2024年1月~2024年3月
西宮の門戸寄席にて「桂福楽の会」。29日の仕事納めも、門戸寄席の「露新落語会」。納めと初めが同じ舞台というのは初の事。縁起のええスタートです。 番組は、「江戸荒物」・福楽、「一眼国」・新治、「富久」・福楽、(お中入り)、俄(にわか)「新町橋」・新治/福楽。お正月のお楽しみ企画でしたが、ノリのええお客さんのおかげで、盛り上げて戴きました。同時に俄の難しさも思い知りました。芝居の台詞、所作がちゃんとできなければ、遊べません。次やる時には、もっともっと稽古をせなばと強く思いました。ただ、五郎兵衛が残したものなので、一門の一人として今回のチャレンジはして良かったとおもてます。お付き合い戴いたお客さんに感謝、感謝です。 「名古屋にて。」 (2024/1/7) 中山明峰先生(医学博士て睡眠学会専門医)とトークと落語の会。題して「寝かせたくない落語家と寝かせたい睡眠専門医」二回目も満員御礼。番組は、「中山先生講話」、「二人のトーク」、(お中入り)、落語「夢の二分金」・新治、「トーク」。おかげさんで盛りあがりました。企画から全てを担って戴いた、中山先生。寝不足に悩む私もいろいろ聞かせて戴き、またご著書を読ませて戴き、多いに勉強になりました。
「策伝忌落語会。」 (2024/1/8) 岐阜市浄音寺さまにて、「第22回安楽庵策伝顕彰落語会」に用いて戴きました。岐阜駅から車で30分、バスですと50分かかる会場に、なんと大阪、西宮、高槻、四日市など他府県からもお越し戴き、満堂。番組は、「狼講釈」、「竜田川」、「撮影タイム」、(お中入り)、「中村仲蔵」。おかげさまでよお盛りあがりました。笑い上手のお客さんに助けられました。 「詩人登場!」 (2024/1/17)
上方落語が誇る「詩人」、笑福亭智丸さんがお稽古に来てくれました。大阪芸術大学で詩の講義を受け持つ、詩の専門家。詩の賞もとり、詩集も出してはります。その鋭い感性で古典落語の○○(後日発表)を、どんな噺に仕上げてくれるのか楽しみです。 楽しくお稽古をさせて戴きました。最近お稽古の依頼が激増(当社比)で、取りかかってる人が現在○人(後日発表)。一緒に勉強させてもろてます。ありがたいです。 「今日もお稽古。ありがたや!」 (2024/1/18) 今日は、新幸と桂鹿えもん君が来てくれました。新幸は、「雪の戸田川」。鹿えもん君は「一眼国」と「ちりとてちん」。この二席は、3月6日の初独演会「鹿えもん・しっかりしなさい!」で、ネタ出し。みっちりやって、3月に間に合わせます。皆さん、お楽しみに。応援よろしくお願い致します。 〇 桂鹿えもん初独演会「鹿えもん・しっかりしなさい!」 日時:3月5日(水) 19:00開演 会場:SEMBA2プレース(地下鉄・堺筋本町駅より、船場センタービル2号館、地下二階) 出演:桂鹿えもん ゲスト、桂坊枝。 木戸銭¥1500(予約、当日とも) 予約、問い合わせ hyotaro59420@docomo.ne.jp 何とぞよろしくお願い致します。(新治) 「差別する 心がにがす お客さま。」 (2024/1/22) 島根大田市で、人権一筋に願生っておられる太田明夫さん。島根県人権・同和教育研究協議会(島人教)立ち上げのお一人です。その太田さんから、滋賀県の野洲市商工会が発行している「人権啓発瓦版・心のすぱーくる」を送って戴きました。野洲市には、何度もお世話になっておりますがこれは知りませんでした。「差別する 心がにがす お客さま」。なるほどそうです。商工会の機関誌としては稀有なのでは?これがいつか「普通」になってほしいですね。皆さま、ご注目下さい。野洲へ行ったら、なんかこおて帰ります。 「紙切り(紙工術)江戸三代目林家正楽師匠。」 (2024/1/26) 1月21、急逝されました。驚きで訃報を目にした時、声が出ませんでした。19日まで高座を勤められたそうです。ご立派ですが、残念でなりません。一楽の頃から、学校寄席でご一緒させて戴きました。小正楽で真打、そして三代目正楽を襲名。私の内幸町ホールでの独演会にもゲストで盛り上げて戴きました。鈴本夏祭り、八月中席では不動の「もたれ」。盤石、自在、悠々たる高座でした。 その鈴本で、ある時お客様から「露の新治!」とリクエストがあり、切って下さいました。出番終わりで袖で見ていた私は、出来上がった作品を見て息を呑みました。その日の私の演目は「ごんべえ狸」。なんと、私の後ろに「狸がいてる!」のです。「いつ、私の高座を見たんや!?」と思いました。正楽師匠は、浅草演芸ホールと掛け持ちで、私が高座を降りてから鈴本へ入られます。つまり私の高座は見てないはず。「なのになんで?・・・そうか、ネタ帳や!」噺家はネタ帳を見て、自分のネタを決めます。なので前座さんが出番前にネタ帳を前に置いてくれます。けど紙切りの正楽師匠には見せません。なのに、私が「ごんべえ狸をしたこと」を知って高座に上がってはるんです。「露の新治」のお題が出るかどうかもわからへんのに。ということは、トリの、さん喬師匠、権太楼師匠のネタもチエックされてるということです。これを毎日してはるんです!楽屋ではいつもへらへらした感じで機嫌よおしてはるのに、打ち上げではさらにへらへらして、絵に描いたような酔っ払いになってはるのに、そこまで準備をして高座に上がっておられる。感動しました。頭が下がり、身が引き締まりました。落語、講談以外で、人間国宝になるのは正楽師匠やとずっとおもてました。なので76歳で高座を降りられたのは、ほんまに、ほんまに残念です。合掌
「若草山の山焼き。」 (2024/1/28) 桂文鹿さんのお世話で若草山の麓のホテルで仕事。おかげで、山焼きを間近で、ありがたく拝見させて戴きました。奈良に住んで55年。山焼きを間近で見るのは初めて。燃え上がる炎の迫力に圧倒され、力を戴きました。生きてる間は、願生ろうと思いました。ありがたい限りでした。
「久しぶりの伊賀市。」 (2024/1/28) 三重県伊賀市八幡市民館。お笑い人権話、60分。落語「井戸の茶碗」、40分。精一杯のありがたい高座でした。
「鹿えもん登場。」 (2024/2/5) 桂鹿えもん君とお稽古。だんだんええ形になってきました。この写真でネタはお分かりやと思います。しかし、世間様がお仕事に精出してはる時に「そおや!もっと顔をそむけて、左腕をもっと伸ばして!臭いんやから!」とか、けったいな笑売ですわ。3月6日、一皮むけた「鹿えもん」をお楽しみ下さいませ。 「ハルカス寄席。」 (2024/2/20) ハルカスで「笑かす」。これは、アマチュア落語作家の山本智子さん作のコピーです。この山本さんの作品「福蓑」をかけました。寒い時期にと用意したのですが、あいにくこの日は春先の陽気。当てごととなんかは向こうから外れる(あかんがな)。けどお客席には、目を潤ませて聞いて戴く方もおられ、やってよかったと思う高座になりました。 「花鹿乃芸亭。」 (2024/2/24) 奈良県立図書館にて、第71回図書館寄席2023「花鹿乃芸亭」。番組は、「一目上がり」・桂健枝郎、「さわやか路線バス」・桂文鹿、「井戸の茶碗」・新治、(お仲入り)、トーク(文鹿・新治)、「軒付け」・文鹿。150の席が発売一日で完売となる、夢のような席。出して戴き感動。ありがたく勤めさせて戴きました。 花鹿乃芸亭 ネタ張り出し。文鹿師のスタッフ書。もはや作品!️ 「古々粋亭 『新治・福楽二人会』。」 (2024/2/25) 落語喫茶「古々粋亭」にて、「新治・福楽二人会」。番組は、「東の旅発端」・新治、「鰻の幇間(たいこ)」・福楽、「一眼国」・新治、「寝床」・福楽、(お仲入り)、トーク・質問コーナー、「役者の花道」(原作 男の花道・木積秀公脚色)。大入叶。ありがたいお客さまに支えられ、充実の会となりました。「花鹿之芸亭」と、二日続けてありがたい高座に上げて戴き、ほんまに幸せです。ありがとうございました。 「大東市の憲法週間行事にカルテット出演。」 (2024/2/27) 大東市の憲法週間行事に、このカルテットが出ます!入場無料。要整理券。3月4日より受付開始です。 大東市で「人権」を語らせて戴いたのは、なんと35年前! 過ぎてしまえば夢のようです。野崎観音様の境内で人権パネル展があり、そこで「いじめ入門」という落語をしました。その後、いじめ入門を作る過程で感じたことを「お話」として話してほしいと、当時の人権対策課の乗本良一さんにゆうて戴いたのが始まりでした。それがじわじわと広まり、1991年の全国同和教育研究大会の講演につながり、以後「お笑い人権高座」としてやらせて戴きました。乗本さんは「人権一筋」、後に大東市の収入役になり、現在もお元気で大東市の「人権」を支えてはります。今回の「お笑い人権寄席」は、乗本さんと私、新治の最後の?「夢」です。桂文福師、笑福亭鶴笑師、露の団姫師の応援を戴き、「お笑い人権カルテット」で「平和と人権」を笑いで語ります。最後は、地元の河内音頭で総踊り。ぜひお運び下さいませ。入場整理券は3月4日より配布です。ぜひ、ぜひ、応援に駆けつけて下さいませ。 日本国憲法には「戦争しない、命を守る平和主義、笑顔で生きるための基本的人の権尊重」が謳われてます。それを護るのが、国の主役である国民「私ら」です。憲法に護られている私らが、国家権力の横暴から自分を守るために憲法を護る。私は「主権在民」をそおイメージしてます。主権者を舐めきったような政治の闇が、隠しようもなく暴かれている今、憲法のありがたさを改めて感じてます。何卒、宜しくお願い致します。新治平伏。
「島根県雲南市加茂町『あったか寄席』。」 (2024/3/3) 島根県雲南市加茂町にて「あったか寄席」。番組は、「挨拶(3月3日水平社創立に寄せて)」、「水平社宣言唱和(全員)」、「前説(お笑い人権話)」「東の旅発端」・新治、講談「春日局」・旭堂南照、「コメディパフォーマンス」・TASUKU、(お仲入り)、歌「命はひとつ」紹介、「花道」(講談「男の花道」より木積秀公脚色)・新治。 「ラインでお稽古。」 (2024/3/4) 桂鹿えもんさん。もお5回足を運んで貰いましたので、今日はラインでお稽古。明日はまた来て貰い、最後の仕上げを一緒にします。明後日3月6日、いよいよ本番。稽古のたびに進化する鹿えもんさんに感激し、刺激をもろてます。「一眼国」と「ちりとてちん」。渾身の二席。ぜひお運びくださいませ。 〇 桂鹿えもん落語会 「鹿えもん しっかりしなさい」 日時:3月6日(水)19:00開演 会場:センバ2プレース(地下鉄、堺筋本町駅より直結、船場センタービル2号館地下2階) ゲスト:桂坊枝 木戸銭:¥1,500 「京都府福知山市シルバー人材センター。」 (2024/3/9) 京都から山陰線で福知山へ。亀岡まではええお天気。それが園部辺りから雪になり、綾部では全くの雪国。「トンネルを抜けると雪国」と言うのはほんまでした。景色は美しく、見惚れますが、雪で新幹線や高速道路がストップし泣かされてる身には「大変やろなあ」という思いも。中丹勤労者福祉会館にて、シルバー人材センターに登録されてる同世代のお年寄りにお話。よおわろて戴き、おかげでのせて戴きました。参加者に配る豪華お弁当をお相伴させて戴きありがたい限り。やはり、日頃のたゆまぬ精進が活きました。やってへんけど。(やってへんのかい!) 綾部付近にて 「第32回綾川名物・露の新治寄席、最終回。」 (2024/3/10) コロナで五年ぶりの開催の新治寄席。世話人の高齢化が進み、35年の歴史に幕を降ろすことになりました。急な幕引きで、「さよなら公演」と銘打っていないにも関わらず400人弱のお客さまで超満員。県外からの参加もあり、大いに盛りあがりました。綾川上方落語を聞く会の泉会長(新治会綾川支部長)、前田綾川町長、野田老人会会長のお三方の挨拶の後、「一眼国」・露の新治、「妾馬」・柳家さん喬、(お仲入り)、「ちりとてちん」・さん喬、「太神楽曲芸」・豊来家玉之助、「男の花道(木積秀公脚色)・新治、抽選会と、最後まで盛りあがりました。コロナがなければ、36回、35周年でした。 38歳の時に始まり、73歳。泉さんご夫妻、大方さん、谷澤さんご夫妻、十鳥(とっとり)さんご夫妻、丸山先生、今回音響を一手に引き受けてくれた藤重さん・・・と、お世話になった方々を挙げていったらキリがありません。おかげで35年。私の噺家人生最大、最長の寄席です。よおここまで続けて戴いたことです。応援に来てくれた芸人もたくさん。なにより、毎回超満員のお客さま。世話人、お客さま、出演者。三位一体となって作ってきた寄席でした。送り出しの際、いつもあ客さまから「ありがとうございます、ありがとうございます」とゆうて戴きました。私らも、世話人も「ありがとうございます、ありがとうございます」です。なのでここまで続いたんやと思います。そして最後を、当代一の噺家、柳家さん喬師匠との二人会で締めさせて戴き満足してます。ほんまに幸せな噺家です。寄席は終わりましたが、綾川、東かがわの人たちとのご縁はこれからも、死ぬまで続きます。30歳の四月、西日本放送のテレビ番組「サタデー9」のレポーターとして初めて香川の地を踏み、その翌年、番組企画で、谷澤さん宅で「谷澤寄席」と題して一席勤めさせて戴いたのが綾川町(当時は綾南町)とのご縁の始まり。その後、泉さんご夫婦と知り合い、その頃、各地にできた「露の新治(当時は新次)を育てる会」の綾南支部が発足。全国の11支部の大会まで高松でやらせて戴きました。誠にありがたいことでした。思うに私は香川に限らず至る所で身の丈に合わぬお支えを戴いてきました。ありがたい限りです。噺家になってほんまによかったとおもてます。幸いまだ元気で、高座を勤められます。なるべく願生って、今までお支え戴いた方々のお気持ちに少しでもお応えできるような噺家になりたいです。それが私の終活です。願いに生きます。ありがとうございます。
「文福師匠のお世話で大相撲三月場所へ。」 (2024/3/11) やっぱり生はええですね。入口の幟、相撲茶屋、歓声、どよめき、立ち会いの直前のシーンとした空気。全てが「相撲」ですね。もちろん土俵の上の迫力は最高。相撲も寄席も「生」が一番。改めて思いました。 「ハルカス寄席・四月。」 (2024/3/12) 4月18日(木)13:00からの一部に出ます。どうぞよろしくお願いします。 4月30日(火)の二部もありました。14:30からの二部に出ます。 「門戸寄席・露新落語会。」 (2024/3/21) 3月20日(水・祝)、門戸寄席J:SPACEにて、露新落語0回。林家染左さんとお弟子の勘左さん、月亭秀都さんが応援に来てくれて、楽屋はにぎやか。四席とも御店の噺で、本来なら並べないのですが、そおゆう趣向で。この会も、あと二回。有終の美を飾らねばとおもてます。 「お稽古。」 (2024/3/23) おはようございます。昨日は、林家染左師匠、お弟子の勘左さんのお二人に来て戴き、「ちりとてちん」のお稽古。先代林家染丸師匠の型を染三師匠から習い、それを林家本家に伝えることができました。当代染丸師匠がされないので、一門どなたもこの型ではされてません。ささやかながら私の紆余曲折も無駄ではなかったと思え、うれしかったです。これで、「ちりとてちん」は、笑福亭生寿さん、桂鹿えもんさん(文福一門)と、他の一門にもお伝えしました。現在上方の「ちりとてちん」は、圧倒的に南光師匠の型。「林家のちりとてちん」がどこまで広がるか楽しみです。ほんまに、「これからがこれまでを決める」を実感しました。因みに、先日の門戸寄席「露新落語会」の「腕喰い」「悋気の独楽」「猿後家」も林家染三師匠から戴きました。「悋気の独楽」に出てくる「大橋さん」は先代染丸師匠の、「鹿田はん」は染語楼師匠の本名です。 「高槻南寄席。」 (2024/3/30) 大阪府高槻市の高槻南スクエアにて、第4回高槻南寄席。森乃福郎師匠がケガのため、桂三ノ助師匠の代演となりました。番組は、「動物園」・石松、「お忘れ物承り所」・三ノ助、「男の花道(木積秀公脚色・客席参加型)」・新治で盛り上げていただきました。 「新月師匠の会。」 (2024/3/31) 3月31日(日) 浪曲 天光軒新月の会「新月浪曲五説教の内 俊徳丸新作発表」。番組は、「子は鎹(林家小染より)」・京山幸太/(曲師)一風亭初月、「樽屋おせん」・春野恵子/(曲師)初月、「井戸の茶碗」・新治、(お中入り)、トーク・全員(恵子師匠、英語浪曲を一節)、「太閤記 禁酒百石」・松浦四郎若/(曲師)虹友美、「一人歌謡笑」・桂文福、五説教の内より「俊徳丸」・天光軒新月。司は恵美須家喜久丸(河内音頭恵美須家会主)。 11:00~15:30!なんと4時間半の長丁場。しかし、会主の新月師匠がゆったりと構え、お客様も付き合ってくださる。お客様からこんな言葉が。「盛りだくさんの番組の中でしたが、疲れることなくゆったり過ごせたのは、主催者のお人柄と思いました」なるほど。さぬき高松から、ご夫婦で駆けつけてくださった方なんか、文字通り一日仕事。ほんまにありがとうございました。五説教浪曲「俊徳丸」。昔、蜷川幸雄演出で「身毒丸」と言うお芝居がありましたが、その元の話。近鉄に「俊徳道」という駅があり、これが俊徳丸の通った道から来てるとのこと(作者、山下孝夫氏)。それやったら生野区出身の私にも身近な話と、興味を持って聞かせて戴きました。義理の親子の確執、男女の愛、親子の情。今に通じるテーマが盛りこまれていて引き込まれました。説教俊徳丸は、浄瑠璃「摂州合邦辻」につながり、謡曲「弱法師(よろぼし)」になり、落語の「菜刀息子(ながたんむすこ)」につながるとの事です(教えて貰いました)。話芸の世界は奥が深く、知らんことばっかり。五説教、これからも楽しみです。
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