、名張市１０筆をはじめ県内、その他、忍術のライバル甲賀・大和の人の署名、計１３５筆。前回分と併せると８００を超えます。・信州からは、１７日昼と夜に下高井郡の野沢温泉村・山ノ内町で開かれた人権フェスティバル会場、両町村と中野市等の方々２１３筆。中学生達も沢山署名してくれたようです。
　手渡しはお二人から、・「人権と労働サポートセンター」Ｓさんから５枚２１筆。・「ＲＩＮＫ（すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク）」Ａさんから３枚１０筆。狭山パンフを読む会の大阪の会員４人が、２つの集会に参加し、参加者から集めて来ました。・「和歌山カレー事件を考える人々の集い」主催の「『死刑弁護人』クルーがみた和歌山カレー事件」で１５筆。・「反差別国際運動日本委員会」等主催の「人種差別撤廃条約の実施、関西から声をあげよう」で１３筆。
　先程、石川さんに宛てて、最終第１１弾１３１枚６１６名を投函しました。これまで合計で８５７枚４１３６名になります。明後日、東京高裁に提出される予定です。
　皆さんこれまでのご協力、本当に有難う御座居ました。今週第１４回三者協議が行われますが、弁護団の取り組みが功を奏し、石川一雄さんの、早智子さんの、差別と冤罪と闘う全ての人々の、思いが、半歩でも一歩でも真実の解明→再審開始に近づける事を切に願うものです。来週三者協議の結果を報告させて頂きます。

【2013.7.21　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２７

　皆さん、これまで約８０日間「無実の罪で５０年！　 これ以上石川一雄の人生を奪い続けるな！」と題して続けた２０１３年５月狭山再審要求署名への協力、本真にありがとうございました。今夜、最終第１１弾を投函する予定です。昨日は４カ所から署名が届きました。吉野山宝寄席を楽しんだご近所のＨさん一家１枚３筆。 大学時代の「部落解放研究会」の先輩、和泉市のＫさんから２枚１０筆。チョンドゥファン軍事独裁政権時代の韓国で、スパイデッチ上げのための拷問が行われた史実を基に描かれた映画『南営洞１９８５』大阪上映会(７月６日（土））会場で、労働組合なにわユニオンのＩさんが集めてくれた９枚３２筆。かつて母国留学中にでっち上げられた在日韓國人元良心囚の方々も、署名して頂いてます。「沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会」Ｙさんから、奈良市３６人をはじめ、県内７市３郡と隣接２府合わせて１３枚６３人の方の署名を送って頂きました。

【2013.7.16　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２６

　昨１５日（月）、アムネスティ等の主催で「死刑を止めた国・韓国」という集会が持たれました。懇親会にも参加させて頂きましたが、大阪での集会にも拘わらず、サッポロ・東京・広島・松江と、遠くから参加されている方の多いのに驚きました。狭山弁護団事務局員のＳさん 、当日講演されたソウルのＫさん（家族３人を殺された犯罪被害者遺族として、死刑廃止運動に積極参加) を含む１５人の方から狭山の署名を頂きました。これも含む５９枚２９３筆を第１０弾として、 １６日（火）朝、石川さん宛に投函しました。最終第１１弾は２０日（土）の晩に投函予定です。

【2013.7.16　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２５

　今日受け取った署名は、茨木市で障害者のグループホーム・作業所・介助派遣等を運営する「いばらき自立支援センターぽぽんがぽん」からのものです。集めて頂いたＯさん等２０筆、４枚の用紙が届きました。２０人の中には、東京での５・２３狭山集会に参加された熊本のＴさんのお姉さんのＭさんもいます。色々な繋がりの中で、「狭山」を共通語と出来ている事は何となく嬉しい事です。

【2013.7.14　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２４

　今日１２日(金)は、久しぶりに３通もの郵便が届きました。三重県松阪市の「まなびー原発 松阪」の扱いで津・松阪等、４枚２０筆。Mさんの添え書きには「松阪の保・幼・小・中・高の教員で取り組んだ署名は直接中央本部へ送りました。第１４回三者協議の結果、少し不安な気持ちを持ちながら、期待しております。」とありました。奈良県解放センターのＯさんから宇陀郡御杖村８人等５枚２５筆、高松市のTさんから２通目、丸亀市の方１１人等３枚１５筆をお送り頂きました。。お二人とも「遅くなりすみません」と添え書かれていましたが、未だ間に合います。来週末２０日(土)の晩、最後の一便を石川さんに送る予定です。皆さんの集めて頂いた署名はきっと力になります。有難う御座居ます。

【2013.7.12　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山冤罪５０年、再審無罪要求署名

　いつも、鈴本演芸場や落語会で「待ってました！」の声をかけて戴く、東京の落語ファンのOさんから、狭山署名が届きました。私からお願いしたものではなく、ご自分のお気持ちで用紙をダウンロード（？）して、お集め戴きました。これは本当に嬉しくて、ありがたいことで、こういう広がりが、必ず狭「山」を動かします。願生りましょう！

【2013.7.11　新治】

狭山署名、続報２３

　９日（火）、猛暑の中、障大連（障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議）の対府交渉に向けた総決起集会と府庁までのデモ行進があり、障害者や障害者団体のスタッフなど500人が集まりました。会場で顔見知りのYさん（東淀川区にある社会福祉法人路交館の職員）が封筒を持って来て下さいました。中を確認すると12枚60筆もの狭山署名が入っていました。路交館の皆様有難う御座居ました。今、署名を集めて下さってる皆様、来週末までに送付して頂きます様お願いします。　１０日（水）の郵送着は、兵庫高等学校教職員組合Ｔ支部から３枚13筆です。

【2013.7.10　大阪市住吉区　ＨＭ様】

石川早智子さんからの手紙

　７日（日）、吉野山から帰宅すると石川さんからの小包配達連絡が入っていました。午後は部落解放同盟の支部大会でしたので、夕方再配達してもらいました。５月１日放送の狭山ニュース（ＮＨＫ・テレビ東京）録画ＤＶＤ等が入っていました。添えられた早智子さんの手紙には、伊賀市寺田からの690筆を受け取って「疲れが吹っ飛びました。送ってくれたＵさんにも早速礼状を出します。」「23日、皆さんの想い、石川の、そして私の想いを裁判所に届けます。」とありました。再来週開かれる三者協議について、「私たちはいつも控室(裁判所の）で待機です。じりじり胸が張り裂けそうな思いで、弁護団が出てくるのをただじっと待っています。」と記しています。当事者が文字通りの「蚊帳の外」。不安な気持ちは如何ばかりかと思います。弁護団の奮闘に期待する事、大です。手紙の結び部分も紹介します。

　「それでも今、狭山は動いています。私たちはひたすら裁判所前で訴えを続けます。楽観はできません。それが狭山です。でも熱い想いと多くの皆さんの闘いを胸に願生ります。」

【2013.7.9　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２２

　５日(金)、帰宅すると佐賀市のＯさんから速達が届いていました。中には「少しですが署名を送らせて頂きます」との添え書きと共に20枚の用紙に、佐賀市66筆・大川市14筆等佐賀・福岡両県から100筆の署名が記されていました。 Ｏさん、100筆は「少し」ではありません。たくさんの署名ありがとうございます。23日(火)、部落解放同盟中央本部は取り纏められた署名を東京高裁に提出します。２日(火)、石川早智子さんが皆さんの集めた署名や岡山同宗連の集めた署名など2500筆を中央本部に届けました。早智子さんは「一枚いちまい、一筆ひとふで愛しくてなかなか」「手放したくなくて今日までじっと抱え込んでいた。」「これまでも頂いた署名はとても大切に思いましたが、特に今回はその気持ちがもっとおおきくありました。」とおっしゃってます。この気持ちが、東京高裁をして事実調べを開始せしむる力とならん事を期するものです。

【2013.7.5　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２１

　３日(水)朝、住吉郵便局で、レターパックを受け取りました。伊賀市立寺田市民館のＵさんより、部落解放同盟三重県連合会寺田支部名の132枚660人分を含め、138枚690人分の署名が新治さんに届けられたものの転送です。伊賀市からは５通目、それぞれ違う方から送られてきたものです。かつて部落解放同盟が狭山差別裁判糾弾全国大行動を闘っていた時、「石川我が命、狭山我が部落」が統一スローガンの１つでした。伊賀には今でも間違い無く「狭山」が在り続けてます。夕方、第９弾として石川さんに転送しました。

【2013.7.3　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２０

　本日２日（火）朝、第８弾として85枚397人分を石川さんに送付しました。箕面市のＴさんから２通目、２枚10筆が届きました。２通合わせて65人分の署名を頂きました。続けての協力有難うございます。三重からの650筆、すごいですね。受け取り次第早速、第９弾として石川さん宛に送ります。この２カ月に、露の新治を育てる会・狭山パンフを読む会に寄せられた署名は2500余、三重の分を加えれば3000をはるかに超えます。あと半月、１筆でも多くの署名を東京高裁に向け集中したいと考えます。よろしくお願いします。

【2013.7.2　大阪市住吉区　ＨＭ様】

６５０筆の署名

　７月２日（火） 部落解放同盟、三重県連合会寺田支部から、６５０筆というものすごくたくさんの署名を戴きました。さすが解放同盟。すごい。早速事務局を通じ、石川さんにお届けします。

【2013.7.2　新治】

狭山署名、続報１９

　７月初日は、文化・芸能関係の方からの２通が配達されました。埼玉県からは、映画監督の大熊照夫さんと八潮市の方々、１枚５筆。大阪市内からは、漫才師の幸助・福助さん、吉本の西川まさとさん、松竹の里美羽衣子さん等、２枚10筆。さて、２日(火)は４回目の高裁前アピールです。石川早智子さんのメールから紹介します。

　高裁前は今すごくにぎやかです。自分の意志で、行動する人たちでにぎわっています。狭山の闘いが少しずつそのようになってきています。高裁前は、今は動員の人たちより、そうでない人たちが多いです。フェイスブックの人たちだけではないのです。東京都連（女性部を中心に）、千葉住民の会、宗教者、そして埼玉住民の会の人たちです。どうってことないようにおもうでしょうが、違うのです。これはすごいことなのです。

【2013.7.1　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報１８

　29日(土)、トリイホールで新治さんが集めた22枚110人分を預かりました。７日(金)、滋賀県・愛荘町で６人。11日(火)・13日(木)、福岡市で、29人。20日(木)、岐阜県・中津川市で、５人。28日(金)、滋賀県・栗東市で、64人。他、鳥取市の４人。桂福若さん・林家染太さんからも頂いてます。（私も25日(火)に旭堂南舟さんから頂きました。）

【2013.6.30　大阪市住吉区　ＨＭ様】

石川早智子さんからメール

狭山パンフを読む会の同志の皆さん！共に闘う仲間の皆さん！第14回三者協議まで１カ月を切りました。
今朝、石川早智子さんから

署名ありがとうございました。すごくうれしいです。新しい裁判長に7月23日に届ける予定です。私も裁判所に入り、皆さんの想い、石川の想いをしっかりと伝えてきます。ホームぺージに少し書かせて頂きました。露の新治さん、パンフを読む会の皆様によろしくお伝えください。石川早智子

とのメールを頂きました。更にホームページ「冤罪　狭山事件」の頁に

　全国各地に狭山事件の真相や、署名のお願いをしてくださっている露の新治さんや、多くの仲間の皆さんの想いと闘いはきっと狭山を動かします。大切なお一人おひとり様から頂いた署名、私が裁判所に届けます。伝えます。7月23日に届ける予定です。

と記されました。今、署名を集めている皆さん！以下の日付に注意して、更に集中しましょう。
①平野宛集約：７月20日(土)必着
②石川さん宛送付：７月22日(月)必着
③部落解放同盟中央本部宛送付：７月22日(月)必着
④東京高裁宛提出：７月23日(火)必着
署名用紙ダウンロード(再掲)

【2013.6.29　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報１７

28日(金)、土佐・黒潮町から２通目が届きました。発信元は何と町役場の住民課。
「７月に当町での講演をお願いしておりまして、署名のことを仰っておりましたので、少しですがあつめました」とお便り頂いたのは住民課人権啓発係におかれている「黒潮町人権教育研究協議会」事務局のＯさんです。
16枚70筆の署名が同封されていました。
かつて、行政や学校教育で狭山事件が取り上げられていましたが、最近はかなり後退してしまっています。
黒潮町の積極的取り組みに敬意を表します。

【2013.6.28　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山速報

　部落解放同盟全国狭山活動者会議・狭山再審を求める住民の会全国交流会が、７月29日(月)14時から、日本教育会館で開催されるそうです。第14回三者協議の報告を弁護団から受け、今後の取り組みを論議するものと思われます。

【2013.6.27　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報１５

　本日、第７弾として67枚292人分を石川さんに送りました。５月署名は６月も集まり続け、2000人以上の皆さんの協力を頂きました。
　新潟県からの２通目、前はお寺さん＝宗教界でしたが、今度は教育界です。新発田市、県同教のＳさんから、「継続して取り組んでいますが、とりあえず先に、集まった分を送らせていただきます。」と、第１弾14枚59筆が届きました。
　一方、昨日東京高裁前では、第14回三者協議に向け第3回アピールが展開されました。三者協議直前７月23日(火)の第7回アピールまでに、１筆でも多くの東京高裁宛署名を！　これまでに続く協力をもう暫くお願いします。

【2013.6.26　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報１４

　今日は、郵便でなく、仕事先の会議の場で、手渡しで狭山署名が届きました。住之江区のM：4枚20筆、城東区のOH：２枚10筆、どちらも障害者自立生活センターを運営するNPOです。東住吉区のNPO法人Tの人からは「事務所で集めてるよ。」と声がかけられ、東淀川区の社会福祉法人Rの方は署名用紙を預かって帰ってくれました。狭山の署名というのは、多くの仲間達との繋がりを確認出来る様に思えて嬉しく思います。

【2013.6.24　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報１３

　昨日22日(土)受け取ったのは、出羽・最上町の「曹洞宗富澤山松林寺」の三部義道さんから４枚、最上郡と西村山郡の12人分と、遠く岩国市・金沢市の５人分が届きました。三部さんは著作も出されている元永平寺修行僧の方です。ブログ「なあむ」は、リンク先として「まいどおおきに露の新治です」を載せてくれています。これまで無かった東北地方から初の署名です。今日は山形県の南隣＝新潟県の新潟日報に狭山見広告が掲載されました。狭山はまだまだ拡がる場をもっています。

【2013.6.23　大阪市住吉区　ＨＭ様】

石川早智子さんから（２）

　石川早智子さんからまたメールを頂きました。（Hとあるのは原文は実名です）

　今朝（６月２２日）、三重県のHさんよりお便りが届きました。実はお礼状を簡単なハガキで差し上げていたのですが、Ｈさんからはお手紙とまた署名を送って下さったのです。お手紙の一部ですが「微力ですが、少しでもお役にたてればと思います。私も不当な差別を許すわけにはいきませんから」と「無実の獄で50年」の署名用紙をたぶんコピーして下さったのでしょう。２枚１０人分お送りくださいました。署名を頂くのはなかなか大変です。そしてそれをお送り頂くのも大変です。そのような作業を多くの人が「不当な差別を許さない」と続けて下さっています。私たちもすごく元気を頂いています。闘いの中で人と人をつないでくださっています。皆さんに感謝です。ありがとうございました。

石川早智子

【2013.6.22　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報１２

　昨日21日(金)は、東淀川区の「障害者問題資料センター りぼん社」のKさんから２枚10筆送られて来ました。また、昨夜は、私の所属する労働組合Ｎユニオンの定期大会でした。既に、執行委員会では用紙を回してくれていて、役員はほとんど署名済みでしたが、大会後の懇親会で書記長が促してくれ、呼びかけの機会をもらって、一般組合員や来賓21人が署名してくれた他、２人の組合員が署名用紙を持ち帰ってくれました。

【2013.6.22　大阪市住吉区　ＨＭ様】

石川早智子さんよりお礼のメール

　19日午後に送った署名が、もう届いたようです。メールを頂きましたので、一部をご紹介します。

　今日6月20日、署名69枚　331筆届きました。ありがとうございました。
　裁判長が代わったので署名を届けられることをうれしく思います。裁判官は非常に世論を気にしているそうです。司法修習生を経て裁判官や弁護士になりますが、司法修習生で裁判所にいたり、その時の友人が裁判所にいたりするそうですが、裁判官は自分の担当する裁判の署名や、新聞は目を通すそうです。その意味でも今が大事な時なのです。
　送って頂いた署名はこの1ヶ月くらいで2000筆近くになりました。今日新潟県連から「意見広告」の見本がメールで送られてきました。大きな山場の狭山の闘いに弾みがついています。こころから感謝を・・・・

石川早智子

【2013.6.20　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報１１

　20日（木）、２通受け取りました。鳥取県西伯地方から12枚、伯耆町48筆等２郡１市の60人分をＯさんから頂きました。添えられたお手紙には「ぜひわずかでも協力したいと思い、署名を集めました。」と熱い想いが記されていました。もう１通は、信州佐久地方からの５通目で、信州農村開発史研究所長の斎藤さんからの２枚10人分です。内５人分は同じ東信でも佐久地方でなく、真田町の方達の署名でした。天王寺区真田山町に通勤する在阪信州人としては＋αの嬉しさです。

【2013.6.20　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報１０

　昨日、第６弾として、69枚334人分を石川さんに送りました。郵便はこれまで16都道府県から寄せられています。三重７・島根５・奈良４・大阪４といった感じです。そして、第２通目を送っていただける方も既に４名に上っています。昨日受け取ったのは、長崎県西海市の「真宗大谷派真蓮寺」のＴさんから14枚、西海市と長崎市の43人分。島根県浜田市の「べっぴんの会」のＹさんから２通目です。７枚、広島県23人等35人分。香川県丸亀市のＹさんからこちらも２通目です。11枚、丸亀市他４市３郡の45人分。続けての強力な協力に、驚き、嬉しく思います。皆さん引き続き宜しくお願いします。

【2013.6.19　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報９

　今日は、露の新治を育てる会の封筒で、奈良の王寺消印の１通が届きました。生駒郡の方など２枚10筆の署名が同封されていました。ありがとうございます。

【2013.6.18　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報８

　３日振りの発信です。今日は３通届きました。東淀川区のＮ協会Ｋさんより第３弾６枚30筆。新潟市の曹洞宗観音寺Ａさんより16枚74筆。津市の一志町（イチシチョウ)反差別人権ネットワークＳさんより12枚55筆。続けて集まって来て嬉しく思います。
　14日(金)に、第14回三者協議に向けての東京高裁前アピール行動が始まりました。（石川早智子さん「冤罪 狭山事件」の頁）。
　フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」に拠れば、「このところ署名がたくさん送られてくる、とおっしゃっていたせいか、一雄さんはいつもより元気でした。」との事です。新治会を通じての皆さんの署名は確実に石川さん夫婦を元気づけています。三者協議までまだ1カ月以上あります。引き続いて署名への協力お願いします。

【2013.6.17　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報７

　13日(木)夜、11・23(土)「ずーっと続けてく被災障害者支援 第４回東北⇔関西ポジティブ生活文化交流祭」の第１回実行委員会会議があり、Ｎ協会のＫさんから第２弾として８枚40人分を頂きました。また、「労働と人権サポートセンター」のＳさんが署名用紙を預かってくれ、浪速区と箕面の団体が「現在集めている」と言ってくれました。
　14日(金)、浜田市「べっぴんの会」Ｙさんより、11枚55人分の署名が届きました。

【2013.6.14　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報６

　今日は松江市のＫさんから、ご一家５人の署名が届きました。「露の新治様の講演をお聞きしました。ご苦労様です。１枚ですが、よろしくお願いいたします。」と添え書かれていました。人権高座を聞かれて、まず我が家からと思われたのでしょう。狭山を話せる家族の署名、有り難いことです。（新治風口調がうつってしまいました）

【2013.6.11　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名８０日中間報告

　おかげさまで、狭山パンフを読む会事務局より、以下のメールが届きました。この他に、津人（同）教、２２０筆（解放同盟中央に直送）。意外な反響の大きさに嬉しい驚きです。今回の署名活動を通じて、人は信ずべきものだと、改めて思いました。

【2013.6.10　新治】

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　新い裁判長宛の新しい署名を集めだし40日が過ぎました。この間私の手元には1526筆の署名が届きました。昨晩、この１週間に集まった163枚807人分を第５弾として石川さんに送りました。７月末の第14回三者協議までまだ40日あります。少しでも多くの人に訴え、署名をとり、事実調べ実現への一助としましょう。
　今日は箕面市から11枚55人分届きました。豊能障害者労働センターで集めて頂いた分と、狭山パンフを読む会会員で最高裁に19年間裁判官任用を求めて闘っているＫＮさんが全国で集めた分です。

狭山署名、続報５

　昨日受け取れなかったレターパックを郵便局まで取りに行きました。封筒で送らなかったはずです。「しそう来夢の会」61枚、「兵庫県教組」１枚の署名用紙が詰まって居ました。差出人は宍粟市山崎町のＴさん。宍粟市244人を筆頭に、姫路市38人、たつの市13人と続き、併せて310人分にのぼります。短期間で実にたくさん集めて頂きました。感嘆せざるを得ません。
　ほかに、四日市のＩさんから１枚５人、送って頂きました。広島西局消印で２枚８人、安佐北区（江嶋修作さん等５人）等広島市内の方の署名を頂きました。伊賀市４通目、Ｈさんから14枚70人分送って頂きました。伊賀市59人、名張市６人他、県境を越え滋賀県や奈良県の方の署名もありました。

【2013.6.9　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報４

５日(水)　四国土佐から届きました。黒潮町佐賀のＭさん、12枚60人分です。それと新治さんルートでなくＨルートですが、被災障害者救援大阪本部会議で知り合った、Ｎ協会のＫさんからも10枚50人分届きました。
６日(木)　奈良中企連から、１枚５人分届きました。
７日(金)　筑豊から届きました。田川郡川崎町のＹＤさん、遠賀川筋を北九州まで６枚30人分を集めて頂きました。

【2013.6.7　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報３

　今日は、「露の新治を育てる会」の封筒が４通届きました。①東京「曹洞宗人権擁護推進本部」から２枚１０人分の署名、②松江中央消印で無記名９枚４４人分の署名(うち雲南市２４、出雲市８、松江市４)、③伊賀市ＴＫさんより、７枚３５人分、④三重県伊賀市より無記名で５枚２３人分の署名です。

【2013.6.4　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名、続報２

　今日は５通も届きました。Aynu-mosir（北海道）Ｗさんから第２便、３枚15人分。信州小諸市のＴさん、１５枚７２人分。石見（島根県）大田市のＯさん、２枚１０人分。新治会伊賀上野支部のＫさん、５枚２５人分。良くもこれだけ全国各地から集まるもんもんです。今更ながら露の新治のネットワークには敬服します。ちなみに、今日第４弾７４枚３５６人分を石川さんに送りました。これで７００余筆を石川さんに渡せた事になります。上告審、最高裁宛３００万人署名の時の勢いには遠く及びませんが、間違いなく力になっています。勝利の日まで、あともう暫く願生りましょう。

【2013.6.3　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山再審最大の勝機、あと50日の願生りを

　友人・知人の皆さん。狭山再審実現に心を寄せる皆さん。あるいは露の新治の活動を支持する皆さん。
　現在、狭山第三次再審では遅々たる歩みですが、証拠開示が進んでいます。７月末開催という、第１４回三者協議で、事実調べ実施へ向け半歩でも踏み出さす事が出来れば、勝利への展望が大きく広がります。逆に、先延ばし的対応しか得られないとすれば、この先の闘いの困難さが増すと思われます。
『狭山の風』に拠れば、６～7月も石川一雄さん・石川早智子さん等の高裁前アピール活動が実施されるとの事＝６月14日(金)及び１８日～７月２３日の毎週火曜日。そこで、皆さんに提案です。引き続いてあと５０日、情宣、はがき、署名、アピール活動への合流、要請行動等、出来る事をしましょう。
　署名は７月22日(月)必着で、石川さんか部落解放同盟狭山中央闘争本部に届く様、期限を切って集めたいと思います。宜しくお願いします。署名用紙ｐｄｆ．ダウンロードはこちらから。

【2013.6.1　大阪市住吉区　ＨＭ様】

（署名の送付先につきましては、当ホームページまでメールにてお問い合わせください）

狭山署名、続報１

　大阪市鶴見区のＫさんから２枚１０人分が速達で。島根県松江市のＹさんから１１枚５１人分。長崎県同教のＡさん２５人分。香川県（ロトで超大当たりが出たところ。関係ないけど）丸亀市のＹさんから２５人分が着きました！　皆様、ありがとうございます。７月の三者協議に向けて、更に願生りましょう！

【2013.6.1　新治】

狭山は人をつなぐ

「大阪・狭山パンフを読む会」事務局より、以下の連絡が届きました。

　滋賀大津のＵさんから４人分が速達で、信州農村開発史研究所から封筒２通で佐久市の方１０人分届きました。奈良のＹさんから２２人分と切手が、兵庫、明石のＯさんから15人分が届きました。
　昨日の講談会で演者の旭堂南海さん、スタッフをしていた南斗さんに署名してもらいました。
　「うたう心はひとつ企画」２枚１０人をはじめ、信州小諸のＹさん５枚２２人、東京練馬のＳさん２枚１０人、Aynu-mosir（北海道）上川のＷさん（僧侶）から５枚２５人が着きました。

　これに、私が北海道、旭川と美深で戴いた、１１５名分。中には署名だけではなく切手までカンパしてくださる方、署名用紙をコピーして知り合いに広げてくださる方、ほんまにありがたいことです。狭山署名を通じて、徐々につながりができてきました。狭山は人をつなぎます！　人のつながりが権力を追い詰め、山は動きます！　願生！

狭山「エン罪は犯罪やろ」ポスター

【2013.5.31　新治】

狭山署名、寄席で集まる

　北海道美深町で、第二回開原寺寄席。お寺での寄席ですが、狭山の署名をお願いしました。おかげさまで１００人（筆）も戴きました。落語会の開演前に、狭山署名が回るのは、ちょっと無いことやと思います。嬉しいことにお客様の中に、大学時代、狭山に取り組んだという同世代の方がおられ、皆さんに薦めてくださいました。ほんまにありがたいことです。やったらやれるもんですね。証拠開示と事実調べの要望だというと、どなたもしてくれます。ぼちぼち願生ります！

【2013.5.27　新治】

５．２３市民集会のようす

　メールマガジン「狭山の風」に５月２３日の「狭山事件の再審を求める市民集会」の模様が、ユーチューブにニ件、アップされています。どうぞご覧ください。
　【1】石川一雄さん（再審請求人）・石川早智子さんアピール
　【２】講談「冤罪50年　石川一雄の闘い」神田香織さん
　　　神田香織（講談師）さんHP
□２　DVD「石川一雄さんは無実だ！～３つの疑問・無実の証明～」
　◇ユーチューブ
　「狭山事件　石川一雄さんは無実だ」（１）
　「狭山事件石川一雄さんは無実だ」（２）

【2013.5.26　「狭山事件を考える越智今治の会」ＹＭ様】

狭山事件の再審を求める市民集会

弁護団の一人でもある、福島瑞穂社民党党首。橋下差別発言にも言及。さすがの中味のある挨拶。

石川一雄、早智子夫妻挨拶。力強い！　ほんまに７４歳？　元気。本気で闘う人は若い！

日比谷野外音楽堂、満席！　全国から再審を願う人が集まりました。

講談師、神田香織さんの、狭山事件講談。狭山事件の概要、冤罪の馬鹿馬鹿しさ、石川夫妻のなれそめに笑顔の二人。

　石川さんと鎌田さんの対談。二審の寺尾判決のええかげんさ、更になんの調べも無しの上告棄却。悔し泣きしたこと、見えない手錠を外すまでは墓参りも、仏壇を拝むことをしないことなど、参加者が一つになって聞き入りました。対談で、
　　鎌田「私も石川さんは同年の７４歳。お互いあんまり先が無い（だから、早く無罪を勝ち取ろう）」。
　　石川「私は無罪を勝ち取ってからが第二の人生。長生きするつもり。そんなことをふってもらっても、頷けません」（おおうけ）
　　鎌田「早く再審、無罪を勝ち取って、それから長生きしよう」
　元気な石川さんに、会場は大盛り上がり！

足利事件の菅谷さん。無実なのに冤罪を着せられた怒りを、裁判官、警察官の実名を挙げて訴えられました。6

デモ出発

石川一雄さんと。

（２０１３．５．２３　新治）

狭山事件半世紀。

　「愚公山を移す！」半世紀の闘いは「冤罪の山」を動かせるところまで来ている。あす、23日は露の新治と共に東京で、ゼッケンを着け、幟を掲げ、声を上げて来ます。【2013.5.22　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山署名好調！

　久米仙人寄席で、世話人の皆様に署名をお願いしました。高山の仏教会花祭りでは、会場に机を置かせて戴き署名をお願いしました。２ヶ所で６４筆。また、お２人の方が、私から郵送させて戴いた署名用紙をコピーして増やし、計、５３人分の署名を届けて戴きました。併せて１１７筆！　やればやれるもんです。これだけの方が、狭山裁判に目を向けて下さいました。明後日の中央集会への弾みがつきました。鈴鹿のＷさん、吉野のＫさん本当にありがとうございます。人は信ずべきものです、願生ります！

　三重県津人協より嬉しい報せ！　お願いして僅か７日で１５０人の署名を集めて戴きました。このフットワークの軽さ！　実行力！　誰や、「狭山は風化しつつある」てなことを言うのは！　それはその人の腰が引けてるだけなんやとつくづく思います。やれることを、なるべく願生りましょう！　狭「山」は動きまっせ。以下、メールの抜粋です。「時間が限られていたので、１５０人の署名しか集められませんでした。早速、中央へ、津人協としてお送りします。」

（2013/5/21　新治）

今治で『狭山事件５０年集会』

　５月１０日夜、『狭山事件５０年集会』を開催しました。当日の様子を愛媛新聞が掲載してくれましたので、紹介します。

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再審支援 思い新た　狭山事件５０年 今治で集会

　埼玉県狭山市で１９６３年に女子高生が殺害された狭山事件から５０年に合わせた集会が１０日夜、今治市玉川町三反地の玉川公民館であり、「狭山事件を考える越智今治の会」のメンバー約１０人が、無実を訴えながら無期懲役が確定し服役、仮釈放された石川一雄さん（７４）の再審開始に向け、思いを新たにした。
　弓山正路会長が「自分たちに何ができるか考え行動することで運動を盛り上げよう」とあいさつ。事件を検証した報道番組や、半世紀にわたる石川さんの闘いを収録したＤＶＤを上映した。参加者は事件への理解を深めるとともに、差別撤廃や人権尊重の大切さを考えた。
　同会は１９９９年、市内での石川一雄さんの講演会開催などを機に発足。石川さんを支援しようと学習会などを続けている。
　今回、狭山事件５０年集会として、東京で開かれる中央集会に先だって開いた。

（２０１３年５月１２日付愛媛新聞 ４面）

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『狭山事件５０年』集会宣言

　「狭山事件」発生から５０年。石川一雄さんに５０年もの間「無実の罪」を背負わせてきた私たちの運動の弱さを率直に見つめ直し、一刻も早く、石川一雄さんが「生きている間」に無罪判決を裁判所に出させるべく日々各人ができることから、始めていくことを確認し、集会宣言とする。
　「千里の道も一歩から」
　「一点の火花も荒野を焼き尽くす」
　「たかがひとり、されどひとり」
　「ひとりは万人のために、万人はひとりのために」

２０１３年５月１０日

狭山事件を考える越智今治の会

『狭山事件５０年』集会参加者一同

【2013.5.19　「狭山事件を考える越智今治の会」　ＹＭ様】

５・１５大阪集会報告

　１８：３０から、「維新の会」府政・市政の中、運営助成が打ち切られた「リバティおおさか」のホールで開催された。ホールの定員は２７５席やが、空席もあったし、ロビーのスタッフを入れても参加は３００未満てとこやろか。狭山パンフを読む会は４人の参加。会場のリバティおおさかの前では、顔見知りの「南京大虐殺60カ年大阪実行委員会」の方が、 ２５日(土)午後に開かれる「「日本軍「慰安婦」被害者証言キャンペーン２０１３inおおさか」のチラシを配っていた。ロビーに入ると本当に久しぶりの人が来てはり、懐かしそうに声をかけて来た。以前狭山パンフを読む会に来ていたのだが、ある時しんどそうな顔で、「もう、抜けさせて欲しい。」と脱会された６０代？の女性。「今日はな、「ふぇみん」から来とんねん。」と元気そうな顔で話す。もう切れてしまったと思う人と、しかも狭山の集会で顔を合わすとは、本真に嬉しい事だ。

　奈良県から駆けつけたＫさんを誘い、最前列に着席。開会前に、署名用紙１９枚９５人分を石川早智子さんに手渡せた。さて、集会は「羽曳野・藤井寺・太子地域住民の会」の方の司会でスタート、部落解放府民共闘石子議長と解放同盟北口委員長の開会挨拶のあと、一昨年６月放送『サンデーフロントライン』の録画が上映された。石川一雄さん挨拶。「部落解放同盟が組織的に取り組みだして、まず拘置所まで面会に来てくれたのが、大阪府連婦人部の大川恵美子さん・下川文子さん・川本龍子さんのお３方だった。それ以来、大阪の運動は常に私を支えて来てくれている。」と、いつもながらの気配り発言。昨年、地下足袋を履く実験をした時「逮捕時は５４kgだったのが、今は４３kg。足が小さくなって、履けてしまうのでは心配したが、やはり、履けなかった。」とも。地下足袋は勿論履けるようになるはずもないが、改めて１１ｋgも減った事に驚く。７４年頃のちょっと太めの写真の頃からだと何kg瘠せたのだろうか。続けて早智子さん挨拶。元気そうだが、老犬の世話で怪我したとの事で右手にサポーターが。「徳島の被差別部落の出身だったが、狭山と出会ったのは国保連の労働組合活動で。この場にも沢山の労働組合の方が来られている事を嬉しく思う。」と挨拶。また、この日会場には病身の西岡智（元部落解放同盟中執・狭山闘争本部長）さんも来ていたのだが、「西岡さんは覚えておられないかも知れないが、わざわざ矢田迄会いに行った事がある。」との思いでも披露した。

　この後、解放同盟中央狭山闘争本部の安田さんから、裁判の現状報告、更に一雄さんに「５０年間の思い」を語ってもらった。一雄さんからは「未決死刑囚として、時間はたっぷり使えたが、その中で、読めない字は無いと思えるまで、必死に字を勉強した」「早くに禿げてしまって「兄ちゃん」には程遠くなったが、写真を見る事もない全国の子ども達から「石川兄ちゃん」との励ましの手紙をもらい支えられた」等々が語られた。行動提起は解放同盟府連赤井書記長。狭山街宣行動強化期間の街宣物が「ビラとティッシュ、各500部」とあってちょっと驚きやった。ミスプリで桁の間違いなのか、「ワンセットが」という意味なのか、う～む。閉会挨拶は同宗連大阪、団結ガンバローは部落解放大阪青年共闘が担当。最後のガンバローは若者らしい元気溢れる声で良かったが、シュプレヒコールと『差別裁判打ち砕こう』の合唱のない集会は、古いタイプの人間としてチト寂しい。何年振りかの大阪集会、２０時過ぎには終了という短いものだが、今の時期、まずは何かやる事の方が大事と言えるか。それから、座席でスマホのゲームに熱中してた若い君！帰ってから周りに話せる位は聞いていてくれたかな。

５・２３石川さんアピール　（石川早智子さんＨＰの「50年目の決意 ５・２３メッセージ」より）

５・２３アピール 　別件不当逮捕50年に当たり、全国各地で糾弾集会を設け、今日も多数の方々が決起集会にご参加下さったものと思われ、常日頃からのご支援、ご尽力に一言お礼の意を表せたらと、一筆執らせて頂きました。半世紀を経ても再審実現が適わぬ事に無念、遣る瀬無い思いは禁じ得ません。 　皆様もご承知の様に、今月8日、第13回目の三者協議が行われました。今回は裁判官、検察官全員が交代した関係で、私自身も一抹の不安を覚えましたが、河合裁判長は、証拠開示について、これまでの姿勢を踏襲するとしたうえで、弁護団が求めている証拠開示についても、検察に「柔軟に対応するように」と促したそうですが、門野裁判長が開示勧告した「ルミノール反応検査」の有無、並びに1963年7月4日付の雑木林を撮影した「8ミルフイルム」の開示については埒があきそうもありません。ただこれによって「殺害現場」を裏付ける証拠は何もないことが明らかになりましたし、「犯行現場」を特定するための捜査書類や、門野勧告でも重視された「死体に関する写真」はある筈なので、特にこの点を強調、請求する価値があると存じます。 　また、弁護団はつぎつぎ開示された証拠を精査し、未開示の証拠物や犯行に使われた手拭いの捜査資料など、さらに隠された証拠の開示を求めているところです。 　元より証拠の力で裁判を動かすという弁護団の戦術を貫くためには、例え検察当局が飽く迄も「ルミノール反応検査」や「8ミリフイルム」を不見当として、その存在を否定し続けたとしても、それに怯むことなく追求すべきであろうし、何よりも公平で公正な裁判を求めるために皆様方からご協力頂いた100万筆を超える署名が「水泡に帰する」ことのないように活動を展開していく必要があることは、今更申し述べるまでもありません。 　思い返せば、今までの裁判は確定判決以降、38年間に及び一度たりとも事実調べをせず、書面審理のみで一方的に有罪判決をしてきたのです。言及するまでもなく、刑事事件である以上、刑事裁判が事案の真相究明をする、いわゆる実体的真実主義と、此れに対する刑罰法令の適用実現を目的としていることは、申し述べるまでもなく、そうであれば、本件自白は、逮捕状を請求するだけの物的証拠も存在しなかったにも関わらず、軽微な別件で逮捕拘留し、その間の身柄拘束を利用して本罪を取り調べたものであり、従って本件狭山事件に関する自白の強要は、此の再逮捕、拘留に因る精神的・肉体的打撃の結果であり、この違法拘束に引き続き、法の拘留に関する規定から逸脱しているとあってみれば、憲法第31条、33条、34条、刑事訴訟法205条に違反する不当な逮捕・再逮捕を論説し、糾弾する必要があろうかと存じます。皆様にもこのことを重視し世論喚起に努めて頂きたく切に願っております。 　何れにせよ、再審開始への道筋も見えてきたとはいえ、まだまだ皆様の更なるご支援は不可欠であり、これからも多くのご支援を賜らねばなりませんが、7月に予定の三者協議までには無理でも、何としても今年中には「事実調べ」の方向性が附けられるように、私も精いっぱい活動を展開して参る所存ですので何卒皆様方も、今年中に勝利の目処が立てられるよう一層のお力添えを賜りたく心からお願い申し上げて、不当逮捕50年に当たり、私の決意と皆々様のご支援に対し、感謝の気持ちに代えて失礼いたします。 ２０１３年５月２３日 不当逮捕50年糾弾、再審実現決起集会ご参加ご一同様 石川 一雄

（２０１３．５．１７）

５・２３石川さんアピール、５．１５大阪集会報告を読んで

　石川一雄さんのメッセージと大阪集会の報告を読ませていただきました。５０年という何とも長い年月、その間ずっと一筋に狭山裁判に身を投じてこられた石川さんの思い。早く「何とかせんとあかん」と思います。裁判官の交代で再審の道が閉じてしまうのかと心配しましたが、報告を読むと前向きな裁判官の様子が伺え、一安心しました。 東京の５・２３狭山集会に参加したいと思い、仕事のスケジュールを調整しています。狭山現調に参加したのは１０年ほど前。日比谷音楽堂の集会・デモ。もう１０年もたつというのにまだまだ門が開く音が聞こえないというのは、本当に悔しい限りです。【2013.5.17　熊本県　ＴＮ様】

狭山署名用紙（１３年５月）

　署名用紙はこちら。（ｐｄｆ）

どんどん拡散し、沢山集め、送って下さい。取り扱い欄は、
　　ア：集めた場所や日付
　　イ：集めたグループや人
　を記入して下さい。期限はありませんが、短期集中で集め、「７月の第１４回三者協議までに提出出来る分」と考えています。

　提出先：東京高等裁判所第４刑事部
　集約先①：部落解放同盟中央狭山闘争本部
　集約先②石川一雄さん・石川早智子さん
　集約先③狭山パンフを読む会

（２０１３．５．１７）

（署名の送付先につきましては、当ホームページまでメールにてお問い合わせください）

狭山署名を集めています

　「大阪市立市民交流センターあさひ西」のお笑い人権高座で募った狭山署名、は「狭山パンフを読む会」が独自に作ったもので、「無実の罪で５０年！これ以上石川一雄の人生を奪い続けるな」と銘打ち、この５月を節目にした短期のものです。集まった署名は石川さんに渡し、東京高裁に提出します。本文内容は「全証拠の開示、事件同時刻、警察が犯行現場とした場所のそばにいたＯさんの証人喚問、石川さんの上申書と脅迫状の筆跡鑑定尋問、時計、スコップ、万年筆の事実調べ」を要求と、つまり「ちゃんと裁判をしてください」と、当たり前のことばかりです。逆に「こんなことを５０年もほったらかしにしてたのか！」と憤りさえ覚えます。この当然の要求署名を少しでも広げたいと思います。「署名を集めてやろうという方」はご連絡ください。露の新治から署名用紙を送らせて戴きます。社会を少しでも明るく、風通しよくするために、なにより冤罪５０年の石川さんの見えない手錠をはずすために、お力をお貸しくださいませ。何とぞよろしくお願いいたします。

【2013.5.11　新治】

露の新治独演会で署名活動

　５月１１日（土）、大阪市立市民交流センターあさひ西（旧生江解放会館)ホールを会場とし、同センター主催事業、「露の新治独演会～新ちゃんのお笑い人権高座＆落語」が開催されました。あいにくの雨模様で、大きなホールを埋めるには至りませんでしたが、それでも多分２００名近くの人が、第１部「人権高座」と第２部「落語・井戸の茶碗」を楽しみました。多くの人が、高座では「養毛」「ひそひそ話」などのネタに、落語では屑屋さんの困り果てた表現などに、大声を出して、笑っていました。
　今回、主催者の了解を得て、狭山幟の飾り付けと、署名呼びかけをさせてもらいました。幟はホール舞台正面への吊り下げとホール前ロビーの受付脇パネルへの立て掛けを３枚ずつ、署名は新治さんが人権高座の中で、万年筆発見過程のデタラメさも含めて説明し、他の狭山パンフを読む会会員３人が、お客さん達に声かけをして、ホール前ロビーで集めました。主催者の協力はかなり積極的で、長机を４脚も出し、各机には、それぞれ何本ものボールペンまで用意してくれてありました。中入りと終了時にお願いしましたが、読む会を除き、８１人の方から署名して頂きました。中には、滋賀・京都・奈良３府県から来られた方の署名もあり、驚きました。「１００人位とれたらいいんやけど」との期待もありましたが、そこ迄はいかなかったものの、多くの協力を得られ、露の新治初め読む会のメンバーは大いに満足して会場をあとにしました。
　最後に職員の方に協力のお礼をしたところ、「私たちこそ積極的に署名を呼びかけなならんはずやのに、かえってありがたかったです。」と仰っていました。恐らく地元の解放同盟支部の方かなと思われますが、我々が動いた事で、普段狭山で動けていない方達にも刺激になったようで、これもまた嬉しく思える出来事でした。

【2013.5.11　大阪市住吉区　ＨＭ様】

第１３回三者協議

☆ 2013年5月８日午後４時から第1３回目の三者協議が開かれました。今回の三者協議は裁判所側も、検察側もすべての人が替わり初めての顔合わせでした。弁護側の証拠開示請求に対して、裁判所側もこれまでの三者協議を踏まえ、対応していくとのことだったようです。今後も弁護団は、徹底した証拠開示、Ｏさんの証人尋問や、鑑定人尋問等強く求めていくことにしています。次回三者協議は７月に予定されています。さらなる証拠開示、事実調べを求めていきます。（石川早智子さん　「冤罪　狭山事件」）

◇第１３回三者協議（５月８日）について
　５月８日、午後４時から東京高裁内で狭山事件第３次再審請求の第１３回三者協議がひらかれました。弁護団は、三者協議に先立って、５月２日付けで２通の証拠開示勧告申立書を提出しました。１通は犯行に使われた手拭いの捜査に関する証拠の開示請求です。もう１通の証拠開示申立書は、１月に開示された証拠を分析し、「秘密の暴露」にあたるとされた自白内容に関する当時の捜査資料の開示を求めたものです。第１３回三者協議は、あらたな裁判長と担当裁判官、あらたな担当検察官との協議でしたが、河合裁判長は、証拠開示について、これまでの姿勢を踏襲するとしたうえで、この間弁護団が求めている証拠開示について、検察官に柔軟に対応するよう促しました。弁護団は三者協議に先立ってあらたな筆跡鑑定と補充書を提出しました。次回の三者協議は７月下旬におこなわれることになりました。（狭山の風　VOL.４０２）

【2013.5.9　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山事件発生５０年報道

★当日のテレビニュース
・NHK16：55「狭山事件から５０年 無実訴え集会 」5’31”
・テレビ東京系他、NEWSアンサー17:05「狭山事件発生から50年　進まない証拠の開示」7′10″
★前日の新聞
・埼玉新聞「狭山事件５０年、５月１日に集会と現地調査」
・読売新聞埼玉版「狭山事件、あす５０年　石川さん、無実訴え続け」
★当日の新聞・通信の報道
・毎日新聞埼玉版「狭山事件:きょう５０年　石川さんら、無実訴え集会　／埼玉」
・共同通信19:30全国配信「石川さん「一日も早く無罪を」　狭山事件５０年」
・産経新聞関東地方面21:25「狭山事件発生から５０年　石川さん、改めて無実訴え」
・毎日新聞22:38「狭山事件:石川さん「真実見極めて」　発生から５０年」
・埼玉新聞23:30「「無罪一日も早く」石川さん再審訴え　現地で支援集会／狭山事件50年」

【2013.5.2　大阪市住吉区　ＨＭ様】

埼玉新聞の意見広告

　先月報告したとおり、埼玉県連呼びかけの埼玉新聞全面広告に「大阪・狭山パンフを読む会」も賛同しました。団体名の上から11番目にしっかり載っています。ちなみに、大阪の団体は他に「豊中・狭山事件研究会ストーンリバー」「釜ヶ崎日雇労働組合」が載っています。

（クリックで拡大）

すると、石川早智子さんから次の様なメールを頂きました。（一部省略）

　４月２７日、「大阪・狭山パンフを読む会」から賛同人として名前が載っていました。驚きました。本当にありがとうございました。うれしくて涙がでました。
　多くの人が今狭山を動かせています。４月２４日、東京の初めてのところで狭山集会がありました。主催者（東京狭山実行委員会）も何人来てくれるかわからなくて最初１００人収容の場所をとったそうですが、大きな会場に変えたそうです。あまり席が空いていたら…という心配も杞憂に満員の人が来てくれました。
　フェイスブックの野島ミカさんも来てくれました。・・・これまでそれぞれのところでそれぞれの狭山をしていたけれど、それが全体としてつたわらなかったので、何とかそのようなところで発信したい。狭山から長く離れていた人や、狭山を知らなかった人から多くの「いいね」いただいてうれしい。また長く狭山を闘っていた人の気持ちが痛い程伝わる・・・・等話されていました。
　今日の意見広告、そして鎌田さんのインタビュー記事とてもよかったです。ミカちゃんがまた発信してくれるそうです。皆様によろしくお伝えください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石川早智子」

　少々、照れくさいほどの過分な評価ですが、この動きの一端を担えた事を嬉しく思います。意見広告・鎌田さんインタビューなど埼玉新聞の記事写真はこちらからご覧下さい。

【2013.4.28　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山事件発生50年まで１週間

　狭山差別裁判糾弾闘争→再審実現・無実の石川一雄さんの無罪獲得の闘いを共に担う同志の皆さん、この動きに注目される友人の皆さん！　狭山の５月が動き出している。
　まず、石川早智子さんの頁。今迄にないメディアの取材が続いている。

☆ 5月1日、16時52分からのテレビ東京 「ニュースアンサー」の中で、17時頃から6分ほど狭山が放映されます。
☆ 5月1日、18時10分～19時までのNHKテレビ「首都圏ネットニュース」 の中で50年を迎えた狭山裁判闘争が短い時間ではありますが放映される予定です。
☆ 50年目の狭山に多くの取材がありました。
　　4月2日・埼玉新聞の取材（4月24日、25日 26日と3日間に渡り掲載される予定）
　　4月10日・解放出版社、4月12日・東京新聞 4月20日・読売新聞
　　4月22日・NHKテレビ、4月26日・テレビ東京
　　5月1日には多くのマスコミが事件発生から50年目の狭山に取材に来られる予定です。
☆ 意見広告（予定）
埼玉新聞 2013年4月27日
徳島新聞 2013年5月23日
新潟日報 2013年6月23日」

　そして、あちらこちらで様々な取り組みが。　部落解放同盟大阪府連の頁にも漸く特集頁「部落差別が引き起こしたえん罪 狭山事件50年」が作られ、府民集会の開催案内も掲載された。我々も、狭山の５月に身をおこう。まずは、身近な友人に拡散しよう。

【2013.4.25　大阪市住吉区　ＨＭ様】

裁判長に続き両陪席も交代

　東京高裁第４刑事部の裁判長が３月５日に交代したことに引き続き、４月１日に陪席裁判官も交代した。新たな裁判長、裁判官に証拠開示と事実調べを迫っていこう。第４刑事部の構成はつぎのとおり。
　河合健司・裁判長、小野裕信・裁判官、小川賢司・裁判官。

手ぬぐい関係で26点の証拠開示

　狭山再審弁護団(中山武敏・主任弁護人）は、東京高検に証拠開示を求めていたが、３月末に26点が開示された。これは手ぬぐいの捜査に関するもので、弁護団では精査しながら新証拠作成をはかる。しかし、未開示の証拠物や「秘密の暴露」に関する証拠物の開示はいまだにおこなわれていないのが現状。弁護団は、４月から５月にかけて新証拠を提出していく予定。

狭山幟初掲揚

　狭山パンフを読む会では、露の新治さんが以前から「読む会でもデモの時持つ横断幕が有ったらええんちゃうか。」との提案をしていました。それでも中々踏み切らんかったのは、①金と手間がかかる。②部落解放同盟を筆頭に色々な団体が闘っとるんやから、狭山パンフを読んどるだけの小サークルがわざわざせんでもええやろ。という事でした。今回、結成31年目にもなって、横断幕では有りませんが、初めて幟を作ろういう事になったんは、２月１日狭山活動者会議での鎌田慧さんのまとめの次の部分がきっかけです。
　「集会のとき、行進をみていたが、始めの方は狭山事件とわかるが後の方は何のデモかさっぱり分からない。だからゼッケンをつけるとか横断幕をつけるとかしてほしい。すごく勿体ない。プラカードなどを持って、道行く人に明るく訴えることを考えてほしい。」
　意を決して発注、９日（火）に３種３セットが完成しました。１３日（土）、浅香中央公園の売店「わぁくわぁく浅香」の店先で、幟の初掲揚をしました。「黒地赤文字は色合いが暗い」「字が多すぎる」「最初から団体名も入れといた方が良かったんちゃうか」てな意見が出たりもしましたし、旧態依然たるのは自覚もしていますが、「なかなかええやん」「金かけた価値有んで」と自画自賛し、その日集まれた５０代おっさん３人衆ではしゃぎました。公園で風に靡く幟を見ながら売店で飲んだ生ビールがうまかったんは言う迄もありません。
　２８日の第３６７回読む会の時、１セットに太マジックで読む会の名を記入します。１セットは露の新治さんに使ってもらいます。それから５月１日、事件発生当日にも、中之島メーデー会場とデモに登場させたろうて思うとります。

【2013.4.14　大阪市住吉区　ＨＭ様】

今後の日程

　５月、大阪でも狭山５０年集会があります。また、露の新治さんの独演会（人権高座＋落語）も大阪市内であります。以下の日程でご確認の上、時間が空けられれば是非参加を！

◆東京高裁前連続アピール行動
　４月９日(火)、25日(木)　① 8:30～10:00、②11:50～13:00
◆部落解放中央共闘主催　現地調査
　４月12日(金)　11：00頃～
◆陪審制度を復活する会連続セミナー　第14弾～司法の犯罪（冤罪）は防げるか～
　　第５回　「アメリカ人弁護士が見た裁判員制度」
　４月13日(土)　13：30～16：30　府立労働センター
　　　　講師：コリン P.A.ジョーンズ（同志社大学法科大学院教授・米国弁護士）
◆埼玉一斉ターミナル情宣
　４月21日(日)～28日(日)
◆東京西北集会
　４月24日(水)　18：30～　中野区野方区民ホール
◆埼玉新聞に意見広告掲載
　４月27日(土)　朝刊
◆弁護団、「筆跡」「自白」「殺害方法」等の新証拠提出。検察、意見書提出。
　４月末
◆事件発生50年　狭山市現地行動
　「狭山事件発生50年 事件の真相を探る!５・１集会」（50年前の５月１日狭山市で何があったのか)
　５月１日(水)　13：00～14：00　富士見集会所
　 　　　　　　　　14：10～　　　 現地調査
※1963年と2013年は曜日が同一
◎中田善枝さん行方不明・中田家脅迫50年
　５月１日(水)　17：00頃～19：40頃
◎埼玉県警、中田栄作さん脅迫犯取り逃がし50年
　５月３日(金)　 0：20頃
◎中田善枝さん被殺体発見50年
　５月４日(土）10：30頃
◆第３次再審請求審第13回３者協議
　５月上旬　東京高裁第４刑事部
◆露の新治お笑い人権高座＆落語
　５月11日(土)　14：00～15：30　大阪市立市民交流センターあさひ西
◆大阪街宣行動強化期間
　５月14日(火)～22日(水)
◆大阪府民集会
　５月15日(水)　18：30～　リバティ大阪ホール
◆部落解放第58回全国女性集会「狭山事件と冤罪事件の取り組み」分科会
　５月19日(日)　名古屋国際会議場
◆「狭山・市民アピール・デモ・いん・とよなか」
　５月22日(水)　18：00～　豊中・稲荷山公園
◎石川一雄さん差別不当逮捕50年
　５月23日(木)　 4：45
◆マラソンキャンペーン
　５月23日(木)　7：30～　さいたま地裁前8：00～戸田公園～志村坂上～新板橋～10：40巣鴨～11：20水道橋～竹橋～11：50祝田橋～日比谷公園
　歩いてアピール
　11：20頃～　水道橋交差点東南角～12：00竹橋駅２番出口～12：30頃祝田橋（日比谷公園北向かい）
◆狭山事件の再審を求める市民集会
　５月23日(木)　13：00～14：30　日比谷野外音楽堂
　　　　　　　　　　14：30～　デモ行進

【2013.4.3　大阪市住吉区　ＨＭ様】

５月へ向け動き始まる

狭山再審に心寄せる仲間の皆さん！　諸取り組みに注視し、周辺に広めていきましょう。
そして、可能な方は、５・２３には日比谷野音で会いましょう。

東京高等裁判所第４刑事部（河合健司裁判長）は、
・次回３者協議で東京高検に全証拠開示を勧告せよ！　
・この夏には事実調べを開始せよ！

◆浦和地裁差別「死刑判決」49カ年糾弾！狭山第３次再審闘争勝利埼玉集会」
３月８日（土）開催さる。
◆東京高裁前連続アピール行動
３月13日（水）、始まる
◆埼玉新聞に意見広告掲載予定日明らかになる。 ４月27日(土)

◆５.２３マラソンキャンペーン概要決まる。
　　　７：３０＝＝＝さいたま地裁（浦和地裁）前集合＝＝＝浦和地裁差別死刑判決糾弾のミニ集会を取り組む。
　　　７：５０～８：００ころスタートです。
　　　９：１０ころ＝戸田公園駅近くの１７号国道の交差点到着。
　　１０：４０ころ＝巣鴨駅到着。（応援＝駅前情宣活動）
　　１１：２０ころ＝水道橋駅到着。（応援＝駅前情宣活動）
　　１１：５０ころ＝祝田橋到着。（日比谷公園入り口）・・・ここからは皆で集まって、野音での全国集会会場へ合流。

【2013.3.14　大阪市住吉区　ＨＭ様】

続速報＋再審請求審で２つの不当決定

　先日お伝えした予想通り、新裁判長が決まりました。豊中・狭山事件研究会Sさんのブログ「ストーン・リバー」に拠れば、「東京高裁のＨＰにも掲載された。第4刑事部：河合健司，川口政明，小川賢司／開廷日：毎週月曜，火曜，木曜／法廷：506」との事です。今後、東京高裁宛に「事実調べ開始」「証拠開示命令」の要請署名やハガキをだす際の宛名は河合健司裁判長になります。
　昨日２つの再審請求事件であいついで不当決定がでました。「疑わしきは被告人の利益に」「未開示証拠の積極的開示要請」という、最近漸く根付こうとして来た流れを逆流させるもので、断じて許せません。
　福井事件再審請求異議申し立て審の開始決定取り消しを報じる号外
　大崎事件第２次再審請求審の棄却決定を報じる号外
　名張事件にしろこの両事件にしろ、検察上訴により、開始決定が覆る事は認めるべきではありません。有罪に自信があるなら、再審の場で立証すべきなのです。

【2013.3.7　大阪市住吉区　ＨＭ様】

水平社創立記念日

★昨日３月３日は、水平社創立記念日（91年前、1912年３月３日）でした。「人間を尊敬する事によって自ら解放せんとする者の集団運動」として創立された水平社は、「人の世に熱あれ、人間に光あれ。」と宣言し、「絶対の解放を期」し闘い始めました。部落差別に因る予断・偏見で殺人犯にでっち上げられた石川一雄さんの無実を勝ち取り、「人間を冒涜」しない「よき日」に向け、更に半歩進みたいものです。
★石川早智子さんのホームページの記事です。『2013年1月30日午後３時から第12回目の三者協議が開かれました。弁護側の要求に対して、検察官は19点の証拠を開示しました。しかし、まだ多くの証拠は隠されたままです。弁護団は、徹底した証拠開示、Ｏさんの証人尋問や、鑑定人尋問等強く求めていくことにしています。少しずつではありますが、狭山の闘いは前進しています。次回三者協議は５月に予定されています。さらなる証拠開示、事実調べを求めていきます。』５月には狭山事件発生から満50年。これからの１年で必ずや事実調べに踏み切らせたいものです。
★２月１日、部落解放同盟全国狭山活動者会議兼狭山住民の会交流会が開催されました。石川早智子さんの「冤罪　狭山事件」、「狭山事件を検証する」、池田市民の会「闇と光」等のＨＰに報告が、掲載されています。
★上記の集会でも提起されましたが、事件発生50年に向け、様々な取り組みが提起されています。３月から５月の主な日程を別掲しますが、皆さんの注目お願いします。とりわけ５月23日(木)の「不当逮捕50年糾弾！再審開始を求める集会」・デモには、１人でも多くの仲間に参加して欲しいと考えます。
★２月の第365回狭山パンフを読む会は24日(日)でした。橋下大阪市政は、読む会が会場としている「市民交流センター」を来年度末で全廃しようとしています。再審無罪判決を勝ち取り、、1日も早く解散できる日まで、何とか毎月続けていきたいと思います。今回は、先月読み残した月刊狭山パンフレット『狭山差別裁判』435号「最大のヤマ場にむけて」の続きを読み合わせた他、今後、５．23に向け、読む会として出来る可能性のある事を出してみました。
★３月の第366回狭山パンフを読む会（31日(日)、14:00～17:00、市民交流センターすみよし南）狭山パンフ436号「明らかになった腕時計の疑問」、(発行されており、時間に余裕が有れば437号も)の読み合わせなどを行います。近隣の方、参加の程宜しくお願いします。m(_ _)m

【2013.3.4　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山、要注意情報！「担当裁判長異動」

　「狭山事件担当である小川正持裁判長が異動。弾圧の兆候。」という情報を戴きました。狭山事件五十年ということで５月２３日には、大規模な全国集会も予定され、機運は盛り上がっていました。その矢先に異動です。「国家権力が逃げにかかっている」としか思えません。５・２３にはぜひ、日比谷へ。再審に向けて願生りましょう！

【2013.2.21　新治】

　狭山パンフを読む会の仲間の皆さん。メールニュース『狭山の風』に、狭山再審担当の小川正持裁判長が３月５日付で異動となる事が紹介されていた。後任は河合健司・静岡地裁所長が当たりそう。
　facebook「狭山事件の再審を実現しよう 交流掲示板」に寄せられた「狭山事件の再審を求める東京集会」(今夜、台東区民会館ホール）の報告に拠れば、弁護団は「2009年に門野裁判長が証拠開示の勧告を行ったのは「第4刑事部」として、行ったのであって、その後岡田さん、小川さんもその流れを守っているし、ゴビンダさんがその結果無罪になったりと、その流れは止める事は出来ない、また弁護団としても、証拠の精査、鑑定をどんどん行っていき、番号が飛んでいるものの特定をするなどしているし・・・・錫鮠その結果、証拠開示もなされつつある。・・・ので、あまり心配する事ではない。」と述べたとの事。
　今回の異動は、突然の事ではなく、ある程度予想された事だった。先月の引用の再録になるが、三鷹事件再審弁護団は１月17日の三者協議を、「役所は、裁判所も検察庁もそうだが、年度末に人事の異動がある。検察官は、異動があることを想定して、新たに異動してきた人が事件記録を読んで概要を把握した頃を次回期日としてほしいと考えたと思う。つまり５月とか６月とかそういう時期だ。しかし弁護人が、「異動が懸念されるのであれば異動の前に１回入れて下さい」と言ったところ、裁判所も「そうしましょう」となり、年度末前の３月１５日に期日が指定されたのだ。」と報告した（三鷹事件再審を支援する会ＨＰ）。結果、「３月１５日に進行協議（三者協議）を予定していましたが、東京高裁の小川裁判長が転任したため、進行協議が延期されました。」とはなったが、狭山も同じ条件だったのは当然だ。
　いずれにせよ、狭山再審は、次の裁判長を再審請求審最後の裁判長と見定め、必ずや「事実調べ（証人・鑑定人尋問）」実施から「再審開始決定」をさせるため、改めて様々な取り組みが必要とされている。

【2013.1.31　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山事件◇第１２回三者協議の報告

以下転送します。南あめんぼうさんからのお報せです。

【狭山の風 VOL.３８８ 2013/01/30】
　狭山第３次再審闘争勝利にむけた日々のとりくみに敬意を表します。1月３０日に第1 2回三者協議がひらかれました。
　第1 2回三者協議では、検察官は、弁護側の要求にたいして、手拭い、 腕時計、自白の秘密の暴露に関わる捜査報告書等1 9通を開示しました。弁護団は、開示証拠を精査するとともに、これらをふまえてさらに証拠 開示を求めます。未開示の証拠物については今回は開示されませんでし たが、具体的に内容を特定して再度、開示を申し立て、裁判所もこれらの開示に対応するよう促しました。
　Ｏさんの証人尋問などの事実調べについては、今後出される検察官の意 見書をふまえて裁判所が判断することになります。また、弁護団は、準備 中の新証拠を4月末に提出、検察官も意見書を提出し、これについても、今後、鑑定人尋問をおこなうかどうか、裁判所が判断することになります。
　次回の三者協議は5月におこなわれますが、おりしも狭山事件は事件発生 から半世紀を迎えます。冤罪５０年を広く市民にアピールし、さらに証拠 開示と事実調べをおこなうよう世論を大きくしていかなければなりません。半世紀を迎える5月にむけて、全国各地でさまざまな取り組みをすすめて いただくようお願いします。
　　　　　　　　　　　　　（中央狭山闘争本部 事務連絡から）

【2013.1.31　新治】

　昨日15時より、東京高裁で、狭山事件第3次再審請求審の第12回三者協議が行われました。
　実は昨深夜＝本未明、PHSのメール着信音に気付き目が覚めてしまいました。「全く！誰やこんな夜中に」思うて、確認した所、露の新治さんからで、しかも、この三者協議についての速報でした。
　20：04　部落解放同盟中央本部が各都府県連宛に「第12回三者協議の報告の送付」をFAX一斉送信
　21：19　それをもとにメールマガジン『狭山の風』が、これを紹介した388号を発行
　?：??　『狭山の風』を受信したみなみあめん坊さんが転送
　2：26　露の新治さんが転送し、平野が受信
という事だったようです。我々には、１月末に開かれるとしかわかりませんでしたが、それが昨日だったようです。その点に付いて「日程を隠す必要があるのだろうか。」との疑問はありますが、この報告は中々早く、本当に速報でした。

以下、内容を紹介します。

◎前回の三者協議後
　12.16付　弁護団、「手拭い」「腕時計」の捜索、「反抗経路」「犯行現場」の特定、関連捜査書類等の証拠開示勧告申立書提出
　1.21付　弁護団、「欠番」証拠物の開示勧告申立書提出
　1.22付　検察、意見書提出
　1.24付　弁護団、「脅迫状・封筒筆記インクのX線分析器による分析」を求める鑑定嘱託申し立て補充書提出
　1.29付　検察、意見書提出
◎検察、捜査報告書等19通開示
　「手拭い」「腕時計」「秘密の暴露に関する捜査報告書」等
　　→弁護団、再審に活用すべく、今後精査・検討
　「犯行現場」捜査書類等は「開示必要なし」と拒否
　　→弁護団、反論。
◎弁護団、今後更に証拠開示勧告申し立て
　「手拭い」・・今回開示証拠も踏まえ再度
　「欠番」・・内容を具体的にし再度
　　→裁判所、検察に対し「柔軟に対応するように」
◎弁護団、裁判所に事実調べを要求
　「脅迫上化学分析」「「犯行現場」隣接畑で農作業していたOさん証人尋問」
　→裁判所、検察意見書提出後に判断
◎今後、
　４月末、弁護団、「自白」「殺害方法」等の新証拠提出。検察、意見書提出
　５月、第13回三者協議

　おわかりのように年度内までかと思われていた三者協議が、更に５月に行われる事となりました。豊中のストーンリバーさんのブログで紹介されていたのですが、同じく小川裁判長かかりですすめられている「三鷹事件」再審請求審の三者協議の報告にこんな部分がありました。ネット環境にある方は是非全文をお読み下さい。
http://www.maroon.dti.ne.jp/mitaka-case/3rd_sinkoukyougi.html
　私が注目したのはこの部分です。「役所は、裁判所も検察庁もそうだが、年度末に人事の異動がある。検察官は、異動があることを想定して、新たに異動してきた人が事件記録を読んで概要を把握した頃を次回期日としてほしいと考えたと思う。つまり５月とか６月とかそういう時期だ。しかし弁護人が、『異動が懸念されるのであれば異動の前に１回入れて下さい』と言ったところ、裁判所も『そうしましょう』となり、年度末前の３月１５日に期日が指定されたのだ。」この件については狭山も全く同一条件なだけに気がかりにはなります。
　いずれにせよ今度の三者協議が行われる５月は中田善枝さん行方不明（１日）死体発見(４日）、差別的集中見込み捜査から石川一雄さん不当逮捕(23日)、から、何と50年を迎える月です。
　まずは控訴審を最後に40年も実施されていない事実審理をかちとるため、一歩を踏み出す年としようではありませんか。皆さんの引き続きの注目をお願いします。

【2013.1.31　大阪市住吉区　ＨＭ様】

フェイスブックの案内

フェイスブックに、「狭山事件の再審を実現しよう」というページ
http://www.facebook.com/sayamajiken

が開設されました。facebookに登録している方は是非「いいね！」を

【2013.1.24　大阪市住吉区　ＨＭ様】

石川一雄さん　新年メッセージ

　私たちは新年を迎えても特別に意識することなく、ただ只管（ひたすら）に冤罪を晴らす為の活動を展開する中で、むしろ皆さん方の今後において、私石川一雄に対する支援活動にどう関わって頂けるのか、その方が気掛かりでなりませんが、取り敢えず新しい年の第一歩を踏み出すに当たり、皆さんに心から新年のおよろこびを申し上げます。
　昨年の年頭の挨拶の中では、「・・・今年が最大な山場」であり、私の「生死を決する年になる」と檄をとばした関係で支援者各位からも多大なご尽力を賜りましたのに、「勝利」はおろか、「再審」の目処も立てられないまま、2013年を迎えて終ったことを大変申し訳なく、済まない気持ちで一杯です。然しながら、弁護団の話によると、今月に予定される第12回の三者協議を受けて、３月頃には補充書、鑑定書が出された後は、いつ裁判所が結論を出してくるかという切迫した状況になります。そのような中で、少なくとも裁判所から勧告されたものの、未だ開示されていない残りの三項目の証拠を出させる活動を皆さん方に切にお願いする次第であります。
　これまでの再審裁判で冤罪が晴れた事件は、みな一様に検察の証拠開示に因るものであります。従って確定判決を覆す重要な証拠は検察の保管庫に眠っており、然も、膨大な未開示証拠の存在を認めながら、職責を全うしない検察側の対応を厳しく糾弾しなければなりません。ご承知の様に再審裁判では新証拠が発見された時に「実現」されるとあってみれば、尚更検察官は「無辜の救済」の再審の理念にたち、直ちに証拠を開示し、「白」「黒」をつける措置を講ずるべきでありましょう。以前、検察担当官は、「手元に証拠を集め、整理すると分量として積み上げれば2～3メートルになる」と弁護団との折衝の場で回答し、未開示証拠の存在を認めていたので、皆さん方の「証拠開示せよ」「不正義は許されない」の声を検察庁に届け、何としても開示させて頂きたく願っております。
　私も３年ほど前に、ジュネーブにある国連・規約人権委員会委員に検察側の証拠不開示について訴えてきました。委員からは再三に渡って、日本政府に対し、強く証拠開示するよう勧告されています。そもそも検察に有る証拠は公費で公的機関に因って収集された物でありますから、本来は公的財産であり、弁護側に開示されて然るべき物です。新証拠が必要とされる再審にあって、請求人の私に当然開示すべき物である筈です。にも関わらず「プライバシー保護」等を理由に開示しない訳ですが、「プライバシー」を問題にするのなら、事件当時、被差別部落に対する差別的集中見込み捜査を行い、どれほど被差別部落の人たちの人生を踏みにじったかを先ず明らかにすべきですし、そのためにも検察は全証拠を開示し、捜査過程を全て明らかにすべきです。重大な事実の隠蔽行為が国民に知れることを恐れ、証拠開示出来ないのではないか、と指弾せずにはおれません。
　「真実と正義は必ず勝つ」と信じ、声をあげてからやがて半世紀が経とうとしている現在、今度こそ裁判官は、私の訴えに耳を傾け、真摯に向き合って頂けるものと信じて居り、取り分け、私が書いた逮捕当日の「上申書」が証拠開示によって日の目を見、「筆跡の不一致」の鑑定書も提出されたことで、私にとっては、確定判決の事実認定が覆る程の新証拠として、裁判官が認めて下さると信じて疑いません。
　また今後も「犯行現場」に関する捜査書類をはじめ、ルミノール反応検査報告書、証拠の標目を記載した証拠リストなど、未開示証拠類の開示を重ねて請求して参る所存です。中でも、真実の全容が明らかにされるであろう、逮捕当日から否認し続けた間に「脅迫状」を見ながら書き写した練習用紙を開示して頂ければ、当時私が如何に無学であり、文字が書き得なかったこと、また、捜査当局の不正義が明らかになるであろうことなど裁判官に解って頂けると思いながら、その開示も積極的に求める訴えを続けていくつもりです。
　検察官は弁護団からの証拠開示請求に対し「どんな証拠か個別に特定するよう」求め、開示の必要がないとして開示拒否をしているようですが、弁護人には証拠リストすら出さず、検察手持ちの証拠が解らないからこそ全証拠の開示を求めるのであって、「特定」の仕様もないのです。故に支援者皆さんからも再度裁判官に「証拠開示を受ける機会を保障」するよう声を大にあげて頂きたいのです。
　私の完全無罪への核心は証拠を開示させる一点につきるので、このことをご理解の上行動を起こして頂きたく、心からお願いし、年頭に当たり私の不退転の決意と皆さんの更なるご協力を切望して失礼いたします。
　皆さんにとりまして今年もよき一年になりますよう念じつつ。

２０１３年１月１日

石川　一雄

【2013.1.1】

　「『週間新社会』意見広告・石川さんの思いを形に！」

　狭山差別事件の無実の被害者、石川一雄さんの年頭の言葉。じっくり読ませて戴きました。この思いに答えなければ、申し訳ありません。狭山の取り組みがどれほど解放運動、同和教育を活性化させたか。三大闘争の一つに位置付け、解放運動は前進し、皆が多くのことを学ばせて戴きました。数々の冤罪事件で、再審無罪の扉を開くことができたのは、狭山の闘いがあったればこそです。私自身多くのことを学ばせて戴きました。その狭山が５０年になります。ため息も出ますが、石川さんご夫妻の不屈の闘いに、励まされます。新社会党の機関紙、週間新社会に意見広告を出さして戴きました。狭山事件と、東京独演会の告知を入れました。ささやかながら、私のできることです。「今年こそ」の思いを抱きながら日を重ねてゆきたいと思っています。願生りましょう！

【２０１３．１．３　新治】

１０．３１　狭山事件の再審を求める市民集会。

　東京日比谷野外音楽堂での、「狭山事件の再審を求める市民集会」に参加してきました。来年で狭山５０年。長すぎます。再審無罪への思いをあらたにしました。集会では、石川一雄、早智子さんも登壇。そして、 中山主任弁護士から弁護士団の紹介のあと、５・２３上申書の筆跡、証拠開示請求、三者協議の模様、事実調べの展望などについて話がありました。続いて、ルポライター鎌田慧さんからも報告がありました。石川さんは強迫状を書く識字能力が無かったのです。だから、犯人ではない。だから犯人にされてしまった。それは差別の結果です。多くの冤罪事件が、狭山の運動が力となって解決してきました。残るは、名張毒葡萄酒事件、袴田事件、そして狭山です。世論を盛り上げて再審を勝ちとりましょう。今日のデモは広く狭山を伝える場です。皆さん、笑顔でデモに参加してください！集会の後、デモが行われました。東雲寺（寄席でお世話になっています）のご住職、柚木老師、映画監督の大熊さんも参加されていました。大熊さんは、石川一雄さんを支える埼玉東部市民の会の代表もお勤めです。

満員の日比谷野外音楽堂！


石川一雄、早智子さん登壇


中北弁護士からの報告


今後の展望について


鎌田慧さんの報告


デモの隊列・東京駅付近


石川さんご夫妻


柚木ご住職、大熊監督も参加


東京駅

【2012.10.30　新治】

　昨日、「狭山パンフを読む会」は新治さんをはじめ６人もの仲間（もっとも５０歳以下０人、女性０人のおっさんばっかりですが）が大阪・奈良から東京の集会に参加しました。読む会としては、毎年の１２．３０望念会、７月吉野山宝寄席に次ぐ大結集です。狭山パンフを読む会も、結成３０年を越えてしまい、普段何の取り組みも出来てないダメサークルですが、こうやって、石川さん無罪獲得のために集う事で、仲間の繋がりを感じています。デモの後、一緒に懇親した町田市の曹洞宗東雲寺の和尚さんのブログにも新治さんの写真が登場していました。

日比谷野外音楽堂

石川ご夫妻

１０．３１　狭山事件の再審を求める市民集会に向けて

　皆様、如何お過ごしですか。朝晩はめっきり涼しくなりましたが、この月曜もも夏日だった大阪です。さて、来週の日程です。
　28日(日) 第361回狭山パンフを読む会（とうとう結成30年を越えてしまいました。再審無罪判決を勝ち取り、1日も早く解散したいものです。）
　29日(月) 東電OL殺人事件ゴビンダプラサドマイナリさん再審第1回公判（是非注目を！）
　30日(火) 1年半ぶりに日比谷野音で開かれる狭山事件の再審を求める市民集会（露の新治さんはじめ、読む会としては多数参加します。私も自費参加します。）
　31日(水） 寺尾差別判決38カ年です。

【2012.10.25　大阪市住吉区　ＨＭ様】

　狭山差別事件の被害者、石川一雄さんからのお便りです。３８年前、寺尾判決（二審）をきっかけに、部落差別意識に気づかされた私にとっても、石川さんの再審、無罪は一日も早く実現したい願いです。長文ですがぜひお読みください。石川さんの人生をかけた闘いであり、叫びです。そしてこのお便りを、知り合いにお広め戴き、世論の盛り上げにお力をお貸しくださいませ。

【2012.10.25　新治】

みなさんからのお便り

ありがとうございました。私もこの裁判の事は高校生の時に知りました。と言って、今まで目立った行動もしてませんが。しかし、奈良県内の宗教者(仏教各宗派、キリスト教、神道、天理教等)が集まって、「奈良県宗教者人権推進会議」を組織して、勉強会、講演会等年三回や浄土宗奈良教区で年二回で我々宗教者も年五回の研修を積んでます。しかし、私自身なかなか理屈通りの言動は難しく、どこかで人の心を害しているのではないのか？と反省することもしばしばです。知り合いに広めたいと存じます。ありがとうございました。【2012.10.26　奈良県　Ｏ様（僧侶）】

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　新治さんこんばんは！貴重なメッセージをありがとうございます。一昨年に狭山で石川さんとお目にかかり、「見えない手錠を外すまで」と、奥様も一緒に闘っておられるお姿をあらためて思い出しました。つい先日も「袴田事件」の被疑者とされ死刑囚となっているたかたのお姉さんのお話を聴いてきたのですが、警察の捜査が、石川さんの時と同じようにまったくでっち上げた、でたらめなもののようでした。そのほかにも、最近もわたしの住む大津で知り合いの家の隣に住む人が痴漢の冤罪で裁判闘争されています。身近な所でも起こったのでびっくりしましたが、時期や状況は違っても、冤罪は決して許されないと、私たちが一人一人声をあげなければだと強く感じます。わたしもできることを願生ります！　ありがとうございました！【2012.10.26】

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　先ほどまで研修会で携帯電源OFF.たった今、大丸二階の喫茶カフェ・ラ・ガレリアにて、一気に読ませていただきました。再審成ることを確信しています。強く、より強く、さらに強く成らんことを！！！【2012.10.26　鳥取県　Ｏ様】

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　１０月３０日の狭山集会、ご苦労様でした！　参加したかったのですが、仕事の関係で参加できなかったのが残念です。先日もお知らせしましたが、私たちの地域では、お忙しい中、石川一雄さん・早智子さんにほぼ毎年来ていただいて、今の状況や今後のこと、私たちができることを話してもらっています。そのための準備として、昨日（１１／１０）の「中学校区人権フェスティバル」で、１１月１３日に石川さんに来ていただくチラシを配布したり、「見えない手錠をはずすまで」の映画の予告編を上映したり、要請ハガキを書いてもらったりしています。また、その日のために、一雄さんから「人権フェスティバルへのメッセージ」もいただき、みんなに配布しました。勿論、仲間にも、あちこち１３日のチラシを配布したりしています。三重県の小さな地域の活動ですが、一雄さんがいつもいわれる「夜間中学校を卒業したい！！」という言葉の重みを噛みしめながら、私たちにできることを願生っていきます！ともに願生りましょう！！【2012.11.11　三重県 ＮＮ様）

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石川一雄さんメッセージ（以下石川早智子さんHPから引用）

　今年の夏は長く熱く厳しいように感じられた中で、私は例年、現地事務所で書き物をし、蚊に悩まされたものでしたが、狭山に限って申しますと今年の夏は殆どと言っても過言でないくらい蚊に刺されることなく書き物に没頭できました。それは多分雨量が少なく、ぼうふらが湧く場所が少なかったことに起因していたんではなかろうかと思います。皆さん方にはこの長い酷暑を元気に乗り越えられたでしょうか？
　前置きが長くなりましたが、38年前の「寺尾不当判決」に対し、再審を訴えて決起下さった皆さん、本当に有難うございます。

　寺尾判決の日は誰しも「無罪」を確信していた筈なのに、どんでん返し的な「有罪」判決に私や弁護団の憤りは今も言葉に表すことができません。また支援者たちが激しく抗議行動を展開された旨拘置所で伺いましたが、これは「寺尾なら大丈夫」の楽観が招いたものであると自分を戒め、以後38年間、不撓不屈の精神で闘って参りました。そして今は私の狭山再審闘争を基盤とし「えん罪の防止、差別と偏見の克服」に向けた連帯の輪を広め、力強く踏み出していることに誠に心強く、限りない感謝の念で一杯です。

　すでに三者協議も11回を終え、その報告は「解放新聞」既報の通りであり、いよいよ大詰めの段階を迎えています。来年は狭山事件発生から50年であり、私自身は不当逮捕された5月頃には「事実調べ」「再審開始」の実現を目指して連日のように全国各地へ、支援要請のお願いや、裁判所前のアピール行動など、訴え活動を展開している次第であります。

　しかしながら、2009年12月、門野裁判長の出した8項目の証拠開示勧告に対しても、未だに、肝心要の3項目の証拠を開示しようとしない検察に対し、満腔の怒りを禁じえません。私自身もせめて勧告された証拠を出させることに重点を置き活動を続けていますが、弁護団、部落解放同盟を中心に、全国の住民の会・市民の会、労働組合、宗教者の皆さんの真実を希う真摯なご尽力のお陰で、この２～3年の間、着実に実を結んでいます。また、公平で公正な裁判、事実調べ・再審開始を求める百万筆を超える署名、公正な裁判（→証拠開示の法制化）を求める請願署名など様々な闘いが世論の声として裁判所に届いています。これも偏に皆さん方各位のご支援、ご協力とその結集した力の及ぼす影響力の大きさであり、今更ながら心から感謝を申し上げます。

　皆さんもご承知の通り、47年間も隠し続けていた、私が逮捕当日に書いた上申書が開示されたことで、鑑定して頂いた結果、脅迫状とは異筆であることが証明されました。私は犯人でありませんから、当然のことながら、それ以外にも裁判所に提出されている全ての証拠についても私の犯罪行為を証明出来得る物証は何一つ存在しないし、加えて今後さらに弁護団から無実を示す新証拠、鑑定書が提出される予定です。

　ただ一方において、依然として予断を許せないのは「脅迫状」や「法医学」鑑定に関して検察側も鑑定書を出されたようであり、中でも検察は再審開始に必要な「明白性については確定判決を崩すほどの強烈な衝撃力を有しない」と弁護団の主張する論点に反動姿勢を露骨に現してきていることからも伺えるように、いよいよ再審闘争も最終段階に突入したものと捉え、支援者皆さん方に警鐘を乱打せずにはおられません、
　何よりも寺尾判決の二の舞を踏んではならないと私は自分自身に言い聞かせ、現在の担当裁判官が「再審開始決定」を出すまでは、「寺尾判決」を肝に銘じて、えん罪が晴れるまでとことん闘い抜く決意でおります。従って此の様に狭山再審闘争が深まりゆき、検察当局との対峙を回避して、狭山闘争の歴史的勝利はありえませんので、皆さん方に最後のお願いとして、断固勝利に向かって追撃し抜く態勢を戦闘的に打ち固めるご支援を賜りたいのであります。

　以上が私の決意と支援者皆さま方へのお願いでありますが、ご多忙の中を本集会にご参集下さり、誠にありがとうございました。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、十二分にお気をつけください。

　今後のご活躍を念じつつ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2012年10月31日

10・31寺尾不当判決38ヵ年糾弾
再審実現集会に決起されたご一同様へ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石川　一雄

【速報】第11回三者協議について

　１０月３日(水)、狭山事件第3次再審請求審で第１１回三者協議が開かれました。詳しくは、石川早智子さんのHPをご覧下さい。

また、一昨年５月以来、久々に数千人規模の狭山中央集会が開催されます。露の新治さんも参加予定とのことです。
■１０月３０日（火） １３：００～１４：３０（集会後デモ）

寺尾差別判決３８ヵ年糾弾！ さらなる証拠開示と鑑定人尋問・証人調べを求める市民集会

東京・日比谷野外音楽堂

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以下石川早智子さんHPより

　２０１２年１０月３日、第１１回三者協議が行われました。その内容についての速報が出ましたのでご報告いたします。

◇第１１回三者協議について（速報）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　部落解放同盟中央本部

　１０月３日、午後３時から東京高裁内で狭山事件第３次再審請求の第１１回三者協議がひらかれました。東京高裁第４刑事部の小川正持裁判長をはじめ担当裁判官、東京高等検察庁の担当検察官２名、弁護団からは、中山主任弁護人、中北事務局長をはじめ１２人の弁護人が出席しました。
　弁護団は、第１０回三者協議前の４月１９日付けで、証拠開示勧告申立書、証拠開示に関わる意見書を提出し、殺害現場についての捜査書類、スコップの捜査について、また、スコップ関係の証拠で、番号が抜けているものを指摘し開示を求めていましたが、これらについて、検察官は、この日の三者協議で４点の証拠を開示しました。開示された証拠は、事件直後の捜査報告書１通とスコップ関係の３点です。弁護団は今後、これら開示された証拠を再審請求に活用していくために分析、検討していくことにしています。
　しかし、一方で、検察官は、目撃証言や３物証（万年筆、鞄、腕時計）、いわゆる「秘密の暴露」にかかわって弁護団が求めた証拠開示について、今回の意見書で証拠開示の必要性はないとする立場を表明しました。弁護団は高裁の開示勧告以来の積み重ねをふまえて反論し、裁判所も柔軟に対応するよう検察官に促しました。
　また、弁護団は、検察官が領置した証拠物の番号が飛んでいるものについて、開示と内容の特定を求めて、９月７日付けで証拠物の標目の開示勧告申立書を提出していました。検察官から回答はありませんでしたが、これら弁護団が求めた証拠開示について、裁判所は柔軟に検討するよう促しました。
　弁護団は、三者協議に先立つ９月２６日に、腕時計についての新証拠と補充書を東京高裁に提出しました。提出された新証拠は、時計修理歴４４年という専門家鑑定人によるバンド穴の使用状況についての報告書などで、被害者や被害者の姉が使用するはずのない２番目のバンド穴の使用頻度が高いことを明らかにし、自白にもとづいて発見されたという時計が被害者が使用していたものではない疑いを示すもので、弁護団は時計の発見が「秘密の暴露」とはいえないと主張しています。
　弁護団は、８月、９月に、スコップ土壌について検察官意見書に再反論する大橋第２意見書、筆跡について検察官意見書に再反論する魚住第２意見書、佐竹鑑定書などの新証拠を提出しました。また、この日にも、捜査、逮捕の問題点についての新証拠と再審請求補充書、関連する証拠の開示勧告申立書を提出しました。
　三者協議では、これらの新証拠について説明し、裁判所は検察官に意見を求めました。脅迫状の筆記インクの科学的検査や「犯行現場」の隣で事件当日農作業をおこなっていたOさんの証人尋問についても、裁判所に再度求めました。
　弁護団は、検察官意見書に反論する法医学鑑定や取調べテープに関わる証拠を来年春にかけて提出する予定であることを伝えました。証拠開示や時計の新証拠、事実調べ要求についての検察官の意見も今後出されることになります。

　これらをふまえて、次回の三者協議は来年１月下旬におこなわれる予定です。証拠開示と事実調べを実現するために、さらに運動の輪を広げ、世論を大きくしていこう！

【2012.10.7　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山ドキュメンタリー映画速報

　来年公開予定の狭山ドキュメンタリー映画『「みえない手錠をはずすまで」～狭山事件 石川一雄～』のＨＰに、予告編、制作ニュース第１号が相次いで公開されました。ゴビンダ プラサド マイナリさんの再審開始決定をなした東京高裁小川正持裁判長がいかなる判断をなすか、１０月の三者協議に向け強い注目が必要です。

【2012.8.18　大阪市住吉区　ＨＭ様】

狭山速報

　 「２０１２年４月２３日午後３時から第１０回目の三者協議が開かれました。検察官は１９点の証拠を開示しました。死体を埋めるために使われたとして有罪証拠の一つになっているスコップに関する書類や筆跡資料などです。しかし、まだ多くの証拠は隠されたままです。弁護団は、徹底した証拠開示、Ｏさんの証人尋問や、鑑定人尋問等強く求めていくことにしています。少しずつではありますが、狭山の闘いは前進しています。次回１０月に予定されている１１回目の三者協議に向け、さらなる証拠開示、事実調べを求めていきます。」石川早智子さんのホームページの記載です。
　三者協議のペースが遅く、いらだちますが、狭山事件発生から数えて５０度目の今秋、再審に向け半歩進む秋にしたいものです。
　その秋に向けての取り組みの一部が分かりました。昨年１０月、現地調査と交流をした「埼玉県南石川一雄さんを支援する会」HPです。
１．久々に大きな集会が取り組まれます。■１０月３０日（火）１３：００～　　日比谷野外音楽堂寺尾差別判決３８ヵ年糾弾！　さらなる証拠開示と鑑定人尋問・証人調べを求める市民集会
２．東京高裁前で石川さん夫婦を先頭に第10次アピール行動が始まっています。
　８：００集合　①　８：３０～１０：００、②１１：５０～１３：００
　すでに、６・26(火)、７・２(月)、と取り組まれ、以下、今後の予定です。
　８・２１（火）、２８日（火）、９・４（火）、１１日（火）、１９日（水）、２５日（火）

【2012.7.4　大阪市住吉区　ＨＭ様】

５・２３狭山デー。

　今日は、狭山事件の石川一雄さんが不当逮捕された日です。東京オリンピックの前年、１９６３年ですから、もう４９年目になります。例年この日は、東京で大集会がありましたが、最近ありません。ほんまはしなければいけないのですが、残念ながら、ありません。もちろん「狭山」は終わっていません。石川一雄さんは、お連れ合いの早智子さんと共に、精力的に全国を回り、無実、再審への支援を訴えています。また東京高裁前アピール行動も続けています。
　私は、狭山事件を知ることで、自分の中にある差別意識を自覚させて戴きました。狭山事件と出会わなければ夜間中学の運動にも関わっていませんし、その後の人権運動、反差別の運動に関心を持つこともありませんでした。ですから狭山は私の人権意識の原点であり、５・２３は私にとっても人権記念日です。同じような人はたくさんいるはずです。　世の中の司法の流れは、再審へ向かっていますが、これは狭山裁判糾弾闘争ありせばこその流れです。なのに、肝心の狭山がまだ再審が開かれていません。検察は税金で集めた証拠を全面開示していません。なぜ見せられないのでしょう。石川有罪に自信があれば、開示できるはずです。開示したら具合が悪いのでしょう。だったら、このことこそが、「石川さんの無実の証明」になりませんか？石川さんの、見えない手錠がはずされる日が一日も早く来ることを願い、具体的にできることをしてゆきましょう。それが、狭山で学ばせて戴いた者の恩返しです。願生りましょう！　動かす意志があれば、狭「山は動く」のです！

【2012.5.23　新治】

５・２３メッセージ 　不当逮捕49年に至って全国の支援者の皆さんにメッセージをお送りいたします。年頭の挨拶では今年中に「再審」実現の「勝利の年に」と記し、又その積もりで全精力を傾注し闘って参りましたが、先の10回目の三者協議に於いて、検察は19点の証拠は開示したものの、求めていた肝心な証拠は開示せず、然も有るべき筈の「血痕反応検査」の報告書や、犯行現場とされる8ミリフイルムなども「不見当」との回答をくりかえしています。私が無実を訴えたのは、「死刑」判決後、半年位であり、本来なら、その様な重要な証拠は保全してしかるべきなのに、私が東京高裁で「無実」を訴えたことに因って、保管しておくことに危機感を覚え、その時点で「廃棄」処分にして終ったのではないかと思わざるをえません。しかし、2009年の門野裁判長の勧告は、「存在しないならその理由の説明をしなさい」と踏み込んで迫ったはずであり、検察側はそれに対していまだ明確な回答をしていません。弁護団は、検察側が提出してきた意見書に反論する専門家の意見書を提出するとのことであり、10月に予定されている11回目の三者協議を待たなければなりませんが、それによって今後の展開は来春に持ち越されることも考えられます。 　これまで8項目の開示勧告の内5項目、50数点について証拠開示がされましたが、肝心の3項目については、何度迫っても「ない」の一点張りなので、今後も「ない」理由の説明や、弁護団の求める他の証拠開示も求めていきます。 　考えてみれば「殺害現場」が特定されないまま「有罪」が認定されていることになり、それらを究明するのが裁判所の職務の筈であります。また、あれ程沢山の無実を示す証拠が提出されているにも関わらず、「事実調べ」しないなど、「狭山事件」は、稀なだけでなく不公平な裁判経過といえるのではないでしょうか。「殺害現場」を裏付ける客観的証拠が「ない」ということ自体が私の無実を明らかにしていることを証明していると思われます。法廷を開き、事件当日、「犯行現場」の至近距離にいた農作業者をはじめ、「証人」尋問をすれば「白、黒」の決着をつけられるのにと裁判所の姿勢に問題を投げかけずにはおれません。私、石川一雄の心は閉ざされたまま50年、半世紀を迎えるのが濃厚な現実に直面し、心に重く感じるのは否定しませんが、これからも「無罪」の二文字を勝ち取るまでは不退転に闘って参る所存です。支援者皆さんには、何時も私を支えて頂いており、感謝しつつも、この第三次再審で決着をつけるためにも更なるご協力が不可欠ですので、なにとぞ何時にも増して後押しをしてくださいますよう、心からお願い申し上げて、不当逮捕49年に当たり、私の決意と皆さん方のご理解の上、一刻も早く潔白の「よき日」を迎えられますようお力添えを再度お願いして失礼いたします。 ２０１２年５月２３日 石川　一雄

　さる５月１２日（土）に、狭山現地調査に参加してきました。ネットで知り合った方々と行って参りました。今回は徳島の方々ともご一緒させてもらいました。石川さんは、たいへんお元気そうで、再審への闘いはこれからが正念場と気合い十分でした。

【2012.5.15　福岡県田川市　川崎亭好朝様】

☆　2011年12月14日　9回目の三者協議で新たに14点の証拠開示がありました。狭山の闘いは前進しています。次回4月に予定されている10回目の三者協議に向け、さらなる証拠開示、事実調べを求めていきます。」石川早智子さんのホームページの記載です。狭山事件発生から数えて50度目の今春、再審に向け半歩進む春にしたいものです。
★2月25日、部落解放同盟全国狭山活動者会議兼狭山住民の会交流会が開催されました。石川早智子さんのHPと「狭山事件を検証する」というHPに詳しい報告が掲載されています。
★上記の集会でも提起されましたが、22日(木)東京で狭山市民集会が開かれます。
　狭山事件の再審を求める市民の集い
　18:30～日本教育会館（地下鉄神保町駅）８階第１会議室定員(300人)
　・弁護団報告：「ここまで来た狭山第3次再審｣(中山）､｢最近の再審の動向と狭山事件｣(庭山）　・上映：『みえない手錠をはずすまで（予告編）』、狭山教宣用DVD試作版　・市民の会からのアピール
★狭山関係の当面の主な日程
３月
　　７日(水)・13日(火)･22日(木)･27日(火)　東京高裁前アピール行動
　　９日(金)　浦和地裁「死刑判決」糾弾！狭山第３次再審勝利！埼玉集会
　１７日(金)　狭山再審弁護団会議22日(木)　狭山事件の再審を求める市民の集い
　３１日(土)　「公正な証拠開示の法制化を求める」請願署名第2次集約
４月
　　３日(火)・10日(火)　東京高裁前アピール行動
　　中旬　　　狭山第3次再審請求審　第10回三者協議
　１８日(水)　連合・部落解放中央共闘狭山現地調査
　２０日(金)　国会院内集会、証拠開示請願署名提出
★　誰でも出来る取り組みとして、要請ハガキ運動が提起されています。自分の思いを込めて裏面を書き、投函して下さい。
　　☆〒100-0013　東京都千代田区霞が関１－１－１　東京高等検察庁　検察官　廣瀬公治様
　　　要請内容：「東京高裁の勧告に従い、血痕検査報告書等の証拠を開示せよ。証拠リストを開示せよ。全証拠の保全・弁護団への開示を行え。」
　　☆〒100-0013　東京都千代田区霞が関１－１－４　東京高等裁判所第４刑事部 裁判長　　小川正持様
　　　要請内容：「高検の証拠隠しを許さず、全証拠の証拠開示命令を行え。新証拠の事実調べを行い、再審開始を決定せよ。」

【2012.3.6　大阪市住吉区　ＨＭ様】

１２月１４日（水）１５時より、東京高裁において、狭山事件第3次再審請求審の第９回三者協議が開かれました。小川正持裁判長はじめ第４刑事部の担当裁判官３名、東京高検の担当検察官２名、再審弁護団１１名が参加し、検察側より、１４点の証拠開示がなされました。以下、埼玉新聞記事の抜粋です。

　開示された証拠は、被害者のものとされる万年筆、かばん、腕時計に関わる捜査報告書や、死体を埋めたとされるスコップに関係する証拠、石川さんの供述調書など。弁護団は今後、開示された証拠を精査して、再審請求に活用していく方針。
　９月２８日に開かれた第８回３者協議では、検察側がスコップの指紋検査報告書などについて「不見当」と回答。弁護団は再度開示を求めて今回、検察側が開示に応じた。
　証拠開示された証拠の中には、小川裁判長の開示勧告によって、「秘密の暴露」として有罪判決の根拠となった万年筆などに関わる証拠や「犯行現場」の特定に関わる捜査書類も含まれている。
　２度の家宅捜索の後に、石川さん宅の勝手入り口のかもいの上から発見された万年筆など三つの物証は、いずれも徹底した捜索の後に発見されたとされる。弁護団は、不自然な捜査経過や自白に疑問があるとしており、再審請求の重要な争点となっている。
　検察側は「犯行現場」を特定するための捜査書類や万年筆の置き場所の図面などは「不見当」と回答したため、弁護団はさらに開示を求めていく。
　検察側は１４日の３者協議で「今後、筆跡や死体に関する鑑定書を提出する」と発言したという。弁護団は独自に行った筆跡などの鑑定や自白などについての新証拠を提出し、事実調べを求めていくとしている。第１０回の３者協議は来年４月に行われる予定。

【2011.12.16　大阪市住吉区　ＨＭ様】

　Ｏさんよりの情報提供を 転送します。
　ドキュメンタリー映画『みえない手錠をはずすまで』の制作に向けた公式ＨＰが立ち上がっていますので、お知らせします。「２０１３年完成予定」とありますが、そのラストシーンは、石川一雄さんの夢である「無実を証明して夜間中学校に行きたい」ということが実現しているところでエンドロールとなるように、私自身も取り組んでいきたいと思っています。ぜひ、皆さんに広げて下さい。ドキュメンタリー映画『見えない手錠をはずすまで』公式ＨＰはこちら　協力依頼もあります。一口2000円です。詳しくはホームページにて。」

【2011.12.5　反差別・人権研究所みえ　ＭＳ様】

　狭山再審実現・石川一雄さんの無罪獲得に心を寄せる全ての皆さん！！　多くの方に転送して、広めて下さい。

　東京放送（ＴＢＳ）が１１月７日（月）１：２０～１：５０に『報道の魂』という番組で、「次は私の番　動き始めた『狭山裁判』｣を放送しました。（こちらからどうぞ）

　残念な事に制作局での放送が終わってからのお知らせになりましたが、ＪＮＮ系列各局でも放送されました。番組名は『報道の魂』の他、『ＪＮＮドキュメンタリー＠にっぽん』『ＪＮＮルポルタージュ』等が使われています。これから放送される地域もあると思いますので、問い合わせてみてください。
　地上波ではありませんが、ＣＳの「ＴＢＳニュースバード」チャンネルでは、１２月１５日（木）の２３：００～２３：３０に『特選ドキュメンタリー』で放送される予定です。
　いずれも、深夜・早朝ですので、録画出来る方は是非録画して、家族・友人と一緒にご覧になって欲しいと思います。

　６月にはテレビ朝日が『サンデーフロントライン』で狭山をとりあげていますが、足利・布川に続き、この時にこそ風を吹かさねばと感じます。

【2011.12.2　大阪市住吉区　ＨＭ様】