新ちゃんの へらへら日記  


2014年10月〜2014年12月

最新版はこちら


2014年10月

  「繁昌亭3日目。まめだ。」 (2014/10/1)

 三日目は、「まめだ」を。意外に早く、やる機会がありました。まめだ。ありがたい。

繁昌亭楽屋にて

たま 由瓶、鶴笑 鞠輔 二葉、染八
      (敬称略)

三日目の番組

  「おかげさまで完売になりました。」 (2014/10/3)

 明日の露の新治寄席は、おかげさまで完売になりました。本当にありがとうございます。後は補助席になります。明日キャンセルが出た場合は、固定席に繰り上がることもあります。明日当日券発売は17:00からです。よろしくお願いします。


  「繁盛亭 新治寄席。」 (2014/10/5)

 昨日の、第8回新治寄席にお越し戴きました大勢の皆様、本当にありがとうございました。私のような落語家があれだけのことができるとは、数年前には考えられなかったことです。多くの方々のお支えあればこそです。おかげさまで補助席も出る盛況で、楽屋もにぎやかでした。テント、高井ギャラ、幸助、勢朝、美ユル、こんばらさん、笑丸、南啓、南照、亜空亜SHIN(敬称略)の皆さん。お客さまと、芸人仲間、本当にありがとうございました。私は幸せ者です。ワッハ上方演芸ホールではじめた新治寄席も今回で一区切りです。次はまだ考えていません。次回させて戴くときには、また改めてご案内をさせて戴きます。本当にありがとうございました。繁昌亭昼席は今日が千秋楽。心をこめて勤めさせて戴きます。みなさま、どうぞお元気で!台風、お気をつけくださいませ。ありがとうございました。


  「繁盛亭 昼席初のトリ。」 (2014/10/15)

 10月10日、繁昌亭昼席で初めてのトリを終えて。文福師匠と。

撮影、笑福亭岐代松師匠


  「駅のベンチでパンを食べる。」 (2014/10/18)

 早起きして「ゴキブリ体操」などをして出発。駅の売店でパンとお茶を買い、ベンチに座って食べました。63才のリュックかついだじいさんがベンチでパンを食べてる。粋やなあ!「米朝師匠も春団治師匠も、うちの師匠も、60過ぎて駅のベンチでパン食べてなかったやろなあ。お弟子さん連れて、いかにも師匠という佇まいで。」 考えたら笑ってしまいました。けどおいしかった! もう一つ買お!


 「リュックかついだじいさんがベンチでパンを食べて」と思って、電車に乗りました。と、車内は、リュックかついだじいさんだらけ。布施で乗り換えて山本まで来ました。まあ、リュックかついだじいさんが目につくこと。今まで気がつきませんでした。私は極めて普通なんやと思いました。まあ「普通」というのは、「ただ、ぎょうさんいてる」というだけで、ええかどうかわかりませんが。


  「大阪府八尾市 東山本小学校。」

 八尾市の東山本小学校で、2回(低学年、高学年)お話。明るい子供さんに助けられて、なんとか勤めました。その後テント師匠とお昼御飯。「顔ジャンケン」という特殊な芸を至近距離で見せられ、その迫力に写真を撮るのを忘れる始末。


  「大乗寺報恩講」

 お昼御飯のあと、東大阪市に向かい、大乗寺(西本願寺)の報恩講に参加。報恩講は真宗寺院の年間最大の行事です。正信偈をお唱えしての法要の後は、真宗大谷派(東本願寺)の訓覇浩(くるべこう)ご住職の法話を拝聴。部落差別、ハンセン病患者差別などの問題と仏教の関わり、特にハンセン病患者の差別的隔離政策に加担した真宗教団の責任まで、人柄あふれる熱い法話。もっと時間をたっぷりかけて聞きたい濃い中味でした。大乗寺の故福本憲応ご住職は、西本願寺の中でハンセン病差別の問題に先進的に取り組んだ方です。その息子さんが、教団の枠を越えて訓覇師を招かれたのです。「子は親の背中を見て育つ」を実感させて戴きました。きちんと生き抜いた憲応さん。それに対し、ええかげんな自分を阿弥陀様の前でしみじみ振り返りました。




 「高田御坊寄席。」 (2014/10/19)

 奈良県大和高田市の専立寺にて、「高田御坊寄席」の準備中。




  「繁昌亭夜席 満腹全席。」 (2014/10/20)
 
 「鹿政談」のつもりで袴を用意。けど時間が押していたので、高座に上がってから「まめだ」に変えました。何とかやれました。好判断と楽屋でほめて戴きました。急遽メールにてお願いしたにも拘わらず、お越し戴いた12人の方がた、ほんまにありがとうございます。以後は、この経験を頼りに、身の丈に合ったことをしてゆきます。

  「コロッケそば。」 (2014/10/22)

 コロッケそば。参考、柳家喬太郎師。


  「お月様。」

 中国では「月は、俗塵に染まらない清らかなもの。永遠の存在のシンボル」とのこと(漢詩鑑賞入門。NHK)。「柳田格之進」に月見の場面があるのは、そういうことかと、一人で合点。あれが花見では似合いません。「月は柳田の潔白を知っていた」ということです。ウソの無い身でお月様と向かい合う格之進。我が身の不徳を思います。この年になって親鸞様の「悪人」がよくわかってきました。何もせず、10・21(国際反戦デー)も過ぎてしまいました。


  「お月様(その2)。」 (2014/10/23)

 お月様に関して、ある人からメールを戴きました。

 月は満ち欠けしますが必ず満月に戻ります、欠けて行っても、月は何時もその時々の美しさを保ちます。どんな哀しい時でも美しく輝くことが大切なのでしょうか、生きているということはそんな事なのかも。

  「横須賀市民文化会館。」
 
 神奈川県で3日連続、横浜国際人権センター主催の人権啓発講演会「お笑い人権高座」。きのうは伊勢原市民文化会館、そして今日は、横須賀市民文化会館。明日最終日は、横浜市の県立音楽堂です。願生ります。


  「神奈川県下七ヶ所講演会、千秋楽。」 (2014/10/23)

 横浜国際人権センター主催、神奈川県下七ヶ所講演会の千秋楽は、横浜市の神奈川県立音楽堂。最高の会場。有終の美を飾りたいですね。正面がランドマークタワー。左が音楽堂。

 続々とお詰めかけ。けど、なんせキャパが! 恐ろしい数字・・・。

 ロビーの人権色紙展。昔の写真が!


  「桂福楽師匠の落語会。」

 桂福楽師匠から、落語会のチラシが届きました。露の新治の出演はありませんが、紹介させていただきます。


  「上海での公演が記事になりました。」 (2014/10/28)

 先月、大阪上海友好都市提携40周年記念行事での「中国語落語」が、雑誌「行楽」に記事となって載りました。ありがたいことです。「関西の有名落語」と紹介されました。無名やのに。ありがたいことです。

  


2014年11月

  「第六回東雲寺寄席。」 (2014/11/2)

 東京都町田市成瀬、東雲寺様にて「第六回東雲寺寄席」。番組は、「竜田川」・新治、「野ざらし」・さん喬、(お中入り)、「まめだ」・新治、「粋曲」・小春、「笠碁」・さん喬。最後に、さん喬師匠の、国際交流基金賞受賞披露、お祝いもあり、満堂のお客さまで盛り上がりました!


  「第三十四回弁天寄席。」 (2014/11/3)

 群馬県前橋市、大蓮寺様にて、第三十四回弁天寄席。番組は、「竜田川(千早ふる)」・ 新治、「夢の酒」・さん喬、<お中入り>、「まめだ」・新治、「抜け雀」・さん喬大入り叶! ネタ帳は、さん喬師匠書。写真は、去年と今年のネタ帳。私は参加、三年目。ありがたや!

今年 昨年

  「今日の檜舞台。二ヶ所。」 (2014/11/8)

 朝席、貝塚市(日教組)。夜席、ももやま亭。どちらもありがたい晴れ舞台です!

貝塚市

ももやま亭

桂文三「高津の富」 満員御礼


  「第47回奈良県人権(同和)教育推進協議会研究大会。」 (2014/11/9)

 今日はまた晴れがましい場に招いて戴いています。第47回奈良県人権(同和)教育推進協議会研究大会。お客さまは800人。「狭山にもふれてほしい」と主催者から言われています。ありがたいことです。願生ります! 全体会では、「王寺コミュニティ吹奏楽団やわらきウィンドハーモニー」の皆さんによる「竹田の子守唄」などの演奏もありました。

「やわらきウィンドハーモニー」の演奏

  「東京駅にて。一本遅れただけで。」 (2014/11/12)

 昨日は久しぶりの動楽亭。「紙入れ」。松枝、雀三郎師匠らの高座も聞かせて戴き、「やはり寄席はいいなぁ」とありがたい一日。
 今日は、新潟県新発田市に向かっています。ほんの僅かな差で、電車を一本乗り遅れました。まあ一本くらいと思っていたら、東京駅でなんと1時間待ち。新潟駅でも・・・。結局新発田着は、1時間46分遅れに。僅か1分弱の差が、こんな違いに。トホホ。私の人生、ずっとこんな感じですわ。


 追伸、東京駅で1時間3分待ち。新潟駅で43分待ち。全て自分が悪いと、自分を納得させてます。トホホホホホホ・・・
 気を取り直し(早いなあ)、エア笑いでリセット。こんな時はしっかり食べる。新幹線開業記念弁当を買い、うちから持ってきたおにぎり2個、あと駅で買ったシナモンロール。炭水化物と糖質をいっぱい摂って、復活や!


  「新潟県新発田市七葉小学校。落語は楽しいよ。」 (2014/11/13)

 新潟県新発田市七葉(ななは)小学校。会場準備中。全ては、私の高座のための準備。ありがたい。ありがたい。この場を見せて戴くありがたさ。5、6年生、80人に「ごんべえ狸」と「つる」。よく聞いて、笑って戴いた。ありがたい。落語は楽しいよ!


  「小学校2校目は、新発田市立住吉小学校」

 小学校2ヶ所目。大人と子供(6年生)。大人は市内の教職員の方々と保護者。大人と子供を左右に振り分けてお座り戴きました。これだと双方に語りかけることができます。前が子供、後ろが大人だと「子供にだけの話」になってしまいます。70分、ありがたく勤めさせて戴きます。


  「奈良少年刑務所詩集がCDに。」 (2014/11/14)

 奈良少年刑務所詩集「空が青いから白を選んだのです」がCDになりました! 5枚預かりました。一枚1000でお分け致します。お申し込み、お待ち致します。どうぞよろしくお願いいたします。


  「三重県、伊賀市立猪田小学校。」 (2014/11/14)

 体育館に立派な高座! 地元の方々の心づくし。要約筆記の方もスタンバイ。ありがたい。願生ります!

 

  「信州松本、安曇野。」 (2014/11/15)

 三重県伊賀市猪田小学校でありがたい高座(お笑い人権高座、井戸の茶碗)を勤めさせて戴き、名古屋経由で松本へ入りました。今年6月、篤志面接委員の研修旅行で訪れて以来。松本少年刑務所、そして安曇野の有明高原寮(鍵のかかっていない少年院)、鐘の鳴る丘集会場、いわさきちひろ美術館などを見学、早春譜音楽祭のことも教えて戴き、知らないことばかりでした。その安曇野で、石川さん夫妻と共に、狭山事件をテーマにした人権啓発集会に参加できるのは、ほんまにありがたいご縁。大阪から、狭山パンフを読む会のメンバー、さらには東京からも駆けつけてくださるとのこと。狭山茶会を流会にしたままで申し訳ない気持ちを携えて参加します。

(6月の日記はこちら)


  「長野県安曇野市にて。人権長野県集会。」

 私がお話をした後、石川夫妻と三人でトーク。石川さんがよく話してくださり、中味の濃いものとなりました。石川さんと文字を取り戻す支えになってくれた看守さんとの話には、もらい泣き。夜間中学の生徒さんと石川さんがダブりました。「二十万円」を「に10まんい」としか書けなかった当時の石川さんに、脅迫状が書けるはずがありません。参加者一同改めて「石川無実」の思いを強くしました。


  「堂々と! 大山! 伯耆町人権フェスティバル。」 (2014/11/16)

 早起きしてバスで鳥取、大山パーキングに着きました! 大山、堂々としてます。紅葉、黄葉も見事です。お天気はいいし、ボカボカとした陽気に、時おり耳許を涼風がなでてゆきます。至福のひとときを、ベンチに座って味わっています!


 鳥取県伯耆町(旧岸本町)にて。見事な紅葉。

紅葉

さらに桜が。前は桜、後ろは紅葉。

大山


 伯耆町人権フェスティバル。

呼ぶ会の「反戦歌」演奏。


  「沖縄やりました! 風が吹いた!」 (2014/11/17)

 沖縄、奇跡が起きました! 当然といえば当然ですが。これで自民党は沖縄選挙、三連敗。辺野古基地移設に県民、市民は、はっきりノーを言いましたね。沖縄の民意ははっきりしました。一昨年、普天間基地、嘉手納基地やチビチリガマなどを見て回りました。「全て沖縄におし付けて。これは、なんぼ振興予算やゆうて、金で面はたかれても、我慢でけへんやろなあ」と思いました。自民党、安倍内閣のおごりに鉄槌が下りました。得票差がすごいです。ほんまは、沖縄はこれからイバラの道を歩むのでしょう。政府は兵糧攻めを仕掛けてくるわけですから。金をちらつかせ、面をはたき、そして金で締め上げてくるのです。国民の税金を使って。ほんまに納税するのがいやになります。(たいしてしてへんけど。)また、沖縄の人たちだけに任せておくわけにも行かないのですが、今は手放しで喜んでいます。前回の選挙も、自民党が圧勝しましたが、得票は圧勝ではありません。大量の野党の死に票の結果です。沖縄の風、日本中に吹いてほしいです! 護憲、平和、人権、命、反差別、笑顔、元気、願生りましょう。どうせ永久に生きる命ではありません。清々しく生きてゆきたいと願っています。


  「ナポレオンの帽子」

 ナポレオンの帽子が競売で2億7千4百万円。274000000円! 年収700万円で40年近く働いて、一銭も使わすに貯めて帽子一個! もし、現実にそんなことされたら怒るやろねえ。40年働いて「ハイ、お疲れ様」と「帽子一個」渡されたら、踏み潰してしまいますやろね。番頭、帽子のへりをちぎってドロン・・・ですか?


  「芝の増上寺にて。」 (2014/11/17)

 浄土宗の和尚様の研修会。狭山映画の上映もあると聞いたので、急遽順番を入れ替えて戴いて、私が映画の前説をさせて戴きました。一昨日の、長野安曇野での石川夫妻とのトークの直後でもあり、言いたいことは山ほどありました。主に、映画にはあまり出てこない、解放運動との面を強調させて戴きました。そして映画も見せて戴き、改めて「やわらかい映画」だと思いました。石川一雄さんが獄中日記を朗読するシーンでは、安曇野で聞いた「看守さんの支え」を思い出して、ジーンときてしまいました。石川さんと看守さんとの関わりは、自分が夜間中学設立運動(うどん学校)に関わっていたこととダブります。誰の心にも響く、人の情(じょう)です。布川事件で、桜井さんらに無罪が決まった時の石川さんの厳しい表情。周りの全ての人が笑顔なのに。「当然のことですから、おめでとうは言いません」との一言もズシンときました。三回目ですが、映画は繰り返して見るといいと思いますした。同じ映画を三回見たのは初めてのことですので。


  「宝亭下駄履き寄席。」 (2014/11/18)

 今日の檜舞台。兵庫県三木市の宝寿司さんにて、吉次さんの定席「宝亭下駄履き寄席
」。


 「京都文教短大にて。」 (2014/11/19)

 落語作家のさとう裕先生と、京都文教短大へ。さとう先生の「たての笑い、横の笑い」のお話の後、お笑い人権高座、60分。初めは快調、よく笑って戴いていたが、途中「どう思いますか?」と客席にふったのか悪かった。貝が閉じるように下を向かれてしまい、そのままフリーズ。気にせず話しましたが、ペースを取り戻せず、眠る人か続出。たまりかねて「起きてください」と言ってしまう。まあなんとかペースを落とさずしゃべれて、終わっていい拍手を戴きましたが、若い女性の客層の難しさを痛感しました。


  「徳島市立八万中学。」 (2014/11/20)

 徳島市立八万中学校にて、お笑い人権高座。生徒、先生、保護者、地域の人たち800人。ありがたい。


  「奈良市解放(人権)保育研究会。」 (2014/11/21)

 奈良市解放(人権)保育研究会。ステージには、秋をイメージした演出。願生りました。


  「第十回べっぴん寄席。」 (2014/11/23)

 今年で第10回目を迎える「べっぴん寄席」。番組は、「前説」・新治、「講演」・江嶋修作、落語「まめだ」・新治、(お中入り)、「曲ごま」・伏見龍水、トーク「狭山事件」・江嶋修作、新治。最後はお楽しみ抽選会。


開演準備、順調。



江嶋修作先生


伏見龍水師匠


龍水師匠、バランス芸。
足元にご注目!

  「もみじ寄席。」 (2014/11/24)

 もみじ寄席。おかげさまで盛況でした!ありがとうございます。



露の五郎兵衛の碑。

  「一色美穂先生が、漫画に描いてくださいました。」 (2014/11/26)

 東京、内幸町ホールでの「まいどおおきに、露の新治です」で、「お茶こ(舞台番)」を勤めて戴いている、イラストレーター、漫画家の一色美穂先生が、9月の会のレポートを漫画にして戴きました。かっこよく描いて戴き恐縮です。掲載誌は「本当にあった、マルナマ、ここだけの話」〜芳文社〜です。どうぞよろしくお願いいたします。

    

(11月19日(水)発売 「増刊 本当にあった(生)ここだけの話」2015年1月号 芳文社 ¥352+税)


  「年の瀬を落語で! 千橘・新治二人会にぜひ!」 (2014/11/27)

 露の五郎兵衛一門の総領弟子、立花家千橘師匠との初の二人会。開口一番は、繁昌亭大賞「輝き賞」受賞の露の紫(露の都一門、五郎兵衛の孫弟子)。私と千橘師匠が、各二席。会場は、環状線・地下鉄鶴橋駅より、北へ3分『雀のおやど(桂雀三郎師匠のホームグラウンド)』。キャパが45ぐらいなので、ご予約はお早めにお願い致します!
〇 2014年12月27日(土)18:00開演 『千橘・新治二人会』
 会場:雀のおやど(環状線鶴橋駅、北へ3分)
 出演:立花家千橘、紫、新治
 木戸銭:予約2000円。当日2300円
 お申し込みは、ホームページか、ファックス・0742‐47‐9063へ、よろしくお願いいたします。


  「三重県伊賀市立崇高中学。」 (2014/11/28)

 今日の給食はカレー! 先生がたの分を、ちょっとずつへずって、私も戴きました。おいしかった! さあ、願生ります!

給食のカレー

伊賀市立崇高中学校 体育館


  「今日は明石なのに。」 (2014/11/29)

 12:40JR土山駅にて、お迎えの方と待ち合わせ(予定)。三宮から姫路行きの新快速に予定どおり乗り込み、やれやれ。ぼんやりしてたら加古川着。「何べんも来たなあ」と感慨に耽っていると、「次は姫路」の表示。「アレッ?土山は姫路より向こうやったかな?」と念のため調べてみて、血の気か引きました。すでにはるかに通りこしてます。明石で乗り換えねばならないところをうっかり、というか初めから見てなかった! 今、列車はスピードをあげて姫路に向かっています。せめて加古川までに気づいたらと思うと、人生最大の後悔が全身を覆う(先週もありましたが)。「出番までに間に合うのか?」人生最大の危機です(私の場合、だいたい週一であるんですが)。ほんま、こりてない!死ぬまで治らんのやろか?情けない!


  「粗忽、そこつ」

 事態がわかって悲痛な声で電話をしたら、担当の方は明るく、軽く「わかりました。気をつけてお越しください」「??」明るさに救われながら、姫路から折り返し30分遅れで土山駅へ。ひきつってる私に、お迎えの方もニコニコ。車に乗り込んで報されました。開演は13:00だが、実践発表などがあって、私の出番は14:00過ぎ! 「あらぁ!」それも忘れていました。結局、一人バタバタだっただけ。また体中の力が抜けました。死ぬまで治らんやろなぁ。


  「立花家千橘・露の新治二人会、残席僅かになりました。」

 12月27日の会、おかげさまで残席僅かになり、完売が見えてきました。暮れの忙しい最中にお世話をおかけして恐縮です。私も「えらい日にしてしもたなあ」と思います。けどそんな中「行ってやろう」というお客様は宝です。あの2月8日の東京、大雪の中お越し戴いた「寄席の決死隊」のようなお客様を思い出します。感激が甦ってきます。お気持ちに高座でお応えしなければと気合いを入れています。願生ります! どうぞよろしくお願いいたします。

【30日に完売いたしました。ありがとうございました。キャンセルが出なければ、当日券はありません。MORI】


2014年12月

 「第8回安濃(あのう)人権フェスティバル」 (2014/12/6)

 会場は、サンヒルズ安濃ハーモニーホール。香川県で全同教大会があるこの日、三重県津市安濃町にて、人権フェスティバル。ありがたく勤めさせて戴きます。ここは、桂三発さんが市会議員で活躍中の町。長いこと会ってないけど、元気で現職を勤めているようです。標語などの表彰が終わると、潮が引くように帰ってしまう人も多かったけど、残った人たちを相手に渾身の1時間。大汗をかいたけど、手応えを感じながら終わりました。いやあ、毎日、修行させてもらってますわ。ちなみに、会場写真は開演前。こんな少なくはありませんでした。(念のため)


 「じんけんフェスティバルinすずか」 (2014/12/7)

 三重県鈴鹿市文化会館「けやきホール」にて、「じんけんフェスタinすずか」。「新ちゃんのお笑い人権高座とゆかいな仲間たち」と題して、「曲独楽」・伏見龍水、「太神楽」・豊来家一輝、桂勢朝、新治で務めました。

左から、豊来家一輝、桂勢朝、新治、伏見龍水

手話通訳、司会の方々と。


 「ひええぇ〜稗田阿礼〜」

 「ヒエェー稗田阿礼by露の新治。懐かしいとか思ったやつ二人くらいおるやろ^^」 と、ツイッターに書かれてました。
 昔はこんなんばっかりゆうてました。因みに、稗田阿礼〜と伸ばします。「ひええー、ひえだのアレ〜っ!」という二段階の叫びをまとめた秀逸なギャグです。「ダメよ、ダメダメ」より深い! けど売れませんでした。ギャグは、それを言うタレントがポイントです。昔テレビショッピングの司会をやってて、「安い!」ばっかりゆうのもだれるので「安う!安田伸!」と言ったのが始まり。今やったら「安めぐみ」やろけど。誰かやってますかね。それから「さすがぁ!さすが大社、そら春日大社や」とか言い出して、リアクションの叫び声で「ひえ〜、比叡山」とか「稗田阿礼〜」とかやってました。だんだんエスカレートして「キエーツ、中井貴恵!」もありました。調子に乗って「チエェー、呉智英!」とかゆうてたら、ある日、呉智英が「くれともふさ」やとわかり、このシリーズは終わりました。25年も前の話です。よお覚えてくれてたなぁ!ありがとう〜東郷けん!


 「ご報告、露の新幸。」 (2014/12/8)

 先月、私に入門希望者が参りました。今回は私も覚悟を決め、11月23日付けで、弟子にとりました。弟子を取ることにより、私がこれから育てばいいと思っています。そして本日、12月8日をもって 「露の新幸(しんこう)」と芸名を付けました。いろんなことができる人で、おいおい紹介してまいります。露一門の十五番目。師匠、五郎兵衛にとって七人目の孫弟子です。どうぞよろしくお願いいたします。

セレマ(槙島)寄席にて、新幸を囲んで玉之助さんと三人で。


 「博多、新治会揃いました!」 (2014/12/10)

 何回目かの城南市民センター。願生りました。ちょうどいい大きさの会場に、ほぼ満員の明るいお客様。快調に勤めさせて戴きました。狭山にも触れることができました。早出の日帰りでぐったり疲れました。長い一日になりましたが、やりがいたっぷりの博多でした。昔は、これから夜、独演会をやったり、宴会だったり。しかし、博多新治会のメンバーも、私も含め高齢化。皆さん、孫の世話で忙しい。まあぼちぼち願生ります!


 「飛び乗る人はいない。」 (2014/12/11)

 雑誌を読んでいたら「片付けるべき仕事を放り出し、新幹線に飛び乗った」という表現。昨日も博多往復したけど「飛び乗っている人」はいませんでした。せいぜい小走り。それもほとんどいません。「慌ただしく乗り込んだ」という意味はわかりますが、最近こういう表現に出会うと、ちょっと気恥ずかしくなります。ええかげんなことばかりしゃべっている私なのに、妙にこういう表現が気になります。こだわらんほうがええのでしょうが。


 「投票に行ってきました。」 (2014/12/13)

 護憲、平和への思い、いのちとくらしの基盤への危機感。人権を守る議席へ願い。全ての気持ちを込めて投票をしてきました。香港の学生たちの命懸けの闘い。とても棄権できません。だからと言って、棄権する日本の若者がダメとは思いません。生まれた時からある一票。ありがたみを実感として感じろと言っても無理です。中国のことわざに「水を飲む時は、井戸を掘った人の苦労を忘れるな」というのがあります。ということは忘れるということです。「ありがたや、栓をひねれば、水が出る」と感激してる人はもういません。震災でライフラインが止まった時、切実にわかりましたが、喉もと過ぎれば、です。事実、私の過去の一票も、ほとんどが死に票です。けど、私は棄権はしません。これは私の主体性の問題です。主権者として、権利と義務をわきまえて生きるための投票です。自分の人生、自分が主役です。権力者に「愚民」となめられないための一票です。若い人も必死で幸せになろうとしています。状況をいえば、いつの時代も末法の世の中です。無常。全ては移り変わります。未来こそ明るい、明るくなると信じて、ありがたく一票を入れてきました。願生りましょう!

 「今日は事始め。」

 今日は、事始めです。上方落語家の世界では、今日は師匠の家に集まって事始めの儀式を行うのがならいです。本来なら、家で威儀を正して挨拶を交わし「かめちゃぶ」という、天かす丼を戴き、芸道精進を誓うのですが、残念ながら叶いません。弟子を取る気の無かった私は、今日仕事を入れていました。やむなく後日ということになりました。私は、和歌山市の西教寺様(西本願寺)で、ありがたく勤めさせて戴きます。高座も作って落語もします。もうせんは提げてきました。かつては、お笑い人権高座だけですましてましたが、さん喬師匠に「講演だけで終わらず、落語をやらなくちゃいけません」と教えて戴き、そう心がけるようになりました。やってみると、けっこう喜んで戴けます。ほんまにありがたいかぎりです。今日も阿弥陀様の前で願生ります!

西教寺様。



高座と持参した毛氈。

 「福井小浜、ちりとてちん寄席。」 (2014/12/14)

 今日は、ちりとてちんのふるさと、福井県小浜市で初独演会。20人くらいくれば上々らしい。願生ります! 今日は十四日、仲蔵です。


ネタ帳


 「ちりとてちん寄席」の番組は、「ちょうず回し」、「踊り、せつほんかいな」・眞、「紙入れ」・新治、(お中入り)、「どじょう掬い」・眞、「中村仲蔵」・新治。

 「これが現実。ここから願生る!」

 小浜から帰宅、テレビを見たら、信じたくない光景。ほんまにこれでいい‥はずはありません。しかし、戦後最低の投票率とは? 欲しいとも言ってないのにくれた選挙権。大事、大事というが、どう大事かピンと来んままに、世の中はどんどん荒れはててゆきます。もう何がどうかわかりません。流されて、流されて。「けど諦めたら終わり。諦めるのはいつでもできる。今やめたら逃げただけ。役者の意地は舞台で通しなはれ(中村仲蔵・妻、おきし)」 今から、ここから、自分から。願生る!

 「うまいなあ!」 (2014/12/18)

 お母さんが中1の娘に、「よお、金に羽が生えてるゆうけど、うちのお金は、ほんま、ジェットエンジンついてるわ!」 娘「一万去って、また一万やね」 中学一年の子が、さらっとこんなことをゆうのです。さすが大阪。こちらは、京都。今朝聞いた話。おっちゃん同士の会話。「寒いですなあ、今朝は氷がはってましたわ」「こおりゃ、まいった!」「一段と、さむう〜」 すかさず返せる人がいるのですね。この方、犯罪者の更正に携わる固い仕事の人。関西、恐るべし!

 「京丹波シティホール、セレマ寄席。」 (2014/12/20)

 葬儀場にて寄席。なかなか生きてここには上がれません。こういう場所とか、芝居で死体や遺影の役は、我々のほうでは、かえってゲンがいいとされてます。私も映画初出演は、遺影の役でした。初出演て、二回目はまだおませんが。玉之助さんと、二人で願生ります!

準備中。






豊来家玉之助さん。

 「福本憲応師遺稿集。」 (2014/12/29)

 毎年、秋のお彼岸に「彼岸寄席」をしていただいた、東大阪、大乗寺(浄土真宗本願寺派)のご住職、福本憲応師の遺稿集が、アゲンストの会から発行されました。福本憲応師は本願寺教団の中でも、ハンセン病元患者の人権回復に先進的に取り組み、反戦、反差別、卒業式の君が代・日の丸反対運動に仏教者としての筋を通して、その先頭に立った方です。残念ながら、本当に残念ながら、去年9月、初孫を抱いてしばらくしてお浄土へたたれました。まだ還暦を迎えたばかり。余りにも早すぎる旅立ちです。遺稿集には、福本さんの思想、行動、生き方がはっきりと示されています。3議席減らして「圧勝」とマスコミに書かし、沖縄県民の民意を踏みにじる安部政権に国が乗っとられようとしている今、この遺稿集は「ぶれずに生き抜くことの大切さ」を教えてくれます。心ある方に読んで戴きたいと思います。一冊500円です。ホームページに申込んで戴いたらお送りします。どうぞよろしくお願いいたします。写真は、若き福本夫妻。スキーの写真も福本憲応師です。
  

このページのトップへもどる


へらへら日記へ戻る