新ちゃんの へらへら日記


2017年4月〜2017年6月

2017年4月

 「繁昌亭にて。」 (2017/4/1)

 上方落語協会創立60周年記念月間スタート。鏡開き。ふるまい酒。大入り叶!

  

 「大丸屋騒動」
 
 今日、慎悟師匠が繁昌亭の独演会で「大丸屋騒動」をかけられます。私も、4月30日の「ももやま亭」では、「大丸屋騒動」をやらせて戴きます。「京都四条で、四条の噺を」という趣向です。あとの二席は、楽しく、愉快な落語らしい噺をと考えています。何とぞよろしくお願いいたします。
 「敦賀落語会、45周年!」 (2017/4/3)

 福井県敦賀市の寄席、敦賀落語会がなんと45周年を迎えます。ここまで続いている寄席は、珍しい。私もお世話になった敦賀落語会。おめでとうございます! 末永く!

 「常蓮寺寄席、アクセス。」 (2017/4/4)

 5月7日(日)の「常蓮寺寄席」の会場、常蓮寺様(奈良県奈良市杏町)へのアクセスです。
・近鉄奈良駅(12:30  13:30)JR奈良駅(12:34   13:34)から、ともに杏中町(からももなかまち)行きバスに乗車。終点、杏中町で下車。そこから南へ徒歩3分。
・近鉄郡山駅、JR郡山駅(10分から15分間隔))からイオンモール大和郡山行きに乗車。終点イオンモール大和郡山下車。そこから北へ徒歩10分。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 「第17回大東新治寄席。」 (2017/4/7)

 お笑い人権高座をやるきっかけの地、大阪府大東市での独演会。一回目のサブタイトルは「人権の新ちゃん、本芸で願生る!」 回を重ねて17回目。今回は、ダブル受賞記念の会。各地でやらせて戴きました記念の会も、これで一区切りです。
〇 2017年5月27日(土) 開演14:00
 「奈良人権文化選奨・文化庁芸術祭優秀賞受賞記念 第17回露の新治寄席」
 一部、お笑い人権高座。
 二部 落語会。
 出演:新幸、新治、ゲスト 豊来家玉之助(太神楽曲芸)
 会場:野崎まいり公園・多目的ホール
 木戸銭:予約・前売り2000円、当日2500円。
 予約・申し込み:ホームページまで。

どうぞよろしくお願いいたします。

 「残席僅かになりました。露新軽口噺。」 (2017/4/11)

  新幸がオーナーのライブバー「太陽と月」での、新幸、新治の研鑽の会 「露新軽口噺(つゆしんかるくちはなし)」は、残席僅かとなりました。どうぞよろしくお願いいたします。
〇  第一回露新軽口噺(つゆしんかるくちばなし)
 日時:2017年5月13日(土)13:00〜
 会場:太陽と月(地下鉄、近鉄日本橋駅、I出入口、上がって南へ)
 ゲスト:笑福亭竹林師匠
 木戸:2000円 定員35人
 新治ネタおろし、他一席。新幸、一席(たまには二席)。
 「テント師匠、二百日。」 (2017/4/14)

 1月4日が亡くなって百カ日なので、今日で二百日。初めの百日とでは、時の過ぎる速さがまるで違います。最近では、思いだすことも少なくなりました。ただ、事故現場と前日食事を一緒にした「こけこっこ」には、まだよお行きません。いずれ、きちんとした形で拝みに行きたいとおもてます。「我や先、人や先。今日とも知れず、明日とも知れず。朝には紅顔あって、夕べには白骨となれる身なり。」ほんまにそうです。私もいつどうなるか、わかりません。はっきりしてるのは、今日まだ生きてるということです。生きさせてもろとるのです。テント師匠も見守ってくれてます。精進します。一花咲かせたいとおもてます。

 「完売御礼−露新軽口噺。」 (2017/4/15)

 5月13日(土)の「露新軽口噺」は、おかげさまで完売になりました。当日劵は、キャンセルが出た時のみです。どうぞよろしくお願いいたします。

 「京田辺市民寄席。」 (2017/4/16)

 京田辺施政20周年を祝う記念の寄席。来て戴いた50人のお客様、世話人の次田のり子市議、春日夜間中学、次田哲治先生夫妻に感謝! 番組は、「七度狐」・新幸、「ふろしき」・新治、「代書」・福楽、(お中入り)、「マジック」・こんばらさん、「鹿政談」・新治、「お礼の言葉」・次田のり子、手拭いプレゼント。福楽師匠の「代書」、舞台そでで爆笑。福楽ワールド、軽く語って、無類のおかしさ! これぞ落語!
 「林家染雀師匠とお稽古。 」 (2017/4/17)

 染雀師匠は今年芸歴25年。それを記念して繁昌亭で三度の独演会を企画。そのためにお稽古に来られました。染雀師匠は、若手対象にボランティアで鳴り物教室を主催。新幸もお世話になっています。私の咄の不備も指摘戴き、お稽古がいい勉強の場になりました。ありがたい!

 新幸が自力でお客を呼びました。

 乙夜寄席。新幸が全くの自力でお客様を呼びました。夜席独演会の前座として繁昌亭の高座に上がったことはありますが、協会主催の寄席では「繁昌亭初高座」。気合いが入っていたようです。21:45からの寄席に、よく25人も来て戴きました。それだけの気持ちに支えられているのです。この方々のお気持ちを戴き、精進し、高座でお返しをする。「咄家・露の新幸」としての道は開けてゆくと思います。私も願生ります!

 「パンは町のパン屋さんで買うべきです。」 (2017/4/18)

 今朝、トーストを食べようと思い、食パンを出したら青カビがかなり生えてました。仕方ありません、消費期限を5日過ぎてました。「冷蔵庫にいれといたらよかったなあ」と思い、別のパンがあったので「こっちは大丈夫」と思い、食べようとしてなにげなく消費期限を見ましたら、更に1日早い!「大丈夫と違うやん」カビたほうは、町のパン屋さんのもの。きれいなほうは、スーパーで買った有名メーカーの品。防腐剤の問題はなんとなく知ってはいましたが、こうハッキリ見せられると怖くなりました。パンは、町のパン屋さんで買わなあかんと思いました。これ、パンだけのことやないように思います。特に小さな子供には食べさせたらあかんと思いました。スーパーのパンが、どこまでもつのか見てみます。

 「第二回露新軽口噺をやらせて戴きます!」

〇 2017年6/17(土) 13:30開演 「第二回露新軽口噺(つゆしんかるくちばなし)」
 会場:大阪市中央区日本橋 「太陽と月」
 出演:新幸、新治
 木戸銭:2000円(当日2500円)
 定員:35人(懇親会30人)
予約受付は、5月13日(土) 第一回終演後より。ホームページ受付は5月14日午前零時より。どうぞ宜しくお願い致します。

 「繁昌亭記念興行より。」 (2017/4/20)

 鹿政談をさせて戴きました。




 「ビラ配り。」 (2017/4/21)

 昨日は開場前に、新幸、あおばさんと三人で、商店街でビラ配り。着物にハッピという姿なので怪しまれはしなかったのですが、若い人、特に仕事中の人はなかなか受け取ってくれません。それも、無表情で無視して通り過ぎてゆく。ちょっとイラッとします。どこかの店のアルバイトの五人づれ。見事に無視。了見の狭い私は「この店には行かんとこ」と思いました。これで気づきました。この逆もあるのです。私が失礼、無礼を働くと「もお落語なんか聞かへん、繁昌亭なんか行かへんぞ」となるわけで、誰がいつお客さんになるか、わからんのです。ほんまに身をつつしまんとあかんと思いました。おもしろいもんで、「上方落語協会60周年記念興行のチラシです」と言うより、「上方落語協会60周年記念のチラシです」というと、取りが格段によくなりました。ものも言い様です。

 「三田落語会から憲法展2017。」 (2017/4/22,23)

 4月22日(土)、三田落語会にて「鹿政談」と「深山がくれ」。よく稽古して臨むも、まあまあ。しかし、やるだけやったので悔いはありません。田町から神保町へ向かい、明治大学文学部の先生方に一席。よくお笑い戴き助かりました。雨中、田町の三田落語会へ戻り、さん喬師匠の高座を勉強。それから、日吉経由で横浜市菊名の、高校同期生の四元さん宅へ。
 23日(日)、四元さんが関わっている、憲法展2017へ。テーブルとビールケースの高座が、今日の檜舞台! 満員の50人。ありかたく勤めさせて戴きました。さあ、次は、ももやま亭に向かって精進!

 「完売御礼!」 (2017/4/24)

 5月27日(土)大東市での、新治寄席は、おかげさまで完売となりました! 当日劵はありませんので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 「憲法展2017感想。」 (2017/4/25)

 詳細レポートを見つけました。ホームページやツイッターでご紹介して下さい。

「HOME★9(ほめ・く) 中途ハンパ主義宣言」

 「お稽古繁昌!」

 午前中に、三馬枝師匠。午後から、達瓶師匠。達瓶師匠は、5/14(日)繁昌亭、夜席。笑福亭達瓶独演会にてご披露! ネタは?お楽しみに。
桂三馬枝師匠 笑福亭達瓶師匠、新幸


 「峰歯科・峰矯正クリニック落語会。」 (2017/4/26)

 久しぶりに伊賀市での高座。峰先生による、歯と健康なお話。その後、落語会。番組は、「看板のピン」・紫、「紙入れ」・新治。いいお客さんで助かりました。三日前から体がダルく、頭が痛かったのですが、今朝熱を計って風邪だとわかりました。ももやま亭までに治します!


「看板のピン」・露の紫

 「訃報。吉報。」 (2017/4/29)

 三遊亭円歌師匠が亡くなられました。弟子の歌之助師匠の鈴本初トリが、私の鈴本初高座。その席のある日、円歌師匠は、出番が無いのに僧衣の出で立ちで楽屋に来られました。当時は会長。私らは平伏してました。前座から扇子を受けとると、そのまま高座へ。サプライズ出演に客席は大盛り上がり。漫談で笑わすだけ笑わすと、「歌之助をよろしく」とサッとおり、袖で待っている前座に扇子をポーンとほると楽屋へ。弟子の初トリの席に花を添える気遣いとその勢いに圧倒されました。中学生の頃「山のアナ、アナ」で笑いころげた「あの歌奴」を生で見たという興奮が、一日覚めませんでした。
 鈴本のお盆興行に用いてもらい、昼席トリの円歌師匠に挨拶に行くと、やさしく迎えてくださいました。翌日には、楽屋にお土産が届くという細やかさに、感動しました。二年前からは、トリは歌之助師匠に任せ、ご自身は中トリに回られてました。去年の八月挨拶に伺いました。前座に両手を持ってもらい、やっと座布団へ。膝を座布団の後ろに引っかけ、足のほとんどは板の上。そこからずり上がって座布団に座る力がもうありません。見てて、痛ましかった。お客も心配そうな表情。ところがです。一旦話し始めると、それこそなんの乱れもなく、いつもの円歌節で爆笑、爆笑。お客さんになんら不安を感じさせない不動の高座。袖の私も新幸も声をあげて笑いました。終わると、また前座に手をひかれ降りてこられました。普通なら、いったん緞帳を下ろし「板つき」にします。手をひかれる衰えた姿を見せたくないものです。それを堂々と全て見せる。私は、磐石の自信のなせるわざだと思います。お客は「円歌でありさえすればよろこんでくれる。円歌を見れば納得する」そんな自信がなければ、かっこをつけたくなるものです。最後の最後まで現役の爆笑王を貫かれた偉大な円歌師匠。お会いできて、ほんまにありがたかったです。昼席の中トリが円歌師匠。夜席が私という鈴本の番付は、私の宝物です。ありがとうございました。
 吉報もあります。我らが、柳家さん喬師匠が紫授褒賞を受賞されました。むしろ遅いなあと思いますが、今までのご努力(ある種超人的)が認められ、ほんまにうれしいです。たまにそばで見せて戴くのですが、まねのできない努力を積み重ねてこられました。心も体もタフで、何より落語が心底好き、師匠五代目小さんを好きというゆるぎのない噺家人生にいつも感動させてもろてます。ほんまにおめでとうございます! みんなでよろこびたいです。

2017年5月

 「ももやま亭。」 (2017/5/1)

 昨日のももやま亭。「大丸屋騒動」の決定版を目指しましたが、直前に体調をくずし決定版には至りませんでした。次回を楽しみにします。盛況のうちに幕をおろしたのは良かったのですが、事故がありました。椅子は全てスライド式の会場で、前方フラットの部分も台の上に載ってます。つまり床から20pほどの段差があります。フラットやと思い、高齢の女性が足を踏み出しこけたさい、後頭部を打たれ、出血。救急車を呼ぶということになりました。幸い意識ははっきりしておられ「すんません、すんません」と逆に謝られるほど。少しホッとして帰宅。今朝電話をさせて戴きましたら、お元気な声でいろいろお話戴きました。周りにおられた方もご心配戴きましたが、ご無事ですのでご安心ください。しかし、ほんまに何があるかわかりません。特に年をとったら、とっさに身を守るのが下手になります。お互い気をつけなあきませんわ。

 「よしの寿限無亭〜春席〜。」 (2017/5/6)
 
 奈良県吉野町の「吉野葬祭会館」にて、「第33回よしの寿限無亭〜春席〜」。開口ゼロ番(開演前)「鉄砲勇助」・新幸、「ちょうず回し」・三語、「貧乏花見」・雀太、「紙入れ」・新治、(お中入り)、「歌」・岡大介(新幸)、「ねずみ」・雀太。大入叶。
「よしの寿限無亭」会場 「鉄砲勇助」・新幸
桂三語 桂雀太
岡大介 岡大介・新幸 カンカラ三線とギターのコラボ

 「第四回常蓮寺寄席。」 (2017/5/7)

 十回やろうということで始まった寄席も第四回、中盤に差し掛かりました。早いです。急きょ、カンカラ三線の岡大介さんも出演。充実の番組となりました。番組は、「お笑い人権話(狭山事件)」・新治、「金明竹」・新幸、「ごんべえ狸」・三馬枝、(お中入り)、「カンカラ三線」・岡大介、「お文さん」・新治。大入り叶、ありがたいかぎり。来年、第五回目は5月13日(日)に決定!

 「テント師匠墓参。」 (2017/5/10)

 テント師匠が亡くなって、225日目の今日、浄土宗佛国寺・岡典正御住職にお願いし、お墓と事故現場でご法要をして戴きました。卒塔婆もご用意戴き、雨中ながら正式のご法要で、私もやっと区切りをつけられたような気がしました。参加は、桂文福、高井ギャラ、桂福楽の三師匠と三栄企画の長沢代表と私。いずれも、テント師匠とは35年以上の付き合いの人ばかり。その後、テント師匠の死の前日食事をした「こけこっこ」へ。横山プリン師匠、桂三馬枝師匠もかけつけてくださり献杯! 久しぶりにお酒も飲みました。大将(赤い服〕を囲んで。締めは、テント師匠が最後に食べた、鳥丼を戴きました。合掌。
テント師匠墓参。
事故現場にてご法要。
「こけこっこ」にて。

 「松元ヒロさんの記事。」 (2017/5/11)

 MMさんから送って戴きました。毎日新聞の「ひと」に、芸人九条の会の仲間、松元ヒロさんが登場。ここにも、ぶれずに願生る方がおられます。うれしいです。たのもしいです。森友学園問題、共謀罪、北の脅威を煽りながらの原発再稼働、ほんまにむちゃくちゃ。それもこれも数の力。振り切った振り子は、必ず戻ります。次の選挙で潮目をかえましょう!


 「第一回露新軽口噺。」 (2017/5/14)

 昨日の第一回露新軽口噺、おかげさまで充実したものになりました。新幸の友人、友藤さんから「後ろ幕」、東京のNさんから「ポスター」の贈呈。おかげで素敵な舞台になりました。35人の予定が、当日お越しになった方もあり、39人の満員。ミニ寄席ですが、お客さんとの緊張関係は最高で、厳しい研鑽の場となりました。終わってドッと疲れてしまいました。 これをどこまで、どのレベルで続けてゆけるか?楽しく精進ができればと考えています。スタートに立ち会って戴きました39人のお客さま、ほんまにありがとうございました。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。
 
高座、後ろ幕。 竹林師匠。

 繁昌亭でおちゃこもされてる、女優の三枝雄子さん(左端。播州作用名物ホルモン焼きうどんの店、テン〜北区堂山町〜の女将さんでもあります)も、友人の女優さんと応援に来て戴きました。

この写真、四人のうち二人がお店のオーナーということになります。

 「ご案内。露新軽口噺。」 (2017/5/15)

 ありがとうございます。おかげさまで、第一回露新軽口噺は、ミニ寄席ながら大成功でした。ネタおろし「転宅」、磨いてオハコにします。なるべく月一で続けてまいります。毎回ネタおろし一席は、高齢の私には過酷ですが、研鑽の場として願生ってまいります。ご都合許せば、何とぞよろしくお願いいたします。なお、第三回は、7月8日(土)午後に予定しています。予約受付は6月19日(月)からホームページにてさせて戴きます。
第二回露新軽口噺(つゆしんかるくちはなし)
2017年6月17日(土)13:00開演
会場:ライブバー・太陽と月
出演:露の新治、露の新幸
木戸銭:2000円(当日2500円)
予約定員 35人
懇親会 500円(定員25人、要予約)
 何とぞよろしくお願いいたします。
 「祝! テント師匠66歳、お誕生日!」 (2017/5/16)

 今日はテントさんのお誕生日。生きて迎えられなかったのは残念ですが、テントさんは、みんなの心の中に生きてはります。お仏壇にお線香をあげて「おめでとうさん」と拝みました。毎年、今日、テントさんは私と同い年になりました。これからは離れる一方ですが、いつか再会できます。生き残った者が、元気に生きてゆくことが、お供養と思い、願生ります。 テンさん、お誕生日、おめでとうございます!ハッピーバースデーツーユー♪
 今晩19:00〜、河内山本の「ライブバー、ナッシュビル」で、テント師匠の友人、八尾のしんちゃん主催の追悼ライブがあり、福楽さんも出演します。 ライブバー*ナッシュビル(八尾市山本町) 合掌

 「新幸が繁昌亭、昼席に出番を戴きました!」

 新幸が、繁昌亭昼席デビューをさせて戴きます。6月5日(月)〜6月11日(日) の一週間興行で、前座を勤めます。入門して2年7か月、年季中の繁昌亭昼席初高座は、抜擢と言える早さで、ほんまにありがたいことです。本人もはりきって精進しています。13:00開演と同時の上がりです。応援、何とぞよろしくお願いいたします。

 「テントバッジ!」 (2017/5/18)

 一昨年の常蓮寺寄席に出て戴いた時、テント師匠から孫が戴きました。それが、16日のテント師匠の誕生日の日に、出てきました。ありがたく、大事にさせて戴きます。合掌


 「浄土宗のお寺。」 (2017/5/19)

 浄土宗来迎寺様。法要のあと、落語会。番組は、「金明竹・ギター小咄、歌」・新幸、「鹿政談」・新治。やらせ上手に、聞き上手! 大盛りあがり。

 「共謀罪、強行採決。行くとこまで行ってしまいました。明日は狭山。」 (2017/5/22)

 共謀罪、強行採決。行くとこまで行ってしまいました。なのに、誰もが自分のことで忙しい。昨日と同じ日常が続く中に、翼賛体制と戦争。そして滅亡が、静かに、何気なく、着実に近づいてきます。ほんまに怖い時代になってしまいました、恐ろしいのは、その怖ささえ、日々の慌ただしさにまぎれ、忘れてしまうことです。穏やかな日常の先に滅びが見えてきます。今日は、大学の後輩、狭山事件にずっと取り組み、亡くなった、福義文さんの命日。明日は5・23狭山デー。日比谷野外音楽堂で中央集会が開かれ、私も参加します。福さんの思いを携えて参加します。願生ります!

 「石川夫妻の言葉に涙が出ました。」 (2017/5/23)

 今日は5・23狭山デー。日比谷野外音楽堂での中央集会に参加しました。冤罪、54年の長い歳月。ほんまに、むごい。「冤罪を作ろうと思って裁判官になった人はいません」そう言いきる夫妻。「絶望を乗り越え、再審を信じる」涙が出ました。社民党・福島瑞穂党首「石川さんは、仮釈放の身で、市民的権利も制限されたまま。見えない手錠をはずすまで両親の墓参りも行かないという石川さんの思いを実現したい。」 自身、狭山弁護団の一人の福島瑞穂党首。単なる挨拶ではなく、中味のあるお話。下山鑑定で、最大の証拠の万年筆が石川さんを犯人にするためのでっちあげ(警察による犯罪)とハッキリしました。いよいよ無実は明らか。あとは、裁判所を動かす世論だけ。日比谷野音は熱気に包まれています! ほんまに暑い!

 「大東・新治寄席。」 (2017/5/28)

 第17回大東・新治寄席。受付は野外。いいお天気で、風がここちいい。お笑い人権高座は、大東市の人権パネル展で落語『いじめ入門』をしたことから、生まれました。それからちょうど30年。縁も深い野崎観音公園の会館での記念公演。
 先ずは、お笑い人権高座。30年かけて登りつめた舞台は「ビールケースの上!」(爆笑)。よくお笑い戴き、最後は「狭山事件」で閉め。考えたら、木戸銭(2000円)戴いた寄席で「狭山事件」を話したのは初めてのこと。お笑い人権高座発祥の地、大東にふさわしい幕開けとなりました。お中入りの後は、「金明竹」・新幸、「太神楽曲芸」・玉之助、「歌」・新幸、「鹿政談」・新治でお開き。
 楽屋には、福楽さんも顔を出してくださり、鳴り物のお手伝いをして戴きました。お帰りには、お客様皆さまに、お土産として、記念のおまんじゅう、野崎観音様から戴いた、福鈴と干支の人形を。おかげさまで、受賞記念公演の思い出深い千秋楽となりました。お育て戴いた、大東市、世話人の皆さま、本当にありがとうございました。ただただ感謝申し上げます。私はほんまに幸せな咄家やと思います。少しでも高座でお返しできるよう精進致します。

2017年6月

 「山形県曹洞宗松林寺様。」 (2017/6/4)

 山形県最上町松林寺様にて、「第12回 松林寺集中講座」。
「ちゃぐちゃぐ馬っこ」盛岡駅前にて。
松林寺様にて高座。

 「初日、出発新幸!」 (2017/6/5)

 新幸、繁昌亭昼席、初本出番。初日、「鉄砲勇助」いいスタートをきれたようです。応援、宜しくお願いいたします。


 「やっぱり大阪はおもろいなあ!」

 大阪地下鉄、淀屋橋駅で見つけました。サラリーマンのオアシス。一瞬、「何杯飲んでも」に目が行きます。そして「一杯290円」そらそうや。見事な落とし方。うまいなあ! 脱帽です。

(2杯目から値段が高くなるところが多いので、プレミアムモルツが何杯飲んでも1杯290円は、やっぱり安い・・・ MORI)

 「三重県人権大学開講式。」 (2017/6/6)

 三重県人権大学開講記念講演! 汗だくの90分! 願生りました! 人権のハードルをなんとか下げて、他人事を自分事に。最後に狭山を。果たして、伝わったか?とりあえず精一杯勤めさせて戴きました。


 「浜松、第18回長徳寺寄席。」 (2017/6/11)

 回を重ねて18回目。ありがたい満員のお客様。大阪から二人、京都から一人、遠路のお客様も。お中入りで、さん喬師匠の初著書「大人の落語」即売会。50冊弱が、あっという間に完売! 紫授褒章受賞のご披露とお祝いも。ほんまにありがたいかぎりでした。本日のネタお報せは、さん喬師匠筆。

 「ももやま亭秋の陣。」 (2017/6/13)

 再開ももやま亭の、第三回公演、秋の陣の先行予約受付が始まりました。 私としては、春と同様、この会を「秋の独演会」と位置付け精進致します。なので、繁昌亭の独演会は、今年はお休みにさせて戴きます。 お支え、何とぞよろしくお願いいたします。


 「狭山カレンダー。」 (2017/6/14)

 冤罪・狭山事件の再審、無罪を訴え、毎月23日には、座り込み行動をしている、くまもと「狭山事件」を考える住民の会が主になって「あなたと私の『狭山』カレンダー」を作られました。1963年5月1日に発生した狭山事件に因み、5月から始まっています。 これを見ると、改めて、狭山事件がでっち上げであり、糾弾の闘いが、いかに日本の司法の闇に光を与えてきたか、石川夫妻の闘いが、石川さんだけの闘いではなく、多くの人に支えられながら、実は多くの人を支えている闘いであることが、よくわかります。私もまとめて分けて戴き、知り合いに送っています。ぜひ、お手元に一部。そして、お広めください。
 申し込み先 FAX 096‐345‐1744 「狭山」カレンダー製作委員会」

 「共謀罪反対!」 (2017/6/15)

 まさに「無理が通れば、道理が引っ込む」そのものの政治。ついに最悪の内閣が、国会の作法も無視して、最悪の法律をでっちあげてしまいました。そして自分に不利な、加計も森友も幕引きを謀る。「国民はすぐ忘れる」となめきって。ほんまに悔しいです。ごまめの歯ぎしりですが、この腹立たしさは忘れません。そしてごまめは、一票という権利を持っています。振り切った振り子は戻るしかありません。ごまめの一票の力を合わせれば、まともな世の中に戻せます! 願生りましょう! 2017年6月15日、また忘れられない日が増えました。

 「第二回露新軽口噺。」 (2017/6/17)

 大阪日本橋の「太陽と月」にて、「露新軽口噺(つゆしんかるくちばなし)」。番組は「狼講釈」・新幸、「花筏」・新治、「トーク」・新治/文福、(お仲入り)、「歌」・新幸、「悋気の独楽」・新治。文福師匠も飛び入りで盛り上がりました。

 「共謀罪は狂暴罪。」 (2017/6/18)
 
 共謀罪の成立は、ついにここまで押しきられたかという思いです。まさに、国家権力が狂暴化する狂暴(共謀)罪。治安維持法の時も、世論は反対。無理やり通した治安維持法で、暗黒の社会になりました。戦争に反対する者は片っ端から逮捕、弾圧、殺されました。おんなじ道をたどって、戦争がやってくる。それで殺されるのは、私の孫の世代。「どうにかなる」では、「どうにもならない」。国会でできたものは国会で無くす。「戦争法廃止、共謀罪廃止を公約に掲げる議員」を増やせば無くせます。民主主義と立憲政治だけは守らんと、笑顔で生きてゆけなくなります。自由にものが言えなくなります。戦時中の、あの憲兵、特高が幅をきかす、暗闇の社会になります。恐ろしい。安倍内閣はほんまに恐ろしい人間の集団です。金と力で、人々を騙しにかかってくる悪人の集団です。私らが目先の自分のことでバタバタしてる間に、彼らにメディアも教育ものっとられました。かろうじて、まだ憲法があります。憲法をよりどころとして生きてゆきましょう!

 「ご存じでしたか?きらず揚げ。」

 静岡県磐田の満徳寺寄席の打ち上げで、ご住職から「きらず揚げ」の存在を教えて戴きました。ご住職の京都の知り合いからのメールを転送して戴きました。材料はもちろん、おから。初めて、「おから」を「きらず」と言う実例に遭遇。以下は画像をおくって戴いた方のメール。
「高島屋にありましたので写真を送ります。豆腐屋さんのオリジナルもあると思います。」
 「きらず」は死語ではなかった! 鹿政談をやる全ての咄家に朗報! 私が知らんかっただけかもしれないけど。

(COOP神戸の共同購入で、普通に購入していました・・・MORI)

 「第五回満徳寺寄席」

 静岡県磐田市、満徳寺様にて、「第5回満徳寺寄席 露の新治独演会」。番組は、「実行委員長挨拶」・若院様/副住職結婚報告、「金明竹」・新幸、「お文さん」・新治、(お中入り)、「歌」・新幸、「相撲風景」・新治。満堂! 住職ご一家、世話人の皆さまに大感謝! ありがとうございました。

 「『露新軽口噺』の予定」 (2017/6/19)

 露新軽口噺、申し訳ありませんか、8月、9月は日程、会場の都合などで休ませて戴きます。10月、11月はやる予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

 「前川前次官 学ぶ権利に理解。」 (2017/6/22)

 次田哲治先生は奈良県で、同和教育、夜間中学一筋に歩んでこられました。長らく春日夜間中学教諭を勤められ、現在は「奈良県夜間中学連絡協議会会長」です。お連れ合い、次田のり子さんは、京都府京田辺市の市議会議員。無所属革新・市民派議員として、旧田辺町からの古い体質を改革。護憲、平和、人権の議席を夫婦で守っています。次田夫妻と私とで始めたのが「京田辺市民寄席」。今回、こんな展開になる前から、前川事務次官の夜間中学への積極的な発言は聞いていました。「高級官僚にも、そんな人がいてるんや」とおもてました。「天下り問題」で責任をとらされた時も、内閣にけむたいことをゆうから、やられたんやなぁとおもてました。前川・前事務次官のような人に国会で活躍して戴きたいと思います。次田先生、貴重なお報せありがとうございました。



 「奈良県郡山市社会福祉会館にて。」 (2017/6/24)

 福祉作業所「ぽかぽか」の、ぽかぽかまつり。参加者は、いろんな障害の方とヘルパー、家族。バルーンアートや、点字シール作成、おにぎり、うどんなどいろんな出し物、出店。近所、町内の人からの依頼。ありがたく、精一杯勤めます。


 「上方落語五流派競演会。」 (2017/6/25)

 大阪茨木市クリエイトセンターにて、「上方落語五流派競演会」。いい落語会でした。私は狼講釈。ありがたく勤めさせて戴きました。

 「今年も鈴本夏祭り、お盆興行に用いて戴きます。」 (2017/6/26)

  東京・上野の鈴本演芸場、八月中席、夜の部。出番戴きました! 今年も、さすがの並びです。願生ります!

 「ももやま亭、本日発売始まりました。」 (2017/6/27)

 9月24日(日)ももやま亭(第三回)、本日、チケット発売が始まりました。独演会はいろんな所でやってきました。繁昌亭、ならまちセンター、ワッハ上方、伊賀上野夢ポリス、橿原文化会館、奈良県文化会館、大東市サーティホール、内幸町ホールなどなど。今回の、ももやま亭の会場、京都アバンティ(龍谷大学響都ホール)は、今までのどの会場よりも大きなホールです。しかも、知り合いもほとんどいない京都で。身の丈に合わんのは承知の上での挑戦です。覚悟をもって三席、精一杯の精進をして臨みます。何とぞよろしくお願いいたします。



 「あらもん屋。」 (2017/6/29)

 あらもの(あらもん)屋。奈良の生駒駅前商店街にありました。いわば、ホームセンター。ちゃんと「あらもの」の表示。商店街が元気なのは、嬉しい眺めです。

 「テント師匠の事故現場にお花を供えてきました。」

 大阪へ出たので、テント師匠の事故現場にお花を供えてきました。前回、法要時のお花が枯れていたので、替えました。谷町九丁目交差点、東側の分離帯。その南側の道路が現場です。お線香をたいて、般若心経をお唱えさせて戴きました。

 「前川前次官の証人喚問を。」

 ぜひ、掲載をお願いします。6月22日にもメールをいただいた次田先生からのメールです。
 毎日新聞6月25日投書欄です。参考までに添付します。菅野さんは以前、奈良県夜間中学研究集会に来られた時と、私が福島自主夜中に訪問した時の、二度お目にかかりました。高校の退職教員で70歳代の方です。

 「冊子『みんなの幸せをもとめて』」

 断捨離(終活?)をしようと整理してたら、昔の原稿が出てきました。「みんなの幸せを求めて」というBー5、55ページの冊子。1992年、25年も前のものです。発行は、東京都教育委員会。その中で、私は巻頭に「自分の人生、自分が主役」という題で4ページ書かせて戴いています。
 その中で、「狭山事件」について触れているのです。さすがに「冤罪」の文字はないのですが「僕が部落問題に関心を持ったのは『狭山事件』の高裁判決に接したからです。」 と始まり「新聞に載った『判決骨子』を読み、なんと説得力のない文だと疑問を感じ、詳しい資料を読みだしたのです。一番心にひっかかったのは、『犯人は被差別部落?』という近隣住民の偏見を受けて、部落へ集中捜査、見込み捜査を行ったのではないかということです。」と続きます。これが東京都教育委員会の発行した冊子なのです。当時は、深く考えずに書いたのですが、青島都政の頃とは言え、よく活字にしてくれたと思います。隔世の感があります。
 つまり振り子は振れているのです。振り切った振り子は、戻るしかありません。日本の国土と、その上に住んでいる人たちのいのちと暮らしが「亡国内閣」に破壊されないうちに、振り子を戻したいもんです。加計に森友。前川前(善)次官の勇気。もう振り子は戻りかけています。次の選挙は「共謀罪廃止」を公約に掲げている候補を国会に送る選挙になります。党派は関係ありません。力を合わせるときです。願生!