2021年4月〜2021年6月
繁昌亭昼席、「桂よね吉繁昌亭大賞受賞ウィーク」。中村仲蔵をリレーで。私が前半、よね吉さんがトリで後半をたっぷり。新解釈、新工夫。鳴り物もふんだんに入り、文字通り「お芝居を見てるよう」。一段と魅力的な仲蔵になってました。最後は、映画のエンドロールのようで、余韻たっぷり。やられました。感動しました。大当たり。お客様も大満足だったと思います。私も久しぶりの高座で咄家としての気持ちが甦りました。今日が、先月30日以来の高座で仕事始め。次の姫路の七福寄席が今月の仕事納め。貴重な高座を大事に勤めさせて戴きます。大阪が大変な状態の中、来て戴いたお客様、くれぐれもお気をつけくださいませ。ありがとうございました。 「兵庫県姫路市・七福寄席。」 (2021/4/21) 姫路駅からお城へ向かって10分弱。西二階町商店街主催の「七福寄席」。落語二席の二回公演。番組は、一回目「代脈」・弥っこ、 「竜田川(千早ふる)」・新治、二回目「八五郎坊主」・、弥っこ、「中村仲蔵」・新治。世話人の方々が落語を楽しもうとされており、それがお客さんに伝わり、陽気な客席で助かりました。姫路在住のいとこも、友達を連れて応援にきてくれました。親戚はありがたいです。おかげでよく盛り上がり、「竜田川」も「中村仲蔵」も、ノリノリでやらせて戴きました。ありがとうございました。 【七福寄席の詳報はこちらからどうぞ】 (外部リンク)
「笑福亭銀瓶さんが本を出されました!」 芸術祭の受賞、大阪松竹座で独演会と、乗りに乗っている笑福亭銀瓶(ぎんぺい)さんが本を出されました! 私も、「井戸の茶碗」をお稽古させて戴いたことを載せてもろてます。在日三世として生まれ、民族意識に目覚め、本名宣言。表現者たらんと、笑福亭鶴瓶師匠に入門。落語に目覚め、軸足を落語に移し、更には、韓国語落語公演。ついには、松竹座で独演会をするまでに。そこに一環してあるのは、師匠としての鶴瓶師匠のすばらしさ。 『師弟〜笑福亭鶴瓶からもらった言葉〜』(西日本出版社) すてきな本です。 「九条の会。中止です。」 (2021/4/23) 5月1日(土)の「芸人九条の会」は、去年に引き続き中止になりました。多くのご予約を戴きながら、誠に残念ですが、この状況では仕方ありません。ご予約を戴きました方々には、誠に申し訳ございませんが、何とぞご了解のほどをお願い致します。応援、ありがとうございました。 「染二師匠の会に出演します。」 (2021/4/24) 5月22日(土)繁昌亭・夜席・林家染二師匠の会「上方林家染二爛漫」に出してもらいます。これもどうなるかわかりませんが、お知らせ致します。ネタ出しで「狼講釈」です。残席僅かだそうです。この状況ですごいです。 「上方落語界のミスターライザップ。」 (2021/4/25) コロナ太りという言葉をよく聞きますが、こんな中でもダイエットに挑戦している人がいます。上方落語界のミスターライザップ、森乃石松さんです。先日、たまたまお会いして、ほんまに見違えました。ご本人から、ダイエットレポートと写真を戴きました。ぜひご覧ください。要は「やればいい」のですね。勇気を戴きました。」
「染二さんから戴きました。」 (2021/4/30) 林家染二さんから、芸術祭大賞受賞記念の手拭いや記念品を戴きました。手拭いは「人の字を三つ並べた仲蔵縞」に、林家の兎の紋があしらってあります。いささかでもお役に立ったと喜んでいます。きちんと努力を積み重ねての受賞。誠におめでとうございます。22日の繁昌亭の会には、仲蔵つながりで、私と瑞が呼んでもらっています。ありがたく勤めさせて戴きます。 【22日の「上方林家 染二爛漫」は延期になりました。MORI】
「門戸寄席・露新落語会。」 (2021/5/29) 緊急事態宣言の中、定員以上のご予約を戴きありがたい限りでした。浪花の歌う巨人・パギヤン(趙バクさん)も元気なお顔を見せて戴きました。私の高座の出来はともかく、お客様の優しさで「ありがたい寄席」にして戴きました。「景清」は、林家の型で最後は芝居がかりになる本来の形です。今も、林家の皆さんはこの形です。人情噺的ではなく、あくまで落語です。いまいちと思った時期もありましたが、やはりこの形が好きです。染三師匠の景清は絶品でした。一度、袖で聞いていて号泣したことがあります。「稽古屋」は、現、四代目染丸師匠にお稽古をして戴きました。自ら三味線を弾いて、みっちりやって戴きました。なのに、清元喜撰のところで、調子を外してしまいました。恥ずかしい限りです。二豆さんの「狸賽」、新幸の「大名将棋」ともにいい出来で、よく受けていい流れでした。それに乗り切れなかったのが残念です。申し訳ありませんが次回の課題とさせていただきます。落語は、難しくて、ほんまに楽しいものです。今頃になって、やっとわかってきました。
「パギヤン( 趙博・チョウバク) さんから戴きました。」 (2021/6/4)
浪花の歌う巨人パギヤン(趙博・チョウバク)さんから、本とCDを戴きました。 絵本「グーチョキパーのうた」((解放出版社・1500円+税) 絵は長谷川義史(はせがわよしふみ)さん。CDは、「グーチョキパーのうた」(学童保育の子供の元気な声!)、「もっこす元気」(焦らず、慌てず、諦めず〜)、「夢がぷくぷく」、そして名曲!「環状線・橋」(♪平野運河のどす黒さ〜。手垢にまみれた「在日」ばかり〜いつもここで目がうるみます)、4曲入り(500円)。「みんな
よわくて みんな つよい」ほんまにそう思います。ぜひ、ご覧、お聞きくださいませ!
お申し込み コラボ玉造 FAX 06‐6731‐1699 もしくは当HPまでお知らせいただければ取り次ぎさせていただきます。 「初めての無観客高座。」 (2021/6/7)
昨日6日は、毎日放送の「落語のお時間」の収録でした。スタジオ内で、初めての無観客体験でした。ネタは、「狼講釈」。精一杯にぎやかにやらせて戴きました。放送は、6月27日(日)の、なんと朝の5:40です。その次の放送(7月4日)の、笑福亭晃瓶さんと楽屋でお会いしました。落語家の顔を見ると、ホッとします。今日から、六日間、喜楽館昼席です。何とぞよろしくお願い致します。
いろんなものを乗り越えて来て戴くお客さま。本当にありがたいです。皆、精一杯勤めています。今日は、囃子座の皆さんと、密を避けながら前説をしました。おかげさまで、よく盛り上がりました。用意してきたネタができず、もがきながら、夢中で勤めはや、あと一日。その後は長い、長い自宅研修になります。 |