新ちゃんの へらへら日記  


2011年10月〜2011年12月

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2011年10月

  「日中友好寄席!みなさん、ありがとうございました!。」 (2011/10/1) 【こちらをご覧ください(MORI)】


  「テント師匠は甘くない!。」 (2011/10/2) 

 今日はテントさんと、島根県浜田市へ向かっています。いきなりいろいろやってくれます。コーヒー飲む時、砂糖4本貰いましたで! どう思います? 販売のお姉さんに聞いたら「初めてです」とゆうてました。ずっとしゃべってます。


コーヒーに砂糖4本

 気を効かせたつもりで、新大阪で買ったサンドイッチ。テント師匠は「野菜を食べない」ことは知ってましたが、ハムや卵にちょっと挟んであるレタスくらいは食べると思った私が甘かった! テント師匠は甘党だか、甘くはない!


テント師が、いらんと言ったサンドイッチ。


  「べっぴん寄席。」

 島根県浜田市周布公民館にて「べっぴん寄席」。番組は、「立田川」・新治、「漫談」・テント、(お中入)、講演「水平社宣言と西光万吉」・吉田智弥。お祭りと重なったにも拘らず、たくさんお越し戴きました! テント師匠と吉田智弥先生。中身の濃い寄席になりました。受け止めて戴いたお客さまに感謝いたします。


  「えろなってからな。」 (2011/10/6)

 今日は、大阪市旭区の旭東中学校で、「お笑い人権高座」の芸術鑑賞会。ゲストは、マジック中島&ヒロミ師匠のマジックショーという豪華版! 事前にお腹拵えで、うどん屋に行きました。カウンターで、隣には老、若の男性二人づれ。老が支払いで1万円札を出した。大阪の人間は黙っていない。若い男が、親しい関係なんだろう「ツリは要らんで!」普通なら「なにゆうてんねん」とか「んな、あほな」とか言うのが普通の大阪人。老はにっこり笑って「えろなってからな(偉くなってからな)」と見事な返し。こんな粋な返しがさりげなくできる達人が大阪には、掃いて捨てるほどおります。芸人負けてますわ。すてきな言葉を教えてもらいました。


マジック中島&ヒロミ師匠の華麗なマジックショー


  「続・返しの達人。」 (2011/10/9)
 先日の旭区(10月6日の日記参照)に続いて、返しの達人に遭遇しました。京都駅の売店で外国人が買い物をしたあと、その次のお客さん(おじさん)も外国人と売店の女性が勘違いして、「Four hudred.」と言ったら、おっちゃん、さらっと「No,I’m Japanease.No problem!」と、きれいな発音で返しました。こんなん、とっさに言えますか?! 女性はすっかり恐縮して、そのうしろの私にまで「すみませんでした。」と謝ってくれました。私も中国語で「我是日本人。没問題!」と言おうと思ったけど、よお言いませんでした。あきませんわ。今日は福知山でお話。その後新潟の新発田まで行きます。長旅です。

  「新潟県新発田市、曹洞宗龍泉寺様。」 (2011/10/10)

 今日は午後から、日本最北端の隣保館、新潟県の新発田(しばた)市隣保館にて、お笑い人権高座と、落語「柳田格之進」。18:30からは龍泉寺様で、一人会。龍泉寺一人会の演目は、「ごんべえ狸」、「竜田川」、「柳田格之進」の三席。いいお客様に助けられ、のびのびと高座を勤めさせて戴きました。この調子で願生ります!


今日の高座


  「新潟県新発田市、加治川公民館。」 (2011/10/11)

 新発田市の旧加治川村公民館にて、初のお笑い人権高座。お話を75分と、落語「ちりとてちん」。お客様は、55人。夜は、月岡温泉に泊めて戴きました。ありがたや!

  「秋の京都は、もみじ寄席。」(2011.10.12)

 初代露の五郎兵衛の碑がある京都・北野天満宮にて、毎年「もみじ寄席」を開いています。師匠、二代目五郎兵衛は、2008年のもみじ寄席で「七段目」を演じ、その元気な高座にお客様も大喜びでした。五郎兵衛の思いを受け継ぎ、弟子一同で「もみじ寄席」を続けています。今年は、団六がトリを勤めます。開演に先立ち、碑前祭(御神事)も行われます。初代、二代目、五郎兵衛を偲ぶ「もみじ寄席」。秋の京都にぜひおいでくださいませ。何とぞぞよろしくお願いいたします。メール予約受付中です。
○ 11月20日(日)15:00〜「北野天神もみじ寄席」
 会場:京都市上京区 北野天満宮社務所
 出演:五郎兵衛一門
 木戸:\2,000(もみじ苑入園券付き)


   「ポツリポツリと落語会に出演!」

 11月に東京の雲光院さまで開催される、「雲光院で柳家さん喬師匠を聴く会」に出させていただきます。
○ 11月5日(土)14:00〜 日本文化研究会第6回公演「雲光院で柳家さん喬師匠を聴く会」
 会場:東京都江東区 雲光院

 出演:さん喬(「徳ちゃん」、「中村仲蔵」)、新治(「皿屋敷」、「蛸坊主」)
 会費:\3,500 先着70名、要予約

     希望される方は、HPまでメールでお問い合わせください。予約方法をお知らせします。


  「11月5日は、黒門亭にも出ます。」

 11月5日は、黒門亭にも出して戴きます。12:00からの部で、私の出番は12:35上がりです。それから12月18日(日)繁昌亭昼席(定席公演)の忠臣蔵特集で、「中村仲蔵」をやります。その後、19日(月)〜25日(日)の昼席通常公演に出ます。ポツリポツリと、落語の場もできてきました。ありがたく願生ります!


  「松江市立島根小学校。」(2011.10.13)

 旧島根町の島根小学校。前半50分は、4〜6年生100人ほどと、保護者、近所の人たち。後半は、生徒が抜け、残った成人対象にお話。立派な体育館で、熱心に聞いて戴き、ありがたく勤めさせて戴きました。


  「太宝西ふれあい解放文化祭 。」(2011.10.15)

 滋賀県栗東市太宝西校区。「ふれあい解放」と題した文化祭ができることのすばらしさ。地区の中の個人の駐車場に、うどんやたこ焼のブースを設け、文字どおりふれあいを形にしています。企業の方と保育所職員の人権劇。芝居づくりの楽しさが伝わってきます。私はお時間を戴き、お話と落語。お残り戴いた皆様、ありがとうございました!


  「今日の気付き 。」(2011.10.17)

 ふと思いました。「ぎゃふん」などと発声する人はいないのです。


  「今日の気付き その2」

 さん喬師匠の高座を聞いていて「逆立ちしてもこんな落語はできない」と思ったが、そもそも逆立ちができないことに気付いた!


  「速報・高田御坊寄席 。」(2011.10.18)

 10月21日の高田御坊寄席に、笑点にも出演の「めおと楽団ジキジキ」出演決定!


  「滋賀県信用保証協会 。」(2011.10.19)

 今日は、滋賀県大津市の滋賀県信用保証協会の職員の皆様に、お笑い人権高座。機能を停止できないので、半分ずつ二度に分けて、各75分ずつ。会議室で仕事の合間、さらに若い人も多く、私の力が及ばないところでしたが、皆さん熱心な聞き上手、笑い上手で助かりました。しかし10分の休憩を挟んでで150分。終わってみると、さすがに疲れていました。
 会場からの眺めは、すばらしい景観。主催者の方が「うちは絵とか要りません」」と言われてました。なるほどこの景色に勝る絵画はなかなかありません。また「四季折々、天候でも趣が変わる」という。うらやましいような場所にあります。

琵琶湖のすばらしい景観!


  「発見! 願生ろうTシャツ。」(2011.10.21)

 三重県津市立久居中学にて、「願生ろうTシャツ」を発見しました。


  「第三回高田御坊寄席。」

 番組は、「皿屋敷」・新治、「太神楽」・玉之助。「抜け雀」・千朝。(お中入り)、「音曲漫才」・めおと楽団ジキジキ、「替わり目」・千朝、「柳田格之進」・新治。お囃子は、糸・薫子、鳴り物・福楽。人数は今までより減って110人でしたが、中身の濃い寄席になりました。特に、めおと楽団ジキジキさんは、繁昌亭では時間の制約があってできないネタもたっぷり。「もっとやって!」の声も。玉之助さんともども、ぜいたくな「色もの」で大盛り上がりでした。


  「福井県福井市瑞応寺様。」(2011.10.22)

 福井駅にて。秋晴れのイベント日和。のどかです。


浅井三姉妹、おごう。

 今日は福井市瑞応寺様。親鸞聖人七百五十大遠忌、門徒会館落慶法要。りっぱなお寺です。境内に縁日の出店ができています。会館のお庭もご覧の通りのりっぱなもの。まるで高級料亭のよう(行ったことないけど)。緑したたる山すその庭を眺めていると心が洗われるようです。


会館のお庭


まるで高級料亭


  「限りなく小に近い中!」

 出番も無事に終わり、福井駅の中のお店で、一人打ち上げ。敦賀名物のソースカツと枝豆、ナマ中で、1000円。安いと思って頼んだら、ナマ中が実は、限りなく小に近い中。仕方がないので、お代わり。けどソースカツはおいしかったのです。


  「今日から北海道です。」(2011.10.23)

 浄土真宗本願寺派、札幌別院のお世話で、北海道各地を、ありがたく回らせて戴きます。今、関空で講談の旭堂南湖さんに会いました。なんと、オランダへ行くそうです。オランダにも講談と似たものがあるそうです。上方講談、オランダへはばたきます!願生!


  「祝北海道無事到着!」

 キリンにこだわる私ですが、北海道に来ると迷わず、サッポロクラシックを戴きます。これは美味しい!このええかげんさが、ええんですわ! 昔は、札幌に来てもキリンのビール園を捜して行った私ですが。

  


  「酔ったまぎれに、あれこれ。」

 私がお酒を飲みはじめた40年以上前、ハイボールはすでに過去のもので、ぼちぼち水割りが流行りだしてました。60年代の高度成長期、ハイボールはサラリーマンを支えました。フランク永井と西田佐知子の時代。父はほんまの酒飲みだったのでハイボールなどは飲みませんでした。「ハイボールなんか、安もんのまずいウイスキーを無理やり飲むためのもんや」と言ってました。正解です。「寿司屋や料理屋でウイスキーを出す店がある。世も末や」とぼやいていました。和食にウイスキーは許せなかったのです。その頃、週刊紙に「和食に水割りウイスキー」のキャンペーンが、サントリーによってされていました。今思えば、開口健や山口瞳が仕掛けたのかも知れません。もちろん父は認めませんでした。「ウイスキーは生成り(きなり)、つまりストレート」が当然。うちには、カットグラスのウイスキーグラスがありました。ブランデーはたなごころで暖めて香りを楽しむもの。ですから、氷と水でぐちゃぐちゃにすることなんか認めませんでした。「ブランデー、水で割ったらアメリカン」のコピーに「あほか!」とゆうてました。私もアホやと思います。あの頃は、「ウイスキー、麦茶で割ったら、アカプルコ」と言うわけのわからんコピーまでありました。これも「アホか!」と思いました。
 また「焼酎なんか貧乏人の飲む酒や」と言ってました。酎ハイも父は認めませんでした。安いウイスキーすら飲めないので、ウイスキーの代わりに焼酎でハイボールを作ったのが、焼酎ハイボール、つまり酎ハイ。ウイスキーと焼酎は同じ蒸留酒。だから、ウイスキーボンボンに入っていたのは焼酎。ホッピーもビールが高価なので考えられた代替品。父が、ウーロンハイや、カルピスハイなどを見たら激怒したと思います。ビールは死ぬまでキリンしか飲みませんでした。反発して、反発して、一度も杯を交わすこともないままの父でしたが、お酒に対してだけは信用できるとわかってきました。気が付けば、ビールはキリンにこだわり、熱燗が好きな年寄りになってました。いっぺんくらい、一緒に呑めばよかったなと、今頃思ったりします。


  「ニシンの番小屋。」(2011.10.24)

 札幌から200キロ、ニシンの番小屋が道の駅に。


  「羽幌町、明徳寺様。(浄土真宗本願寺派) 」

 札幌から200キロ。羽幌町まで来ました。途中、苫前を通過。これで今年、三度目の苫前。町の歴史に残る偉業!
 明徳寺様が終わると、明日の会場へ移動。それがなんと300キロ。信じられない距離です。北海道は別世界です!


  「西本願寺帯広別院、りっぱ!」(2011.10.25)

 今日はこちらでお世話になります!


  「誰もが下ネタ(正確にはバレネタ)と思うコピー

 ほんまにあった話。シェル石油の広告に「入れてみて初めてわかる貝の味」というのがあったそうです。今日シェルのスタンドで、年配の社員さんに確かめました。大きな看板があったそうです。今はススキノで再利用しているとか、いないとか?しかし、真面目に考えてのことでしょうが、途中で誰も気がつかんかったんやろか?それともわざとやったのか?今となっては謎です。


  「バスのボディーの広告。」(2011.10.26)

 バスのボディーに、北海道の有名な温泉の広告。コピーは「ゆったりしませんか?」。いやされる言葉ですが、その下に「年中無休」と。あんたも、たまには、ゆったりと! 札幌にて。 


  「昨日から九州、鹿児島です。」(2011.10.29)

 国分シビックセンターにて、人権フェスティバル。子どもさんもいれて200人ほどに、お笑い人権高座と落語。落語は敢えて、「柳田格之進」をかけました。この噺、だんだん難しくなってきました。


  「鹿児島から広島、庄原へ。」(2011.10.30)

 昨日の人権フェスティバルの実行委員会代表の和尚様に、国分から車で熊本まで送って戴き、熊本からは初乗りの新幹線で博多へ。初めて、九州新幹線「さくら」に乗りました! まだ、駅で写真を撮る人がたくさんいます。博多では同じホームから乗り継ぎなのに、習慣になっているので、なんとなく下に降りてしまいました。新幹線で福山まで行き、曹洞宗の和尚様と合流して庄原まで行きます。考えたら、10月21日の高田御坊寄席から、福井、北海道、鹿児島、広島と、ずっと和尚様にお世話になっています。ありがたい、もったいない。


  「広島県庄原市西城町曹洞宗浄久寺様 。」(2011.10.30)

 檀信徒地方研修会。先ず、座禅。私もやらせて戴きました。開校式の後、曹洞宗特派布教師、長野県佐久市、蕃松院増田友厚老師の法話。昼から私の出番。昼からは、オープン参加で気楽にお付き合い戴きます。広島県は解放運動が盛んで、庄原、西城もたびたび、というより広島県内はくまなく回りました。毎週のように広島に来ていました。それが辰野という教育長のむちゃくちゃな解放運動つぶし、さらには世羅高校、I校長の自死につけこんでの「日の丸、君が代の法制化」、さらには同和対策特別措置法の期限切れなどによって、運動が下火になり、それとともにパッタリと仕事が無くなりました。たまに声がかかっても「是正指導(?)が入るので、同和問題を抜いた話をお願いします」「それなら、意味がないのでやめときましょう」私も若かったのですが、時の流れの中で広島へ行くことも無くなりました。それが曹洞宗や本願寺のおかげでたまに、こうして広島へ来させて戴けるのは本当にありがたいことです。与えられた場で精一杯願生るのが私の本分と心得、願生ります!
 午後はオープンにして、檀家の方や地域の方もお越し戴きました。


まずは座禅から。


増田老師御法話。


浄久寺本堂、美しい!


浄久寺様制作のチラシ


2011年11月

  「広島県三原市 香積寺様 。」(2011.11.1)

 広島県三原市香積寺(こうじゃくじ)。今日はこちらでお世話になります。200人以上お越しで、超満員、満堂!



  「トリイ寄席・楽屋にて。米団治師匠のやさしさ。」

 第203回を数えるTORII寄席。今回は「この人!このネタ!いなせな男がミナミに集う」。番組は「東の旅・煮売屋」・桂團治郎、「猿後家」・桂三木男、「柳田格之進」・新治、「へっつい盗人」・笑福亭笑助、「三枚起請」・桂米團治。
 柳田格之進は、黒紋付きでと決めていました。ところが、お昼の仕事で着てみると羽織の袖口がほころびています。高座に上がってすぐに脱げばいいのですが、この噺は、最後の方で柳田が刀を抜く前に脱ぎたいのです。どうしようかと思いました。もう一枚着物を持っていたのでそれにしようかと迷っていると、米団治師匠が、事務所から針と糸を持ってこさせると、なんと繕ってくれたのです。おかげで黒紋付きを着ることができました。本当にありがたいことでした。やさしい方です。さすがは若旦那。ありがとうございました!


高座を終え、一服する笑福亭笑助さん。キセルが粋!


東京より桂三木男さん。「猿後家」


米団治師匠、笑顔。


  「トリイ寄席・夢が叶いました!

 今日は広島県三原市、香積寺様から、トリイ寄席へ。米団治師匠のおかげで夢が叶いました! 生野高校同窓生初め、おおぜいの方々が駆けつけてくださいました。ほんまにありがたいことです。「夢は個人のものだが、夢が叶うのは、たくさんの人とその夢を共有できた時。多くの人のおかげ」広島でご一緒した増田友厚老師から教えて戴きました。西本願寺のお世話で北海道を回らせて戴き、鹿児島の人権フェスティバルでたくさんの反差別に本気の方々と出会い、広島では曹洞宗のお世話で会場のお寺にとっても一大行事である檀信徒研修会で丁重に扱っていただきました。トリイ寄席にはたくさんの方々が、私を応援しに来てくださいました。本当にありがたいと思います。つくづく幸せものだと思います。甘えることなく精進させて戴きます。皆様、本当にありがとうございました!


   「仏様に出会いました!」(2011.11.2)

 今日は福井の小浜へ伺います。先ほど駅まで歩いていたら、若い男性が道に落ちたものを片付けています。見るとウンチのようなもの。ギョッとして聞いてみたら、どういう状況かわかりませんが、カレーのルーでした。しかも大量。彼はそれを丁寧に、なんと素手で!片付けているのです。そばに彼のバイクが停めてありました。車がこぼしていったのを通りがかった青年が掃除をしている。今彼には仏様が宿っている。そう思いました。急いでなければ、私もお手伝いを・・・ほんまにしたかどうか?すごい人がいるものです。ちょっとでも見習いたいと思いました。合掌


   「福井県人権(同和)教育研究大会」

 小浜市立西津小学校にて、100人ほどのお客さん。 実はこの仕事は、先日亡くなられた美浜町立美浜中学校長の北山法夫先生がお世話して戴いたもの。参加申込書も9月3日付けで北山先生が一番最初に申し込んで戴いたとのこと。お元気なら、最前列で大きな声で笑って戴いたことと思うと、なんともせつなくなってしまいました。よく笑って戴いたのがせめてものお供養かと思います。合掌


   「黒門亭出番表。」(2011.11.3)

 東京、落語協会から戴きました。シンプルに、日時が書いてあります。鈴本へ出して戴いた時も同じでした。最初戴いた時、「本当に粋やなあ」と思いました。


黒門亭出番表。


   「吹田市立豊津西小学校。」(2011.11.4)

 大阪府吹田市豊津西中学校。江坂駅の近所の落ち着いた学校です。番組は「お笑い人権高座」・新治、(お中入り)、「太神楽」・玉之助、「皿屋敷」・新治。 中学生に皿屋敷はどうかと思いましたが、けっこう集中して聞いて戴きました。担当の先生方が本当に協力的で、助かりました。終わって、寄席道具を、東京都町田市の東雲寺様に送らねばならず、玉之助さんの車でコンビニへ。ところが集荷が明日になり、着は明後日になるといいます。当日朝着いたのでは準備ができません。どうしようかと思っていると、玉之助さんが「集配所へ行きましょう」と連れて行ってくれました。おかげで助かりました。聞けば、玉之助さんの住まいの近所で「よお知ってる」とのこと。これが、別の所だったら泣かないかんところでした。ありがたや、ありがたや。


   「東京で落語会掛け持ち。」(2011.11.5)

 この日は午後、東京の落語協会2階「黒門亭」で『蛸坊主』を一席。そのあと、深川雲光院様での「日本文化研究会」では、さん喬師匠の「中村仲蔵」に唸りました。


   「成瀬名物東雲寺寄席。」(2011.11.6)

 第三回東雲寺寄席。番組は「つる」・新治、「禁酒番屋」・さん喬、(お仲入り)、「演歌」・岡大介。「紙入れ」・新治、「抜け雀」・さん喬。舞台の後ろで「抜け雀」を聞いていて、宿屋の主の純朴さににジーン!。東雲寺寄席のゲストは、岡大介(たいすけ)さん。岡さんの歌、よかった! 空き缶を胴にした沖縄の三味線、カンカラ三線(さんしん)を演奏しながら、演歌を唄っておられます。「復興節」、「ノンキ節」など、正に演歌。お客様も手を叩いて大喜びでした!岡大介さんのCD「かんからそんぐ」は、副題に「添田唖蝉坊・知道をうたう」とあります。まだお若いのに、かなり昔の演歌にこだわってはります。岡さんのCDも、まるでレコードの様。とことんこだわってはります。岡つながりで、おかっぱる、岡晴夫の歌もどんどん歌ってほしいと思います。特に「今日も雨だよ」「会いたかったぜ」など。鹿児島、広島、トリイ寄席、黒門亭、雲光院、そして町田の東雲寺寄席と、充実の落語デーでした。さん喬師匠の落語に対する深い思い、岡さんの歌への熱い思い。学ばせて戴きました。


岡大介さん。

  
CD「かんからそんぐ」。CDのデザインはまるでレコード。


   「奈良県香芝市立香芝西中学。」(2011.11.9)

 落語デーも終わり、しばらくはお笑い人権高座が続きます。今日は奈良県の香芝西中学。約350人の生徒さんに精一杯の1時間。よく聞いて戴いたが、年々学校で話すのがしんどくなってきました。


   「八尾市立南山本小学校。」(2011.11.10)

 今日は大阪府八尾市、南山本小学校で二回、お話。先ずは、1〜3年生300人。幼子に何をしゃべんねん、と思いますが願生ります!


 お昼の給食を戴きました。これにビンの牛乳が付きます。牛乳は、おなかにきたらあかんので返しました。給食を戴いて、午後から高学年350人。願生ります。


   「露の会、繁昌亭朝席のお知らせ。」(2011.11.11)

 繁昌亭朝席としては、第二回目。12月23日(金)朝10:00開演。出番は「ん廻し」・雅、「竜田川」・新治、「私はだぁれ?」・団四郎、「神崎与五郎」・慎悟。木戸、前売り1500円、当日2000円。予約受付中。


   「中之島中央公会堂 。」

 午後から、大阪市中之島中央公会堂。大阪府市町村退職職員800人。記念講演という形で、お笑い健康高座。聞き上手のお客様のおかげで、人権もうまく入れることができました。70分、いい汗をかきました。しかし、中央公会堂は話しやすい。こんなところで独演会ができたらすごいと思います。夢の一つにいれておきます。その後、尼崎市立花の立花亭落語会へ。


   「立花亭落語会。」

 公民館の一室。こちらは、こじんまりと30人ほど。けどいいお客様で、ほんまに楽しくやらせて戴きました。番組は「田楽食い・ん廻し」・雅、「看板のピン」・団四郎、「つる」・新治、「大倉さんと小倉さん(アンデルセン童話より)」・団四郎。


尼崎市立花、立花亭落語会。

露の雅(みやび)。


   「むっちや、おばはんや。」

 環状線は笑いの宝庫(自分はとりあえず棚に上げ)。立花亭からの帰り、環状線で。「紅白見るやなんて、むっちや、おばはんや。私ら見いひんし」と大声でしゃべる、自覚症状の無いおばはんを見かけました。


   「吉野は大変です。」(2011.11.19)

 今日は、野迫川へ行く予定でしたが、大雨洪水警報が出て中止になりました。雨自体はそれほどでなくても、地盤のゆるみや土砂ダムの危険などがあり、以前より警報が出やすい状態になっています。元々は、私一人の「お笑い人権高座」の予定でしたが、「こんな時なんで、楽しい演芸会で盛り上がって戴こう」と、インディさん、豊来家一輝(ほうらいやかずき)さんにご無理をお願いして三人で伺うことにしていました。それが警報で全てオジャンになりました。(たぶん半鐘がなったんだと思います)。私の思い付きから、お二人にはご迷惑をおかけしてしまいました。お二人は「元々ボランティアのつもりでしたから、いいですよ」と、気持ちよく了承して頂きましたが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでも我々はそれですみますが、地元の野迫川、十津川の方々はこれからが大変です。土砂ダムが決壊すれば、またまた大惨事です。ただただ、ご無事を祈るばかりです。


   「北野天神もみじ寄席!。」(2011.11.20)

 野迫川、十津川村はだいじょうぶでした。ひと安心。今日は打って変わっていいお天気。京都、北野天満宮に来ています。観光客がいっぱい! 中国語も聞こえてきます。京都へ来ると、やはり千年の都だという気がします。奈良はそれより老舗なんですが。お昼から、露の五郎兵衛の碑前祭。そしてもみじ寄席。先ずは一門で碑の掃除です。願生!


北野天満宮


天神さんのお使いは牛。


   「残念ながら、山頂に雲。」(2011.11.22)

 こんないいお天気なのに、富士山、山頂に雲。


   「福島県白河市、小峰寺さま。」(2011.11.23)

 「白河の関」の白河へ来ました。南湖公園はすばらしい眺めです。東北の好風景! 宿は福島県西白河郡西郷(にしごう)村、甲子(かし)温泉、大黒屋さん。自ら「秘湯」と名乗るのもなかなかですが、本当にすばらしい温泉でした。特に縦5b、横15bの大岩風呂は圧巻!他に人がいず貸し切り状態。堪能させて戴きました。白河山小峰寺(しょうほうじ)は、七百年の歴史を誇る名刹。お庭も立派で、しだれ桜の見事なこと!宗派は、一遍上人の時宗で、ご本尊は阿弥陀如来だそうです。今日はここで、お十夜法要の後、お笑い人権高座と落語。2時間、一人会です。願生ります!

  
南湖公園のすばらしい眺め


大黒屋さん。「日本秘湯を守る会」


大黒屋さんの庭。


白河山小峰寺本堂。


小峰寺のしだれ桜。見事!


小峰寺の歴史は七百年!


   「柳田格之進。」

 法要の後で、「お笑い人権高座」を1時間、休憩を挟んで、高座で落語「柳田格之進」。150人以上で満堂。落語を聞いた方は少なかったのですが、皆さんお寺で法話を聞いておられるので、聞き上手。手応えばっちりの格之進でした。これから東京へ戻り、羽田から女満別空港へ。羽幌のお寺で、夜席。ほとんど深夜寄席です。今日はなかなか忙しい。ありがたい、ありがたい!


  「お十夜の食事。お弁当を戴きました。」

 「山菜の炊き込みご飯、紅白のなます、お揚げ・こいも・めかぶ・こんにゃくの煮物、金時豆にきんぴらごぼう。」 皆、丁寧に拵えてあります。何より、命を削るような添加物や薬品は何も入っていません。昔、収穫を終え、田んぼが一段落した頃、お寺で法話を聞き、ごちそうを戴くお十夜は、大きな楽しみでした。今は食べものが氾濫していますが、小峰寺様では、当時と同じものを拵えています。こういうのを見識というのだと思います。ありがたく、本当においしく戴きました!

  
お十夜のお弁当


   「落語二席と、お笑い人権高座。160分!」(2011.11.23)

 北海道美幌(びほろ)町、美教寺様。開演なんと20:15。朝からいろいろ法要、法話があり、最後のアトラクションとして落語を二席。「狼講釈」と「相撲風景」をかけました。お疲れなのに70人ほどの檀家さんを中心とした明るいお客。よく笑って戴きました。


こんなタイトルをつけられても!


   「日本語のアナ。」(2011/11/23)

 テント師の名言、忘れんうちにお知らせしておきましょう。

   「トイレの近い人は、トイレが遠いから困るんです」
 先日、上海で日本語の先生たちから聞いた日本語のアナ。
  「腰掛けというが、腰はかけられない。尻おきと言うべき」
  「膝枕ていうけど、太股枕やろ。」
 言い間違い、聞き違い。
  「芸達者を、芸者達」
  「シャロンストーンを、シルベスタースターローン」
  巨人の星の歌。「思い込んだーら」を、重いコンダラー(トレーニングのためにロープで引っ張るタイヤ)」。

【MORI補足】 「コンダラー」について
 巨人の星の主題歌の「♪お、も、い〜い こんだ〜ら」のところで、ちょうど重たそうにタイヤを引っ張るシーンが流れるので、「思い込んだら」が「重いコンダラー」と勘違いされたというものです。コンダラーの実体は、タイヤにロープを付けたものです。

  
「野球部のやつらは、かわいそうやなぁ。毎日毎日コンダラーを引っ張らされて」
  「何やそれ」
  「タイヤにロープを付けたやつや。『巨人の星』でやっとるやろ、『重いコンダラー』言うて」
   (チャン、チャン)


   「訃報 立川談志師匠。(2011/11/23)

 羽田空港のテレビで相撲を見ていましたら、ニュースで「 談志師匠逝去」の一報。「アッ」と声がでました。テレビに向かい思わず合掌しました。ニュースはその一本だけ。談志師匠、すごい! 最後までスターです。談志師匠に憧れた咄家は東西でどれくらいいるでしょうか? 私は、一番好きな咄家でした。一番影響を受けた咄家です。お会いしたのは一度だけ。かっこよかった。寂しいです。 合掌。


   「上湧別の覺王寺様。本物の高座」(2011.11.24)

 早朝に美幌町を出て、湧別(ゆうべつ)町へ。今日の会場は、上湧別の覺王寺様。午前中に落語を二席、「ごんべえ狸」と「柳田格之進」。午後から、お笑い人権高座。よおしゃべりました。よお聞いて戴きました!


本物の高座。


   「今日は曹洞宗にお世話になってます。」(2011.11.25)

 千歳から関空に着き、スイスホテル南海大阪(難波)にて「第20回近畿有道大会」。曹洞宗の和尚様、200人。講演の後の一席。ありがたく願生ります!


   「ライオンズ寄席。」(2011.11.26)

 ライオンズ寄席、450人の大入り! 番組は、「前説」・新治、「バス旅行」・勢朝、「狼講釈」・新治、(お仲入り)、「太神楽」・玉之助、「柳田格之進」・新治、最後に抽選会。大盛況で、大盛り上がり。さぬき三木ライオンズクラブの皆さん、本当にありがとうございました。


   「談志師匠。」(2011.11.27)

 23日の訃報以来、日が経つにつれ、寂しくなってきました。それだけ談志師匠が好きやったんやと思います。三一書房の「現代落語論」を読んでいなければ、私は咄家になっていません。そんな人は多いと思います。


   「佛國寺お十夜寄席。」(2011.11.27)

 奈良県吉野町、佛國寺様の「お十夜寄席」。番組は、「ぽーろちゃんトーク」・佐藤裕・ぽ〜ろ、「太神楽」・豊来家大治朗(トリネタの「輪抜け」がすごかった!シルク・ドゥ・ソレイユ並み!)、「狼講釈」・新治、「仏教落語」・団姫、「柳田格之進」・新治。ぽ〜ろは、団姫(まるこ)のゆるキャラ。マルコだからポーロ。いい寄席で大満足。夜、「情熱大陸」を見るために、テレビの前に座りました。気がついたら正座をしていました。老いてやせた姿を平気でさらす談志師匠。全てがかっこよく見えます。昔、厚生年金会館の独演会に伺い、舞台袖で見ていたら、高座の師匠がこちらを見て「上方の有象無象もよく見てろ」と言われました。「我々のこともちゃんと意識してくれている」とジーンとしてしまいました。その後、打ち上げに誘って戴いたのですか、その時の言葉が忘れられません。「おれに誘われたからと言って、遠慮することはない。また、おれの誘いだからと、無理して来ることもない。来たいやつで来れるやつだけが来ればいい」こんな素敵な誘い文句があるんだと感激しました。これなら、誰も気を遣わずに済みます。ある人は「影響を受けすぎるのが恐いからやめとくわ」と帰り、私は、飲みたいので残りました。打ち上げの席では、たくさんのファンに囲まれた師匠が、わざわざ我々有象無象の席に来て「遠慮しないで食いなよ、好きに飲みなよ」と。この気配りは私にありません。毒舌とこの細やかな心配り。ほんまに、素敵な師匠でした。合掌


   「三重県桑名市大山田南小学校。」(2011.11.28)

 今日は三重県桑名市、大山田南小学校。児童300人に保護者若干名。非常に話の聞ける児童ばかりで、多分学力も高い学校だと思います。子どもから「おじいさんは、どこから来たの?」と笑顔で聞かれました。子どもは鋭い。


   「 大阪府摂津市教育研究集会。」(2011.11.30)

 大阪府摂津市教育研究集会。主催は、摂津市教育研究会、生活指導研究協議会、人権教育研究協議会、教職員組合、の四者。会場は、摂津市民文化ホール。キャパは500人。表に「桂雀々独演会」のポスターがありました。ゲストは柳亭市馬。落語ファンには有名な人です。こんな会場で独演会ができるのはたいしたこと。私にはとてもできません。さすが、桂雀々。お笑い人権高座で呼んで戴くのはありがたいことですが、落語でも呼んで貰えるようになりたいと、最近やっと思うようになりました。(遅いがな!) 繁昌亭とさん喬師匠のおかげです。キャバ500人の独演会。また、夢が一つ増えました!


キャパ500人の客席

  

桂雀々独演会のポスター 教育研究集会のポスター


   「摂津市教育研究集会。勘違いを正される。」

 舞台に上がり愕然としました。500の会場に200ちょっと(最後は350くらいになりました)。 これは別にかまいません。私の人気の無さや、組織の事情、当日のお天気やお客様の事情で少ないことはたびたびあります。問題は、前方250席の部分にほとんど人がいないこと。ほぼ全員が通路後方に固まっていました。さすがに気になり「すみませんが、前に来てください」と言ってしまいました。これが私のダメなところ。何食わぬ顔で話をし、雰囲気がやわらぎ、一息入れたくらいで前に誘うのがいつものやり方。ところが、あまりにも前のガラガラ状態に気が上ずってしまいました。修行が足りません。幸い先生方は、フットワーク軽く移動してくださったから助かりましたが、改めて自分の置かれている立場が身に染みてわかりました。「ほとんど誰も、私の話を聞きたいとは思って集まってはいない。期待はしていない」のです。無名の私、まして人権講演はここからがスタート。いつもはここからテンションを上げます。このところ、落語会が多かったので、「聞く気のお客様」に慣れてしまい、つい人権講演会の厳しさを忘れていました。まあ先生方だったので受け止めて戴き、なんとかやれましたが、ほんまに情けないかぎりでした。対応できなかった自分を反省するばかりです。お金を戴き、雇われている身なのですから、お客様がどうであれ、ちゃんとやらないといけないのです。ほんまに恥ずかしい。ただただ反省です。


2011年12月

   「大分へ。」(2011.12.1)

 今日は大分まで行きます。さきほど電車の中で足を踏まれました。ブーツのかかとは、ズック靴にもろにこたえました。女の子が、大丈夫ですか?と「笑顔」で聞いたので「大丈夫やあるかい!痛いわい!」と言ってあげました。ほんまの加害者は揺れた電車なので、それ以上は言いませんでした。さあ願生りましょう!


 大分県豊後大野市。旧大野町隣保館、大ホール。キャパなんと512人!地域への人権発信拠点として堂々たる構えです。真宗大谷派・東本願寺、竹田組(たけたそ・教区)主催の「お笑い人権高座」。木戸銭300円の「有料人権講演会」。願生ります!


今日の舞台。


絵手紙。大野市隣保館にて。


名物、やせうま。駅で売ってました。きなこ味。


   「大分2日目。」(2011.12.1)

 大分県の2日目です。大分市旭町文化センター(隣保館)で、「大分市人権フェステバル2011」。願生ります。


今日の会場


   「三重県でいつも思います。 」(2011.12.4)

 三重県芸濃町から、嬉野町。久しぶりの二ヶ所、元気に願生りました。三重県へ伺うと思います。先生がたや、行政職員の皆さんに、仕事を越えた反差別への意気込みが感じられます。やはり長年の解放運動や同和教育の積み重ねの力です。日本中そうとは限りませんので、三重県へ伺うと元気が出ます。


   「福岡県八女郡広川町へ。 」(2011.12.10)

 今月すでに3度目の九州です。大分県、熊本県菊池市、今日の福岡県と、まとめてくれたら行ったり来たりせんでもすむんですが、雇われる身ですので、文句をゆうたらバチが当たります。ありがたく行ったり来たりさせて戴いてます。京都松原中学や、奈良の人権擁護委員の方々の研修会、JA中央の研修会と、いろいろ場を与えて戴き、喜んだり落ち込んだり。自分の非力をさらけだしながら高座を勤めさせて戴いてます。この年で日々、喜んだり落ち込んだりできることがありがたいと思うようになってきました。久留米駅に熱烈歓迎の紙を持ったお迎えの教育委員会の先生が。それを見た、やじろべえ(人権バンド)の中山さん(狭山、中山弁護士の親戚)が、笑顔で迎えてくれました。田主丸で辛スゴさんと共演するので出迎えに来たとのこと。うれしい開会!


熱烈歓迎!


、「ひろか和の集い」のポスター。


「一本飲んだら、3本並びました! 」

 講演会は大盛り上がり! 打ち上げは「ちゃんこ鍋」、おいしい!馬刺おいしい。皆さん、生ビールから焼酎。私だけビンビール。こんなにたくさん並んでどうしましょう!


   「気のええ人。」(2011.12.11)

 昨日は行政職員や先生方とちゃんこ鍋。キリンクラシックをおいしく飲んで、八女のプラザホテルに泊まりました。朝、バタバタして9時前に朝食会場に行くと閉まっています。「まだやってないのかいな」と思う私はアホ。すでに終了していました。おばさんが、すまなそうに「8:45までなんです」と言いながらドアを開けてくれました。朝食券を見ると、ちゃんと書いてあります。完全に私のミス。けど私としては引き下がれません。実はこのホテル、洋朝食は無料サービス、和食だけ300円という低料金サービス。「朝は和食」という信念を持つ私は、迷わず300円支払っていました。おばさんは困って「パンをあげますから食べてください」とごそごそやっていましたが、やがて写真の「食べきれるかいな!」という量のパンを持ってきてくれました。マーガリンに卵まで付いています。これが外国なら、チケットをちゃんと見なかった私の自己責任ですまされるところです。私もおばさんの気持ちが嬉しく、缶コーヒーを買って、部屋でパンを戴きました。理屈から言えば、パンは無料ですから、私は300円を返して貰えます。けど山盛りのパンを見ているうちに、なんか豊かな気持ちになり、300円はどうでもよくなりました。「気がすんだ」のです。日本には、こんな素敵な解決法があると思いました。もちろん、「気がすんだ」だけではすまないこともありますが、たいがいのことは、この程度のことかも知れないと我が身を振り返りました。


   「なんやねん、この雪は!」(2011.12.11)

 旭川駅に降りたらいきなりこの光景!寒い。


   「浄土真宗本願寺派妙覚寺様。」(2011.12.11)


こんなんですよ! 旭川黎明。寒い、さむい、寒い。


この状態が春まで続くとのこと。大変や!旭川市内。


雪の滝川駅。


浄土真宗本願寺派妙覚寺様。


   「北海道は広い!」(2011.12.13)

 苫小牧まで来ると、雪はほとんど無くなります。浄土真宗本願寺派、浄生寺(じょうしょうじ)様でお笑い人権高座。


浄生寺様本堂


   「ススキノでインディと遭遇!」

 たまたま今日は、二人とも札幌泊。こんな偶然が人生にはあるんですね!
ススキノにて。


インディさんと。


なんと言ってもビール! 北海道限定、サッポロ生!


路地の風情


   「ええ言葉!」(2011.12.14)

 「年をとるから笑わなくなるのではない。笑わなくなるから、年をとるのだ。」 笑いましょう。


   「移動が410キロを越えました!」(2011/12/15)

 昨日は、9時に札幌を出て、日高、西光寺様へ行き、終わって釧路へ着いたら夜の10時を回っていました。途中鹿やキツネを見ました。接触したら大変なのでヒヤヒヤしながらの移動。疲れました。


釧路の朝。幣舞橋(ぬさまいばし)。美川憲一「釧路の夜」


釧路の町。幣舞橋より。

 
釧路遠景。


   「中標津、黎明! 」(2011/12/16)


   「天満天神繁昌亭 」(2011/12/21)

 日々繁昌亭でお世話になっています。前席楽日・18日「中村仲蔵」、今席19日「狼講釈」、20日「ごんべえ狸」、21日「蛸坊主」。願生!


  「露の慎悟独演会のご案内」(2011/12/27)

 芸能生活45周年「露の慎悟独演会」が、2012年4月5日(木)18:30より「天満天神繁昌亭」で開催されます。出し物は、「キセル」、「深山がくれ」、「鰻屋」・慎吾、「大道芸、がまの油売り」・吉次、「狸さい」・団姫、「ハゲましの言葉」・海原はるか(ゲスト)。前売り指定席¥2,000、前売り自由席(2階)¥1,800、当日¥2,500。予約受付中!(ホームページで予約受付いたします。よろしくお願いします。こちらからどうぞ。


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