新ちゃんの へらへら日記


2019年1月〜2019年3月

2019年1月

 「明けましておめでとうございます。」 (2019/1/1)

 明けましておめでとうございます。ともかく平和に新年を迎えられたことを喜びます。ありがたいです。今年も平和で、ずっと平和で!笑顔でいきてゆきたいです。去年は、咄家として最高に充実した年でした。今年は、更に充実させたいと願っています。精進致します。高座にもいっぱい上がります。ネタも増やします。お蔵入りになってた噺もひっぱりだしてやらせて戴きます。いい噺家になって、平和・人権・笑顔を求めてゆきます。

今年の願い
 露新軽口噺の再開。ネタを増やす。平和で笑顔がいっぱい。狭山事件の再審・無罪。健康。落語を200席勤める(2018年184席)。落語会が満員御礼。議会制民主主義の復活。マイナンバー廃止。三権分立の確立。公正な報道。さん喬師匠と二人会(大阪)。奈良でも露新落語会を。もろもろよろしくお願い致します。

 「1月21日(月)『福楽の底力』のご案内。」 (2019/1/2)

 桂福楽さんが、毎月21日にされている福楽の底力。毎月!というのが、すごいことです。1月21日の第69回に、新幸ともども出して戴きます。対談のテーマは、「露の五郎兵衛は川柳家」。五郎兵衛は句集も出版している川柳家で、「落語の勉強にもなるから川柳はやっておきなさい」と言ってました。句会に行ってたのが吉次くらいで、皆やりませんでしたが、今は団姫がうけついでくれています。当日は、五郎兵衛の川柳を紹介し、皆さんに味わって戴けたらと思います。ぜひ、お運びくださいませ。

 また、1月31日(木)の91%の会(繁昌亭夜席)は、「抜け雀」を申し上げます。こちらもぜひよろしくお願いいたします。

 「オール沖縄からオールジャパンへ! 辺野古基金。」

 沖縄の辺野古新基地反対運動の「辺野古基金」のパンフレットです。翁長前知事の力強いメッセージ(2018年6/23 慰霊の日の平和宣言)。「経済を基地に依存している」というイメージをきれいに消してくれる「基地返還後の雇用効果の表」。辺野古基地予定地の地盤が軟弱という、沖縄防衛局の報告など、辺野古新基地が道理も無ければ、不可能なことが、はっきり示されています。それでも民意を無視して土砂搬入をむりやりする政府。なんでやねんと思います。辺野古基金に賛同し、なけなしのカンパを送らせて戴いてます。何とぞよろしくお願いいたします。
(クリックで拡大)
【辺野古基金のホームページはこちら】

 「林間つれもて寄席。」(2019/1/5)

 和歌山県橋本市の蓮香寺分院(南海高野線「林間田園都市」駅近く)にて、「林間つれもて寄席」に出さしていただきました。番組は、「あみだ池」・竹吉、「手紙無筆」・新幸、「親子茶屋」・鶴二、(お中入り)、「みかん屋」・竹林、「中村仲蔵」・新治。大入り叶。
  
 

 「初笑い人権高座!」(2019/1/6)

 三重県伊賀市にて、初笑い人権高座、75分。お正月なので、おまけに落語「井戸の茶碗」もさせて戴きました。120人ほどで満員。よく盛り上がって戴きました。ありがたい!
 「1月21日(月)『福楽の底力!』のお誘い」(2019/1/7)

 この会に出して戴き、させてもらったネタは、「鹿政談」「竜田川」「抜け雀」の三席。当日、福楽さんは、「代書」と「寝床」。さて何がいいのか? いずれにしても、しっかり準備をして、精一杯勤めさせて戴きます。 対談のテーマ、「五郎兵衛の川柳」では、私が好きな句を、素人ですが、私なりに解釈して申し上げます。ほんまにええ句があるんです。「盛り塩が ひざをくずして 夜が更ける」など。お楽しみに!

 「露新軽口噺、再開させて戴きます。何とぞよろしくお願いいたします。」(2019/1/8)

 昨年11月の第十一回で休ませて戴きました「露新軽口噺(つゆしんかるくちばなし)」を、会場を動楽亭に移して再開させて戴きます。とりあえず、第十二回を3月5日(火)、第十三回を4月12日(金)、第十五回を5月17日(金)、と三回させて戴きます。以後は未定ですが、なるべく続けてまいります。本日1月8日で68歳になり、いよいよ70歳が見えてきました。お勧めくださる人もあり、70歳までに、70演目の落語がやれたらと思います。露新軽口噺11回で、25演目やらせて戴きました。あと45演目。
 昨年一年間の高座は、なにもかも入れて184席。咄家人生で初めて数えてみました。(因みに新幸は203席! 抜かれました!)かけたネタは38本です。持ちネタはもう少し、55演目、あります。これに、ネタおろしを加え70演目にしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
〇 第12回露新軽口噺
 日時:3月5日(火) ・開演 18:30
 会場:大阪市西成区 動楽亭
 出演:新治・新幸(ネタは決まり次第お報せします) 
 木戸銭:前売り・予約2000円(当日2500円)
 問合せ、申込み:当ホームページ 、もしくはFAX 0742‐47‐9063


過去11回のネタ。11回26席 25演目です。
 1.転宅、蔵丁稚 /金明竹(新幸)、近日息子(ゲスト、竹林)
 2.花筏、悋気の独楽 /狼講釈(新幸)
 3.抜け雀、摂州皿屋敷 /煮売り屋(新幸)
 4.いが栗、まめだ /ごんべえ狸、兵庫舟(新幸)・くっしゃみ講釈(ゲスト・福若)
 5.中村仲蔵、義士大根 /めがね屋盗人、つる(新幸)
 以下、新治のネタのみ
 6.池田の猪買い、猿後家、鹿政談
 7.寝床、景清
 8.牛ほめ、きせる、野ざらし
 9.一眼国、船弁慶  
 10.仔猫、鹿政談、阿弥陀池
 11.禁酒関所、蛸坊主、鼠穴

 「露新軽口噺の「奈良版」を始めます。」(2019/1/12)

 露新軽口噺の「奈良版」を始めます。以下、要項です。何卒よろしくお願い致します。新治拝

〇 第一回 ここいき亭・なら露新(つゆしん)落語会
 日時:3月22日(金)14:00〜(第一部)、18:30〜(第二部)
 出演:新幸、新治 (第2部)糸:はやしや薫子
 料金:第一部¥1,500、第二部¥2,000、通し¥3,000
 会場:奈良県奈良市「落語喫茶 古々粋亭(ここいきてい)」
    ※ 近鉄奈良駅4番出入り口から歩いて1分
 予約・問合せ:当ホームページ

 「桂九雀師匠の落語会。」

 九雀師匠の会に、新幸ともども出して戴きます! 桂九雀師匠が永年やっている落語会です。

〇 「いきなり九雀の日」第177回! (2001年〜継続は力!by新治)
 日時:4月4日(木)18時47分頃〜
 会場:豊中市立伝統芸能館(阪急・宝塚線・岡町駅を西へ2分)
 木戸銭:自由料金(投げ銭箱設置)
 出演:桂九雀・2席・新冶・新幸
   お囃子は・高橋まき、澤部春里(春から小学3年)
何とぞよろしくお願いいたします。露の新治拝

 「古民家カフェ「ひまわり」で落語会。」

 兵庫県宍粟(しそう)市山崎町の古民家カフェ「ひまわりの家」で落語会。ひきこもりや機能障害の青年、家族、近所の人たち、80人ほどで満員。「ちりとてちん」で大爆笑(ほんまに)! 皆さん、やらせ上手の聞き上手。のりにのりました(のせて戴いた!)。玉之助さんも大ウケ。中入り後は、「中村仲蔵」。涙を流して聞いて戴いた方もおられ、二人とも、達成感いっぱい。やりきったおかげか、帰りはぐったりでした。
    

 「大阪市視覚障害福祉協会『落語の文化とおもしろさを学ぶ』・テントさんお参り。」(2019/1/16)

 朝、谷町九丁目のテントさんの事故現場へお参り。新幸とお線香を手向け、般若心経をお唱え。
 その後、近くの社会福祉センターへ。大阪市視覚障害福祉協会「成人学校第六講座〜落語の文化とおもしろさを学ぶ〜」。番組は、「ギター小咄」・新幸、「落語の歴史」・新治、「金明竹」・新幸、「つる」・新治。(お中入り)、「歌」・新幸、「井戸の茶碗」・新治。終始笑いの絶えないいい雰囲気で、楽しく勤めさせて戴きました。
 終わって、八尾山本へ。テントさんの墓参り。岡典正仏國寺ご住職、八尾のしんちゃん(テントさんの幼なじみ・弾き語りの歌びと)、高井ギャラ、新幸、新治の五人でお参り。岡住職の読経にいろいろ思い出し、せつなくなりました。実家は全く別の家に建変わっていて、シンボルだったテントもありません。 亡くなって2年3か月余り。ほんまに早いです。その間に、芸人もいっぱい亡くなりました。まだ生きさせてもろてるもんが、精一杯願生らな、申し訳ないです。
 八尾のしんちゃんから、自作のCDとコピーを貰いました。コピーはパチンコの業界誌のテントさんのインタビュー記事。「人間パチンコは友人で落語家の露の新治が作ってくれたものです」とちゃんとゆうてくれてます。まだまだ生きといてほしかったです。八尾のしんちゃんが、毎年テントさんの誕生日、5月16日に追悼ライブをやってます。彼はテントさんのことを、本名の「得生(とくお)ちゃん」と呼びます。そんな方と一緒にお参りできてよかったです。

 「91%の会。じわじわ来てます!」(2019/1/18)

 ありがとうございます。1月31日(木)の繁昌亭夜席「91%の会(新治、福楽、文鹿)」。当初はどうなることかと思うくらい予約の出足が悪かったのですが、おかげさまでかなりの予約を戴きました。知り合いにメールでお願いしたり、文鹿さんが、繁昌亭や自分の会でチラシをまめにいれたり。おかげさまで今や、一階席が埋まる勢いです。ほんまにありがたいです。このお気持ちを受けて、ベストの高座を目指します。ご期待ください!

 「伊賀市立城東中学校〜奈良県五條市。」(2019/1/19)

 早起きして、三重県伊賀市へ。城東中学の体育館で、生徒さんと保護者に「お笑い人権高座」。「寒すぎても人は笑わない」を実感しました。正確には、笑ってはくれるのですが、ドッとこない。それを気にせず、今日に限って言えば、その状況でベストの話ができました。手応えはしっかりありました。
 終わって、教頭先生の車で、西名阪、針インターの針テラスへ。そこで迎えの車に乗せてもらい、奈良県五條市へ。まるで駅伝のタスキ状態です。途中、大きな交通事故直後の現場を通りました。大型トラックが対向車線のガードレールにぶち当たっていました。なんでこんなことになったのか想像できません。怖かったです。
 会場の阪合部小学校。すばらしい建物です。なのに3年後には、子供さんが減って統合されるとのこと。各地を周り、どことも人口減少が最大の深刻な問題です。五條市がこれでは、合併された大塔村なんかどんなことになっているか、想像するのも辛いです。人権講演会は、主催者が思うほどの人も集まりませんでした。責任の半分は私にあります。なので、せめて来て戴いた方には笑顔でお帰り戴きたいと、精一杯の高座を勤めました。お笑い人権高座と、落語「中村仲蔵」の一席。
 二ヶ所、懸命に勤め帰宅。ぐったり疲れ、そのまま横になり寝てしまいました。夜中目覚めて、微熱が復活しているのに気づき、明日朝には回復してることを願いつつ、風邪薬を飲み、あわててまた横になる始末。正直、最近つくづく体力の衰えを実感します。だから、やれる間に、できるだけのことをしておこうと思います。
 小学校に有名人の言葉か展示されてました。ガンジーの言葉を味わい、特攻隊の写真にグッと来ました。子犬を抱いています。「特攻は命じた者は安全で 命じられたる者だけが死ぬ。(直木孝次郎先生)」戦争というペテンで国家権力の犠牲になった方々。子犬を見つめるやさしいまなざしがたまりません。こんな犠牲者を二度と産んではならないと強く思いました。

制作・松本峻直(まつもとたかなお)

 「専光寺報恩講。」(2019/1/20)

 京都府精華町の東畑集会所にて、専光寺さま「総報恩講」。番組は、「つる」・新治、「涙をこらえてカラオケを(桂三枝作)」・三馬枝、「マジック」・こんばらさん、(お中入り)、「相撲風景」・新治、「お楽しみ」・三馬枝。
  

 「動楽亭夜席、福楽の底力!」(2019/1/21)

 第69回福楽の底力! 番組は「狼講釈」・新幸、「代書」・福楽、「中村仲蔵」・新治、トーク「五郎兵衛の川柳」、(お中入り)、「寝床」・福楽。福楽さん、十八番の二席。新幸の「狼講釈」から、中手が来るノリのいいお客さま。高座と客席が一体になれた、いい寄席でした。このところ意図的に「中村仲蔵」を続けてかけてます。その成果が出たと思える、達成感いっぱいの高座でした。あとは微熱と闘います。
川柳
 ‐盛り塩がひざをくずして夜が更ける
 ‐晩酌は晩酌として 外は外
 ‐懐剣を手鏡にして 城は落ち
 ‐京のつけ ちりめん山椒付いてくる
 など。
  

 「久留米にて。」(2019/1/25)

 福岡県久留米市にて、心血管画像動態学会の方々に「中村仲蔵」の一席。会長の上野先生のお計らいで実現しました(ありがたい)。上野先生のお母さんは、映画「月光の夏」のモデルとなった上野歌子先生。小学校の音楽の先生だった若き上野歌子先生のもとに、特攻隊の兵士が二人訪ねてきて、弾いたのが「月光」。翌日二人は知覧の陸軍特攻基地へ移動。一人は亡くなり、一人は生き残り、戦後感動的な出会いをします。小説、絵本、映画になり、戦争のせつなさを訴えました。
 帰りに鳥栖に寄り、そのピアノを見てきました。軍部中枢の、人の命をないがしろにする戦意高揚のための犠牲になった特攻隊の方々。軍事的な意味より、死を自己目的化した、強制、洗脳された死ぬための死。ご家族(ご遺族)にとって、こんな失礼なことはありません。これが戦争というペテンです。二度とこんな気の毒な人を生み出したらあきません。かつて、知覧で特攻隊の方々の遺書に涙がでました。かけがえのない命をなくした方々を尊敬します。だからこそ、こんなペテンを許したらあかんのです。上層部は、「はなから、自分は戦争で死ぬ気はない」のです。けど「一般市民は死んでもええ」のです。 「特攻は、命じた者は安全で、命じられたる者だけが死ぬ。(直木幸次郎先生)」。戦争で死んでもええ命。死んだらあかん命。命に絶対の差をつける。こんなえげつない差別が戦争です。だから、「戦争は最悪の人権破壊」なのです。ビアノを見て、思いを新たにしました。

 「京都市民寄席。」(2019/1/27)

 会場のロームシアターは、元京都会館。出番は、三度、ちょうば、雀三郎、(お中入り)、新治、仁智。満員盛況!

 終わって、会場そばの水平社創立の記念碑へ。

 「第57回三田落語会のご案内。」(2019/1/30)

 三田落語会・夜席に出番を戴きました! 何とぞよろしくお願いいたします。

〇 第57回三田落語会夜席
 日時:4月20日(土) 18:00〜
 会場:東京都港区 文化放送メディアプラス ホール(浜松町駅北口)
 出演:春風亭一朝、露の新治(各二席)
 木戸銭:前売り 3500円、当日 4000円(全席指定)
 2月1日 発売開始(プレイガイド、チケットぴあ等)
〇 第57回三田落語会昼席
 日時:4月20日(土) 13:30〜
 出演;柳家三三、入船亭小辰

 「小草寄席のご案内」

 小草寄席(おぐさよせ)。中国帰還者子弟支援や、子供食堂などの活動をしている小草(シャオツァオ)主催の寄席に出させていただきます。

〇 第15回 奈良からつながる市民の集い 小草寄席「露の新治落語会」
 日時:2月3日(日)14:00〜
 会場:奈良県奈良市北風呂町 市民ひろばなら小草
 出演:新幸、新治
 料金:2000円

2019年2月

 「第三回91%落語会 盛況!お礼。」(2019/2/1)

 寒さと、おまけに雨の31日。繁昌亭夜席「91%の満足度 新治・福楽・文鹿三人会」にお越しいただきまして、誠に、誠にありがとうございました。ほんまに感謝申し上げます。おかげさまで、終始暖かい雰囲気で盛り上がり、皆、存分に持ち味を発揮させて戴き、充実の落語会にして頂きました。「噺家はお客様に育てて戴く」を改めて実感しました。ポツリ、ポツリでも続けてゆく所存です。今後ともお支えのほど、なにとぞよろしくお願い致します。一同、次回に向けて精進致します。願生ります。ほんまにありがとうございました。
露の新治 平伏

 「ご報告。桂ぽんぽ娘さんより、うれしいお知らせです。」

 桂ぽんぽ娘さんより、うれしいお知らせです。以下、転送します。新治拝
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ご報告
 このたびは妹、甲斐由美子のことで、沢山の方にご支援をいただき、本当にありがとうございます。おかげさまで、明日2月2日で退院できることになりました。本当にありがとうございます。
 今回、肝移植をする以外延命できないと、医師にいわれて、移植のために皆さまの善意を募らせていただきました。そして、皆さまのおかげで、目標金額500万円あつまりました。
 それ以降は、善意をお断りしておりましたが、移植ではなく入院費や治療費に使ってと、沢山の善意もいただきました。本当に感謝しております。
 皆さまの思いが通じたのか?それまで透析をしても全く効果がなかったのが、治療がきいて、肝移植をせずに退院できることになりました。皆さまのお陰と、家族一同本当に感謝しております。本当にありがとうございます。
 移植の緊急性があったので、あのような形で皆さまの善意にすがりましたが、緊急性がなくなりましたので、返金を希望される方には返金していこうとおもいます。(その場合、りそな銀行の振り込みされたお名前と金額と照らし合わせますので、
お名前とご金額、連絡先を下記アドレスへお送りくださいませ。)
 ただ、原因がしっかりわかったわけではないので、現時点では移植の必要はなくなりましたが、以降のことに関してはわからない状況です。確実に完治した時には、然るべき団体(難病とたたかう家族を支援する団体など)に、寄付する予定です。(中にはお見舞いでわたしたお金だから、返金不要な上に寄付はせずに、入院費に使ってといっていただいたお金もありますので、そのお金は抜かせていただく予定です)
 本当に皆さまのお陰と感謝しております。本当に、本当にありがとうございました。
 取り急ぎ報告させていただきま(石川百合子)

甲斐由美子を救う会アドレス
sukuukaiyumiko★gmail.com (メールされるときは、★を@に変更してください。)

 「再開露新軽口噺(第12回)、奈良ここいき亭露新落語会の途中経過。」(2019/2/2)

 おかげさまで、第12回露新軽口噺、22名様ご予約戴きました。また、3月22日(金)の奈良ここいき亭露新落語会も、昼夜とも「つばなれ」しました。まだまだこれからですが、とりあえず開催できます。ホッとしてます。明日の小草寄席は、完売! ありがとうございます! 新幸ともども願生ります!
 「小草寄席。」(2019/2/2)

 おかげさまで、満員御礼! 番組は、「金明竹」・新幸、「竜田川」、「つる」・新治、(お中入り)、「時うどん」、「歌」・新幸、「柳田格之進」・新治。

 「ここいき亭露新落語会。」(2019/2/4)

 昨日、小草寄席の帰り、近鉄奈良駅近くの、古々粋亭にご挨拶に伺いました。社会人落語の会が終わった直後で、五月家ちろりさん、梅丹亭小なんさんら、社会人落語家のそうそうたる方々がおられました。落語好きどおし、しばし楽しく懇談。古々粋亭の舞台は本格的で、客席も広く、最大80人入るということです。「つばなれ」したと、ホッとしてる場合ではありません。3〜40人はお越し戴かなければ、いい雰囲気になりません。奈良(付近)の皆さま、何とぞよろしくお願いいたします。
社会人落語家さんによる落語会のチラシ
ここいき亭なら露新落語会

 「2月8日堺にて『平和と憲法のつどい』のご案内」

 1月20日、堺市議会は「政府に沖縄県民と対話をもって解決してほしい」という意見書を 賛成多数で可決。意義ある政令都市からの声となりました。こんな声が、各地から起こる予感がします。沖縄県に対する国(政府)の強権的弾圧は地方自治の圧殺。全ての自治体にとって死活問題。ひとごとではありません。東京新聞の望月記者を孤立させることが全てのマスコミの自殺行為であるように。
〇 平和と憲法のつどい 落語で学ぶ「新ちゃんのお笑い憲法・人権講座」
 日時:2月8日(金)
 プログラム:
  17:30 福島支援・辺野古支援・核禁止条約批准求める運動 報告
  17:55 「新ちゃんのお笑い憲法・人権講座」
  18:50 行動提起
 会場:堺市堺区協和町 耳原総合病院2階みみはらホール
     南海高野線・・南海堺東よりバス 塩穴バス停下車
 料金:入場無料

 「祝! きん枝師匠、四代小文枝襲名!」(2019/2/5)

 誠におめでたい! 桂きん枝師匠が四代小文枝を襲名! 昨日、お披露めパーティーが、大阪リーガロイヤルホテルにてありました。「三代、桂小文枝」は、学生時代私が夢中になって、追っかけた咄家。NHK上方落語会で「紙屑屋」を聞いた時は、興奮の余りアパートに帰り、後輩の部屋に行き、語りに語り、その夜は寝つけませんでした。最初に覚えた落語も「桂小文枝・高津の富」。大学の文化祭でやったのが初高座。その小文枝の名跡が、きん枝師匠によって復活する。嬉しいです。お祝いの席には、上方芸人がいっぱい! みんなに愛されるきん枝師匠の人徳です。ずらっと並んだ一門挨拶。華やかで、心のこもったお披露めでした。

 「桂小文枝の名跡復活」

 私が最初に覚えた落語は「桂小文枝・高津の富」。ラジオ放送を、英語の勉強のために買ってもらったオープンリールのテープレコーダーで録音して覚えました。父親の着物を着て、大学の文化祭でやったのが初高座。それがうけてしまったのが、結局咄家になる「きっしょ」です。咄家になりたいと思った頃は、桂小文枝の弟子になろうと、勝手に貰いたい名前まで考えてました。けど当時の私は小文枝のコピー。「師匠とそっくりの弟子は、影法師と言って絶対に大成しない」という芸談を読み「入門先から先ず、小文枝をはずし」ました。そして「1080分落語会で、一番笑った林家染三を「この人や!」と思い、門を叩きました。それが捻れ咄家人生の始まりで、31歳で露の五郎に拾ってもらい、やっと上方落語協会に入りました。回り道ばかりしてきましたが、今は、だからこそ「生涯フリーの第一号」として、好きにやってこれたし、お笑い人権高座で日本中を廻らして戴けた。落語も「ちりとてちん」や「相撲風景」「猿後家」(染三師匠)もやれるし、「仲蔵」「大丸屋」「深山がくれ」「雪の戸田川」「きせる」「目薬」(五郎兵衛)もさせてもらえる。ほんまにありがたい紆余曲折で、しみじみ良かったと思います。その憧れた「桂小文枝」の名前が、きん枝師匠によって復活。私にとって、ほんまに嬉しいことです。心からお祝い申し上げます。きん枝師匠を「きん坊、きん坊」と呼び、親しかった慎悟師匠も、きっと浄土で喜んではります。

 「露の慎悟一周忌追善興行に、出番を戴きました。」(2019/2/6)

 2月21日(木)の露の慎悟一周忌追善興行に、出番を戴きました。追善興行には一門全員が顔を揃え、口上を申し上げます。これはめったにないもので、見もの、聞きものです! 落語の出番は、眞と新治が戴きました。我々は、慎悟師匠の奥さんのご意向で、慎悟師匠の着物で勤めます。お供養になるかと思います。ゲストは、慎悟師匠と高校の同窓の桂小枝師匠。そして、慎悟師匠がいくつかの人情噺をお稽古して戴き、慕っておられた桂福団治師匠。慎悟師匠の思い出も、たっぷりと語って戴きます。何とぞよろしくお願い致します。

 「第一回奈良ここいき亭露新落語会、ゲスト決まりました。」(2019/2/7)

 第一回奈良ここいき亭露新落語会、ゲストとして、桂三馬枝師匠の出演が決まりました。昼夜とも出て戴きます。何とぞよろしくお願いいたします。

(無断複製)

 「堺市耳原病院・耳原ホールにて。」(2019/2/8)

 平和と憲法のつどい 落語で学ぶ「新ちゃんのお笑い憲法・人権講座」。本格的な高座、りっぱな見台、膝かくし。お客さんには落語ファンもおられ、ご祝儀まで戴きました。終始よくお笑い戴き、ありがたい限り。5月4日の「芸人9条の会」の公演(大阪市東成区民センター・いっぱい出ます)の仮チラシや露新軽口噺のチラシも配らせて戴き、営業努力もさせて戴きました。

 「門戸寄席。」(2019/2/9)

 門戸寄席、「露新落語会」。写真は、入り口、高座、先行予約の方10人へのプレゼント「千社札三枚セット」

 「三重県伊勢市・挂田院にて『春節を祝う会』。」(2019/2/10)

 三重県伊勢市朝熊(あさま)・臨済宗南禅寺派、挂田院(けいでんいん)さまにて、第9回「春節を祝う会」。万金丹の伊勢朝熊。庭に立派な松の木。手入れは毎年、職人さんが四人で一週間かかるそうです。春節祭。中国人留学生、中国からの帰還者、お檀家、中国語学習会会員など多彩なお客さま。皆で餃子を手作り。そのあと、中国語の歌や踊り、中国語のコント、尺八の演奏。その後、私が中国語と日本語で「ごんべえ狸」。私の怪しい中国語でも、よく聞いて、笑って戴きました! ありかたや。願生ります!

 「久留米市にてお笑い人権高座!」(2019/2/16) 

 先月に引き続き、福岡県久留米市へ。福岡県教職員組合久留米支部主催の講演会。先生方、保護者、子供、市民の方々200人強。さすが聞き上手。正味90分。ありがたく、楽しく、勤めさせて戴きました!

 「京田辺市民寄席。」(2019/2/17) 

 次田のり子京田辺市議会議員が席亭の京田辺市民寄席。番組は「金明竹」・新幸、「つる」・新治、「変面、マジック」・高井ギャラ&亜空亜SHIN、(お中入り)、「竜田川」・新治。「廐火事、歌」・新幸、「抜け雀」・新治、「お楽しみ抽選会」

 「奈良のタウン情報誌『マイ奈良』に掲載して戴きました!」(2019/2/19)

 かつて、投稿コーナーを担当させて戴いたタウン情報誌『月間・マイ奈良』に、「ここいき亭露新落語会」のお報せを載せて戴きました! また、本日、豊来家玉之助さんがパーソナリティーを勤める「奈良ドットFM」に、露の新幸が出演。「ここいき亭落語会」の告知をします。予約の方もぼちぼちですが増えてきました。願生ります!

 「露の慎悟一周忌追善公演。」(2019/2/21)

 2月21日は、兄弟子、露の慎悟の一周忌。繁昌亭で追善公演が行われました。実は、この日は、私の父の祥月命日。私にとって忘れられない日です。
 慎悟師匠は、小枝師匠と県立宝塚高校の同窓二人会をされていました。一昨年11月18日の会で「井戸の茶碗」をネタ出ししてはりました。ところが、直前になって私に「とても高座に上がれる体やないので代演してくほしい」と言ってこられました。それで「私が『井戸の茶碗』をやればいいですか?」と聞きましたら「いや、『井戸の茶碗』はおいといて。次、わしがやるから」と言われました。それを聞き、なんとなく、じきに元気になるように思てました。ところが、容体は悪くなるばかりで、それから三か月の闘病の末、亡くなられました。「井戸の茶碗」は高座にかけられることなく、幻の持ちネタになりました。69歳。若すぎます。ショックでした。お葬式の出棺の際、出囃子「堀江の盆踊り」が演奏され、それを聞いたとたん涙があふれ、団四郎兄と抱き合って泣きました。
 追善公演で出番を戴いた時、迷うことなく「井戸の茶碗」をやろうと思いました。ただ、普通にやって30分を越す噺。縮めるのに苦労しましたが、なんとかやらせて戴きました。慎悟師匠の奥さんのご好意で、チラシに載った写真の衣装を戴き、それを着て勤めさせて戴きました。小枝師匠は、その最後の会でやった「蛸芝居」を。福団治師匠は、慎悟師匠にお稽古をつけた「藪入り」を。一門全員の口上もあり、いいお供養になったと思います。慎悟師匠のもう一つの幻のネタ「三年目」。古い速記から掘り起こし、上方では他にやり手の無い「仏馬」。いずれやらせて戴き、慎悟師匠を偲びたいと思います。二つ上だった慎悟師匠に、一つ違いになりました。私が元気なら、来年は同い年になります。まだ生きさせて戴いている我が身をありがたく生きてまいります。合掌

 「新潟県新発田市にて。」(2019/2/24)

 新発田市自治連合会主催講演会。2016年2月に続き、二回目。ほんまにありがたいです。前回おもしろかったから、今回も。これが一番難しいのです。「二本目は与一も悩む弓矢かな」、精一杯お勤め致します! 願生ります!
 番組は、「お笑い人権高座」、(お中入り)、「抜け雀」。

 「沖縄県民投票で、反対が圧倒的多数。圧勝! 嬉しいです!」(2019/2/26)

 圧勝はすごく嬉しいのですが、はなから民意を無視する安倍内閣に腹がたちます。まだ「沖縄だけの民意」と、たかをくくっているのでしょう。それを許しているのは、私たちです。沖縄の方々はほんまに願生られた。若い人たちも動き始めた。次に問われるのは私たちです。できることを、できるだけやってゆきましょう。私もやらせて戴きます!

 「繁昌亭夜席・五郎兵衛一門会のご案内。」(2019/2/28)

 「露の五郎兵衛追善公演」も回を重ねて10回目。今年から「露の五郎兵衛一門会」という形になりました。去年は、男女に分かれて二日間の公演で、新治が男組のトリをとらせて戴きました。今年は、合同の一回公演で、総出演となります。何とぞよろしくお願い致します。
〇 露の五郎兵衛一門会
 日時:2019年3月30日(土) 18:00開演
 会場:天満天神繁昌亭
 出演;千橘、都、団四郎、団六、新治、吉次、団姫、眞、紫、瑞(みずほ)、棗、新幸、陽照(あきら)。
 木戸銭:前売り・予約 2500円(当日3000円・全席指定)

2019年3月

 「長野県同和問題に取り組む宗教教団連絡協議会(長野同宗連)30周年記念講演会。」(2019/3/2)

 県下四ヶ所目の最後、長野県飯田市にて。ロビーの関係者は有髪の方も含め、全員和尚さま! 壮観! 第一部の長野人権センターの高橋事務局長のお話と、上映したビデオがすさまじかった。「引っ越して来た隣人が、あまりにもあからさまな差別をし続けるが、これに対して法的措置は全くとることができない」という事実。心が氷つきました。何が楽しくてそんな差別をするのか。人をののしったり、罵倒するにもエネルギーは要ります。なぜそんな馬鹿げたことをするのか?この加害者(加差別者)の後ろには、多くの社会意識があります。社会意識としての反差別の意識が形成されていない現実。差別を許さないという社会意識の醸成。それを願って、非力ながらやってきたつもりでしたが、相手は底なしに強靭だと改めて思いました。気合いを入れてかからねば。高橋さんのお話のあとの出番だったので、怒りやいろんな思いが渦巻いて、いつもとは違う話の流れになりました。及ばずながら、今日も精一杯勤めさせて戴きました。雪におおわれた中央アルプスの美しい峰を眺めながらも、ビデオの強烈な差別の場面が頭をよぎり、複雑な気持ちになりました。人の心の闇の深さを見せつけられ、気が重いまま帰路につきました。
 
 

 「版画展のお知らせ。」

 荒木寿美(としみ)先生の版画展が、3月11日(月)〜14日(木)、東京日本橋の長崎館で版画展を開催されます。荒木先生は、元長崎県同和教育研究協議会の事務局長。二人で、県下を、ほんまにくまなく歩きました。壹岐、対馬、五島にも、それぞれ数度行きました。下五島から高速艇船で30分の黄島へも行き、全校生徒一人の小中学校へも行きました。先生は、マラソンと版画をずっとされていて、最近は版画でご活躍。毎年6月、上野の美術館の展覧会に招待出展されるほど。 そしてこのたび、写真の展覧会の運びとなりました。東京近辺で興味のある方は、ぜひお運び下さい。そしてきめこまやかな作品にお出会いください。癒されてくださいませ。
 
(クリックで拡大)

 「第23回あったか寄席。」(2019/3/3)

 島根県雲南市加茂町教育集会所にて、「第23回あったか寄席」。楽屋になんと、美しく咲いた桜の一枝! まさに春を呼ぶ寄席、あったか寄席。世話人の佐々木さんが今日の日に間に合わせようと、苦心の作。主催者世話人のあたたかい気配りをいろいろ戴いてきましたが、こんなお接待は初めてです。一同感動。今回は外川正明先生をゲストに迎え、多いに盛り上がりました。今日が水平社宣言の日ということで、清水先生に宣言を大書して戴き、土江さんのリードで唱和。意義深い集いになりました。しかし、早朝5時45分に出発し、日付が変わって帰宅というのは、さすがにきつかったです。往復9時間半、ずっと運転して下さった豊来家幸輝師匠に感謝、感謝!
 番組は、「前説」・新治&新幸、講演「出雲の阿国」・外川正明、「水平社宣言朗読」・土江佳奈、唱和・全員、(お中入り)、「てんしき」・新治、「時うどん」・新幸、「ジャグリング」・キビート(キビートはジャグリング名。太神楽名は豊来家幸輝)、「抜け雀」・新治。
 写真のチラシ寿司は、なおらいで出された、名物「焼き鯖寿司」。塩焼きの鯖の身がほぐして入っているチラシ寿司です。




 
 
 

 「喜楽館昼席(定席)出番を戴きました!」(2019/3/4)

 神戸新開地喜楽館、昼席の出番を戴きました。なんと、いずれも出番はトリ! 正直、嬉しいです。そして、ありがたいです! 応援、お支えのほど、何とぞよろしくお願いいたします。
 出演日
〇 5月19日(日) 代演
〇 5月27日(月)〜5月31日(金)の5日間。

 「露新軽口噺ご来場ありがとうございます。」(2019/3/5)

 露新軽口噺ご来場、ありがとうございます。雑な高座で誠に恐れいります。「高津の富」で、宿屋の亭主が先に出てしまったのはミスです。一瞬どうしようかと思いましたが、わりと慌てずに続けられました。もちろん皆さん、間違いに気づかれたと思います。また、富に当たるところを、思っていたよりあっさりとやってしまいました。「てんしき」もやってみると難しい咄です。課題満載の再出発でした。多分、新幸も同じ気持ちやと思います。次回はもっといい形を目指し、精進して参ります。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。

 第12回(動楽亭初回)露新軽口噺。おかげさまで47人様の大入り。私はミスもあり、反省点ばかりですが、次につながる盛り上がりだったと思います。番組は、「つる」・新幸、「兵庫船」・新治、「厩火事」・新幸、「てんしき」・新治、(お中入り)、「高津の富」・新治。これで、持ちネタ56のうち、27席、露新軽口噺でかけました。これを、門戸厄神「じゅとうや」、奈良「古々粋亭」の露新落語会で、練り直します。70歳まであと1年10ヶ月。願生ります!
  

 「ラジオ関西に出して戴きました!」(2019/3/6)

 露の吉次さんがパーソナリティーを勤める、ラジオ関西の生放送に出して戴きました。吉次さん、増井孝子さんと。ありがたいです。
(558kHzラジオ関西で毎週水曜日10時〜14:55まで、「こちら、海の見える放送局 ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!」。メインパーソナリティ―はばんばひろふみさん、アシスタントに増井孝子さんと露の吉次さん。今週はばんばんことばんばひろふみさんがナッシュビルに旅行中ということで、露の吉次さんがピンチヒッターでメインパーソナリティをつとめました。そのゲストに新治さんが出演ということです。一週間以内ならラジコ・タイムフリーで聴くことができますよ。MORI)
 「『いけだ春団治まつり』のご案内。」(2019/3/8)

 露の五郎兵衛は二代目春団治の弟子で、「桂春坊」から「小春団治」を経て、「二代目露の五郎」を襲名。露一門は、春団治一門の分家になります。ちなみに、昨年亡くなった兄弟子、露の慎悟は、五郎兵衛が小春団治の時代の弟子。なので、最初の芸名は「桂団平」。孫弟子と分家の会です。

〇 第20回いけだ春団治まつり 「三代目春團治孫弟子vs露の一門、激突落語会」
   〜池田市制施行80周年・いけだ市民文化振興財団設立20周年記念事業〜
 日時:4/27(土) 15:00開演
 会場:池田市民文化会館(アゼリアホール)小ホール
 出演・番組:
   開口一番・露の紫
   ぜんざい公社・桂花團治
   星野屋・露の都
   狼講釈・桂福楽
   (お中入り)
   いらちの愛宕詣り・桂一蝶
   中村仲蔵・露の新治
 料金:前売り・3500円、当日・4000円 (指定席)

〇 春団治まつり20周年記念「三代目春団治一門会」 〜直弟子の会〜
 日時:4月28日(日)15:00〜
 会場:アゼリアホール・大ホール
 出演:春蝶・春雨・小春團治・春團治/春若・福團治 【新治さんの出演はありません】
 料金 前売り1000円、 当日 1500円(謝恩特別価格・自由席)

 また、4月28日(日)には11:00から、受楽寺様(池田市豊島南)にて、「初代・二代目・三代目春團治の法要」が営まれ、一般の方もご参列戴けます。
 前売り券、お問い合わせは、池田市民文化振興財団 072‐761‐3131
 どうぞよろしくお願いいたします。

 「第26回さぬき大内露の新治寄席。」(2019/3/9)

 新幸の「時うどん」でお客席は十分にぬくもり、亜空亜SHINさんの変面に沸きに沸き、さん喬師匠の名人芸には、舞台袖まで酔いしれました。トリの「福禄寿」はしっとりとしたいい咄。酒蔵で年に何本もできないという銘酒を手酌で飲む場面。禁酒二十日目の私は、喉が鳴りました。また、禄が家から出て傘をさしながら、雪が降る寒さに震える場面では、袖で聞いていてゾクゾクッとしました。私はすごい師匠と同じ高座に上がっていると改めて思いました。ほんまにいい寄席です。満25年。世話人の皆さんのお力で、ありがたく続けさせて戴きました。ありがとうございます! 私は幸せものです。
 番組は、「時うどん」・新幸、「てんしき」・新治、「長命」・さん喬、(お中入り)、「きせる」・新治、「変面・奇術」・亜空亜SHIN、「福禄寿」・さん喬。

(画像を修正しています)

 「第31回綾川寄席開演!」(2019/3/10)

 初回から30年お世話になった、藤井前町長に黙祷。今日も大入り。満員。盛況!
 年に一度で31回。まる30年。いつの間にこんな歳月が過ぎたのかと思います。 38歳で始めて、68歳! ほんまにありがたいことです。番組は、「時うどん」・新幸、「てんしき」・新治、「ちりとてちん」・さん喬、(お中入り)、「ギター小咄」・新幸、「短命」・さん喬、「変面・奇術」・高井ギャラ&亜空亜SHIN、「相撲風景」・新治。立ち見も出る大入り!!

 「綾川寄席、ハプニング。」(2019/3/11)

 綾川の寄席を終え、世話人20人ほどで打ち上げ。楽しく過ごし、ホテルへ。チェックインの手続きをしてると、後ろの人から声をかけられました。振り返ると、なんと活弁の坂本頼光さん。飛行機が欠航になり、急きょ空港近くのホテルをとり、今着いたとのこと。事情を聞いて、その飛行機が「さん喬師匠が乗る予定便」だと分かり、あわてました。携帯を見ると、さん喬師匠からの着信記録があり、それから慌ててかけても留守電になったままです。着信時刻は、ちょうど打ち上げの締めの挨拶をしていた頃でした。タイミングの悪さを悔やみました。やっと連絡がとれた時には、師匠は高松へ移動ずみ。電話に出ていれば、高松へ移動して戴かずに済んでました。頼光さんとは、私も新幸も繁昌亭で顔なじみです。とりあえず、みんなで一緒に食事をしました。その後、頼光さんは結局泊まらず、夜中のフェリーで神戸へ向かい、そして朝イチの新幹線で東京へ行かれました。さん喬師匠も、午前中の便で東京へ向かわれます。無事に着かれることを祈りばかりです。
 私も高松空港には、泣かされたことが多々あります。特に、私の場合は、旧の林の空港でしたから、野焼きの煙で着陸できず伊丹に帰るという、アホみたいな情けないこともありました。昨日も高松上空まで来ていながら、どこかへ帰ったのが2機。それに乗ってた人もたまりません。飛行機は便利ですが、こうなった時には、どうしようもありません。ほんまに、便利は不便です。

 「3・11」

 相変わらずの強風の中、朝の一便、二便が無事に飛んだのを確認し、ホッとしました。今日は3・11。「東北笑生会」の活動で、未だに大変な暮らしを余儀なくさせられている方々がいっぱいということを、改めて知らされました。現に放射能は垂れ流しのままです。現地へ伺うたびに、思い知らされます。熊本の地震も福岡の豪雨被害も同じです。高知、愛媛の豪雨被害は、まだ一年も経っていません。8か月前のことです。私らができることをさせて戴かねばと思います。

 「亜空亜SHIN舞台前。」

 芸人は、自分の出演前に楽屋で「お先に勉強させて戴きます」、「お先でございます」、「お先します(アサダ二世先生)」とか挨拶をします。亜空亜SHINさんもするのですが、この姿なので、未だにギョッとしてしまいます。
  

 「山口みさえ『みさえ広場 人権のつどい』。」(2019/3/16)

 兵庫県芦屋市議会議員選挙、予定候補、新社会党山口みさえさんを囲む会(みさえ広場)にて「お笑い人権高座」。山口みさえさんは、市議四期を勤め、前回60票差で次点に泣きました。その雪辱を期す今回。そんな大事な場に出番を戴き、一所懸命に勤めさせて戴きました。部落解放運動、学童保育の民間委託や指導員のリストラ問題など、差別に反対し、弱者に寄り添う人権・平和の議席奪還に向けて、手応え十分の集いとなりました。この勢いで、ぜひぜひ当選して戴きたいです。学童保育に子供を預け働く父母と、子供自身のためにも。また、手押し車を押して参加、涙目で訴える反差別の運動をずっとされてきた高齢の方のためにも。しかし、学童保育の無いこと、無いことを書き立て、民間委託やむなしの世論を作ろうとする保守系議員の「デマ議会だより」の悪質なこと。手口は安倍内閣と一緒。こんな輩に負けてたまるかです! 願生!
(画像の一部を加工しています)  

 「大分県豊後大野市、明尊寺様、庫裏落慶法要。」(2019/3/17)

 大分県豊後大野市明尊寺(みょうそんじ)様、庫裏落慶法要。初めて拝見する稚児行列。菜の花の咲く中、かわいいお稚児さんたち、大人がいっぱい。稚児どこさ? お寺に着いたあと、迦陵頻伽の舞、法要の後、おとき。お昼から記念式典。最後に私。全力で願生りました! お題は、「相撲風景」と「きせる」。満堂! ご住職夫妻、若院様、ご門徒さま、おめでとうございます。お疲れさまでした!
    

 「ここいき亭なら露新落語会、昼の部完売!」(2019/3/19)

 ありがとうございます! 3月22日(金)ここいき亭なら露新落語会。昼の部14:00完売となりました! 夜の部はまだ十分に余裕があります。どうぞよろしくお願いいたします。

 「名古屋『毎日落語会』」(2019/3/21)

 3月21日、名古屋「毎日落語会」。四度目の出演です。ありがたい。過去のネタ帳(過去帳?)には、人気落語家がずらり! この中にまぜて戴いてる幸せ! 鈴本演芸場、「三田落語会」、そしてこの「毎日落語会」。落語界のメジャーな場に用いて戴き、ほんまにありがたい限りです。今回二人会をさせて戴いた文菊さん。まだ40歳。なのにあの老成ぶり。名人文楽師匠と重なります。江戸の匂いが香ります。近い将来、ほんまの名人になりはる人やと思いました。

 「第一回 ここいき亭なら露新落語会。」(2019/3/22)

 3月22日は、ここいき亭なら露新落語会。昼夜とも大入り叶! ありがたや! おかげさまで昼夜とも大盛況でした。上々のスタートがきれました。この調子が続くよう願生ります!
 予約で満員が予想されたので、高座をかさ上げしたのですが、大変でした。小草寄席から、酒ケースを借りて、家にあった雨戸を載せ高座を造りました。ここいき亭の小西通りは車通行禁止のため、近鉄奈良駅のロータリーに停車、そこから台車で運びました。また、補助椅子を奈良町落語館から借りるなど、開演まで休みなしに動きました。前日の毎日落語会の万端整っているありがたさをしみじみ感じました。しかし、こうして手作り落語会があるので、ありがたさもわかるわけで、ここいき亭もありがたいのです。一番太鼓は喜楽館並みに外で打ちました。観光客がカメラで撮ってくれるなどしてくれ、町の活性化(!)につながりました。しかし、車両通行禁止は大変です。私らは一日だけですが、お店の搬入は毎日の仕事。これからは餅飯殿(もちいどの)通り、小西通りなど近鉄奈良駅周辺のお店で飲食する時は、心しなければならないと思いました。しかし、昼夜通しのお客様は、計十席の噺にお付き合い戴いたわけです。ほんまにお疲れさまでした。ほんまにありがとうございました。

 「兵庫県明石市にて『お笑い江井島寄席』。」(2019/3/23)

 明石市江井島(えいがしま)の江井島小学校にて、お笑い人権高座と落語。町づくり協議会の組織が実にしっかりとしていて、世話人の誰もがきびきびと動かれる。見ていて気持ちがいいほどです。音響も良く、出囃子のタイミングもバッチリ。司会もそつがなく、お客席も最前列からびっちりと埋めて戴いた270人。もう盛り上がるしかありません。落語は「相撲風景」でお笑い戴き、続けて「きせる」を。「きせる」のサゲで会場全体に「ハぁ〜」というなんともいえないどよめきが起こり、私もなんともいえない喜びを感じさせて戴きました。写真は、町づくり協議会名物、写真は、町づくり協議会名物、(元市議会議員の木下先生作)「江井島カレー!」。おいしかった!
 

 「『中小阪寄席』のご案内。」(2019/3/27)

 森乃福郎師匠の「中小阪寄席」に出していただきます。
〇 第二回森乃福郎「中小阪寄席」 〜春は桜と小阪の落語〜
 日時:2019年4月13日(土)14:30開場、15:00開演 
 会場:弥栄(いやさか)神社集会場 
 出演:森乃阿久太・露の新治・森乃福郎
 木戸銭:1500円(70席)
 チケット販売:中小阪自治会予約販売
会場の弥栄神社は、司馬遼太郎記念館の南です。

「『五郎兵衛追善一門会』のご案内」 (2019/3/28)

 3月30日(土)繁昌亭夜席、18:00開演。師匠五郎兵衛の命日の追善の一門会も10回目。今年は、トリが団四郎(敬称略)、中トリが千橘。「お題噺」が団六、団姫、棗の三人。「花の競艶」として、眞、紫、瑞が若手グランプリ風に。因みに、眞、紫は受賞者。新幸が「ギター小咄」、他、陽照(あきら)、都、新治が一席。以上、たっぷりとお届けします! ぜひぜひ、お運びくださいませ!

 「第十回露の五郎兵衛追善一門会。」(2019/3/31)
 
 昨日は五郎兵衛の命日。この日に開催の追善一門会も十回目。孫弟子の存在感がグッと増した会でした。陽照(あきら)は「松山鏡」で開口一番をしっかり勤め、 棗(なつめ)、団姫は「三題咄」をうまくまとめ拍手喝采、瑞「ん回し」、紫「お見立て」、眞「蛸芝居」は、若手グランプリねたを、これもうまくまとめ爆笑、新幸「ギター小咄」も手拍子を貰い盛り上げました。来年から、さらにパワーアップしてゆく予感がします。師匠も喜んでくれていると思います。お越し戴きました、五郎兵衛一門サポーターの皆様、ありがとうございました。