新ちゃんの へらへら日記  


2012年4月〜2012年6月

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2012年4月

   「速報! 横浜にぎわい座、さん喬一門会。」(2012/4/1)

 6月12日(火)19;00〜、横浜にぎわい座にて「柳家さん喬一門会」に、なんとゲストとして出演させて戴きます! ほかの出演は、「さん坊、さん若、さん弥」の皆さん。木戸は3000円、全席指定。願生!


   「奈良県高取町 長円禅寺 花祭り。」(2012/4/8)

 奈良県高取町 長円禅寺の花祭り。青空のもと、桜の下で、琴の演奏に続き、民謡。これがまたいい声の師匠で。おまけに、節の切れ目で、ウグイスがなんともいい間で「ホーホケキョ!」会場がわきました。恐らく二度と味わえない共演! 寿命が延びました!



   「反原発を言明!」

 その花祭りの場でのこと。琴や民謡奉納の後、地元県会議員で、自民党県連の政調会長が挨拶。お祝いの言葉のあと、震災、津浪に言及し、最後に反原発をはっきりと言明されました。保守や革新だなどと言ってる場合ではないとも。心から賛同の拍手をしました。守るべきは命。福井、大飯の再稼働絶対反対!


   「落語会のお知らせ。」(2012/4/14)

 千朝師匠の落語会に、ありがたくも出して戴きます。第70回桂千朝 落語勉強会 「千朝落語を聴く会」 。5月19日(土)14:00開演。会場は大阪市北区の「太融寺(たいゆうじ)」(梅田地下街「泉の広場」上がって東へ、東急イン向かい) 、入場料1500円(当日受付)。ネタ出し。「みかん屋」・鯛介「植木屋娘」・千朝、「狼講釈」・新治、「はてなの茶碗」・千朝、以上。 ご来場、お待ち申し上げます。問い合わせは米朝事務所(06-6365-8281)。


   「普通に使える切手です。」(2012/4/15)

 鳥取県江府町、河上さんが作ってくださいました! 普通に郵便で使える切手です。


   「小森陽一講演会のご案内。」
 5月4日(金)13:30〜 奈良県文化会館小ホール(近鉄奈良駅、北東出口から、東へ5分。左手・北側)にて、小森陽一さん講演会「憲法のいまを考える」。引き続き15:20〜九条の会全県交流集会(3つの分科会あり)。主催は、九条の会奈良 。憲法施行65年。命とくらしが根元からおびやかされる今、憲法の平和的生存権が宝のように輝きます。憲法改悪の動きが活発になりつつある今、本気で反撃しなければ、私たちの明日はありません。生活、仕事、目先のことに追われ、楽な情報に飛び付き流されている毎日ですが、憲法こそ社会の座標軸であり、ぶれずに生きるよりどころです。私たちが憲法に護られているのです。憲法改悪を許すことは、自分の首をしめること。小森さんのような方がおられることが、宝です。京大原子炉研究所、熊取七人衆といい、まだまたほんまもんの人はおられます。希望の灯がそこにあります。ぜひお運びくださいませ。新治拝


   「お接待。」

 京都府精華町、専光寺様にて。


   「『笑って健康!元気寄席』のお知らせ」 (2012/4/23)

 7月2日(月)19:00〜 鳥取県江府町、宮市構造改善センターにて、「笑って健康!元気寄席」。番組は、新治が落語を三席。入場無料。主催は、宮市ボランティア団体「トンカチ屋さん」


   「『第四回 いかいの寄席 』のお知らせ」 (2012/4/25)


 第四回目となる「いかいの寄席」の開催が決まりました。2012年7月1日(日)15:00開演。 会場は韓国伝統喫茶「タルマジ」(大阪市生野区勝山北 焼肉亭高橋3F)。番組は、「首提灯」・笑福亭喬楽、「寝床」・笑福亭鶴二、「中村仲蔵」・露の新治。たっぷり三席の会。料金は2000円(ワンドリンク付き)。ホームページにて好評予約受付中!みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。


   「薬師寺、西塔。」 (2012/4/27)

 薬師寺、西塔。
さすがの美しさです。


   「露の団姫が出家! 願いに生きる!」 (2012/4/30)

 団四郎一門の団姫(まるこ)が出家しました。クリスチャンであった大師匠の五郎兵衛宅に内弟子として「住み込み修行中」も、『大法輪』を定期購読していたほどの熱心な仏教徒。許した五郎兵衛もすごいし、貫いた団姫もりっぱです。まさに、信教の自由。これからは、落語家と僧侶の二枚鑑札で、前人未到の「仏教落語」に挑みます。中学時代に出会った法華経への思い、子供の頃からの劇団活動で培った舞台への夢。二つの願いを、この若さで着実に形にした実行力。まさに、「自分の人生、自分が主役」。昨年結婚した太神楽曲芸師の夫、豊来家大治朗は、なんとクリスチャン。周りの視線ばかりを気にし、世間体意識にがんじがらめになり、自分のやりたいことすら見つけられずに鬱々と青年期を過ごした私からすれば、まばゆいばかりの力強い生き方です。時代は着実に、新しい人を産み出しています。団姫こと、春香尼、そのパワーで、上方落語に新たな地平を切り開け! 願生! (写真の記事は、日経新聞4月26日の夕刊より)

(実は半年前から丸坊主で、舞台に上がるときは「かつら」でした。【MORI注】)

2012年5月

   「大健闘! 山下けいきさん、ご立派!」 (2012/5/2)

 茨木市長選挙に「維新いいなりの市政許さじ!」と敢然と立ち上がった、新社会党、山下けいきさん。結果は惜敗しましたが、「維新」へ草木もなびく、無節操な濁流に抗して、真っ向から批判して立ち上がったのは偉業! 世の中、捨てたものではありません。維新対反維新として堂々たる闘いをやり抜いた、山下けいきさんはほんまもん! 次回市議選でも、市長選でもどんどん出て、茨木から、護憲、平和、人権の風を吹かしてください。


   「久米仙人寄席 チケット完売しました。」 (2012/5/6)

 久米仙人寄席、チケット完売しました。当日券も難しいようです。嬉しい悲鳴ですが、電話でお申し込み戴いた皆様、申し訳ございません。来年どうぞよろしくお願いいたします。


   「松竹座団菊祭。」 (2012/5/9)

 お芝居を見てきました。南座の又五郎襲名公演。松竹座、「染五郎、獅童、愛之助」の芝居と、私としてはよく見ています。歌舞伎座が閉まっているためか、豪華な座組が見られます。「今のうちに見とかなあかんで」という声も聞きます。「行ってよかった」と思いました。寺子屋の海老蔵、松緑。やはり武部源蔵の海老蔵はスターです。まばたきをほとんどせずに首実験の松王丸(松緑)を見つめる、その目が千両役者。同じように目を見張ってみましたが我慢できません。武部源蔵は、延若(師匠五郎兵衛は、河内屋にぞっこんでした。俄師、一輪亭花咲の屋号も、川千屋にしたほどです。)の名演以来。どちらもすばらしい。松緑の迫力。松王丸号泣の場面で目がうるみました。そしてなんと言っても、「封印切」。上方和事の神髄を見せて戴きました。驚いたのは、三津五郎の上方言葉の見事さ! 大阪弁ネイティブの私が聞いて、全く違和感がありません。歌舞伎俳優、役者はすごい! 藤十郎以外は、上方の役者でないことを忘れていました。脱帽です。いい勉強になりました。(敬称略)


   「奈良県桜井市 慶田寺。」 (2012/5/12)

 奈良県桜井市、曹洞宗、慶田寺様。御開山忌法要のあと、お話。よくお笑い戴きありがたい、ありがたい。さあ、第6回久米仙人寄席へ!


   「奈良県橿原市 久米仙人寄席。」 (2012/5/13)

 前売り400枚を完売し、当日券を出せない状況でしたが、いくらかの欠席があり、その分当日券を出せました。番組は、「初天神」・雅(みやび)、「つる」・新治、「佐々木裁き」・桂勢朝、(お仲入り)、「漫談」・テント、「井戸の茶碗」・新治。過去最高の大入りで、世話人も大忙し。近鉄タクシーの人に駐車場係りを務めて戴き、見事な誘導。プロが仕切ると1、5倍入ります。すごい! お寺を寄席にするために、前日から作業をして戴きました。多くの人の献身的なご尽力の結果、高座に上がらせて戴く私は本当に幸せ者!「落語家になってよかった」と思えるありがたい一日でした。「井戸の茶碗」は、さん喬師匠のお勧めです。それに林家染二さんから、ご自分の台本を戴き、参考にさせて貰って、やっとネタ下ろしをさせて貰いました。これから練っていきます。願生!
 写真は、打ち上げの席で、皆がまだ揃わないのに、楽屋のお菓子を食べて、かけらをこぼしまくっているテント師匠。

   「六代桂文枝襲名。」 (2012/5/14)

 三枝師匠が、六代文枝を襲名。三枝師匠の文枝襲名による、「桂文枝」の復活は、上方落語全体の喜びです。手拭いも、さすがにりっぱ! 「文」の文字を四つ合わせた、文枝の変わり紋。粋!

  

文枝襲名の手拭いと扇子。


   「出番票『かけぶれ』。」 (2012/5/16)

 落語協会から、鈴本演芸場の「かけぶれ(出番票)」が届きました! 実にシンプル。けど用は足りています。六月中席(6/11〜20)鈴木本演芸場、昼席。上がり時間は2:30(赤字で記載)。全ての情報は入っています。粋です。願生!


   「梅田、太融寺。」 (2012/5/19)

 千朝師匠の落語会。いいお客さまで、楽しく勤めさせて戴きました。150人の大入り! ありがたい、ありがたい!


   「5・23狭山デー。」 (2012/5/23)

 今日は狭山事件の石川一雄さんが、不当逮捕された日です。東京オリンピックの前年、1963年ですから、もう49年目になります。例年この日は、東京で大集会がありましたが、最近ありません。ほんまはしなければいけないのですが、残念ながら、ありません。もちろん「狭山」は終わっていません。石川一雄さんは、お連れ合いの早智子さんと共に、精力的に全国を回り、無実、再審への支援を訴えています。また東京高裁前アピール行動も続けています。私は、狭山事件を知ることで、自分の中にある差別意識を自覚させて戴きました。狭山事件と出会わなければ夜間中学の運動にも関わっていませんし、その後の人権運動、反差別の運動に関心を持つこともありませんでした。ですから狭山は私の人権意識の原点であり、5・23は私にとっても人権記念日です。同じような人はたくさんいるはずです。世の中の司法の流れは、再審へ向かっていますが、これは狭山裁判糾弾闘争ありせばこその流れです。なのに、肝心の狭山がまだ再審が開かれていません。検察は税金で集めた証拠を全面開示していません。なぜ見せられないのでしょう。石川有罪に自信があれば、開示できるはずです。開示したら具合が悪いのでしょう。だったら、このことこそが、「石川さんの無実の証明」になりませんか?石川さんの、見えない手錠がはずされる日が一日も早く来ることを願い、具体的にできることをしてゆきましょう。それが、狭山で学ばせて戴いた者の恩返しです。願生りましょう! 動かす意志があれば、狭「山は動く」のです!


   「ハンセン病問題講演会のお報せ。 」 (2012/5/25)

 ハンセン病問題の解決は、未だ道半ば。ハンセン病問題基本法はその理念実現できずにいる。 谺(こだま)は言う。今こそ、私たち入所者がそれぞれの療養所で生きる「覚悟」を決する時だ。国をこのまま逃げ切らせてはならないのだ、と。奪われた人権を取りもどす闘いをし続けたこの療養所こそが、人権とは何かを問い、人権を尊ぶ社会にとっての「人権のふるさと」なのだ。だから、その「ふるさと」創りを達成しなくてはならない、と。
 講演会 「人間のふるさととは何か」 谺雄二(こだまゆうじ)さん(ハンセン病国賠訴訟全国原告団協議会会長)
 6月2日(土)18:00〜 会場:大阪府社会福祉会館401号ホール(大阪市中央区谷間地 つるやゴルフの角を西へ)

 申し込み、参加費不要です。よろしくお願いします。


 「完売お礼!」 (2012/5/26)

 6月10日(日)「どや、伯鶴の会」完売となりました。誠にありがとうございます! 以後は、受付できませんので、悪しからず、ご了承くださいませ。


2012年6月

 「鈴本割引券。」 (2012/6/4)

 鈴本の割引チラシがあります。こちら持参だと、一般2800円が2200円になります。プリントアウトでも大丈夫だと思います。どうぞよろしくお願い致します。


(クリックで拡大)

 「三重県人権大学開講式 」 (2012/6/5)

 三重県津市の人権センターにて、人権大学開講式。ありがたくお話をさせて戴きました。皆さん、職域の人権啓発のリーダーを目指す方々。50人ほどでしたが、ノリがよく助かりました。祈念、学業成就!

 「ジキジキ弾けまくる!」 (2012/6/6)

 岐阜県中津川市、西生寺様。人権高座にて。「めおと楽団ジキジキ」のご両人。


  「お報せ・面白音楽祭主催ジキジキ」

 6/19(火)19:00開演 会場 ThumbsUP(横浜ムービル3階) 出演 ジキジキ、立川談之助、寒空はだか、エージ&テツ、ダディ竹千代&東京おちゃらけCATS、遠峰あこ、ストレート松浦。

 「高江・辺野古につながる奈良の会」 (2012/6/8)

 「高江・辺野古につながる奈良の会」からのお知らせです。以下、奈良市Tさんからのメールです。転送します。

 お元気ですか?先の世論調査(5/9毎日)によれば、米軍基地が沖縄にだけ集中している状況を不平等だとする人が、沖縄では7割、本土では3割でした。基地問題の本質のひとつは、この沖縄差別なのだと思います。そういう意味で、7月にあの危険なオスプレイを沖縄に配備するという日本政府の計画にNO!をつきつける行動を私たち本土で、とりわけ地元奈良で起こすことが重要な意味を持っています。そこで「つながる会」では定例ビラ配に併せてデモを決行します。マスコミが取り上げ、本土でも大衆レベルで声があがっていることを知らしめるのがねらいです。
 沖縄にオスプレイを配備させない奈良県行動
  第一波 6/16(土) 17:00-18:00ビラ配、18:00デモ出発
  第二波 6/24(日) 17:00-18:00ビラ配、18:00デモ出発
 当日はつながる会らしく、楽しくおもろく、をモットーに歌や音楽を入れたり、できれば扮装もしながら、あくまで明るくやります。初参加歓迎、拡散希望。特にマスコミへの広報希望です。よろしくお願いします!

 「どや!伯鶴の会、打ち上げを中座してお通夜へ」 (2012/6/11)

 昨日はたくさんお越しいただき、ありがとうございました。「七段目」は、ネタ出しだったので仕方なくやりました。文福師匠も、「タヌキハブラシ」は「出してしまっていたので、仕方なく」でした。ネタ選びは誠に微妙で、事前に考えた時と当日の会場の雰囲気がまるで違っている時は「出さんといたらよかった」と思います。昨日はまさにそうで、終わってお客さんを送り出しをしていて、視覚障害の方がたくさんおられるのに驚きました。もっとイメージしやすい噺がよかったのにと反省しました。
 打ち上げを中座して、新治会初代会長、奈良県議、社会党奈良県委員長を勤められた西阪善治先生の奥さん、西阪明子さんのお通夜へ。91歳のご長寿です。旧知の人たちと「西阪先生のお通夜はどしゃぶりやったなあ」と24年前を偲びました。お寺は奈良三条通りの浄教寺。明日は、鹿政談を、お供養と思ってやろうかと思います。


 「東京鈴本演芸場1日目」 (2012/6/11)

 鈴本演芸場に着きました。


 「めおと楽団ジキジキ」さんからお花を戴きました! 「祝!鈴本出演」のお花。楽屋口に飾らせて戴きました。

 さん喬師匠の幟。トリ(主任)だけが、幟をあげられます。

 今日の鈴本。私は「鹿政談」。さん喬師匠は「井戸の茶碗」。いやあ緊張しました! けど楽しいです。


 「鈴本演芸場、番付。」 (2012/6/12)

 昼席には、三三、喬太郎、たい平、一之輔という人気者がズラリ。他も半蔵、小円歌、講談の琴調、マジックの夢葉、漫才は、ホームラン、遊平・かほり、とすごい人ばかり。そして二つ目には、さん喬一門の方々が日替わりで。お客として見ていたい番組です。夜席にも、正蔵、三平の人気者の兄弟が普通に出ています。定席はぜいたくです。


  「メールを紹介。」

 ファンの方からいただいたメールを2つ紹介します。

その1 『佐高信さんの反原発集会の挨拶

その2 『サザエさん』の替え歌『徹ちゃん』
すこし前、さよなら原発 神戸アクションのメ−リングリストに流れていました。
<替え歌>(サザエさんの主題歌でどーぞ)
♪君が代歌わぬ先生 追っかけて
口元チェックの 維新のトオルちゃん
みんなが怯えてる〜 市役所も怯えてる〜
ねつ造リストで〜 今日もクビが飛ぶ
♪敬老パスを取り上げて 泣かせてる
カジノは大好き 維新のトオルちゃん
施設は廃止して〜 健保を値上げする〜
浮いたお金で〜 リニア新幹線 (いらんわ そんなん!)
(この物語はフィクションであり、実在の人物とは関係ありません。)

 「上方落語協会機関紙「んな、あほな」、大評判!」 (2012/6/13)

 鈴本の楽屋で、「んな、あほな」を取り合うようにして読む、若き咄家の皆さん!

 落語協会期待の新真打ち!春風亭一之輔師匠も、「んな、あほな」のとりこに!

 仲睦まじく上方落語協会機関紙「んな、あほな」に見入る漫才の、大空遊平・かほり師匠。


  「鈴本演芸場、ネタ帳。」


  「柳家さん喬・妾馬。」

 今日の鈴本。私が上がると「待ってました!」の声。落語家になって初めてのことです。「私にか?」と訳がわからなくなりました。こんな声がかかるのは、鈴本の中トリに上がればこそ。改めて、さん喬師匠とお席亭に感謝。張り切ってやった「狼講釈」。さん喬師匠は「妾馬」(八五郎出世)。どよめくような笑いが続きます。そして最後にホロリとする。驚いたのはその後。目頭がうるんでいるのに笑わされてしまいます。久しぶりの、泣き笑い。昔、山本周五郎の小説と松竹新喜劇で味わった記憶があります。たった一人で、こんなことができてしまう。さん喬師匠の力はもちろんですが、落語の力にもおどろかされました。大変なものを仕事に選んだものです。明日はいよいよ「大丸屋騒動」。精一杯やるだけです。東京三日目にして、本当にいろいろ学ばして戴きました。願生ります!

  「三遊亭小円歌師匠と。」 (2012/6/15)

 女道楽の小円歌師匠。相変わらずきれいで、粋! 昔も鈴本でご一緒しました。昭和天皇が亡くなった時「天皇誕生日が12月に変わると、有馬記念と天皇賞が重なっちゃう」と笑わしていました。思えば四半世紀前!?時が流れました。


   「林家染三師匠が亡くなられました。」

 私の最初の師匠、林家染三(そめぞう)師匠が亡くなられました。朝、現在は「どじょうすくい林家流」をされている、兄弟子の林家三笑師匠から連絡がありました。その後、テント師匠から「(オール)阪神さんから、連絡があって、(新治に)伝えてくれとのことです」と連絡を戴きました。オール阪神・巨人師匠は、染三門下で兄弟子に当たります。全くのすれ違いで、私が入った頃には、岡八郎師匠の門下で漫才に移り、売れてました。それでも仕事で一緒になったこともあり、お互い染三門下だったことを知っています。今回、巨人師匠のホームページに連絡が入り、私にも連絡を戴きました。他にも桂枝光師匠、上岡龍太郎門下に移った漫談の江本龍彦師匠など、皆が残っておれば多彩な一門です。私の下にも数人いましたし、上にも5〜6人いました。それで今日は「ちりとてちん」に決めました。染三師匠から戴いた最初のネタで先代染丸の型です。現在林家でちりとてちんを演る方は知りません。お供養と思ってやらせて戴きました。そのためには、前の人に「ちりとてちんを演らないで」と頼まねばなりません。後に出る者としては、してはいけないことですが、事情を話して三三、喬太郎、たい平、琴調の皆さんにお願いしました。琴調先生は豆腐ネタさえ避けて戴きました。皆さん快諾戴きおかげで、ちりとてちんを演ることができました。私が高座を勤めたのは、染三師匠が荼毘にふされているちょうどその時。お客様の笑い声で送って戴こうと思い切りやりました。染三師匠はネタをたくさんお持ちで「景清、煙草の火、鹿政談、禁酒関所、相撲場、いらち俥、猫の災難、猿後家、腕喰い」など全て染丸譲りの名人芸でした。特に、煙草の火と景清は染三師匠が一番だと思います。残念ながら、私が入った頃には、高座に上がられる機会はあまりありませんでした。「五光、片袖」などは話には出ましたが、実際聞いたことがありません。私は染三師匠のおかげで、この世界に入ることができました。大阪に帰ったらお礼に伺います。ありがとうございました。合掌


   「勢朝師匠が激励に来てくれました!」

 わざわざ勢朝師匠が激励に来てくれました。


  「鈴本演芸場の楽屋にて。」 (2012/6/16)

 今をときめく柳家喬太郎師匠と。
 柳亭燕路師匠と。30年前、学校寄席でよくご一緒しました。当時は九治さん。
 笑点の林家たい平師匠と。鈴本の高座が終わると、浅草演芸ホール 。そして夜はあちらこちらへ。超売れっ子!

三遊亭歌武蔵師匠。128キロ!

春風亭正朝師匠。
左柳亭市助さん。右、柳家圭花さん
 左、林家つる子さん、右、柳家まめ緑さん。若き女性落語家さん。

  「鈴本から、深川へ。 」

 鈴本演芸場6日目は、立ち見も出る超満員の大入り。その後、深川江戸資料館ホールで、第11回柳家さん喬独演会に出して戴きます。前座、「小町」・さん坊、「のめる」・喬之進、「船徳」・さん喬、「兵庫船」・新治、(お中入)、「お直し」・さん喬。こちらも立ち見の出る盛況!東京の落語ファンはすごい!


  「ビラ配とデモ成功!。」 (2012/6/17)

 「高江・辺野古につながる奈良の会」から、続報が届きました。以下転送します。

 オスプレイ配備反対 奈良県行動、デモ、無事、元気に終わりました。雨が降りしきるなか、参加ご苦労様でした。5.15デモに続いて今回もやりきりました。ありがとうございました。次回第2波デモは24日(日)です。よろしくお願いします。


  「ご縁!」 (2012/6/19)

 長崎県同和教育研究協議会(長崎県同協)の事務局長を長らく勤められた、荒木先生ご夫妻が、たまたま版画展で東京へ。新治の出演を知り、来て頂きました。ありがたい。五島列島や壱岐や対馬など県下各地へ連れて行って戴きました。大変お世話になった方。こんなご縁もあるのですね。ありがたい!


  「あこがれの、のいこい師匠と!」

 初鈴本出演は、20年以上前。漫才ののいるこいる師匠、相変わらずお元気!


 橘家半蔵師匠。


  「鈴本演芸場表にて」 (2012/6/19)

 鈴本演芸場の表にある、出番表。



  「東京の〆はこれ!」

 東京都江東区の雲光院にて、「あおい落語会」。一切の宣伝をせず、地域の皆様だけで完売。お寺、さん喬師匠、そして世話人さん、さらにはお客。四者の支え合いが、すばらしい寄席を作っています。


  「ジキジキ、きよしさん還暦ライブ。」 (2012/6/21)

 横浜のライブハウスにて。司会、立川談之助。写真は、さん喬師匠からの色紙。


  「鈴本演芸場の楽屋にて。」 (2012/6/16)

  講談師、宝井琴調先生。
(6月16日の画像と思われます。遅れて届きました。)



  「第2波デモ連絡。」 (2012/6/23)

 「高江・辺野古につながる奈良の会」から、第2波デモの連絡が届きました。以下転送します。

 今日6月23日は、沖縄慰霊の日。67年前に想いを馳せすべてが鎮魂につつまれる日です。野田は、こともあろうにその日に沖縄に入り。県民にオスプレイ配備を要請するというなめきった態度に対して、沖縄全体が、ふざけんなこの野郎!という状態だと、昨日大阪で山城さんは述べられていました。怒っていないのは、いつも本土ヤマトーの私たちです。そこで、すでに連絡させてもらっているように、「あほか!危ない人殺しオスプレイは奈良にもいらんし、まだ沖縄にもっていくつもりか、ぜったいいらんからな、緊急三条通りデモ行動!」の第2波の再度のお知らせです。
 
JR奈良駅17:00から街宣ビラに、18:00からミニ集会にデモ。今回は市従業員労組の呼びかけと共催の連帯委員会からの呼びかけで奈良教組も参加を表明しています。楽しく元気にやりましょう。お誘い合わせください!

  「中村仲蔵。」 (2012/6/26)

 浜松の長徳寺寄席で、「中村仲蔵」をさん喬師匠に聞いて戴きました。江戸弁の問題はさておき、「地の説明をへらして、会話で運んだら」とアドバイスを戴きました。仲蔵は講釈ネタなので、地の部分が多い。それを当たり前と考えていたので、目からウロコでした。30日の甘棠館で試せたらいいのですが。願生ります!

  「揚げ巻き」

 有明海の名産、揚げ巻き。

  「佐賀県曹洞宗青年会。」 (2012/6/27)

 佐賀県曹洞宗青年会のお世話で、久しぶりの「お笑い人権高座」。200人のいいお客様(ご寺院、お檀家)で、はじけさせて戴きました!

  「佐賀のホテルで。」

 ホテルのバイキングの朝ご飯を戴いていたら、受付のおばさんが、エプロン姿で赤ちゃんを抱っこしてる。そばで、若い女性(お母さん)が料理をとっている。女性が席に着くと、おばさんは、赤ちゃんを女性に。その仕草が自然で、実の親子のようでした。命をはぐくんできた女性と、現在はぐくんでいる女性の、なめらかな動き。朝からいいものを見せて戴きました。

  「アナログ亭」

 福岡県田川市「アナログ亭」。会場は音楽の先生宅。 下座は本格的! でも下座は隣の寝室。一番太鼓もベッドが邪魔で打ちにくそう。番組は、落語「ガマの油」・川崎亭好朝、音楽・ボーカル:今野匠。ギター:安藤克規、 落語「狼講釈」・新治、(お楽しみ抽選会)、「中村仲蔵」・新治。お囃子:小きぬ・遊歩・小いも。



設営中の好朝さんと小いもさん夫婦。


寝室から「一番太鼓」


川崎亭好朝さん・「ガマの油」


アナログ亭


歌とギター。

  「熊本刑務所にて。 」 (2012/6/28)

 田川伊田から熊本へ。かつての新治会熊本支部(故池田進先生が支部長)の坂本堅一先生(元中央高校・現在調停委員)と再会。坂本先生の車で熊本刑務所へ向かい、奈良少年刑務所・奈良少年院の篤志面接委員の視察研修旅行に合流しました。所長さんは、今年3月まで奈良少年刑務所長を勤められた方。実は池田先生も熊本刑務所で篤志面接委員を勤められ、受刑者に算盤(そろばん)を教えておられました。ご縁を感じ「落語をさせて戴きたい」と申し出ておきました。所長のお計らいで、多分創立以来初めての落語の公演。600人の受刑者と看守を前に約一時間。張り切って勤めましたが、「笑わない」! たまに軽い笑いは起きますが、ドッとは来ません。笑わない理由はたくさんありますが、負けていられません。汗づくで、30分「健闘」したところで、客席と一体感ができました。そこから、迷ったが「仲蔵」に入りました。歌舞伎の説明も丁寧にやり、あとはひたすら語りました。まさに「しくじったなら、しくじったで仕方がない。江戸の舞台の踏み納め、やるだけのことは、やってやろう(仲蔵)」の気持ちです。ふと気付くと、受刑者はもちろん、看守にも涙ぐんでいる人がいました。終わった時には、万雷の拍手を戴きました。もうただただ、ありがたい。池田先生が生きておられたら、喜んで戴いたはずです。お供養になったと思います。


  「日奈久温泉、金波楼。 」 (2012/6/29)

 昨夜の泊まりは、八代の日奈久温泉、金波楼。建物が文化財。久しぶりにゆったり、のんびりさせて戴きました。日奈久温泉、金波楼は、木造三階建て。八十畳の大広間。床柱(とこばしら)の見事なこと。


木造3階建て。

広間の窓。


大広間の床柱。


  「雲仙普賢岳噴火現場。」

 普賢岳の火砕流で、一階部分はほぼ埋まってしまっています。水無川のかなり下流、海近くでこの状態。上流は全く埋まってしまっています。恐ろしい。

火砕流で埋まった家。

水無川の下流


  「勤労障害者長崎打楽器団・瑞宝太鼓。」

 発達障害、知的障害者で犯罪を犯した人の社会復帰支援施設(更正保護施設)である「雲仙・虹」で生まれた太鼓集団「瑞宝太鼓」 。見事な演奏をご披露戴きました。ものすごい迫力!

ポスター。

ものすごい迫力。


  「今日のスケジュールはハードです。 」 (2012/6/30)

 昨日は、小浜温泉「国東屋」。料理も、源泉掛け流しのお風呂もよく、久しぶりにのんびり。今日は小浜温泉から諫早までバス、そこから電車で佐賀に向かいます。宝寿寺様で一人会。そして夜は博多で独演会。何席やれますか?締めは、「中村仲蔵」。願生!


  「曹洞宗、宝寿寺様。 」

 宝寿寺寄席。雨も上がって、期待は膨らみます。ここ佐賀市は気球で有名です。気球だけに、気体が膨らむ! 終わってみれば、予想を超えて100人ほどで滿堂! 「つる」、「井戸の茶碗」、「中村仲蔵」。暑かった!


期待が膨らむ会場


宝寿寺寄席、高座。


  「最高の締めになりました! 」

 第七回博多独演会。番組は、「ちりとてちん」・好朝、「初天神」「七段目」(お中入)「中村仲蔵」。いいお客様で、どこへ出しても恥ずかしくない、充実の寄席になりました。


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