狭山事件 石川さんの再審・完全無罪を
2020年
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NHKのバリバラで、部落問題が2週連続放映
【2020.12.8 山口県山口市 KY様】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん!
6月に後藤眞理子判事が定年退官し、裁判長が大野勝則判事に替わって初めてのの三者協議(=第44回)が9月25日(金)にもたれました。
情勢が厳しい上、高齢の石川一雄さん・石川早智子さんの体調は、万全とは言い難いものがあります。しかしながら、そんなお二人を筆頭に、再審弁護団・部落解放同盟を始め全国の人々が不屈に闘い続けています。
なお、三者協議についての解放同盟の報告は大阪府連合会の「えん罪狭山事件」の頁に載っています。
狭山第3次再審請求審は第2次までと異なり、三者協議が始まり、証拠開示と新証拠の提出に拠って、再審開始へのに弾みがついて来ました。しかし後藤前裁判長は、三者協議は開くものの、証拠開示勧告も事実調べの検討もせずに退官してしまいました。本来なら中央集会とデモ行進が取り組まれるはずですが、10月30日(金)に予定されていた取り組みは、5月22日(金)に続きまたも中止になってしまいました。コロナ騒動下、止むを得ないとの考えもありましょうが、何ともイラつく状況です。
中央集会が無くとも闘いは続きます。12月下旬の第45回三者協議にむけ、これまで以上に下山鑑定人の尋問などの事実調べを勝ち取るための闘いを各地で強めましょう。今度こそ、来年こそ、事実調べを実施させ、それを力に、今審での再審開始決定を勝ち取ろうではありませんか。
★月刊狭山パンフレット『狭山差別裁判』は、508号「寺尾判決を批判する」まで発刊されています。学習の資料に最適ですし、このパンフの売り上げは狭山再審闘争の資金にもなります。是非購読を!
★石川一雄さんの10月メッセージが発せられました。一部を紹介します。全文は石川早智子さんの頁でご覧下さい。
「例年なら日比谷野外音楽堂に於いて、寺尾不当判決糾弾の市民集会が開催されている筈ながら、今年は誰も予想しなかった新型コロナウイルスの出現により、狭山に関係する殆どの集会や、現地調査がが中止・延期となってしまい、再審闘争も最大な山場での状況だけに、残念でなりません。」「今は目が悪く、なかなか資料を読むことも厳しくなっていますが、体力維持につとめ、いつでも動ける準備を続けております。」「多くの無実を明らかにする新証拠があります。何としてもこれらの証拠の鑑定人尋問を実現させることが最重要であります。鑑定人尋問を実現させて、私が冤罪であることを理解してもらわなければなりませんので、どうか皆さん方も要請はがきや要請行動等、行動を起こして頂きたく、心からお願い申し上げて、私のご挨拶とさせていただきます。」
★石川さん夫妻の訴えは動画でも見る事が出来ます。5分ほどですので、是非ご覧下さい。
★私達狭山パンフを読む会も、東京の集会へ参加する事が出来なくなりましたが、いつものように今月も読み合せ(第457回狭山パンフを読む会)を、最終日曜日25日の午後、大阪市住吉区で行います。また、東三河の仲間は24日(土)に15時から、豊橋駅前デッキで街宣に取り組むとの事です。
★更に、全国の多くの人が寺尾判決を糾弾し、狭山再審を求める取り組みを行います。「狭山事件の再審を実現しよう 交流掲示板」などから集めたものをいくつか紹介します。
まずは大阪
※「市民アピールデモ」、30日(金)18:00、豊中・稲荷山公園出発→轟木公園、約40分、狭山事件の再審を求める豊中市民共闘会議
※学習会、31日(土)13:00~15:30、大阪市西成区・西成市民館、講 演 「狭山事件第三次再審請求審の現状と課題」(狭山事件再審弁護団・河村健夫弁護士)、狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西実行委員会
次に埼玉・東京
※スタンディング、31日(土)11:00~12:00、南越谷駅前、石川一雄さんを支える埼玉東部市民の会
※学習会「寺尾不当判決を批判する」、31日(土)13:30~、加須市民プラザ、北埼地区狭山裁判を支援する市民の会
※学習会、31日(土)、埼玉県南・石川一雄さんを支援する会
※情宣、31日(土)14:00~15;00、池袋東口パルコ前、
滋賀と熊本
※「伝える行動」、31日(土)16:00~17:00、草津駅西口、狭山再審を求める市民の会・しが
※「10.31熊本集会」、31日(土)13:00~14:00、熊本市中央区・下通り角マック交差点、くまもと「狭山事件」を考える住民の会
最近は11.1住民投票を前に「大阪市廃止反対」のゼッケンを着け街宣に参加する事の方が多い毎日を送っています。【2020.10.20 狭山パンフを読む会 HM様】
『それでも私はやってない』
新治さん経由で、狭山パンフを読む会からの情報が届きました。生配信は終了していますが、動画を見ることはできるようですので、情報提供させていただきます。なお、いつまで視聴可能かどうか、ちょっとわかりません。約90分です。早い目にご覧ください。狭山パンフを読む会の皆さん、おはようございます。
Sさんから今夜19時から配信される番組の紹介がありました。
10月15日19時から
『それでも私はやってない』
なぜ日本の裁判制度は、冤罪から無実の人を救えないのか?考えます。#裁判で真実を
亀石倫子(司会) / 袴田ひで子(袴田巌さん姉) / 角替清美(袴田事件弁護団) / 西山美香(湖東病院事件で無罪) / 鴨志田祐美(大崎事件弁護団) / 周防正行((映画監督)
「BLACK in BURAKU」再放送について
一気に涼しくなってきましたが、お変わりありませんか。既にご存じかもしれませんが、2月に大反響を呼んだ、「バリバラ『BLACK in BURAKU』」が、今週(と多分来週)、再び放送されます。たくさんの方の再放送のリクエストが、実を結んだと思っています。とにかく、より多くの方に観てもらって、「部落のいま」を正しく可視化し、理解者を増やしていく流れを加速させていきたいと思います。バリバラ「BLACK in BURAKU」(前編)
NHK-Eテレ 9月24日(木) 20:00~20:30
再放送 9月26日(土) 24:00~24:30 (27日(日) 0:00~0:30)
※それぞれ、1週間後に「後編」が放送されると思います。タブーにされがちな被差別部落のこと。同じく差別を受けた歴史を持つアフリカ系アメリカ人たちが、大阪市内の部落をたずね、地域に暮らしてきた人たちの思いに触れる。彼らの目に、日本の部落はどう見える? スタジオには、部落にルーツを持つ若者たちが出演、濃密で暖かい人間関係から、ネットの書き込みに受けたショック、結婚忌避に打ちのめされた悔しさまで、赤裸々に語る。部落問題を基本から考える。(番組ウェブサイトから)この情報を、多くの方に拡散していただけると幸いです。
【2020.9.20 鳥取県東伯郡 HM様】
差別と冤罪に反対する新治ファンの皆さん!
狭山事件が起きる半年以上前、国家権力に殺されたハンセン病者が居ます。菊池事件の無実の殺人容疑ででっち上げられたХさんは隔離施設=恵楓園内に作られた憲法違反の「特別法廷」による死刑判決を受け、62年9月14日処刑されてしまったのです。
裁判所は公正な裁判でなかったのを認めましたが、検察は自ら再審請求する事を拒んでいます。そこで現在、一人一人の市民が再審請求人になろうという取り組みがなされています。宜しければご協力を!
以下、参考頁を紹介します。
冤罪犠牲者の会の頁
ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会・堅山勲事務局長のfacebook頁【2020.9.13 狭山パンフを読む会 HM様】
袴田さん支援クラブという団体が「クラウドファンディング」という方式で、再審弁護団の活動費用を集める取り組みを始めました。開始日=8月18日(=袴田巖さんが54年前にでっち上げ逮捕された日)の呼び掛け文の冒頭を紹介します。
<袴田事件クラウドファンディング>今日スタートします
100才まで待たせるわけにはいきません
8月18日は袴田巖さんが逮捕された日です。
いま、狼煙(のろし)を、あげます!
袴田巖さんの再審無罪実現のために
みなさんの応援をここへ!
目標は1000万円です。この度、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて袴田事件弁護団の弁護活動費を集めます。本日8月18日12時55分から10月16日23時までの60日間、目標金額1000万円を目指しクラウドファンディングを行います。集まった資金はREADYFORの経費、手数料を差し引いた全額を袴田事件弁護団に寄付いたします。3000円、1万円、1万5000円、3万円、5万円、10万円、30万円、50万円、100万円、300万円の中から、自分の希望する金額を銀行口座に振り込むか、クレジットカードから引き落としてもらうという方式だそうです。協力するには「READYFOR」の頁にログイン・登録をする必要があります。関心のある方はこちらの頁をご覧ください。
今回のクラウドファンディングでは、目標金額1000万円に到達しなければ、集まった資金は支援者の方々に返金となってしまうAll or Nothing形式を採用しております。
今回、私達が掲げる目標金額1000万円というのは、裁判費用・弁護士活動費用などを募るクラウドファンディングプロジェクトのなかでは最高額と聞いております。1000万円という高額な目標金額ですが、それを大きく超え、袴田事件弁護団の活動がより進むよう支援できればと願っております。」
【2020.8.26 狭山パンフを読む会 HM様】
ETV特集「雪冤(せつえん)~ひで子と早智子の歳月~」
[NHKEテレ1]「雪冤(せつえん)」7月18日(土) 23:00~ 24:00、再放送:7月23日(木) 0:00 ~ 1:00、の放送に関して、「狭山パンフを読む会」の事務局より、連絡がありました。誠に意義深い放送だと思います。ぜひご覧くださいませ。そしてこの情報のお広めにご協力ください。何とぞよろしくお願い致します。【2020.7.17 新治】
【感想】
国家権力の横暴さが 如実に伝わってきました。
お二人の冤罪の晴れる日が来ることを祈っています。【2020.7.23 AN様】
狭山事件の再審=石川一雄さんの無罪判決を求める皆さん! 清水こがね味噌事件の再審=袴田巖さんの無罪判決を求める皆さん! 冤罪に関心を持つ皆さん!かつて関心を持っていた皆さん! 既にご存じの方が多いとは思いますが、お知らせします。
袴田巖さんの姉=袴田ひで子さんと、石川一雄さんの連れ合い=石川早智子さんの生活と闘いを撮って来たキムソンウン(金聖雄)さんのドキュメント番組「雪冤(せつえん)~ひで子と早智子の歳月~」が放送されます。是非とも視聴・録画を!
以下、NHKの頁より。
[NHKEテレ1] 2020年07月18日(土) 23:00~24:00、再放送:2020年7月23日(木) 0:00~1:00、 (60分)
【語り】加瀬亮「雪冤(せつえん)」とは、罪を晴らし潔白を証明すること。愛する人の雪冤のため、人生をかけた二人の女性がいる。2014年の再審決定で半世紀ぶりに釈放された袴田巌さんの姉、ひで子さん。そして、「狭山事件」の殺人犯として無期懲役となった石川一雄さんの妻、早智子さん。二人は姉妹のような絆で結ばれ、裁判のやり直しを求める闘いを続けてきた。どんな時でも明るく気丈な二人。司法の重い扉に挑む苦難と覚悟の歳月を追う.参考までに 冤罪・狭山事件の経過と現状
63年5月1日の事件発生、同23日の不当逮捕から57年余り、24歳だった石川青年は81歳となり、未だに有罪確定の「仮出獄」者として、様々な権利を奪われ続けています。
74年10月31日の控訴審無期懲役判決以降、東京高等裁判所と最高裁判所の7法廷は、ただの1度の事実調べをする事もなく、石川さんの申立を棄却し続けて来ました。
06年5月23日に東京高裁に申し立てられた第3次再審請求において初めて三者(=裁判所・検察庁・弁護団)協議が始められ、これまで6人の裁判長が43回の三者協議を開きました。その中で、191点の証拠と東京高検保管の物証リストの開示も勝ち取られました。
去る6月24日、9人目の裁判長に大野勝則さんが就任し、9月下旬に44回目の三者協議が開かれます。今後の焦点は、事実調べ、とりわけインクの分析に拠って被害者万年筆と石川さん宅から「発見」された万年筆が別の物である事を証明した下山鑑定人の証人尋問を裁判所に行わさせる事です。
【2020.7.15 狭山パンフを読む会 HM様】
ETV特集「雪冤(せつえん)~ひで子と早智子の歳月~」
NHK・Eテレ「ETV特集」で、石川さん夫妻や袴田さん姉弟をとりあげる、という情報が入りました。ご存じかもしれませんが、念のため情報提供させていただきます。ただ、番組ウェブサイトには、まだ詳細が掲載されていません(元々は、4月下旬の放送予定だったようです)。今週土曜の夜です。近づいていますので、この情報をどんどん拡散し、多くの方に観ていただけるよう、ご協力をお願いします。
ETV特集「雪冤(せつえん)~ひで子と早智子の歳月~」
NHK-Eテレ 7月18日(土)23:00~24:00(60分)
※再放送 7月22日(水)24:00~25:00(60分)・・・正確には23日(木)午前0:00~1:00
・内容の一部
「雪冤」とは、罪を晴らし、潔白を証明すること。愛する人の雪冤のため、人生をかけた二人の女性がいる。2014年の再審決定で、半世紀ぶりに釈放された死刑囚・袴田巌さんの姉、ひで子さん。狭山事件の犯人とされた石川一雄さんの妻、早智子さん。愛する人の罪を晴らしたい。再審を求め続ける二人の、苦難と覚悟の歳月を追う。
・監督は、映画「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」と映画「獄友」の金聖雄さん。
【2020.7.14 鳥取県東伯郡 HM様】
来集の月曜(2月24日)、標題の集会が天神橋近くの大阪府立労働センター「エルシアター」で開催されます。更に今回は初の試みとして集会後のデモも実施されるようです。大阪で狭山再審を求めるデモは何年もの間行われていません。狭山の幟・横断幕・プラカード・ゼッケン、各団体の旗や幟を揃えて、遠く東京高裁に届けと歩きたいものです。宜しければ、共に参加を。もちろんデモだけでも、集会の一部だけでも、自分の都合に合わせての参加でも構わないと思います。石川一雄さんの顔を見に行ったらいかがでしょうか。
「第4回 狭山事件の再審を実現しよう市民のつどい in 関西 ~つながりをちからに~」
日時:2020年2月24日(月) 13:00~(開場12:30)
場所:エルシアター(大阪府立労働センター)最寄り駅:京阪又は大阪メトロ・天満橋、最寄バス停:大阪シティーバス・天神橋
チケット:500円(障がい者・高校生以下無料、その他費用についての相談はご遠慮なく)
☆手話通訳、要約筆記あります!
サイエンスショー:山田善春さん(大阪市立大学講師)
記念講演:林力さん(ハンセン病家族訴訟原告団長、95歳)
冤罪アピール:
石川一雄さん(狭山事件・冤罪被害者、81歳)石川早智子さん(一雄さんの連れ合い、73歳)
東京高裁に対し、第3次再審請求審での事実調べ→再審開始を要求中
袴田ひで子さん(清水こがね味噌事件・冤罪被害者=袴田巖さん(83歳)の姉、87歳)
第2次再審請求即時抗告審での最審開始取り消し決定の破棄を求め、最高裁へ特別抗告中
鴨志田裕美さん(大崎事件・冤罪被害者=原口アヤ子さん(92歳)の再審弁護団事務局長)
3月30日、鹿児島地裁に第4次再審請求する予定
ライブ:カオリンズさん・アカリトバリさん
16:00~ 梅田方面へ約5kmのデモ
【2020.2.17 狭山パンフを読む会 HM様】
「狭山の黒い雨」上映のお知らせ
狭山再審を求める仲間の皆さん!標題の映画が大阪の映画館「シネヌーヴォ」で上映されます。『狭山の黒い雨』は73年秋、東京高裁での控訴審再開公判闘争に向けて製作された劇映画です(白黒106分)。被差別部落への集中的差別見込み捜査の末に石川一雄青年が不当にも別件逮捕される事、無実の殺人を「自白」させられて起訴されるが一審の間「自白」を維持し死刑判決を受ける事、拘置所で無実の死刑囚(モデル:三鷹事件・竹内景助さん)から「無実ならそれを訴えて行くべきだ」と諭され、古い活動家(モデル:荻原佑介さん)から「君の後ろには水平社がついているぞ」と叱咤され、石川青年は「私は✳✳ちゃんを殺してません」と立ち上がった事、等々が描かれたドラマです。
上映場所:シネヌーヴォ(阪神九条又は大阪メトロ九条下車、駅より徒歩3分ほど)
上映時間:
8日(金)14:20~
10日(日)10:00~
11日(月)11:55~
13日(水)12:30~
14日(木)20:20~
73年11月5日の試写会を報ずる月刊『狭山差別裁判』創刊号の記事
【2019.11.5 狭山パンフを読む会 HM様】
★今週末からの大阪の取り組み紹介
※25日(金)18:30~、部落解放同盟大阪府連と部落解放府民共闘・青年共闘、狭山再審要求一斉駅頭街宣。以下、駅名(担当)
・阪急茨木市(北摂ブロック)
・京阪・JR京橋(大阪市ブロック)
・JR天王寺(共闘)
・近鉄八尾(河内ブロック)
・南海堺東(泉州ブロック)
※26日(土)16:00~、狭山再審を求める定期アクション高槻、駅頭情宣
・JR高槻駅前コンコース
※27日(日)10:00~、狭山事件の再審を求める市民の会・宝塚、駅頭情宣
・JR・阪急宝塚駅前歩道橋
※29日(火)18:30~、部落解放同盟住吉・浅香両支部・大阪市職住吉区役所支部、学習会
・市営住吉住宅集会所(南海住吉東)、講師:部落解放同盟中央狭山闘争本部・高橋定
★前晩30日(水)、大阪での取り組み
※【狭山事件の再審を求める豊中市民共闘会議 市民アピールデモ】
18:00~ 稲荷山公園→轟木公園
※【狭山事件の再審を求める釜ヶ崎住民の会 決起集会】
18:30~ ふるさとの家
★31日(木)当日、東京での取り組みです。
※【対東京高裁・東京高検要請行動】
10:45日比谷公園健康広場集合
※【ミニコンサート】
12:25~12:55 日比谷野外音楽堂
※【狭山事件の再審を求める市民集会】
13:00~14:30 日比谷野外音楽堂
弁護団報告:中山武敏・主任弁護人、中北龍太郎・事務局長、ほか
石川一雄、石川早智子あいさつ
市民の会アピール:
冤罪被害当事者・家族連帯アピール:
※【狭山再審実現を訴えるデモ行進】
14:45頃~ 日比谷野音→常盤橋公園前
★日程は未定ですが、12月下旬の三者協議に向けて、東京高裁前アピール行動が取り組まれます。石川さん夫妻を先頭に、部落解放同盟、埼玉・千葉等の住民の会、「facebook狭山」他個人支援者が、手作りプラカード等も持ち寄り、賑やかに楽しく実施されます。
場所 東京高等裁判所正門前(地下鉄「霞ヶ関」駅 A1出口)
時間 8:30~10:00、11:50~13:00
内容 ・石川一雄さん、石川早智子さん、支援者によるアピール(マイク情宣)。・チラシ配布、署名活動、横断幕など
★45年目の10.31にあたって(石川早智子さんの頁『冤罪 狭山事件』より
石川一雄さんからメッセージが発せられています。
寺尾不当判決45か年糾弾集会に決起して下さった全ての皆さんに感謝の一文をお届けいたします。
現在、検察側は下山第2鑑定に対し、反証を出すといいながら、反論も反証も出さないで、一年以上がたちました。当然にも検察は下山鑑定に対して、これまでに反論反証を出すためにあらゆる手段を駆使し、努力をしてきたと思われますが、検察の思い通りの結果が出ず、このままでは被害者のものとされた発見万年筆は偽物(捏造)の烙印を押されてしまいかねないことを恐れ、出せないのではないかと、私自身は思っています。下山第一鑑定の時も、検察側の鑑定人の名前を公表しない、できないというお粗末なものでありました。
そもそも万年筆に関しては、発見経過も含めて当初からいわくつきであったわけです。事件発生当時、発見万年筆のインクや、被害者が使っていたインク瓶のインクなどを検査した検察側の鑑定人である、荏原・科学警察研究所技官が発見万年筆のインクは、被害者が使用していたインクと異なることを指摘していたにも拘わらず、検察官は、インク補充説を唱えました。寺尾判決はインクの違いを無視して万年筆発見を有罪の根拠にし、その後の裁判所はインクの違いを別インク補充の可能性でごまかしてきた訳です。
下山第一、第二鑑定は、発見万年筆には、被害者が使用していたインクが入っていないことを科学的に指摘して、被害者の物ではないことを看破し、またコンピューターによる筆跡鑑定をした福江報告書は、脅迫状の筆跡は99.9パーセント以上の識別精度で、私が書いたものではないことを満天下に明らかにしたのです。
これらの鑑定結果は、科学的な鑑定結果であり、普遍的なものということであり、決して揺らぐことはなく、検察にとって、もはや覆すことは困難であると思われます。
証拠開示で明らかになった資料をもとに科学的、客観的な新証拠が多数提出されているこの第3次再審請求で、なんとしても証人尋問、鑑定人尋問をさせることが最重要な闘いであり、再審開始へのカギとなりましょう。
何れにせよ、さほど遠くない日に判断されると思われますが、私も心を引き締め、全力で闘って参る所存ですので、どうか皆さんも此の第三次裁判以外にないと思う私の意を汲んで頂き、最大限のご協力下さいますよう、衷心よりお願い申し上げます。お願いばかりさせて頂きましたことをお許しいただき、失礼させて頂きます。
今日は本当にありがとうございました。
2019年10月31日
石川一雄
寺尾不当判決45ヵ年糾弾・再審要求集会参加者ご一同様
(2019.5.23 新治)
★前週末以降の関西の取り組み紹介
※【狭山再審を求める市民の会・こうべ 第7回座り込み行動】
18日(土) 10:00~16:00 国鉄神戸駅北西側路上 (13:30~;15:00~ カオリンズ路上ライブ)
※【陪審制度を復活する会 連続セミナー陪審制度を学ぶ 第20弾 世界がびっくり!これで大丈夫か「日本の刑事司法」】
18日(土) 13:30~16:30 ドーンセンター 会費:1000円
第1回 「なんですぐに釈放されなかったの? ~カルロス・ゴーン事件を参考に~」 川崎英明(関西学院大学名誉教授)
※【部落解放大阪府民共闘会議・青年共闘会議 街宣行動】
21日(火) 18:30~ なんば高島屋前(訂正)
★前晩22日(水)、大阪での取り組み
※【狭山事件の再審を求める豊中市民共闘会議 市民アピールデモ】
18:00~ 稲荷山公園→轟木公園
※【狭山事件の再審を求める釜ヶ崎住民の会 決起集会】
18:30~ ふるさとの家
★23日(木)、東京での取り組み
※【狭山再審駅頭情宣】埼玉・県南石川一雄さんを支援する会呼びかけ
9:30~10:30 水道橋
※【狭山ウォーク】=ゼッケンを着け、幟を持って歩道を三々五々歩く。
10:30~11:30 水道橋→日比谷公園
※【対東京高裁・東京高検要請行動】
10:45日比谷公園健康広場集合
※【ミニコンサート】李政美
12:25~12:55 日比谷野外音楽堂
※【狭山事件の再審を求める市民集会】
13:00~14:30 日比谷野外音楽堂
弁護団報告:
中山武敏・主任弁護人、中北龍太郎・事務局長、ほか
石川一雄、石川早智子あいさつ
市民の会アピール:
冤罪被害当事者・家族連帯アピール:
袴田秀子(清水こがね味噌事件冤罪被害者姉)
菅家利和(足利事件冤罪被害者)
桜井昌司(布川事件冤罪被害者)
※【狭山再審実現を訴えるデモ行進】
14:45頃~ 日比谷野音→常盤橋公園前
★5・23後の関西の取り組み
※【阪神宗教者の会 例会】
24日(金) 17:00~19:00 西宮・西福寺
話「狭山再審運動の現在」高橋亮也(市民の会・こうべ)
※【コラボ玉造[TAMAZO] 原発あかん・橋下いらん・弾圧やめて! フクシマと結ぶ音と力いのちの言葉(Vol.15)】
26日(日) 13:00~17:30 港区民センター
第2部 15:30~ 石川一雄・中山千夏 講演&トークショー
※【狭山再審を求める市民の会・こうべ 第40回例会】
6・1(土) 14:30~ 兵庫勤労市民センター
講演「米国の人種差別と重なる日本の差別構造」Miho Kim Lee(サンフランシスコ州立大学教員)
★56年目の5・23にあたって
石川一雄さんメッセージ
再審の扉を開けぬまま、不当逮捕56年を迎えてしまったことは至極残念で悔しい思いでありますが、第3次再審においては、私の無実を示す証拠は沢山提出されているので、必ずや再審開始を勝ち取るべく、今年も県下各地より決起集会にご参集頂けたものと思われ、例年の事ながら、支援者各位に心より感謝の意を表しておきたいと思います。
私は当然の事乍ら、今時の第3次再審請求に命を懸けて活動を展開している訳ですが、恐らく現在の状況から察して、今年の後半は裁判所が鑑定人尋問などの事実調べをおこなうかどうかのヤマ場を迎えると思われ、それだけに、皆さん方の最大限のご支援は不可欠であり、皆さんのご理解とご協力を伏して願わずにおれません。
一方、弁護団も確定判決で有罪の根拠と指摘した全ての証拠と検察官の反証・反論に対して、科学や医学の力をもって潰した上で、裁判所に鑑定人尋問と再審開始を求めて意見書を提出する由であり、だからこそ、今が如何に重要であるかを皆さんの胸に刻んで頂きたいのです。裁判所を動かすのは,一にも二にも世論の喚起でないかと思うのです。
楽観できませんが、前述のように、私を殺人犯にデッチあげるため、警察、検察の自白の強要、証拠のねつ造、証拠隠しがおこなわれ、長い闘いの年月を要しましたが、これだけ冤罪の真相が新証拠によって暴かれた今、最早、真相究明のために、法廷の場で明らかにしないわけにはいかないと思います。
そのためにも、あせることなく今の第3次再審の闘いで必ず勝利するとの決意で、私も全力で闘って参りますので、何卒皆さん方も私の冤罪を晴らすべく可能な限りご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げて、不当逮捕56カ年糾弾再審実現集会のご挨拶に代えさせて頂きます。
2019年5月23日
石川 一雄
【2019.5.13 狭山パンフを読む会 HM様】
2.17関西集会
京田辺寄席と同じ日ですが、できるだけ多くの人に参加して欲しい取り組みです。
以下紹介文です。pdfはこちらにも
第3回 狭山事件の再審を実現しよう市民のつどい in 関西 ~闇から希望をつなげて~
狭山事件と清水(袴田)事件 トーク&ライブ
日時:2019年2月17日(日) 13:30~(開場13時)
場所:阿倍野区民センター 大ホール
大阪市阿倍野区阿倍野筋 4-19-118
Tel 06-4398-9877
(大阪市営地下鉄谷町線阿倍野駅からすぐ)
チケット:500円(障がい者・高校生以下無料
その他費用についての相談はご遠慮なく)
☆手話通訳、要約筆記あります!
第1部:記念講演 「釜ヶ崎からみた狭山事件」
本田 哲郎さん(カトリック司祭)
アピール
石川 一雄さん、石川 早智子さん
袴田 巌さん、袴田 秀子さん
(袴田 巌さんは体調により参加)
第2部:ライブ ~大きな世界を変えるのは ひとりの小さな一歩から~
小室 等さん、カオリンズさん、アカリトバリさん
東京拘置所で死刑囚として6年を共に過ごした、無実の石川一雄さんと袴田巌さん。共に再審を願い、励まし合った家族と支援者。第1部は、6.11の清水(袴田)事件の再審取り消しの不当決定を経て、改めてそれぞれの思いを語っていただきます。記念講演は釜ヶ崎の労働者から学んだというカトリック神父の本田哲郎さん。第2部は小室等さん、カオリンズさん、アカリトバリさんのライブをお楽しみください。【2019.2.1 狭山パンフを読む会 HM様】
改めて思う事~事件発生時と現在と
東京高等裁判所第4刑事部における狭山事件第3次再審請求審は、いよいよ45年ぶりに事実調べを実施して再審開始に道を開くのか、それとも事実調べ無しに求意見がなされ、10度目の有罪判決・決定の誤りを繰り返すのか、分岐点に差し掛かっている。
第3次再審請求審では、初めて三者協議と証拠開示勧告がなされた。200点近くの隠されていた証拠が開示され、弁護団は200件もの新証拠を提出した。今年に入って提出した新鑑定だけでも、筆跡の相異についての福江鑑定、スコップ付着土壌についての平岡鑑定、万年筆インクについての下山第2鑑定と、重要な証拠が続いた。検察側も福江鑑定への反論意見書を出し、平岡鑑定・下山第2鑑定にも反論するとしている。後藤眞理子裁判長がなすべき事は明らかである。来年、必ずや3鑑定人に対する尋問等の事実調べ実施に踏み切る事である。
ここで改めて指摘しておきたいのは、新証拠の殆どは新事実についての物ではなく、事件当初から分かって居た事(「脅迫状の筆跡は石川一雄のものではない」「『発見』された万年筆は被害者の物ではない」「『発見』されたスコップはI養豚の物とも遺体を埋めるのに使った物とも断定出来ない」等々)を新たな科学的手法でだめ押し的に証明した物だという事である。きちんとした裁判をすれば、石川さんに対する本件起訴が如何に無理があり、有罪の証明がなされて居らず、無罪判決をなすべきだった事は明らかだったのだ。
今回、ある記事を紹介したい。『観光新聞』63年6月21日号の特集記事(=部落解放子ども会大阪連絡協議会発行の『狭山事件報道記事集(PARTⅢ)』より)。不当極まりない騙し討ち再逮捕が強行され、石川さんがとうとう「自白」に追い込まれようとしている時期の物だ。56年前に既にこういう報道があった事を多くの人に知ってもらいたい。
以下(漢数字は算用数字に、固有名詞の一部は頭文字に、数字は*に置き換えた。部分引用して紹介する。<>内は引用者による注釈。★※は引用者による項目立て)
★トップ
※大見出し 「石川シロ説に部落民結束」
※リード文 「石川一雄(24)=同市I****=は17日午後、浦和地裁で保釈ときまったが狭山署の特捜本部は、同人が調べ室から釈放され狭山署の廊下にでたとたんに用意していた逮捕状を執行、同夕、身柄を川越署分室に留置した。こんどの令状ははっきりYさん殺しの容疑者として再逮捕にふみきったが、検察首脳者たちは辞表をふところにしての悲壮な令状請求だったといわれている。一方、石川の出身地である地元の"部落民"は石川の救援に結束、捜査当局と対決する気がまえを固めており、人権問題もふくんで事件の成り行きはいよいよ複雑な様相を呈してきた。」
★容疑のキメ手
※見出し 「筆跡鑑定にミス?」「キメ手一つもなし」
※記事文 「捜査をすすめていくにしたがったキメ手となるものは何1つとしてないことがはっきりしてきた。捜査当局が当初、石川の容疑の有力なキメ手と考えた筆跡も今から思うと限りなく全く頼りないアヤフヤなものだった。」
★筆跡・筆記能力
※記事文 「当局が石川の筆跡としたのはT製菓から持ってきた履歴書、早退届などだが、調べてみると石川は自分ではあまりものを書かず友人に頼んで書いてもらったものが多いことがわかった。」
※見出し 「字の書けない石川」「難解な母への手紙」
※記事文 「また最初、一部の新聞やテレビに流行歌を書いた文字を石川のだとしこれが脅迫文のものとよく似ているとされたが、あとで間違いとわかった。テレビで石川の筆跡として写し出されたのを石川の弟K君(19)が発見し「それは自分が書いたものだ」と警察にとどけでたからだ。」「当局の鑑定はここではじめからかなり間違いをおかしていたことになる。」「あきらかに石川の筆跡に間違いないのは拘置中の25日に、石川が母に出した手紙だということになるが、これは脅迫文のように書きなれた感じが違うという」「兄の文造<ママ>さん(27)は「一雄は小学校4年までしかいかないので文字は書けない 25日の手紙というのも警察では何と書いてあるものか読めないので。わざわざ聞きに来たくらいだ」」「六造さんは「警察が一雄のものだといって押収した便せんやボールペンは私のものだ」ともいっている。」
★現場足跡
※見出し 「「地下タビ」でも黑星」
※記事文 「現場に残された地下タビの跡も、いまでは石川のものではないことになっている。警察では石川宅から押収した4足のタビの1足を現場のものと同じと発表したが、これは9文7分で石川の兄の六造さんのものだった。石川の足は10文半で普通彼はゴム長をはいていた。」
★スコップ
※記事文 「死体を埋めるに使ったスコップとI方から盗まれたスコップも「同一のものではないのではないか」との見方が濃厚である。」
★部落差別・見込み捜査
※横書き大見出し 「警察と対決する部落民」
※見出し 「〝よそ者〟ゆえの嫌疑か」「「眠った子を起こされた」**戸」
※記事文 <竹内狭山署長の言>「われわれはこの事件の犯人は石川以外にはないという考えをもっているが、〝部落〟への偏見や予断などない」。」
「犯人が石川一雄と断定されたことによって、これまで市民に意識されなかった〝部落〟問題がいやでもクローズアップされてきた。」「「警察は最初から部落をねらったのではないだろうか。少なくとも無意識のうちに部落に対する偏見と予断があったとしか思えない」(遠藤欣一市議の話)といった声も少なくない。」 「S町*丁目の「部落」出身のI(27)方が浮かんだのは当然すぎるほどだった。Iは4年ほど前から、弟と共同でNさんと同じ部落<集落の意>のHに養豚業を経営し、使用人も何人かいた。「あんな悪いことをするのは、〝よそ者〟しかいない」 事件後、Hの人たちはまつさきにこう考えた」
※小見出し「疑われたI兄弟」
※記事文 「警察や報道陣の注意もI方にそそがれた。A週刊誌などは明らかに「近くの3人の青年がクサイ」ときめつけた。麦畑のなかからYさんを埋めるのに使ったと思われるスコップが発見されたとき、Iと事件の関係は一挙にせばまった。このスコップがI方のものと推定されたからである。結局、容疑者として逮捕されたのは元雇人でS町*丁目にすむ石川だった」
※小見出し 「矛盾に苦しむ父親」
※記事文 「狭山市の未開放<ママ>部落S町*丁目は、西武新宿線入間川駅の×へ*分ほどはいった約**戸の部落で、いまでも「部落」として区別されている。石川の父富造さん(65)は「警察がどうして一雄をつかまえたかワシにはわかるんだ。何もやってないのにどうしてねらわれたのか」と頭をかかえているが、あきらかに「部落だからやられたんだ」という考えがひそんでいるようだ。しかし、といって「部落だから」といい出せない矛盾に苦しんでいるようだ。」
※見出し 「聞き込みに無言の抵抗」
※記事文 「石川が逮捕されたとき部落の人たちは口々に「負けるな、がんばってこい」と石川を励ましたり、刑事が聞き込みにきてもほとんど口をきかないというようなことがしばしばあった。「一雄さんはシロだ」という部落民の反発が無言の支えとなって石川の自供をはばんだとみる向きも出ているほどだ。」 「石川の逮捕は当局が否定すると否とにかかわらず狭山市の〝部落〟問題にふれたが、石川の友人T(20)が逮捕されるにいたって、この感じはいっそう深まったといっていい。Tの住む狭山市Kも〝部落〟だったからだ。狭山市部落開放<ママ>同盟と連名で6月はじめ、狭山署と報道陣に対し非公式に申し入れをした。」
★「自白」強要
※小見出し 「肉体的拷問が心配だ 両弁護人の話」
※記事文 「石川の弁護人橋本紀徳、石田享の両氏は「こんどの」逮捕は不当というよりほかない。逮捕状にある強盗殺人事件に新しい証拠が出たとは思えないからだ。われわれが恐れるのは、検察当局は事件の解決をあせるのあまり、こんご石川を物理的拷問にかけはしないかということだ。現在でもすでに1日10時間を越す取り調べをやるなど精神的拷問をかけている。」
※小見出し 「「平沢の場合と同じ」」
※記事文 「東京第二弁護士会・鈴木勇弁護士の話「狭山事件は帝銀事件と似ていて、あぶない情況証拠ばかりによっていて間接証拠の足跡、声などが不十分である。」 「これからは取り調べ方法に無理なことが出来てくる。平沢の場合と同じで、捜査の段階で認めさせてしまう恐れがある。」「今の段階では石川をシロと見るべきだ」」
★遺族の反応
※写真キャプション 「「1日も早く真犯人を」ときょうも野良仕事をしながら祈るYさんの父親Eさん」
(2018年11月 ・・・狭山パンフを読む会 HM様)
台灣からの連帯行動の動画
台灣で再審無罪を勝ち取った元死刑囚徐自強さんが、人生初の東京訪問の報告動画を上げています。袴田巖さん・石川一雄さんが紹介され、10.31中央集会に参加した時の様子も撮られています。日本語ではありませんし、徐さんのナレーションは北京語でなく台灣語のようですが、ご覧ください。
(2018.11.22 狭山パンフを読む会 HM様)
冤罪・狭山事件
1974年10月31日の狭山事件、二審、寺尾判決(全くのでたらめ)からなんと44年。東京日比谷野外音楽堂で、狭山事件の再審を求める市民集会が開かれ、集会のみ参加しました。 社民党福島みずほ参議院議員はじめ議員方が力強い、再審無罪を目指す決意を述べたあと、石川一雄、早智子夫妻が登壇。79歳の石川さんが驚くほどの元気で張りのある声で、闘う決意と「今度こそ!」という思いを語りました。下山第二鑑定で、重要証拠とされた万年筆が、全く別物で、石川さんを犯人にでっちあげようとした者たち(捜査官→操作官)の犯罪だということが、今回科学的にはっきり証明されました。同様に、筆跡も科学的鑑定で、石川さんとは別人物のものと証明でき、裁判としては勝ったも同然ですが、検察は悪あがきをし、東京高裁は事実から目をそむけ、再審を開こうとはしません。あとは世論を高め、裁判官に事実を認めさせるしかありません。かつて、狭山現地調査をした人や、狭山から多くを学んだ人たち、狭山を課題にして、解放運動を前進させた人たちが、思いを一つにすれば、世論は燎原の火のごとく燃え上がります。願生りましょう!
曰比谷野音でのツーショット(HMさん撮影)
(2018.10.31 新治)
狭山意見広告
朝日新聞大阪本社が明日10月28日(日)に発行する朝刊に、狭山再審を求める全面意見広告が掲載されます。石川一雄さんが「獄友」の桜井昌司さん・菅屋利和さんと共に現地調査した様子や最近の決定的な新証拠が紹介されています。購入出来る方は是非購入し、活用して下さい。
★10月31日(水)、確定判決=10.31寺尾差別有罪判決44か年を糾弾し、再審開始を求める取り組みが東京で闘われます。多くの人の参加を!10:30~ 東京高裁・東京高検要請行動+情宣 日比谷公園健康広場集合
12:25~ ミニライブコンサート(こむろゆい他) 日比谷野外音楽堂
13:30~ 狭山事件の再審を求める市民集会 日比谷野外音楽堂
(連帯アピールはいつもの袴田秀子さん・桜井昌司さん・菅屋利和さんに加え、台灣の冤罪被害者も登壇します。また文化人アピールは中山千夏さんです。)
15:00頃~ デモ行進 ~東京駅北・常盤橋公園★日程は未定ですが、12月下旬の三者協議に向けて、来月・再来月に東京高裁前アピール行動が取り組まれます。石川さん夫妻を先頭に、部落解放同盟、埼玉・千葉等の住民の会、「facebook狭山」他個人支援者が、手作りプラカード等も持ち寄り、賑やかに楽しく実施されます。場所 東京高等裁判所正門前(地下鉄「霞ヶ関」駅 A1出口)
時間 8:30~10:00、11:50~13:00
内容 ・石川一雄さん、石川早智子さん、支援者によるアピール(マイク情宣)。
・チラシ配布、署名活動、横断幕など【2018.10.27 狭山パンフを読む会 HM様】
狭山おたより日誌
狭山東三河の会のホームページがこのたび移転することになりました。こちらです。 一度はクリックしていただき、「お気に入り」とかに登録していただけると検索が上位に上がってくると思います。よろしくお願いします。
それと、ちょっと遅くなってしまいましたが、石川早智子さんがやられている「冤罪 狭山事件」の中に、6月の豊橋イベントのことを大きく取り上げてくれています。こちらの方も一度、ご覧下さい。早智子さん、今更ですが、本当にありがとうございます。
また、狭山東三河の会のホームページ関係一切を管理・運営してくれている会員のKさんには本当に感謝です。
【2018.10.7 愛知県豊橋市 K.Y様】
6・23豊橋集会
昨日、豊橋の仲間が狭山の集会を開き、多くの市民が参加しました。私はうかつにも、カメラ付き電話機を家に置き忘れたため、現場では1枚も写真が撮れませんでしたが、今日発行の『中日新聞』愛知県内版、『東日新聞』掲載の記事の写真を送ります。
【2018.6.24 狭山パンフを読む会 HM様】
狭山55年!長すぎます。
5・23狭山デーは、55年前の1963年5月23日、石川一雄さんが不当にも冤罪で逮捕された日です。毎年この日に再審無罪を勝ち取るため日々活動している方々が全国から集まり、日比谷野音を埋めつくします。なぜ全国からこれだけの人が駆けつけるのか? 狭山事件が、単なる冤罪事件ではなく、「部落差別意識を利用した警察、司法の犯罪、差別事件」だからです。石川一雄さんが被差別部落(地区)の出身でなければ、冤罪被害者になっていません。警察は当時の社会意識としてあった差別観念を利用し、石川さんを犯人にでっちあげたのです。警察が犯した犯罪であり、確信犯です。万年筆、カバン、時計という三大物証は全て警察が仕組んだもので、「よくまあそんなことをするなあ」と思いますが、したんです。「そんな暇に真犯人を捜さんかい」と思います。市民を守る立場の警察がこんなことをするかと思いますが、するんです。今回、東海大学の先生による科学鑑定で「脅迫状は99.9%石川さんのものではない」という結果が出ました。二審の有罪判決の決め手がくずれたのです。石川無実は明々白々。あとは裁判所が真実に対して誠実になればいいだけです。ただ、佐川前長官があれだけウソをついても不起訴になるのが現実です。司法は己の都合でいくらでもネジ曲がるのです。正してゆくのは世論です。声をあげてゆきましょう! 日常茶飯の事ですら、人はもし自分がやってもしないことで疑われたら、心底腹が立ちます。まして人生をズタズタにされたのです。石川さんの悔しさは、とても想像できません。早く無罪を勝ち取り、ご両親のお墓参りをして戴きたいです。(2018/5/31 新治)
5/23狭山デー。あいにくの雨の中、心ある人々が全国から集まり、日比谷野外音楽堂を埋めつくしました! いい集会でした。オープニングは獄友イノセンスバンドミニコンサート。小室等、谷川賢作、こむろゆい、河野俊二、李政美。挨拶も、形だけのものは皆無。立憲民主党の議員は「高校生の時、狭山事件があり・・・」。社民党副党首、福島瑞穂議員は「大学生の頃、ゼッケンをつけてこの集会に参加しました」から始まり、証拠とされた万年筆が別のものという新鑑定など、さすがは狭山弁護団の一員という具体的な話。 石川夫妻が登檀するとカメラをかまえた人が舞台前にいっぱい。やはり主役。私も前に行きパチリ。ご自分の年齢(79才)から考えて「これが最後の再審のチャンス」と写真の短歌を添えて決意の披露。弁護団報告も中山武敏・主任弁護人、中北龍太郎事務局長と具体的な話。市民の会アピール:武者小路公秀・反差別国際運動共同代表。ゆっくりとした口調ながら「普通の人が、普通に考えておかしい、許されないという話」は説得力たっぷり。漫画家の石坂啓さん。安部政権への怒りと狭山事件をでっちあげた警察、検察裁判所への怒り。ほんまにまじめなお人柄が伝わってくるええ話。袴田秀子(清水こがね味噌事件、いわゆる袴田事件、冤罪被害者、つまり袴田厳さんの姉)。静岡に支援者か袴田の壁という、誰もが自由に一筆書ける壁を作り、袴田さんにも書いてもらったら、普段は「バイ菌」とか汚い言葉ばかり書くのに、なんと「幸せの花」と書いたとのこと。「厳から、こんな言葉が出たのは初めて。6月11日の再審決定を勝ちとり、幸せを味合わせてやりたい」という言葉にジーンと来ました。足利事件冤罪被害者の菅家利和さん、布川事件冤罪被害者の桜井昌司さん。他に、鹿児島志布志事件の冤罪被害者の方。いずれも無実の罪を着せられた怒りをストレートに伝えて戴きました。桜井さんの言葉「みんな、石川さんの無実を信じているというより、知っている」が心に残りました。
(2018/5/24 新治)
【お知らせ】矢野伊吉さんのテレビ放送。5月24日(木)、午後7:57~9:00、フジテレビ系「奇跡体験 アンビリバボー」の中で、「死刑囚を再審無罪で救い出した人」ということで、矢野さんが取り上げられますのでご覧ください。香川人権研究所 YJ
後半、CMこみで30分ほどでした。裁判官を辞めてまで冤罪で谷口さんが殺されることを許すまいと闘った矢野さんには敬意を表せざるを得ません。 それまで固く閉ざされてきた再審の扉を、現在までほんの少しは広げたのは、谷口さん(財田川事件)・斎藤さん(松山事件)・免田さん(免田事件)の冤罪死刑囚とその支援者・弁護団が再審を勝ち得たからに他なりません。【2018.5.24 狭山パンフを読む会 HM様】
今朝の『毎日新聞』に狭山再審の事実調べを求める全面意見広告が掲載されました。入手可能な方は購入・確認・活用を!
【2018.5.18 狭山パンフを読む会 HM様】
「狭山事件の再審を実現しよう市民のつどい」の第二回として、トークセッションが開催されます。「冤罪に抗うトークセッション『獄友』」。
日時:2018年1/28(日)13:30~
会場:大阪市立港区民センターホール(JR環状線、地下鉄中央線「弁天町」徒歩7分。)
出演:石川一雄・早智子さん(狭山事件冤罪被害者)、菅家利和さん(足利事件冤罪被害者)、桜井昌司さん(布川事件冤罪被害者)
コーディネーター 金聖雄監督
アピール 安田聡さん(部落解放同盟狭山中央闘争本部)、笹倉香奈さん(甲南大学教授・えん罪救済センター)
資料代:500円
問合せ:実行委員会(当HP宛てメールでお問い合わせいただければ、お知らせいたします)。
(2018.1.8 新治)
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん!
10.31に向けた石川一雄さんのメッセージ、冒頭と結語のみを引用する。全文は石川早智子さんのこちらの頁で「気持ちが整理できないまま」と敢えて言わしめるのは、三者協議の遅々たる進展と、現況を突破しきれない支援なのかも知れない。「もう一肌脱」ぐには不足だが、先ずは来週の「東京高裁寺尾による差別有罪判決43ヵ年糾弾!」中央闘争に参加したい。
★10月31日(火)の日程
10:30 対東京高裁・東京高検要請行動+情宣...
集合:日比谷公園・健康広場
12:30 プレコンサート:日比谷野外音楽堂
李政美さん(シンガーソングライター)
13:00 狭山事件の再審を求める市民集会
狭山再審弁護団報告「狭山再審はいま」
中山武敏さん(主任弁護人)
中北龍太郎さん(事務局長)ほか
石川一雄さん・石川早智子さん挨拶
アピール
武者小路公秀さん(反差別国際運動共同代表理事)
鎌田慧さん(ルポライター)
小林節さん(憲法学者)
冤罪連帯アピール
袴田秀子さん(袴田事件)
菅家利和さん(足利事件)
桜井昌司さん(布川事件)
14:35 デモ行進:~東京駅北・常盤橋公園
★石川一雄さん10.31メッセージの冒頭と結語
「今年こそ、絶対的に再審が実現するとの思いを新年メッセージに込め、全国の支援者皆さん方に最大限のご協力をお願いした次第でしたが、私の見通しの甘さよりも楽観視していた向きもあったと支援者皆さんにお叱りを受けるかもしれませんが、気持ちが整理できないまま、兎に角今日も寺尾の不当判決43カ年糾弾集会に県下各地よりご参加頂けたものと、陳謝と感謝の意をお伝えできたらとペンを持ちました。」
「「今年こそ」との決意で望んだ第3次再審闘争も来年に持ち越されてしまった事は残念であり、支援し続けて下さった支援者皆さん方に誠に申し訳なく思っておりますが、何卒ご理解の上、もう一肌脱いで頂き、お力を貸して下さいますよう心からお願い申し上げます。」
新潟県新発田市、新発田市民文化会館にて「部落解放第34回新潟県研究集会」。石川夫妻、森口健司先生と遭遇しました。石川夫妻は、部落解放第34回新潟県研究集会でアピールのために。森口先生は、新発田市内中学二校で、人権授業のために徳島から。なんとも嬉しい遭遇。研究集会、幸先のいいスタートをきれました!
部落差別解消推進法ができて初の研究集会です。午前中の全体会、新発田市民文化会館、900人。人権を守ることと戦争に反対することは一つ。その拠り所が憲法。立憲主義、三権分立の立法府すら無視する安部内閣。その受け皿に小池という不毛の選択しかないかのごとく煽る、マスコミ。森友、加計隠し解散、護憲は憲法に護られてきた護憲。部落差別は無意味、不当。なぜ、社会意識としての差別観念があるか?加差別意識との向き合い。優越感のつっかえ棒。下見て暮らせ。自芯は自信。自分の人生、自分が主役。自己の差別意識に気づかせて戴いたのは狭山事件。刑事事件と差別事件の違いなどなど。語りきりました!
(2017.9.30 新治)
昨日9月30日(土)、新発田市で開かれた部落解放第34回新潟県研究集会、全体会での「新ちゃんのお笑い人権高座」について、地元紙の『新潟日報』に記事が載ったようです。残念な事に記事では狭山について触れていませんでした。【2017.10.1 狭山パンフを読む会 HM様】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん!三者協議における証拠開示の動きにつき、報告を送ります。転送・拡散を!
7月の第33回三者協議で、東京高裁は東京高検に証拠開示勧告を行いました。(「犯行動機」関係の証拠物4点、20万円を手に入れるために凶悪犯罪を決意する根拠など無かった事を証明している物、①石川一雄さんの就労実態関係のメモ、②バイク購入関係書類、他)これまで、「検討要請」程度で済まされていたのが、「勧告」に踏み込んだ点は評価すべきでしょう。検察も開示に応じざるを得ないでしょう。
しかしながら、東京高検が開示を拒んでいる、①被害者の「財布」「手帳」関係、②「自白」に至る背後に在る抗議ハンストやそれに伴う健康状態、等についての開示勧告はしませんでした。また、事実調べに至っては協議事項にすらあがっていません。
情勢が厳しい上、高齢の石川一雄さん・石川早智子さんの体調は、一度風邪をひくといつまでも咳が止まらないなど、万全とは言い難いものがあります。しかしながら、そんなお二人を筆頭に、再審弁護団・部落解放同盟を始め全国の人々が不屈に闘い続けています。10月中旬の第34回三者協議にむけ、これまで以上に下山鑑定人の尋問などの事実調べを勝ち取るための闘いを各地で強めましょう。
なお、三者協議についての解放同盟の速報全文は豊中・狭山事件研究会の作成した「狭山事件最新情報」の頁からダウンロード出来ます。
★以下、石川早智子さんの頁『冤罪 狭山事件』のトップから三者協議に関する部分の引用です。
「☆2017年7月24日第33回三者協議が開かれました。弁護団はこの間、財布・手帳関係、脅迫状宛名の「少時」関係、犯行動機関係、自白の経過関係の証拠開示を求めてきましたが、検察は証拠開示の必要性・関連性がないと拒否してきました。今回の三者協議で裁判所は犯行の動機に関わる証拠物4点について開示を勧告。また、検察官は7月3日、下山鑑定に対する反証意見書を提出してきました。弁護団は徹底的に反論する準備を進めています。時間稼ぎの検察の不正義な姿勢を許すことはできません。徹底した証拠開示と事実調べ・再審開始を強く求めます。」
次回三者協議は10月中旬の予定です。」
★月刊狭山パンフレット『狭山差別裁判』は、475号「万年筆は疑問だらけだ」まで発刊されています。この号には「有罪の3物証は崩れた」というカラーグラビアも綴じこまれています。是非購入を!是非学習・宣伝に活用を!頒価:1冊300円。申込先:部落解放同盟の各都府県連合会事務所、または中央狭山闘争本部(東京都中央区入船1丁目7番1号)
★10月31日(火)、確定判決=10.31寺尾差別有罪判決43か年を糾弾し、再審開始を求める取り組みが東京で闘われます。多くの人の参加を!
10:30~ 東京高裁・東京高検要請行動 日比谷公園健康広場集合
12:30~ ミニライブコンサート 日比谷野外音楽堂
13:00~ 狭山事件の再審を求める市民集会 日比谷野外音楽堂
15:00頃~ デモ行進 ~東京駅北・常盤橋公園
★来たる第34回三者協議に向けて、東京高裁前アピール行動が取り組まれています。石川さん夫妻を先頭に、部落解放同盟、埼玉・千葉等の住民の会、「facebook狭山」他個人支援者が、手作りプラカード等も持ち寄り、賑やかに楽しく実施しています。
場所 東京高等裁判所正門前(地下鉄「霞ヶ関」駅 A1出口)
時間 8:30~10:00、11:50~13:00
内容 ・石川一雄さん、石川早智子さん、支援者によるアピール(マイク情宣)
・チラシ配布、署名活動、横断幕などでの情宣活動
日程 各木曜日、9月7日・14日終了、21日(明後日)
★今回も証拠開示関係のエクセルファイルを更新し、添付しました。宜しければご活用ください。もし、間違いがあれば、速やかにご連絡ください。
【2017.9.20 狭山パンフを読む会 HM様】
夏休みを利用して上野鈴本演芸場に行って参りました(鈴本の報告はこちらから)。鈴本ツアーに合わせて、ちょいと足を伸ばし、狭山の現地調査を単独で例年やってるんですが、今年はうちの地元田川の高校生たちとスケジュールが合い、石川さん夫妻ともお会いすることができました。ドキュメント映画「獄友」の撮影もこの日に行われており、桜井さん、菅家さんの姿もありました。石川さんはご高齢となり、若干体調を崩されることもあるようですが、この日はお元気な様子で私たちにいろいろとお話しして下さいました。高校生たちにも自ら鴨居の万年筆のことなど説明されていました。再審叶って無罪を勝ち取るまで、お元気でいていただきたいです!狭山カレンダー、それに、事務所でカンパ商品としておいてあった大きめの足跡がつく靴下と指紋がつかないレターセットを買って帰りました。
【2017.8.20 福岡県福岡市 川崎亭好朝様】
おととい、和泉市人権文化センターであった集会にかなり遅刻しましたが、仕事場から駆けつけました。読む会の仲間や、某ローカル大学Ⅰ部部落解放研究会の先輩とも久々に集会場で会いました。既に大阪府連やfacebookで報告されていますが、電話で撮った写真送ります。
【2017.8.4 狭山パンフを読む会 HM様】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん、狭山再審を目指す全ての仲間の皆さん!
三者協議も33回を数え、多くの証拠開示と、新証拠提出を重ねながらも、未だに事実調べに踏み込んでいない東京高裁ですが、石川一雄さん・石川早智子さんはしぶとく闘い続けています。
毎年8月上旬2人は、早智子さんの故郷徳島で過ごしているのですが、その間もずっと休めている訳ではありません。この1週間にも、2日(水)に和泉市・信太山で、6日(日)に神戸市・元町で開催される集会に、徳島からやって来ます。関西の多くの支援者が、これらの集会に参加されますよう呼びかけます。
更に、この後も全国各地での闘いに2人は参加します。10.31中央集会を始め、皆さんの時間の許す時に積極的に参加され、77年8月より40年に及ぶ再審闘争の前進=事実調べの実現を勝ち取ろうではありませんか。
★今後の2人の予定は:『冤罪 狭山事件』を
★泉州ブロック狭山学習会~今こそ再審・無罪を勝ち取るために~
●日時 2017年8月2日(水)午後7時開会
●会場 和泉人権文化センター JR阪和線「信太山駅」徒歩5分
●講演 石川一雄さん、石川早智子さん
「狭山再審の現状と課題」部落解放同盟中央本部 安田聡さん
●主催 泉州狭山連続学習会実行委員会
★狭山事件の再審を求める兵庫県民のつどい
主催:部落解放同盟兵庫県連合会/部落解放兵庫県民共闘会議
日時:2017年8月6日(日)14時30分~ 場所:兵庫県私学会館 JR元町駅東口徒歩2分J分
内容: ①主催者あいさつ
②石川一雄さん・早智子さんアピール
③DVD「冤罪を作り出す『取調べ』―狭山事件の場合」上映...
④講演「狭山事件第3次再審闘争の現状と課題」安田聡さん
⑤県内各地からの取り組み報告
⑥石川一雄さん・早智子さんから再度のアピール
⑦閉会あいさつと団結ガンバロー
16:30 閉会後、JR元町駅前で情宣行動
えん罪狭山事件 - sayama-jiken ページ!
事件発生から半世紀以上が経過した今も犯人とされた石川一雄さんは無実を訴えつづけています。他のえん罪事件でも様々 ...
冤罪 狭山事件 - sayama-jiken.com
☆2017年7月24日第33回三者協議が開かれました。弁護団はこの間、財布・手帳関係、脅迫状宛名の「少時」関係、犯行動機...
【2017.7.31 狭山パンフを読む会 HM様】
奈良県中小企業連合会の機関紙『ハロー』より
(2017.7.15 新治)
冤罪・狭山事件の再審、無罪を訴え、毎月23日には、座り込み行動をしている、くまもと「狭山事件」を考える住民の会が主になって「あなたと私の『狭山』カレンダー」を作られました。1963年5月1日に発生した狭山事件に因み、5月から始まっています。 これを見ると、改めて、狭山事件がでっち上げであり、糾弾の闘いが、いかに日本の司法の闇に光を与えてきたか、石川夫妻の闘いが、石川さんだけの闘いではなく、多くの人に支えられながら、実は多くの人を支えている闘いであることが、よくわかります。私もまとめて分けて戴き、知り合いに送っています。ぜひ、お手元に一部。そして、お広めください。
申し込み先 FAX 096‐345‐1744 「狭山」カレンダー製作委員会」
(2017.6.14 新治)
今日は5・23狭山デー。日比谷野外音楽堂での中央集会に参加しました。冤罪、54年の長い歳月。ほんまに、むごい。「冤罪を作ろうと思って裁判官になった人はいません」そう言いきる夫妻。「絶望を乗り越え、再審を信じる」涙が出ました。社民党・福島瑞穂党首「石川さんは、仮釈放の身で、市民的権利も制限されたまま。見えない手錠をはずすまで両親の墓参りも行かないという石川さんの思いを実現したい。」 自身、狭山弁護団の一人の福島瑞穂党首。単なる挨拶ではなく、中味のあるお話。下山鑑定で、最大の証拠の万年筆が石川さんを犯人にするためのでっちあげ(警察による犯罪)とハッキリしました。いよいよ無実は明らか。あとは、裁判所を動かす世論だけ。日比谷野音は熱気に包まれています! ほんまに暑い!
(2017/5/23 新治)
「下山の鑑定、基に高裁へ 再審開始の雷鳴響く」
5・23写真~狭山パンフを読む会、Iさん撮影。
メールマガジン『狭山の風』最新号より転送します。皆さん、石川一雄さんも出演するこの番組を、自分が見るのは無論の事、是非とも多くの人に勧めて下さい。
また、この番組のきっかけとなったドキュメンタリー映画『獄友』(今秋完成予定)は、現在制作費カンパを募っています。 狭山パンフを読む会は、また私の所属する労働組合は有志で、それぞれカンパしました。こちらも宜しければご協力下さい。転送・拡散お願いします。
以下、メルマガの該当部分です。◇NHK・Eテレ「獄友たちの日々」放送について
映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」は2013年に製作され、全国で上映され、毎日映画コンクールドキュメンタリー部門の最優秀賞を獲得し、狭山事件の再審を求める世論をひろげる大きな力となりました。この映画を作った金聖雄・監督が、袴田事件の映画「夢の間の世の中」に引き続き、石川一雄さん、袴田巌さん、足利事件の菅谷利和さん、布川事件の桜井昌司さん、杉山卓男さん(故人)との交流やそれぞれの闘い、生き様を描いた映画「獄友」の製作をすすめています。
同内容のテレビ番組「獄友たちの日々」が、下記の通り、NHK・Eテレで放送されますので、お知らせいたします。
(以上は、部落解放同盟中央本部・4月15日事務連絡より抜粋)下記は、NHKのサイトより転載
ETV特集 - NHK
『ETV特集』は、さまざまな社会問題を取り上げるドキュメンタリー番組です。考えるヒントを提供する「心の図書館」であることを目指しています。NHKEテレ1
2017年4月22日(土) 午後11時00分~ 午前0時00分
(再放送 4月27日(木)午前0時~1時 水曜深夜)
ETV特集「獄友たちの日々」
43年の時を経て無罪を勝ち取った「布川事件」の桜井昌司さんが「獄友」たちとしゃばで出会い直す旅をドキュメント。奪われた時間の中で彼らは何を失い何を得たのかを描く
「布川事件」の桜井昌司さん、杉山卓男さん(故)。「足利事件」の菅家利和さん。いずれも再審によって無罪が確定したえん罪被害者である。さらに再審決定により釈放された「袴田事件」の袴田巖さん、仮釈放され再審を求めている「狭山事件」の石川一雄さん。獄中生活は5人合わせて155年にもなる。互いを「獄友」(ごくとも)と呼び、支え合う。「不運だったけど不幸ではなかった。我が人生に悔いなし!」。その言葉の真意とは
【2017.4.17 狭山パンフを読む会 HM様】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん! 石川一雄さんが満78歳となった今月、5月に事件発生→不当逮捕から54年・8月に上告棄却による無期懲役確定→再審請求から40年を迎える、今年2017(丁酉)年最初の挨拶を送ります。
★「今度こそ」
先月催されたリバティおおさかでの集会後、石川一雄さん・石川早智子さんから発せられた手紙を紹介します。<狭山も多くの人のご支援を頂き、53年目にして光が見えてきました。一雄さんは無論、来月早智子さんが満70歳になります。そして、狭山差別裁判糾弾闘争に関わって来た我々も年をとって来ました。時間に余裕はありません。昨年の繰り返しになりますが、今、東京高検は証拠開示に対して頑なな拒否姿勢を示し、東京高裁も高検に対する勧告・命令に踏み込まず、事実調べに至っては協議事項にすらあがっていません。厳しい情勢ですが、石川一雄さん・石川早智子さん・再審弁護団・部落解放同盟を始め全国の人々が不屈に闘い続けています。今年、再審実現へ一歩前進するかどうかは、下山鑑定をはじめ弁護団が提出した新証拠の事実調べ(=鑑定人尋問・証人尋問等)について三者協議で論議されるかどうかにかかっていますし、今年はその大きなチャンスといえます。この機会を無にせず、「今度こそ」という石川夫婦の叫びに応え、何としても事実調べ実現を勝ち取りたいものです。
8月22日、狭山弁護団が新鑑定書を出しました。弁護団の血のにじむような長い闘いと、支援して下さる皆様方の「証拠を開示せよ」の声が、今大きく実を結んだのです。実に50年も検察に隠され続けていた被害者のインク瓶が開示されたことによって、石川宅から発見された被害者のものとされた万年筆が偽物という事が下山博士の科学的な鑑定で明らかになったのです。多くの人の「証拠開示を」の声に抗しきれなくなったのでしょう。
もう一息のところまで来ているように思われます。次の三者協議は2017年2月上旬ですが、裁判所にはなんとしてもこの鑑定書についての鑑定人尋問、事実調べをさせることが狭山の勝利につながる道です。
事件発生から53年、「今度こそ」何千回、何万回、叫んだかもしれません。
それでも「今度こそ」「今度こそ」とけっしてあきらめない闘いが道を拓くのだと思います。
どうか今後ともお力添え賜りますよう心よりお願いいたします。>
★第31次東京高裁前アピール行動
2月初めの第31回三者協議に向けた東京高裁前行動が行われています。
東京高裁正門前 (地下鉄「霞ヶ関」A1出口)8:30~10:00、11:50~13:00
・石川一雄さん、早智子さんによるアピール(マイク情宣)
・石川さんをサポートするチラシ配布、署名活動、横断幕などでの情宣活動
スケジュール: 1月19日、26日、2月2日(各木曜日)
★今年前半の石川さんの日程等(石川早智子さんの頁他から作成)
①第31回三者協議(2月上旬)まで☆1月13日(金) 第2回差別と人権を考える横浜市民講演会 18時30分~20時 横浜市健康福祉センター4階②石川一雄不当逮捕54カ年糾弾集会(5月23日)まで
「対談 文字を取り戻すために -ハンセン病と被差別部落の立場から-」石山春平・石川一雄
☆1月14日(土) 石川一雄誕生日(78歳)
☆1月18日(水) 「竹内景助氏の獄死から50年 三鷹事件再審開始を求める集い」 18時30分~20時30分 武蔵野スイングホール
☆1月19日(木) 高裁前アピール行動
☆1月21日(土) 埼玉県拡大狭山闘争本部会議・狭山闘争支援団体新年交流会 10時45分~ 会議・12時~ 交流会 狭山富士見1丁目自治会館
☆1月23日(月) 上智大学
☆1月26日(木) 高裁前アピール行動
☆1月29日(日) 狭山事件再審学習会 13時30分~16時30分 松戸市勤労会館
☆2月1日(水) 座談会(狭山にて)
☆2月2日(木) 高裁前アピール行動☆2月16日(木) 徳島県国保労組狭山学習会
☆2月16日(木)~17日(金) 第37回部落解放・人権徳島地方研究集会 徳島グランヴィリオホテル他
☆2月17日(金) 狭山事件を考える徳島住民の会総会
☆2月18日(土) 「私たちはこうして犯人に仕立て上げられた!-獄友3人が語る真実-」 14時~16時30分 埼玉県加須市・市民プラザかぞ
足利事件:菅家利和、布川事件:桜井昌司、狭山事件:石川一雄
☆2月22日(水) 狭山事件の再審を求める東京集会 18時30分~20時30分 田町交通ビル
☆2月25日(土) 緑フォーラム東京講演会『私は無実!狭山事件の再審開始を!』 18時30分~ 北区神谷・銀河実験劇場
☆3月2(木)~3日(金) 部落解放同盟第74回全国大会 大阪商工会議所
☆3月6日(月) 曹洞宗神奈川第2宗務所研修会(横浜市)
☆3月8日(水) 真宗大谷派・仙台教務所研修会(福島県郡山市)
☆3月10日(金) 浦和地裁「死刑判決」53カ年糾弾狭山第3次再審闘争勝利埼玉集会(さいたま市)
☆3月25日(土) 兵庫県で狭山集会
☆5月13日(土)~14日(日) 部落解放第62回全国女性集会(岐阜市文化センター他)
☆5月23日(火) 狭山街宣・ウォーク 東京・水道橋駅前~日比谷公園
☆5月23日(火) 狭山市民集会 12時30分~ 日比谷野外音楽堂【陰暦1月3日(陽暦1月30日) 狭山パンフを読む会 HM様】
狭山パンフを読む会恒例の12.30望念会で新治さんは「これまで我々は『石川さんが元気なうちに再審を』と言って来たが、今や『我々が元気なうちに』ともいわなければならない」と言いましたが、狭山上告棄却→再審闘争突入から40年、狭山パンフを読む会結成から35年の今年、開示された証拠から明らかになった新証拠の事実調べを何としても勝ち取る年にせねばと考えます。共に闘いましょう。【2017.1.4 大阪市住吉区 HM様】
ありがたいことに、『解放新聞』に、私のことを載せて戴きました。12月12日号が第1回で、3回連載。総ルビです。届いた新聞を見て驚きました。一面に、笠松明弘編集長の訃報。9月9日に、このインタビューでお会いしたばかりです。初対面でした。それから82日後の11月30日(上海で落語をしていた日)に亡くなられたのです。私と笠松編集長は同い年で、同じ時代を生きた者どおし、また落語にもお詳しく、話が弾みました。「また会いたいな」と思いながら、お別れし、私と新幸は大東市の小学校で公演。その後、竹林さんの大美落語会に出たのです。ついこないだのような気がします。
今日は、テント師匠の七十七日(十一・七日。そんな言い方があるとは思いませんが)。朝、お仏壇を拝んで、しみじみと解放新聞を眺めました。テント師匠、笠松編集長、私、三人とも同い年です。私はまだまだ生きるつもりでおりますが、なんとも言えない気持ちになります。大事に生きさせて戴きます。こんなことしか言えません。 合掌
「解放新聞(中央版)」2790号(2016年12月12日)の最終面全面に新治さんの「落語と狭山事件が変えた私の人生」が掲載されています。①となっていますので何回かにわたって連載されるようです。とりあえずご連絡申し上げます。だいぶん寒くなってきました。お体にはくれぐれもお気を付けください。
【2016.12.11 大阪府堺市 IK様】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん! 11月2日(水)に開催された三者協議につき、報告を送ります。今回も、このメールを書き出して既に4週間経ってしまいました。遅くなって申し訳ありません。転送・拡散を!
今回、1年ぶりに東京高検による証拠開示が行われました。(被害者の兄NKさん関係の調書:石川さん宅から「発見された」万年筆について「妹の万年筆と書き具合が似ている」と証言させられている)
しかしながら、埼玉県警等に在る筈の証拠物については「存在しない」と強弁し、被害者の「財布」「手帳」関係の証拠については「開示の必要は無い」と拒否し続けています。また、東京高裁も高検に対する勧告・命令に踏み込まず、事実調べに至っては協議事項にすらあがっていません。
情勢が厳しい上、高齢の石川一雄さん・石川早智子さんの体調も万全とは言い難いものがあります。しかしながらお二人を筆頭に、再審弁護団・部落解放同盟を始め全国の人々が不屈に闘い続けています。来年2月上旬の第31回三者協議にむけ、これまで以上に下山鑑定人の尋問などの事実調べを勝ち取るための闘いを各地で強めましょう。
なお、三者協議についての解放同盟の速報全文は豊中・狭山事件研究会の作成した「狭山事件最新情報」の頁からダウンロード出来ます。
★以下、石川早智子さんの頁『冤罪 狭山事件』のトップから三者協議に関する部分の引用です。
☆①第30回三者協議が2016年11月2日に開かれました。これまで弁護団が証拠開示請求を続けていた被害者の兄の万年筆に関する供述調書が10月21日付けで一通を開示しました。これまでで開示された証拠は186点になりました。弁護団が粘り強く求めた結果です。★月刊狭山パンフレット『狭山差別裁判』の468号「東京高裁は鑑定人尋問を」が発刊されました。「解説下山鑑定は何を明らかにしたか」が掲載されています。前号の特集「万年筆は疑問だらけ」と併せ、新証拠学習の資料として最適です。是非購入宣伝を! 頒価:1冊300円。申込先:部落解放同盟の各都府県連合会事務所、または中央狭山闘争本部(東京都中央区入船1丁目7番1号)
②2日、弁護団は下山鑑定の重要性について説明し、検察官は下山鑑定について反論する方向で検討するとしました。下山鑑定を無視できないところまで検察を追い込んでいるということです。石川有罪の根拠となった万年筆が石川無実を証明しています。また、弁護団が証拠開示を求めている財布、手帳関係の証拠開示、証拠物一覧表の交付については検察官は検討中としています。これからも証拠開示要求、下山鑑定の意義を大きく世論に訴え、事実調べ、証拠開示にむけて闘い続けます。
☆次回第31回三者協議は2017 年2月上旬です。」
★石川さん夫婦が参加する集会が大阪で開かれます。
12月3日 部落解放大阪府民共闘会議50周年記念集会
14:30~16:30 大阪人権博物館(リバティおおさか)・ホール
参加無料・申込不要
①DVD上映『冤罪を作り出す「取り調べ」-狭山事件』
②記念講演「私は無実!今こそ再審開始を」石川一雄・石川早智子
★来年の第31回三者協議に向けて、直前3週間、東京高裁前アピール行動が取り組まれます。石川さん夫妻を先頭に、部落解放同盟、埼玉・千葉等の住民の会、「facebook狭山」他個人支援者が、手作りプラカード等も持ち寄り、賑やかに楽しく実施しています。
場所 東京高等裁判所正門前(地下鉄「霞ヶ関」駅 A1出口)
時間 8:30~10:00、11:50~13:00
内容 ・石川一雄さん、石川早智子さん、支援者によるアピール(マイク情宣)。
・チラシ配布、署名活動、横断幕などでの情宣活動
日程 毎週木曜日、1月19日・26日・2月2日
★以下私の個人的まとめです。なお、今回も証拠開示関係のエクセルファイルを更新し、添付しました。
○1.1年ぶりに検察による新規開示を勝ち取ったた。
×2.検察が、前回と同じく「これまで示した一覧表が全てであり、高検以外の捜査機関に証拠物はない」と強弁した。
△3.東京高検以外の証拠物一覧表の開示、弁護団が請求している「自白」関係・被害者の「財布」「手帳」関係等、捜査書類・調書等の開示について、継続して検討することなった。
×4.証拠物一覧表他、裁判所も検討を要請している事項についての検察の開き直りに対して、裁判所が命令・勧告を一切行わなかった。
×5.再審開始決定に必要不可欠な事実調べについて、やはり具体的協議に入れてない。
【2016.12.1 大阪市住吉区 HM様】
石川さんご夫妻から、はがきが届きました。
【2016.11.12 MORI】
「狭山事件の再審を実現しよう」フェイスブックページに報告をアップしました。冷たい雨でしたが、大島 花子さんのコンサートや、神田香織さんの講談で心温まるいい集会でした。何より新証拠によって再審への道すじが見えてきた直後の集会で、石川さん、早智子さんの力強い決意が伝わってきました。他にも写真をアップしているので、よろしければご訪問ください。(フェイスブックIDが無くても見られます)
【2016.10.31 狭山事件の再審を実現しようFB / ノジマ様】
10時30分より、東京高検と東京高裁に入って、それぞれ要請書を提出しました。中に入れたのは、20名。初めての人が優先です。全国の狭山を闘う仲間から要請書が提出されるとともに、自分の思いも一人一人が表明しました。ぼくも検察や裁判所の担当官に思いをぶつけました。検察や裁判所の担当官は僕たちの発言にいちいち相槌を打ったり、メモを取ったりしていましたが、検察官や裁判官に伝わっているのか、不信感を持ちました。しかしながらこういう地道な取り組みを積み重ねていくことで、少しずつでも証拠が開示されたり、成果につながっていくのだと思います。また、石川さんに文字を教えた刑務官の清き気持ちが石川さんが文字を獲得したことに大いなる力を与えたように、ぼくらの働きかけが、検察や裁判官の中の、心の変容を産み出すのではないかと、願わずにはいられません。
中央集会では、まず坂本九さんの娘さんである大島花子さんの素晴らしいミニコンサートから始まりました。忌野清志郎が日本語歌詞にしたイマジンの澄んだ歌声にびっくりしました。石川夫妻、神田香織さん、各政党、弁護団、冤罪被害者たちのアピール、どれも素晴らしいものでした。
次に45年ぶりに狭山の現地調査に行きました。正直言って、現地調査しなくても石川さんの無実は十分理解できる、現調必要ないかも? なんて思っていました。でも、現地調査することによって、石川さんの無実への確信は何か霧が晴れてずっとはるか先まで見通せるような不動のものになる実感を味わいました。現地調査ガイドのプロみたいな安田さんの詳しい説明を聞けたことのおかげです。安田さん、ありがとうございます。狭山東三河のこれからの活動に一つに現地調査をぜひ入れたいと思いました。昔、石川さんのお宅があったところは今は「狭山現地事務所」になっています。そこには、全国各地から送られた支援のメッセージなどが所狭しと飾られています。石川さんを力づけ、石川さんから力をもらう。そういう狭山の闘いの姿がここにあると思います。45年ぶりの現地調査、本当に行ってよかったと思いました。これを糧に東三河の活動を今後とも、仲間とともに続けていきます。みなさん、よろしくお願いします。【2016.11.30 愛知県豊橋市 K.Y様】
新治さんが参加できなかった事は残念ですが、それぞれの思いの中で、「出来る時に出来る事をする。しんどい時には、パスしても、次はまた気ぃを持ち直そう」と思う事で半世紀に亙る狭山の闘いは続いていると思います。これからも頑張らずに願生りましょう。狭山幟の活用引き続き宜しくお願いします。
さて今回の集会とデモですが、あいにくの雨で参加者はずぶ濡れ状態で、デモに入る前は凍えてふるえが止まらない感じでした。しかし、壇上からの発言は「有罪の証拠とされた万年筆が被害者のものではなく、でっち上げられたものであることが科学的に証明された。今度こそは勝てる。更なる証拠開示と鑑定人尋問をかちとっていこう。」という力強い発言が続きました。
それと今回特徴的だったのは沖縄・高江での大阪府警機動隊員による「土人」「支那人」と言う差別暴言と、それが表す日本政府の植民地支配的対応に対する怒りの発言です。福島みずほ・神田香織・鎌田慧と相次ぎました。狭山を闘う多くの者にとってどちらも許しがたい事であることの発露と思います。
来週にはまた三者協議が行われます。一歩でも半歩でも事実調べの実施に近づくものであって欲しいと考えます。【2016.9.29 大阪市住吉区 HM様】
今日は、東京、日比谷公園で狭山事件の中央集会があります。狭山パンフを読む会の会長、福さんが亡くなり、その後の初めての狭山全国集会。なのに、自分のせいで、参加できません。自己責任です。狭山パンフのメンバー、石川夫妻、皆さんの思いを考えれば、参加できない自分が情けないです。情けない自分を認めるしかありません。自分の甘さを認め、身の丈に合わせて生きてゆきます。ほんまに申し訳ないのですが、会場は熱気に包まれることと思います。集会の成功を祈るばかりです。
【2016.10.28 新治】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん! 8月29日(月)に開催された三者協議につき、報告を送ります。このメールを書き出して既に4週間経ってしまいました。遅くなって申し訳ありません。転送・拡散を!
まず、既にご存知の方が多いかと思いますが、この三者協議の直後、狭山弁護団と石川一雄さんは、三者協議前に東京高裁に提出した新証拠=万年筆内のインク鑑定について記者会見を開き、又もや石川さんの無実を明らかにする証拠が見つかった事を訴えました。
NHK NEWS WEB 動画付記事 08月29日 17時30分 「狭山事件「証拠無関係」鑑定書」、狭山事件「証拠無関係」鑑定書 - NHK 首都圏 NEWS WEB 等に拠れば、
★ 当時の万年筆及びインクを色材研究の専門家下山進さんが、ペーパークロマトグラフィーによる実証実験を行い鑑定した結果、石川さん宅で「発見」された万年筆乙には、ブルーブラックインクしか検出されていない。
★ 被害者は行方不明となる当日迄ライトブルーインク(商品名パイロットジェットブルーインキ)の入った万年筆甲を使用していた。
★ もし仮に前のインクが無くなりそこにブルーブラックを充填したとしても、前のインクの色調が検出される。
★ 従ってライトブルーインクの色調が全く検出されなかった万年筆乙は被害者所有の万年筆甲とは別の万年筆である
ことが証明されました。
三大物証と言われた「鞄」「時計」「万年筆」の「発見」は当初から極めて疑わしいものでしたが、もはや、寺尾有罪判決に「合理的疑いを生じる新規・明白な証拠はない」などという強弁は成立しません。東京高裁は1日も早く、事実調べの実施に踏み切るべきです。
今回も東京高検は証拠開示に対して「不見当」「無関連」「不必要」を連発するなど頑なな拒否姿勢を示し、東京高裁も高検に対する勧告・命令に踏み込まず、事実調べに至っては協議事項にすらあがっていません。情勢が厳しい上、高齢の石川一雄さん・石川早智子さんの体調も万全とは言い難いものがあります。しかしながらお二人を筆頭に、再審弁護団・部落解放同盟を始め全国の人々が不屈に闘い続けています。再来月11月上旬の第30回三者協議にむけ、これまで以上に事実調べ実現を勝ち取るための闘いを各地で強めましょう。その直前、10月28日には10.31寺尾差別有罪判決42カ年糾弾!狭山再審実現!中央闘争も予定されています。引き続いて共に願生りましょう。
なお、三者協議についての解放同盟の速報や、弁護団の「新証拠(下山鑑定等)の提出について」などの全文は豊中・狭山事件研究会のブログや池田市民の会のブログに掲載されています。
以下、石川早智子さんの頁『冤罪 狭山事件』のトップからの引用です。
☆第29回目の三者協議が2016年8月29日午後3時から東京高裁で開かれました。8月22日に弁護団が提出した新証拠、「石川宅で発見された被害者のものとされる万年筆のインクは、被害者が使っていたインクではない」との鑑定について検察は「出されたばかりなので検討したい」との回答。有罪の大きな証拠とされていた万年筆が被害者のものではないと科学的に証明されたのです。午後4時から弁護団と石川一雄は記者会見をし、「石川無実」「再審開始」を強く訴えました。大きな大きな無実の証拠です。どうか皆さん注目して下さい。月刊狭山パンフレット『狭山差別裁判』の467号「万年筆は被害者のものではない」が発刊されました。下山鑑定と万年筆問題の特集号で、学習会に最適です。また「チラシに使って欲しい」と、写真の様に見本頁まで掲載されています。是非購入宣伝を! 頒価300円 申込先:部落解放同盟の各都府県連合会事務所、または、中央狭山闘争本部(東京都中央区入船1丁目7番1号)
次回三者協議には、検察を逃がさない闘いを!!!
皆さんのご支援をお願いいたします。
☆次回第30回三者協議は2016年11月上旬です。」
早智子さんの頁等を基にした、石川一雄さん・石川早智子さん夫婦もしくはどちらかが参加する今後の予定です。もう終わってしまったものもあります。すみません。m(_ _)m
☆9月8日 全国狭山活動者会議・住民の会交流会 13時~16時 部落解放同盟中央本部<地下鉄日比谷線八丁堀>
☆9月14日 関東ブロック共闘交流会(東松山市)
☆9月29日 第30次第1回東京高裁前アピール行動 8時30分~13時 <地下鉄 霞ヶ関駅 A1出口すぐ>
☆10月1日 部落解放第33回新潟県研究集会 全体会 10時~12時 魚沼市小出郷文化会館
分科会 13時~16時 第4分科会①「反差別共同闘争・狭山再審の闘い」 堀之内公民館
☆10月2日 2016人権長野県集会 15時~16時45分 グリーンホールミナミ<長野市稲里町下氷飽[シモヒガノ]>
☆10月6日 第30次第2回東京高裁前アピール行動 8時30分~13時 <地下鉄 霞ヶ関駅 A1出口すぐ>
☆10月8日 映画の集い(福島県) 17:30開場 18時上映開始 ミュージカルがくと館<郡山市開成一丁目>
☆10月11日 さいたま財団研修会
☆10月13日 第30次第3回東京高裁前アピール行動 8時30分~13時 <地下鉄 霞ヶ関駅 A1出口すぐ>
☆10月14日 「SAYAMA見えない手錠をはずすまで」上映会 18時15分開場 18時30分開映 くにたち市民芸術小ホール<国立市富士見台二丁目>
☆10月18日~20日 部落解放研究第50回全国集会 奈良市
19日 第2日・分科会 9時30分~16時
第5分科会「狭山事件・冤罪事件を考える」<ならまちセンター(近鉄奈良駅南800m)>
「取り調べテープから見るえん罪の構造」(浜田寿美男)、「日本版イノセントプロジェクトの取り組み」(稲葉光行)、「狭山第3次再審の現状と課題」(中山武敏・中北龍太郎・石川一雄・石川早智子)
※なお、第1分科会「部落史・人権問題を学ぶ」<なら100年会館(国鉄奈良駅西320m)>では、『夢の間の世の中』の上映とキmソンウンさん・袴田秀子さんの話があります。
☆10月28日 「同宗連」狭山集会 午前
☆10月28日 狭山中央集会(日比谷野外音楽堂) 13時~14時30分 集会後デモ予定
☆11月4日 長野県・東御市狭山集会
★11月上旬 第3次再審請求審第30回三者協議 夕方 東京高裁第4刑事部
☆11月13日 鳥取狭山集会
☆11月19日 部落解放第53回滋賀県女性のつどい 12時50分~16時 県立男女共同参画センター<近江八幡>
ビデオ「動き始めた狭山裁判」、記念講演「私が歩んできた道」(石川早智子)、グループ討論
☆12月3日 大阪府民共闘50周年記念集会
その他、各地で弁護団の参加する学習会が開かれます。(石川一雄さんや石川早智子さんの参加はありません。) 一部をご紹介します。
☆狭山現地交流
日時 10月1日 10時~12時 現地調査、13時~15時 学習交流
会場 富士見集会所他<集合:9時45分 狭山市駅西口階段下>
現地調査 石川さん「自白」コースと現地事務所の復元鴨居、
学習会 ビデオ「冤罪を作り出す取り調べ~狭山事件の場合~」、講演「新証拠・万年筆は被害者のものではない」(青木孝弁護士)
主催 部落解放同盟埼玉県連合会他3団体
☆緊急報告会 -発見された「万年筆」は偽者-石川一雄さんは無実です!!「狭山学習会」
日時 10月15日 13時30分~16時30分
会場 熊本県総合福祉センター<熊本市中央区南千反畑町>
ビデオ「冤罪を作り出す取り調べ~狭山事件の場合~」、講演「53年目の真実」(横田 雄一弁護士)
主催 部落解放同盟熊本県連合会
☆狭山事件学習会「万年筆は被害者のものではない」
日時 10月15日 14時~16時
会場 早稲田奉仕園<地下鉄早稲田>
お話 「再審請求審の現状」(青木孝弁護士)
主催 狭山事件研究会
☆狭山事件、53年目の新証拠「万年筆は被害者のものではない」今こそ再審を!豊中集会
日時 10月20日 18時30分~20時30分
会場 豊中人権まちづくりセンター<阪急宝塚線岡町駅下車、西北へ10分>
講演 「狭山再審の新証拠 万年筆は被害者のものではない」(ジャーナリスト・菅野良司)
主催 狭山事件の再審を求める豊中市民共闘会議
以下私の個人的まとめです。なお、今回も証拠開示関係のエクセルファイルを更新し、添付しました。
×1.4回続けて検察が新規の開示を行わず、0回答(「存在しない」「開示の必要がない」)の連発に終わった。
×2.前回、警察から検察に送致される証拠について、裁判長が検察官に説明を求めたのに対し、検察官は「これまで示した一覧表が全てであり、高検以外の捜査機関に証拠物はない」と強弁した。
△3.東京高検以外で保管している証拠物の開示について、弁護団が請求している捜査書類・調書等の開示について、それぞれ継続協議となった。
×4.証拠物一覧表他、裁判所も検討を要請している事項についての検察の開き直りに対して、裁判所が命令・勧告を一切行わなかった。。
×5.再審開始決定に必要不可欠な事実調べについて、やはり具体的協議に入れてない。
【2016.9.29 大阪市住吉区 HM様】
8月29日夕方、狭山事件第3次再審請求審第29回三者協議が行われ、それを受けて弁護団の記者会見が開かれました。
記者会見の内容
NHK NEWS WEBの17:42付記事『狭山事件「証拠は事件と無関係」弁護団が鑑定書提出』等に拠れば、当時の万年筆及びインクを専門家下山さんが、ペーパークロマトグラフィーによる実証実験を行い鑑定した結果、
石川さん宅で「発見」された万年筆乙には、ブルーブラックインクしか検出されていない。
被害者は行方不明となる当日迄ライトブルーインク(商品名パイロットジェットブルーインキ)の入った万年筆甲を使用していた。
もし仮に前のインクが無くなりそこにブルーブラックを充填したとしても、前のインクがわずかに検出される。
従ってライトブルーインクが検出されなかった万年筆乙は被害者所有の万年筆甲とは別の万年筆である
ことが証明されました。今回の三者協議で弁護団がこの鑑定書を東京高裁に提出した事を記者会見で発表したものです。
これで「被害者がどこかでブルーブラックインクを入れたかも知れないから、石川宅に在った万年筆が被害者のものではないとはいいきれない」という検察側の強引な開き直りは完全に破綻したのです。
【2016.8.29 大阪市住吉区 HM様】
神戸市で「8.7 狭山事件の再審を求める県民のつどい」があり、参加してきました。石川一雄さん、早智子さんから力強いメッセージがありました。例年、もう少しというところで裁判官が代わっていましたが、今年はそれもなく、また新しい証拠も2件開示されたとのことで、次の三者協議に期待したいものです。と言っても、毎年今年こそはと思いながら、遅々として再審に向けて動かず、期待外れになっています。また熊本で毎月23日に「坐り込み」を続けておられるメンバーから、坐り込みのことや、震災の影響についての報告もありました。集会の後、近くのJR元町駅前で、情宣行動を行い、うちわとチラシを配布して市民に訴えかけました。
早智子さん、一雄さん 熊本から JR元町駅前にて、情宣行動 (2016.8.7 MORI)
目標の半分以下の人数でしたが、いい集いになりました! 私が80分(お笑い人権高座と狭山事件との出会い)、その後、吉田智弥さん、主催者の金井英樹さん、川瀬俊次さん、狭山パンフを読む会から平野さんが発言。狭山と和歌山カレー事件の相似性。検察の逃げかた。裁判、第三次再審請求の現状。石川夫妻の近況などなど。やってよかったと思える会になりました。これを石川無罪にどうつなげるのか? 私と吉田さん、笑いと人権を広める会のこれからの課題です。
「自由学校ミア・コーロ」、帝塚山高校に行って来ました。【2016.6.18 新治】
新治さんの演題は「狭山差別裁判と<私>」でしたが、狭山に関わる前提として「人権高座」の話に加え、うどん学校への関わりなど奈良地域色を出した話が多かったようです。そこまでほぼ70分、狭山については「皆さん説明しなくてもよく知ってますよね。」と最後15分程の凝縮した話になりました。
【2016.6.19 大阪市住吉区 HM様】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん!
4カ月も先の話ですが、早めに日程を押さえる必要のある方もいらっしゃいますので、石川早智子さんの頁のトップに掲載されていた情報を基に紹介します。
☆10月1日(土) 部落解放研究新潟県集会 魚沼市
☆10月18日(火)~20日(木) 部落解放研究第50回全国集会 奈良市
狭山分科会は2日目、19日(水)の9:30~16:00に実施されると思われます。
☆10月28日(金) 10.31寺尾差別有罪判決42カ年糾弾!狭山事件の再審を求める市民集会 日比谷野外音楽堂
10月31日(月)には、中央集会はありませんので、ご注意下さい。
今年1月、5.23集会案内の時も書きましたが、毎週月曜日は日比谷野音が休館日で使えません。部落解放同盟狭山中央闘争本部としては、<5.23や10.31の日付当日に拘るより、「日比谷野音の使用+当日午前中の要請行動」が可能な「火~金」に移す方が良い>との方針なのではと推察します。
なお、土~月の曜日でそのままの日付で開催されたのは「92年10月31日(土):明治公園」が最後です。ちなみにその明治公園も、今はつかえません。オリンピック会場工事の為という理由で、閉鎖されました。【2016.6.17 大阪市住吉区 HM様】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん! 3週間近く経ってしまいましたが、5月25日(水)に開催された三者協議につき、報告を送ります。遅くなって申し訳ありません。転送・拡散を!
今回も東京高検は証拠開示に対して「不見当」「無関連」「不必要」を連発するなど頑なな拒否姿勢を示し、東京高裁も高検に対する勧告・命令に踏み込まず、事実調べに至っては協議事項にすらあがっていません。情勢が厳しい上、高齢の石川一雄さん・石川早智子さんの体調も万全とは言い難いものがあります。しかしながらお二人を筆頭に、再審弁護団・部落解放同盟を始め全国の人々が不屈に闘い続けています。再来月8月末の第29回三者協議にむけ、これまで以上に事実調べ実現を勝ち取るための闘いを各地で強めましょう。
更に10月28日には、10.31寺尾差別有罪判決42カ年糾弾!狭山再審実現!中央闘争も予定されています。引き続いて共に願生りましょう。
以下、石川早智子さんの頁『冤罪 狭山事件』のトップからの引用です。
「☆第28回目の三者協議が2016年5月25日午後4時から東京高裁で開かれました。弁護団が証拠開示を求めた「万年筆」「財布」「手帳」について、検察官は「不見当、関連性、必要性がない」、と拒否。東京高裁は証拠物の保管と一覧表の作成などの取り扱いについて検察官に具体的な説明を求めました。狭山事件の再審開始・完全勝利にむけて、証拠の開示は不可欠です。検察の横暴を許さない大きな世論を巻き起こすことが、勝利への道です。皆さん方の「証拠開示・事実調べを」の声を裁判所や検察庁に届けて下さい。
☆次回第29回三者協議は2016年8月下旬です。」
同じく早智子さんの頁等を基にした今後の予定です。(6月18日は石川さんの参加しない取り組みです)
☆6月16日(木) 狭山支部第43回定期総会
☆6月18日(土) 13時30分~ 「自由学校・ミアコーロ 」6月例会 ~狭山とわたし~ 帝塚山高校(近鉄奈良線学園前駅) 出演:吉田智弥、露の新治
☆6月21日(火) 18時30分~ 東京北部狭山集会 練馬区立厚生文化会館 話:野島美香
☆6月23日(木) 19時~ 狭山事件の再審を求める南大阪市民集会 松原市民文化会館
☆6月25日(土) 「第9回北関東地域運動交流集会」 熊谷市
☆6月30日(木)~7月1日(金) 東日本研究集会 群馬県水上市
☆7月8日(金) 東京・江東狭山集会
☆7月12日(火) 比企地区(埼玉県)「石川さんの話しを聞く会」
☆7月14日(木) 8時30分~ 東京高裁前アピール行動
☆7月21日(木) 8時30分~ 東京高裁前アピール行動
☆8月6日(土) 石川さんの結婚20周年を祝う会(徳島)
☆8月7日(日) 兵庫・狭山県民集会
☆8月9日(火) 18時~第38回平和と人権・狭山を考える池田市民集会 池田市立人権文化交流センター
☆8月20日(土)~21日(日) 全国青年・高校生集会(鳥取)
☆8月25日(木) 8時30分~ 東京高裁前アピール行動
☆8月27日(土)~28日(日) 関東女性集会(群馬県水上市)
☆8月末 16:00頃~ 東京高等裁判所 「狭山第3次再審請求審第29回三者協議」
以下私の個人的まとめです。なお、今回も証拠開示関係のエクセルファイルを更新し、添付しました。
×1.3回続けて検察が新規の開示を行わず、0回答(「開示すべきでない」「不見当」)の連発に終わった。
×2.前回、被害者の「万年筆」「財布」「手帳」関係の証拠開示について、検察官の「検討する」との回答があったが、5月18日付意見書では「万年筆『発見』捜査書類」について「弁護団の求めるものはみあたらない」、「財布」「手帳」について「関連性・必要性がない」ので証拠開示に応じないとする内容だった。
△3.東京高検以外で保管している証拠物の開示について、今回の協議で裁判長が「証拠物が警察から検察庁に送られる際にどのような書類が作成され、どこで保管されるのかなど、捜査段階で集められた証拠物の保管についての一般的取り扱いもふくめて」説明するように検察官に求めた。
○4.証拠物一覧表の開示について裁判所も検討するとした。
×5.再審開始決定に必要不可欠な事実調べについて、やはり具体的協議に入れてない。【2016.6.14 大阪市住吉区 HM様】
★5.24中央闘争
石川早智子さんの頁『冤罪 狭山事件』、野島美香さんの頁『フェイスブック 狭山事件の再審を実現しよう』、等の頁に当日の報告が掲載されています。
また、動画による報告も 『IWJ Independent Web Journal』の頁にあります。「狭山事件の再審を求める市民集会 冤罪53年~いまこそ再審開始を! 2016.5.24」
★狭山パンフを読む会福義文さん追悼文
石川早智子さん・野島美香さんそれぞれが、追悼文を載せてくれています。
「大阪「狭山パンフを読む会」の会長であり、狭山闘争を40年闘い続けて来た友人の突然の訃報が届いた。24日の狭山ウォークや、日比谷野外音楽堂で開かれる狭山集会に参加予定だったそうだ。2015年5月21日、露の新治さんたちと自転車で現調をしてくださった事が遠い昔のようにも想える。大阪や、愛知県豊橋での集会にも駆けつけて下さった。昨年の狭山集会の時、電車のなかで偶然彼にお会いした。彼のはにかんだ笑顔が優しかった。大切な同志をまた一人失った。心から追悼すると共に、一刻も早く朗報を届けたい。」
「狭山闘争の仲間Fさんが突然亡くなりました。この日水道橋に現れなかったので、電話しましたが繋がらず、とうとう中央集会にも来ませんでした。心配していた矢先に22日に心臓発作で亡くなっていた報告を受けました。本当にショックで何も手につきませんでしたが、狭山勝利を見届けることなく亡くなってしまったFさんの無念を決して忘れずに、彼の分までしっかりと闘っていきます。「おいこら、しっかりせんかい!」と天国からしかられないようにがんばります。」
★狭山事件第3次再審請求審第28回三者協議
「☆第28回目の三者協議が2016年5月25日午後4時から東京高裁で開かれました。弁護団が証拠開示を求めた「万年筆」「財布」「手帳」について、検察官は「不見当、関連性、必要性がない」、と拒否。東京高裁は証拠物の保管と一覧表の作成などの取り扱いについて検察官に具体的な説明を求めました。狭山事件の再審開始・完全勝利にむけて、証拠の開示は不可欠です。検察の横暴を許さない大きな世論を巻き起こすことが、勝利への道です。皆さん方の「証拠開示・事実調べを」の声を裁判所や検察庁に届けて下さい。
☆次回第29回三者協議は2016年8月下旬です。」(『冤罪 狭山事件』より)
『第28回三者協議について(報告)』(部落解放同盟中央本部5月26日付)全文はこちら
豊中・佐々木さんブログ『ストーン・リバー』
池田・南さんブログ『闇と光』【2016.6.1 大阪市住吉区 HM様】
同志の皆さん、友人・知人の皆さん。
私達狭山パンフを読む会の会長であり、長年の同志であった福義文(満58歳)が突如亡くなりました。24日(火)、参加するはずの東京・水道橋での狭山情宣に現れず、そのまま狭山ウォークにも、日比谷野音での市民集会にも登場せず、連絡も取れませんでした。その時にはもう亡くなっていたのです。22日(日)午前中に心臓発作を起こし、そのまま倒れたようです。翌々日、偶々妹さんが訪れ、仰向けに倒れ、既に硬くなっていた兄の姿を見つけました。
77年種子島高校を卒業後来阪し、大阪市立大学杉本寮に住み、昼働きながら、夜はⅡ部で学び、更に部落問題研究会や社会科学研究会に参加し、狭山闘争・三里塚闘争なども自らの課題として闘いに加わり、今も旺盛に闘いへの関わりを拡げていたのです。私個人としても、ケンカ相手であり、飲み友達でもあった、40年近い彼との付き合いを突然失った事に、大きな困惑と喪失感を感じています。
追悼し、彼が残した課題のほんの一部だけでも担って行きたいと考えます。
【2016.5.25 大阪市住吉区 HM様】
狭山パンフを読む会会長、福義文さんの葬儀が、大阪我孫子の葬祭場でとりおこなわれました。「石川一雄さん」と「狭山再審を求める市民の会・神戸」のお花がありました。石川さん、市民の会の皆様、ありがとうございます。生涯ぶれずに狭山闘争に取り組み、反差別に生きた福さんには、何よりのお供養だったと思います。福さん、ほんまにありがとう! 親孝行で、お母さんの介護をし、三回忌を済ませたばかり。そんなに急いで、お母さんのとこへ行かんでもええのに。法名「釈義孝」。石川無実は、我々が見届けます(そのつもり)。安心して、のんびりしいや。長い間、ほんまにありがとうございました。お疲れさまでした。
【2016.5.27 新治】
狭山事件の再審を求める市民集会(東京日比谷野外音楽堂)。東京のNさんから送って戴きました。
【2016.5.24 新治】
今日は、冤罪、狭山差別事件の被害者、石川一雄さんが、不当(この二文字の重さを改めてかみしめています)に逮捕されて、53年目(長すぎる!)の日です。例年、この日は東京で中央集会が開かれます。今年は明日、24日になりました。私は知らずに仕事を入れていました。これで二度目です。中央集会に参加すると、狭山差別事件の解決を願って活動している人たちがこんなにもいるのかと改めて思い、元気が出ます。石川さんも、関わっている人たちも高齢です。ほんまに一日も早く、石川さんの見えない手錠をはずさなければなりません。社会意識としては、もはや石川さんは無実、無罪です。あとは、司法の壁だけ。そのためには世論の盛り上がりです。私が、曲がりなりにも人権、反差別を考えるようになったのは、狭山差別事件の二審判決にに出会ったからです。でなければ、全く別の生き方をしていました。狭山から学び、狭山のおかげで、なんとかぶれずに生きてこれました。だから狭山から離れられません。奈良の地で、やれることをやってゆくつもりです。笑顔、平和、人権、反差別、私の願いです。お笑い芸人なら当たり前のことです。国家に人権を制限されて笑顔はありません。だから護憲です。奈良でも、参院選野党統一候補が決まりました。しかも現職です。力強い限りです。振り切った振り子は戻るしかありません。人間増長しすぎると、必ずしっぺ返しを食います。勝利を確信しています。願生!
【2016.5.23 新治】
第三次再審請求を申し立てて以来、今年で10年。此の間、私の無実性を示す証拠が沢山発掘、発見され、取り分け検察側から開示された事件発生当時の初動捜査時の捜索資料をはじめ、逮捕当日の上申書や取調べテープなど数々の物品等からみても、寺尾判決が有罪の証拠としたものが、警察当局に因って私を犯人に仕立て上げるために見繕った品々、ねつ造された証拠や虚偽の自白調書であることが判明しています。しかし、検察は証拠開示に応じず、司法の姿勢は硬直しているかの如く動かないことに、憤懣やる方ない思いであり、諸外国から見ても日本の司法権における独立という論理は一歩も二歩も後退しています。このように、検察が不誠実な態度をとり続ける中にあって、今年も私の不当逮捕53カ年糾弾、再審実現総決起集会が、各地に於いて沢山の人たちに参加して頂けているものと思われ、例年の事乍ら皆様方の心強い支援に対し、衷心より感謝の意を表すものであります。
仰っけ(のっけ)から泣き言めいた挨拶になりましたが、実際に寺尾判決やこれまでの棄却決定、あるいは他の冤罪事件の誤判を見るにつけ、公平であるべき筈の裁判官も、時の趨勢と先入意識に大きく左右され、警察、検察や、法務省との慣れ合いに因って行われているといっても過言でなく、従って現実を見詰めると、懐疑心は、排除出来ないだけに、支援者各位を前に警鐘を乱打せずにはいられないのです。
元より本来なら、「司法」というより機構に対して信頼と期待を寄せるべきなんでしょうけれども、残念乍ら、今の司法には全面的に胸襟を開ける程の信頼関係も期待も持てないのが実情乍らも、ただ一つ、今の私が救われるのは、そうした司法を変えようと皆様方の正義を求める力が微力な私の闘いに加護を与えて下さっていることであります。その意味で私の心は常に研ぎ澄まされ、絶える事無い不屈の闘志をもって司法に公正な裁判を求めて参られているといえましょう。どうか皆様も今後とも私の狭山再審闘争におけるご協力をはじめ、人権の尊重を基盤にして「差別と偏見」の克服に向けて連帯の輪を広げるために更なるご尽力を下さいますよう心から願っております。
最後にもう一度私の不退転の決意として、事実調べの実現を通して、再審開始、無罪判決という勝利の日まで、文字通りの「血の一滴」まで徹底的に闘い抜かんとする私の姿勢は不変であるということです。裁判所を人権を守るべき本来の姿に変えるのは部落の兄弟姉妹や、共闘の皆様方の力量次第であり、支援して下さる皆様方の運動を如何に盛り上げられるかに私の生死がかかっていることをご理解頂き、冤罪が晴れるまで力の限り声をあげ、支援の輪が拡大されますよう、お取り組み頂きたく、切にお願い申し上げ、何時に変わらぬ皆々様に、心から謝意を表して、私、石川一雄のご挨拶といたします。
2016年5月 不当逮捕53カ年糾弾、再審実現総決起集会 ご参加ご一同様
狭山パンフを読む会の同志の皆さん、狭山再審実現をめざし共に闘う皆様、標題についてお知らせします。中旬発信予定が、一部事後宣伝になってしまったことをお詫びします。
★石川一雄さん不当逮捕から53年目となる5月23日前後に、全国で色々な取り組みがなされます。また、冤罪や裁判に関する様々な集会なども催されます。うちいくつかを紹介します。なお、東京高裁での第28回三者協議は中央集会の数日後と思われます。三者協議の速報が入りましたら、できるだけ早く、皆さんにお届けします。
※21日(土) 13:30~16:00 大阪弁護士会館
刑訴法一部改正法案に反対する緊急市民集会:足立昌勝、桜井昌司
※22日(日) 13:00~14:00 狭山市駅西口陸橋
狭山街宣
14:00~15:00 狭山事件「出会い~殺害『自白』コース」
現地調査
15:00~17:00 狭山市立富士見集会所
石川一雄さんを支援する会・埼玉連絡会交流会
※22日(日) 18:30~ 寝屋川市地域交流センターアルカスホール
『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』上映
※23日(月) 18:00~ 稲荷山公園→轟木公園
豊中狭山共闘・市民アピールデモ
※24日(火) 9:30~10:30 東京・水道橋駅前
狭山街宣
10:30~11:30 水道橋→日比谷公園
狭山ウォーク
※24日(火) 12:30~13:00 日比谷野外音楽堂
ミニコンサート:ジンタラムータ
13:00~14:30 日比谷野外音楽堂
狭山再審を求める市民集会
14:30~ 日比谷公園→芝公園 デモ行進
※28日(土) 13:30~16:30 大阪・北御堂
連続セミナー「陪審制度を学ぶ」第17弾第2回
「裁判員裁判から陪審への展望」石松竹雄弁護士
※28日(土) 13:30~17:00 大阪市立こども文化センター
「なくそうえん罪 救おう無実の人々 関西市民集会part9」
※28日(土) 13:30~17:00 東京・池袋西口・東京芸術劇場
「帝銀事件・第20次再審請求報告集会」
※28日(土) 14:00~16:30 京都弁護士会館
「無実なのに死刑?!~飯塚女児殺害事件における疑惑~」徳田靖之弁護士
※29日(土) 14:00~17:00 東住吉区矢田
第404回狭山パンフを読む会【2016.5.21 大阪市住吉区 HM様】
各地の皆様、お伝えしていた「全国部落調査」の復刻販売について、部落解放同盟が全国大会で断固として許さない姿勢を示し、関係機関への要請、出版差し止めの準備を進め、さらには直接面談し抗議しても、また有田芳生議員が国会の法務委員会で質問し法務大臣も「看過できない」と答弁しても、彼等は相変わらず出版を企み、ネット上の地名総鑑もアップされたままにしています。 そのような中で私たちがすべき大切なことは、この問題に象徴される厳しい差別の現実を踏まえ、正しい認識を広げていくことだと思っています。そこで今回、部落解放同盟鳥取県連米子市協議会の主催で、添付の緊急学習会が開催されることになりました。このように草の根の形で、「こんなことは許されない」という動きを作り出していくことが大切だと思っています。お近くの方は、ぜひご参加ください。【2016.3.16 鳥取県 T&S様】
今回も東京高検は証拠開示に対して「不見当」を連発するなど頑なな拒否姿勢を示し、東京高裁も高検に対する勧告・命令に踏み込まず、事実調べに至っては協議事項にすらあがっていません。情勢が厳しい上、石川一雄さんは「白内障手術後も右目の視力が回復していない」、石川早智子さんは「突発性難聴になり右耳がよく聞こえていない」と高齢の2人の体調も万全とは言い難いものがあります。しかしながらお二人を筆頭に、再審弁護団・部落解放同盟を始め全国の人々が不屈に闘い続けています。再来月5月24日には、5.23不当逮捕53カ年糾弾!狭山再審実現!中央闘争も予定されています。これまで以上に事実調べ実現を勝ち取るための闘いを各地で強めましょう。
以下、石川早智子さんの頁『冤罪 狭山事件』のトップからの引用です。
「☆第27回目の三者協議が2016年3月4日午後4時から東京高裁で開かれました。検察側は「不見当」を繰り返しました。石川一雄が犯人だとした多くの証拠が「不見当」=みあたらない、の回答しか出せない、ということは石川を犯人とした証拠が検察にとって都合が悪いから出さないとしか考えられない。石川の53年の人生を返せ!裁判所はこのような検察の姿勢を糺せ!
☆次回第28回三者協議は2016年5月下旬です。」
同じく早智子さんの頁を基にした今後の予定です。
☆連日 10時20分~、14時50分~ ポレポレ東中野
『袴田巌 夢の間の世の中』上映
☆3月11日(金) 18時30分~ さいたま市ときわ会館
「3・11浦和地裁死刑判決52カ年糾弾!第3次再審闘争勝利埼玉集会」
☆3月12日(土) 12時20分~ ポレポレ東中野
『袴田巌 夢の間の世の中』上映後トーク 金聖雄・石川一雄・早智子
☆3月19日(土) 13時~ 東京都人権プラザ
「2016年解放セミナー」
~14時半 課題1 「狭山再審への思い」 石川一雄・石川早智子
~16時 課題2 「近世部落の役割・社会的意義と差別撤廃への思い」 斎藤洋一
☆3月30日(水) 10時30分~ 真宗大谷派仙台教務所
「共学研修/狭山事件に学ぶ」
『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』上映
講演:石川一雄・石川早智子・安田聡
☆4月5日(火) 13時30分~ 部落解放同盟中央本部
「全国狭山活動者会議・住民の会交流会」
☆4月~5月 日程未定 8時30分~10時、11時50分~13時 東京高等裁判所前
「第28次三者協議に向けた東京高裁前アピール行動」
☆5月14日(土)~15日(日) 長崎県立総合体育館
「部落解放第61回全国女性集会」
☆5月24日(火) 13時~ 日比谷野外音楽堂
「5.23石川一雄不当逮捕53カ年糾弾!狭山事件の再審を求める市民集会」
☆5月末 16:00頃~ 東京高等裁判所
「狭山第3次再審請求審第28回三者協議」
以下私の個人的まとめです。なお、今回も証拠開示関係のエクセルファイルを更新し、添付しました。
×1. 2回続けて検察が新規の開示を行わず、0回答(「開示すべきでない」「不見当」)の連発に終わった。 ×2. 前回、「秘密の暴露」と強弁されている「鎌倉街道を通行していたYオート三輪」や「中田家近くに駐めていたO自動車」について、裁判所が引き続き開示の検討を求めた上、改めて書面での回答を促していたが、検察が提出してきた書面は「証拠は不見当であり、当初から存在しないかどうかは不明とする意見書」だった。 ×3. 東京高検以外で保管している証拠物の開示について、前々回の協議で裁判長が開示検討を要請して居たにも拘わらず、検察の回答は「開示の必要はない」として拒否するこれまで以上の頑なな態度だった。 ×4. これまで垣間見えていた裁判所の姿勢=「検察は証拠開示を検討すべき」が報告されて居ない。 ×5. 再審開始決定に必要不可欠な事実調べについて、やはり具体的協議に入れてない。 △6. 被害者の「万年筆」「財布」「手帳」関係の証拠開示について、検察官の「検討する」との回答があった。 【2016.3.6 大阪市住吉区 HM様】
※狭山再審の現状に関心のある方
※住吉区周辺若しくは地下鉄御堂筋線・国鉄阪和線沿線の方
※その時間帯が空いている方
是非、ご参加ください。知り合いの方にお勧めください。
2月10日(水)18:30~20:00頃
「狭山差別裁判講演会」
講師:部落解放同盟中央狭山闘争本部 安田聡事務局員
会場:大阪市立市民交流センターすみよし南(住吉区浅香2丁目1番)
<阪和線杉本町駅・御堂筋線あびこ駅より10~20分>
共催:南住吉・狭山事件を考える住民の会
部落解放同盟大阪府連合会浅香支部
【2016.2.3 大阪市住吉区 HM様】
狭山パンフを読む会の同志の皆さん! 狭山再審を闘う全ての皆さん! 本年最初の挨拶を送ります。
★決戦の年
先日、12月27日の第399回狭山パンフを読む会参加者に宛てて石川早智子さんからメールを頂きました。「2016年は決戦の年になると思います。」「(一雄さんが)なんとか元気な間に再審開始、無罪獲得を願っています。」とありました。来週14日、一雄さんが満77歳に、来月、早智子さんが満69歳になります。時間に余裕はありません。
前報の繰り返しになりますが、今、東京高検は証拠開示に対して頑なな拒否姿勢を示し、東京高裁も高検に対する勧告・命令に踏み込まず、事実調べに至っては協議事項にすらあがっていません。厳しい情勢ですが、石川一雄さん・石川早智子さん・再審弁護団・部落解放同盟を始め全国の人々が不屈に闘い続けています。2016年は、狭山再審実現へ一歩進める最後の大きな機会です。逆に、それを無にせず、これまで以上に全証拠開示・事実調べ実現を勝ち取るための闘いを強めましょう。
★再報
3月初めの第27回三者協議に向けた東京高裁前行動が行われます。
東京高裁正門前 (地下鉄「霞ヶ関」A1出口)
8:30~10:00
11:50~13:00
・石川一雄さん、早智子さんによるアピール(マイク情宣)
・石川さんをサポートするチラシ配布、署名活動、横断幕などでの情宣活動
スケジュール: 1月29日、2月19日、26日(各金曜日)
★速報 「5・23石川さん不当逮捕53か年糾弾狭山市民集会」
『解放新聞』2746号(1月11日付)に拠れば、部落解放同盟中央委員会は12月18日、5・23集会を5月24日(火)に日比谷野音で開く事を決めました。「何故23でなく」との批判は当然あるかと思います。23日が野音休館日の月曜であることからことから推測すると、開催場所に拘って開催日には拘らなかったのでしょう。(これまで月曜開催の場合、代々木公園か明治公園が会場でした)
【2016.1.8 大阪市住吉区 HM様】