集団的自衛権に反対

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 「安倍内閣の暴走は危険。」(2014/6/12 新治)

 テレビも新聞も見ない生活なのでよく知らなかったのですが、安倍内閣の暴走は、ほんまに怖いですね。憲法より閣議決定は優先できない。議論の余地の無い、当たり前のことです。全ての法律を学ぶ学生さん、学者、法曹界の方々が、黙っていないと思います。憲法は法律の番人。違憲立法審査権。私でも知ってます。憲法の三大原則、その一番目の「恒久平和」は国の基本。アメリカの要求に屈して、憲法をなりふりかまわず無視しようという情けない姿。国民を売るというのはこのことかと思います。こんなむちゃくちゃ、討議の必要もない。震災、原発、沖縄の基地、そしてTPP。失政続きの内閣がなんでこんな強気なのか? なんでこんな暴走がまかり通るのか? 主権者の国民が黙っているからやと思います。マスコミが悪いですませてたらあかん。今はインターネットで自分の意見も言えます。黙ってたらあかん。そう思います。皆さん、どう思いはりますか?


  「体が震えました。」(2014/6/30 新治)

 「集団的自衛権に反対して焼身自殺を計った人がいる。」 このニュースを知り、体が震えました。公明党が平和憲法を否定する側に回り、まさに憲法9条は絶体絶命の瀬戸際。傍観している場合ではありません。「議論をしっかりして」などというレベルではない。最高法規の憲法を閣議決定で否定するなど論外の所業。安倍内閣即時退陣の声をあげるしかありません。でないと、国が滅びます。原発と安倍内閣にこの「美しい国」はつぶされます。怖い。ほんまに怖い。諦めたら終わりです。声をあげてゆきましょう!


  「集団的自衛権閣議決定反対!」(2014/7/2 新治)

 集団的自衛権閣議決定反対! 安倍内閣打倒! 最大、最悪の人権破壊・戦争反対!


  「『未来は国民がつくるもの。』愛媛新聞『地軸』より」 (2014/7/3 新治)

 以下転送します。ジャーナリズムの心は枯れていません。今からが、ここからが、願生りどきです! YMさん、ありがとうございます。次の選挙が楽しみになってきました。護憲政党大躍進の予感がします!
今日の新聞の『集団的自衛権行使容認』の大見出しに、安倍政権の『暴挙さ』が表現されています。『未来は国民がつくるもの。』・・・愛媛新聞『地軸』欄を紹介します。そうです!『歴史の主人公は、どの国の民衆とも仲良く生きたいと願う私たち名もない民衆です!』
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2014年7月2日 愛媛新聞 1面『地軸』
 「戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。…こんどの憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、二つのことをきめました」▲1947年、旧文部省が中学1年用の社会科の教科書として発行した「あたらしい憲法のはなし」は、子どもたちに新鮮な感動を与えた。ページからは、皆で力を合わせて新しい日本をつくろう、という熱い思いがあふれていた▲ 二つのこと―戦力の放棄と戦争の放棄について、こう語り掛ける。「日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」。武器より強いものを胸に生きる。何という凜とした覚悟▲ 当時の中学生の一人は、この教科書が敗戦で荒れた心を明るくしてくれたと振り返る。画期的で誇り高い憲法の文章に将来の方向性を見いだし、生きる勇気を得たという▲ 憲法施行と教科書発行から67年。政府は、その不戦の誓いを、まるで言葉遊びのように正反対に解釈し、戦争ができる国へと踏み出した。大切に守ってきた宝を、時代が変わったからとの理由で、「持ち主」の声を聞くことなくあっさり捨て去るように▲ 「日本国民の憲法です」。教科書はそう締めくくる。私たちの国、私たちの憲法。世界の人と話し合って生きると決めた高い志を、もう一度胸に抱き、一人一人が声を上げたい。未来は、国民がつくるもの。
(愛媛県 YMさんより)
 「日本国民の憲法です」この一言に全てがこめられています。泣けてきます。この感動を力に願生ります! 願生りましょう!
  「集団的自衛権容認閣議決定について」(2014/7/4 新治)

狭山パンフを読む会からのメールです。転送します。
 狭山パンフを読む会の同志の皆さん、狭山再審実現のため共に闘う仲間の皆さん。これは、狭山事件とも冤罪とも部落差別とも「直接は」関係しないメールです。差別も冤罪も我々の命と暮らしを奪いますが、戦争はもっと直接的に奪っていきます。去る7月1日、ファシスト安倍と彼の政府は、「平和の党」を自称してきた公明党の協力で、アメリカと共に戦争するための「集団的自衛権容認」の閣議決定を強行しました。絶対に認められない暴挙です。
 すでに皆さんの中には、反対のため、署名、街頭行動等々の行動に参加している方も多いと思います。そして、平和運動団体、労働組合に留まらず、新聞報道、地方議会、各種団体が反対の声を上げています。(議会決議 各種団体
 更に皆さんに読んで欲しい記事を二つ紹介します。今の中高生の声と70年前の侵略戦争に動員された当時の青年の声です。閣議決定されても2桁にのぼる関連法改悪の施行を阻止すれば、戦争参加を食い止められます。是非読んで下さい。
以下

和田靜香(音楽ライター) 「ぼくらは生きたい!」 投稿日: 2014年07月01日 10時39分

 6月最後の月曜日夜、首相官邸前で集団的自衛権行使容認に反対する抗議行動が行われた。
 官邸前での集団的自衛権行使に反対する抗議行動はすでに何回か行われているが、正直あまり人出は芳しくない。
 しかし、いよいよ明日1日にも閣議決定か? と言われる30日は様子が違った。7時に国会議事堂前駅に着くと、すでに歩道は人で溢れ、身動きも取れないほど。どうにかぎゅうぎゅう詰めの歩道を後ろに抜けて、空いている場所を見つけて列に並んだ。
 やっと余裕ができて周りを見ると60、70代とおぼしき高齢の男女ばかり。ああ、こんな日もまだ(日ごろの反原発などの運動と同じように)お年寄りが声を上げるだけで、若い人は知らん顔なのか? と残念に思っていたら、「すみません、入れてください」と、ドドドドと、子どもたちの集団がやって来た。その数30人以上。私といっしょにいた女性が「どこから来たの?」と尋ねると、「学校で呼びかけて集って来た」という中高生たちだ。すごい! 一気に辺りの温度が上がったよう。彼らがいるだけで熱気をメラメラと感じる。
 そうだ!と思い、ちょうど私の後ろにいた熟年女性の集団が1台の小さなメガフォンを持っていたので、「すみません。それ、子どもたちに貸して、コールしてもらいませんか?」というと、喜んで差し出してくれた。そして子どもたちに手渡すと、そんなものを使って大声で公道で叫ぶなんてことなかった子どもたちは大喜びでシュプレヒコールを始めた。交代交代に生徒の1人の子が叫び、それにみんなが応える。
 その声は若い純粋なエネルギーに溢れ、実際にも子どもの声は甲高くて生き生きと元気で、もう、周囲は一気にパアアアと明るくなる。いっせいに廻りの大人たちもコールに応える。
 子どもたちのコールは大人たちを模して「憲法変えるな」「安倍は辞めろ」「解釈改憲ぜったい反対」といったものもあったけれど、他は彼らの心の叫びそのもの。
 「安倍さん、愛して! 安倍さん、愛して、子どもを愛して!」
 「子どもを守って!」
 「戦争いやだ!」
 「ぼくらのたいせつな人をとらないで!」
 「日本を守って!」
 「憲法守って!」
 「戦争行きたくない!」
 大人たちのコールは否定的になりやすいのに、子どもたちはまっすぐで、安倍首相にも愛して!と求める。「安倍首相、アイ・ラブ・ユー」と叫んだ子もいた。愛をもらったら、愛で返すべきではないか、首相よ!
 しかし、私もライターなら、彼らに「どうしてここに来たの?」とか質問をすべきだったかもしれない。いや、でも、ちがうな。彼らのこうした叫びがその答えだろう。彼らは自分たちで考え、それを訴えに来た。本来なら自宅で宿題をやったり、LINEをしたり、テレビを見ている時間をけずって。何も尋ねることはなかったろう。
 子どもたちはみんな元気で、普通の子たちだった。1人の男の子はリュックにスケボーをくくりつけていた。
中学生たちは8時過ぎに先に帰り、その後、高校生たちは9時まで頑張った。途中から、抗議行動ではおなじみのドラム隊も加わり、子どもたちのコールとドラム隊の共演になった。周囲にたくさん人が集り、みんな、口々に「すばらしい」と言っている。子どもたちは大人たちを勇気づけた。
 そして、子どもたちが発した最高のコールであり、そして彼らの心からの叫びのコールは、「ぼくらは生きたい!」だった。
 「ぼくらは生きたい!」
 「ぼくらは生きたい!」
 「ぼくらは生きたい!」
 何度も繰り返されたそのコールに、周囲の大人はみんな涙をぬぐった。
 安倍首相、そして集団的自衛権行使を推し進めようとする政治家のみなさん、子どもたちのこの叫びを聞いてください。「ぼくらは生きたい!」という、もっともシンプルで、力強い、叫びを! この言葉に知らん顔ができる大人でいられるなんて、おかしい。
 「ぼくらは生きたい!」
 子どもたちにそんな叫びをさせる政治は、私は間違っていると思う。

信濃毎日新聞 「非戦、歯止め失う懸念 県内の元兵士ら戦時体験「今」に重ね」 07月02日(水)

 「国のためにと思ってしたことが、侵略だと気付いたのは戦争が終わってからだった」。第2次大戦を生き延びた長野県内の元兵士たちは1日、集団的自衛権をめぐる閣議決定に危機感を募らせた。過酷な体験から、「集団的自衛権」が歯止めを失い、他国の戦争に引きずり込まれる事態を懸念した。
 「後の世の裁きを畏(おそ)れぬ者ばかり」。1日午後、松本市板場の小口凪海(なぎみ)さん(92)は、ノートに記した自作の川柳を指さした。2月に安倍首相が閣議決定で憲法解釈を変更する方針を明らかにした時、批判を込めて詠んだ。
 1942(昭和17)年、長野師範学校(現信州大教育学部)を卒業後に召集され、中国に出征した。「当時は軍部でさえ国会を動かそうとしたが、今は内閣が決めれば全て決まってしまうような雰囲気。どちらがより異常だろうか」と問い掛ける。
 当時は「自衛のための聖戦。負ければ大変なことになる」と考えていた。風邪をこじらせて野戦病院に入院し、治ってから20人ほどの戦友をみとった。「骨と皮だけになって死んでいった。戦争で死ぬことは決して格好の良いことではない」と言う。
 「世界最強の米国と一緒に武力行使した国への反撃手段はテロだ」とし、「自衛隊員が勇ましく死ぬのではなく、市民がむなしく犠牲になるだけ」と語った。
 上水内郡飯綱町牟礼の土倉秋五(あきい)さん(87)は、満蒙(まんもう)開拓青少年義勇軍に志願して14歳で満州(現中国東北部)に渡った。その後に入隊した関東軍の兵士として終戦を迎え、3年もの間、シベリア抑留を経験した。
 満州の土地は現地で安く買い上げたものだったが、土倉さんは「当時は日本が生きるために必要な移民で、間違ったことをしている感覚は全然なかった。戦後になって侵略だったと気付いた」と振り返る。
 安倍首相は「自衛隊がイラクやアフガニスタンの戦争に参加することはない」と強調する。だが、土倉さんは「不都合なことは隠され、国や国民を守るというもっともらしい理由でどんどん広がるのが戦争。戦争を経験していない世代はそこを疑わない」と、もどかしさを口にする。
 農家の五男で兵隊に行くしかなかったかつての自分の姿は、格差が広がり、困窮する現代の若者たちに重なる。「(集団的自衛権の行使容認で)一時的に自衛官を志望する人は減るかもしれないが、いずれ海外に戦争に行くしか選択肢がない若者が増えるかもしれない」
 自宅のテレビで1日夕、閣議決定を報じるニュース番組を静かに見つめた。「とにかくもう、私たちが戦争に参加した時のような手口を許しちゃいけない」と表情を曇らせた。

毎日新聞の記事を転送します。
社説:集団的自衛権 閣議決定に反対する 毎日新聞 2014年07月01日 02時30分(最終更新 07月01日 06時04分)

 安倍政権は1日、集団的自衛権の行使容認を柱とする憲法解釈変更を閣議決定する。
 憲法は、アジアや日本でおびただしい数の犠牲者を出した戦争の反省から、9条で海外での武力行使を禁じてきた。閣議決定は、その憲法9条を根幹から変え、「自衛の措置」の名のもと自衛隊の海外での武力行使を認めることを意味する。国のかたちまで変えてしまいかねない、戦後の安全保障政策の大転換だ。
 これは解釈変更による憲法9条の改正だ。このような解釈改憲は認められない。私たちは閣議決定に反対する。
◇解釈改憲は認められぬ
 安倍政権がこれほどの転換をするのなら、一内閣の判断でできる閣議決定ではなく、憲法9条改正を国民に問うべきだ。
 そもそも、なぜいま集団的自衛権の行使容認が必要なのか。自衛隊員はじめ国民の命に関わる問題であり、安倍政権にはまずしっかりした理由の説明が求められたはずだ。
 だが、安倍晋三首相は、安全保障環境の変化で国民の命と暮らしを守るため、集団的自衛権の行使容認が必要としか言ってこなかった。
 なぜその方法が集団的自衛権でなければならないのか。現在の憲法解釈のもと、個別的自衛権の範囲内で安保法制を整備するだけでは足りないのか。そういう疑問への納得できる説明はいまだにない。
 政府が与党協議で、集団的自衛権の行使が必要として示した、米艦防護や機雷掃海など8事例の検討は、その答えになるはずだった。
 ところが、個別的自衛権や警察権で対応可能という公明党と政府・自民党との溝が埋まらなかったため、与党協議は、事例の検討を途中放棄し、閣議決定になだれ込んだ。性急な議論の背景には、自公両党とも大型選挙のない今のうちに決めたいという党利党略があったとみられる。
 沖縄県の尖閣諸島に武装集団が上陸した場合を想定した「グレーゾーン事態」への対応の議論はあっという間に終わった。国連決議にもとづく多国籍軍などへの後方支援の拡大、国連平和維持活動(PKO)参加中の駆けつけ警護の議論も生煮えのまま、閣議決定に盛り込まれる。
 安倍政権がやりたかったのは結局、安全保障論議を尽くして地道に政策を積み上げることよりも、首相の持論である「戦後レジーム(体制)からの脱却」を実現するため、集団的自衛権の行使容認という実績を作ることだったのではないか。
 昨年末の特定秘密保護法の制定、今春の武器輸出三原則の緩和と合わせて、日米の軍事的一体化を進める狙いもあったとみられる。
 これほど重要な問題なのに結論ありきで議論が深まらず、残念だ。

  「集団的自衛権行使容認について 元自衛官から」 (2014.7.5 MORI)

 自衛隊の是非はともかくとして、集団的自衛権に関してはすごく分かりやすいと思いました。安倍首相の説明を信じ込んでいる哀れな人に、ぜひ読んでいただきたいです。
 街頭にて 元自衛官 DNさんより

 突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。集団的自衛権に反対なので、その話をします。私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。
 いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。そこは、安心してください。
 いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。日本を守る話ではないんです。売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。それが集団的自衛権なんです。
 なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。君たち自衛官も殺されて来いというのです。冗談ではありません。自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。
 みなさん、集団的自衛権は他人の喧嘩を買いに行くことです。他人の喧嘩を買いに行ったら、逆恨みされますよね。当然ですよ。だから、アメリカと一緒に戦争した国は、かたっぱしからテロに遭ってるじゃないですか。イギリスも、スペインも、ドイツも、フランスも、みんなテロ事件が起きて市民が何人も殺害されてるじゃないですか。
 みなさん、軍隊はテロを防げないんです。世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。自衛隊が海外の戦争に参加して、日本がテロに狙われたらどうしますか。みゆき通りで爆弾テロがおきたらどうします。自衛隊はテロから市民を守れないんです。テロの被害を受けて、その時になって、自衛隊が戦争に行ってるからだと逆恨みされたんではたまりませんよ。だから私は集団的自衛権には絶対に反対なんです。
 安部総理はね、外国で戦争が起きて、避難してくる日本人を乗せたアメリカ軍の船を自衛隊が守らなければならないのに、いまはそれができないからおかしいといいました。みなさん、これ、まったくのデタラメですからね。日本人を米軍が守って避難させるなんてことは、絶対にありません。そのことは、アメリカ国防省のホームページにちゃんと書いてあります。アメリカ市民でさえ、軍隊に余力があるときだけ救助すると書いてますよ。
 ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。米軍も、どこの国の軍隊も、いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。どうしたと思いますか。軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。そういうものなんですよ、戦争というのは。
 安倍さんは実際の戦争のことなんかまったくわかってません。絵空事を唱えて、自衛官に戦争に行って来いというんです。自衛隊はたまりませんよ、こんなの。
 みなさん、自衛隊はね、強力な武器を持ってて、それを使う訓練を毎日やっています。一発撃ったら人がこなごなになって吹き飛んでしまう、そういうものすごい武器を持った組織なんです。だから、自衛隊は慎重に慎重を期して使って欲しいんです。私は自衛隊で、「兵は凶器である」と習いました。使い方を間違ったら、取り返しがつきません。ろくすっぽ議論もしないで、しても嘘とごまかしで、国会を乗り切ることはできるでしょう。でもね、戦場は国会とは違うんです。命のやり取りをする場所なんです。そのことを、どうか真剣に、真剣に考えてください。
 みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、この国の主人公は内閣と違いますよ。国民ですよ。みなさんですよ。憲法をねじ曲げる権限が、たかが内閣にあるはずないじゃないですか。安倍さんは第一回目の時、病気で辞めましたよね。体調不良や病気という個人のアクシデントでつぶれるのが内閣ですよ。そんなところで勝手に決めたら日本の国がガラリと変わる、そんなことできません。
 これからが正念場です。だから一緒に考えてください。一緒に反対してください。選挙の時は、集団的自衛権に反対している政党に投票してください。まだまだ勝負はこれからです。戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。しっかりと考えてくださいね。ありがとうございました。

 YTさん、さすがの文章です。長文ですが、ぜひご一読ください。(2014.7.11 新治)
集団的自衛権容認について考える。(奈良県 YT)

 6月24日付けの毎日新聞によれば、麻生副総理は、自民党栃木県連の党大会において、昨今の学校におけるイジメ問題を例に出して、「一番やられるのは、勉強ができない、ケンカが弱い、金持ちの子である」と発言したそうな。この下世話でエラソーな口ぶりだけでも、社会問題一般に関する危機感の欠落が知れようというものだが、言いたいことの本論はそのあとにあった。
 国際社会でも同じで、日本が「金持ち」であることはハッキリしているのに、「武力がない」と見られている(本当は2013年度防衛費換算で「世界7位」の軍事力を持っているのだけれど!)。このままでは「無知な」周辺諸国から集中攻撃を受けるオソレがある。だから「集団的自衛権は必要だ」と言うのだ。なるほど、「この程度の国民には、この程度の政治家が相応しい」格好の事例というべきだろう。
 この麻生サンのコジツケ的な屁理屈は、いろんなことを私たちに教えてくれる。
 彼はまず、「集団的自衛権を認めるか否か」という、長年の自民党政権が踏み込まなかった問題、つまり憲法解釈をめぐって国論を二分している歴史的な論点を、日常のイジメ問題のレベルにまで引きずり降ろしてくれた。それも昨今のイジメ問題の深刻さを理解した上での比喩ならともかく、「イジメの暴力」に対しては「より大きな暴力を」という助言(?)なのだから、単なる「仕返しのススメ」であって、教育的要素は何もない。
 政治家が、ワザと「深刻な」問題を単純化するのはよくある話なので驚かないが、一つだけ心配するのは、このイジメの例が単なるたとえ話ではなく、この人自身が、「集団的自衛権」の問題を、実際に「この程度の」問題として考えているのではないか、ということである。それがありうる話だからコワイのだ。
 が、幸か不幸か、わが国のNo2政治家である麻生サンは、そこまで「分かりやすい」人物ではない。もっと「未曾有に」複雑な実態が背景にあるのである。
 新聞の投書欄などを読むと、国民の多くは「平和」や「祖国防衛」の観点から、「戦争」の是非を考えるのであるけれど、この国には、もう一種類、別の観点から「戦争は是か非か」を考える人たちがいる。即ち「景気が良くなるかどうか」が全てだと。
 というより、ハッキリ言えば「自分たちが儲かるか否か」に一番の関心をお持ちの方々がいるのだ。嘘だとお思いの方には、いま売れ筋の経済誌『週刊ダイヤモンド』(6月21日号)を参照されたい(発行部数94000部)。
 この号の特集タイトルは「自衛隊と軍事ビジネスの秘密」「知られざる(自衛隊)22万組織と、2兆円市場徹底解明」である。一昔前のサヨク誌がこういう特集の雑誌を発行したとすれば、それは明らかに「死の商人」に対する「弾劾」「告発」が目的であったろうが、この『ダイヤモンド』誌の読者はビジネスマンであったり、株式の投資家である。そういう人たちの関心に応えた「儲け」話のオンハレードが掲載されている。
 従って、最初から最後まで、「戦争は是か非か」という議論はどこにもない。目次を開けば「オイシイ」材料のテーマが具体的に並べられる。「武器輸出解禁の衝撃」「世界の国防関係者が日本の最新兵器に熱視線」「日本の軍事企業ビッグ10を徹底解明せよ」「自衛隊将官の天下り先トップ10が防衛大手と完全一致の蜜月」等々。
 えんえん30頁以上のオールカラー資料が並ぶ。「いつ投資するの?」「今でしょ」。願ってもないアベノミクスの時期にこそ、三菱重工業、三菱電機、川崎重工業、NEC、IHI(石川島播磨重工)、富士通、コマツ(小松製作所)、東芝、日立製作所、ダイキン工業・・等々の株がお買い得ですよ、という案内である。すでにご存じの方も多いかもしれないが、紹介した10社は、日本防衛装備工業会(旧・日本兵器工業会)のリーディング・カンパニーであり、防衛省への兵器納入実績におけるトップ10でもある。しかもその大半が戦前の軍需資本の後継企業なのだ。ジブリの宮崎駿さんも知らない筈はないけれど。
万が一にも「新治」ファンの方の中に、あれ、近頃の麻生サンは「何だか国民の声を聞かなくなったのではないか」という疑問をお持ちの方がいらっしゃれば、とっておきの噂話をお教えしよう。たぶん、ご自身も「射撃」が大好きのこの人は、4兆7千億円の防衛省予算に群がる人々の声を専ら聞いているらしい(に違いないのだ)。
 だから、戦艦でも戦車でも大砲・砲弾でも、軍事製品の大半は鉄鋼でできているが、そうした業界のサロンで、三井物産で専ら「鉄鋼」担当の重役を務めていた籾井某と知り合いになったとしてもいっこうに不思議はない。そういう「仲良し」を「国営放送」のトップに推薦するなんて朝飯前である。この国には、そういう人間関係の「閥」、というより、今や「階級」とも呼べそうな、もう一種類の「国民」社会があるのである。
という意味では、私たちが、大まじめに「憲法9条」の大切さを考えて、どうしてアベさんやアソーさんは分かってくれないのだ、という議論を続けたとしても、もともと彼らは聞く耳を持っていない。一国家一民族一言語ではないのですな。
 もっとも、そうは言っても、明日、この国にカクメーが起きる筈もないので、せめて子ども達には、イデオロギーの議論ばかりに目を眩まされてはいけないよ、と伝えることにしよう。「集団的自衛権」の体制は、昨日、今日、準備されたわけではないのだからね。彼らのオジーちゃんの時代から、一日一日、政治と経済の軍事システムづくりに向けて、周到に準備されてきたのだよ。今となっては、そのことに気づかなかったオトーちゃんを許しておくれと言うしかない。
いやもっとその前に、そうした積み重ねの、一方の集大成が「集団的自衛権」であるとすれば、他方の、「戦後民主主義の」総決算が、目の前の、子ども社会をとりまく「イジメ問題」でもあることにもっと早く気づくべきだったんだ。土下座しても許してもらえないかもしれないけれど。が、遅すぎたとしても、オトーちゃんは、いまハッキリとそのコトに気がついたんだからね。できることは始めたいと思うよ。どうか明日からの私の背中を見ていてほしい。
(と、思わず決意表明をしてしまったけれど、大丈夫かな?)

  「集団的自衛権の発動を阻止するには、秘密保護法の廃止が必要。」(2014/7/13 新治)

狭山パンフを読む会からのメールです。転送します。
 秘密保護法で隠されたまま、「外地」で「兵隊さん」が殺し、殺される事が生じうる。これでは、治安維持法下、軍の暴走を知らされず大本営発表の垂れ流ししか無かった時代の再現だ。
 以下『北海道新聞』記事

集団的自衛権行使 秘密保護法「盾」に自衛隊派遣理由、秘匿も 国民議論できぬ恐れ(07/12 09:44、07/12 09:49 更新)

 政府が集団的自衛権を行使し、米国の要請などで自衛隊を派遣する際、その理由が国民に十分に知らされない恐れが出ている。今年12月に施行される特定秘密保護法を「盾」に、政府が判断に至る議論を秘匿する可能性があるためだ。専門家は自衛隊派遣の是非を国民が判断できないまま、政府が戦争に突き進むことに警戒感を募らせている。
 特定秘密保護法は、政府が「漏れると安全保障に著しい支障を与える恐れがある」と判断した情報を特定秘密に指定できると定める。対象となる防衛や外交など4分野23項目のうち、参戦理由は「外国や国際機関との交渉内容や方針のうち安全保障に関する重要なもの」に当たる可能性が高い。森雅子内閣府特命担当相は11日の記者会見で「23項目に該当する場合に主務大臣が秘密指定する。それに該当するかどうか、という話になる」と述べ、参戦理由が特定秘密になる可能性を認めた。
 集団的自衛権は、日本と関係が密接な他国への武力攻撃が発生し、日本人の生命や権利が「根底から覆される明白な危険」があると判断すれば発動できる。実際に米国などから協力要請があった場合、国家安全保障会議(NSC)で審議し、内閣が決定するが「安全保障に著しい支障を与える恐れがある」と判断されれば、詳細な理由や議論の過程は秘密となる。第1次安倍内閣で防衛担当の内閣官房副長官補を務めた柳沢協二氏は「米艦が攻撃を受けて日本に防護要請した場合、なぜ米艦が攻撃を受けたのか―といった米軍の行動に関する情報は秘中の秘。表に出てこないだろう」と指摘。「そこを議論しないと参戦の正当性は説明できないが、材料が提供されない可能性は高い」とみる。
 ベトナム戦争では、1964年にベトナム沖で米艦が攻撃を受けたトンキン湾事件をきっかけに各国が参戦したが、その後、事件の際の攻撃は米国の捏造(ねつぞう)だったことが発覚した。当時の日本は集団的自衛権が行使できず参戦しなかった。特定秘密保護法が施行されれば、こうした情報も検証できなくなる恐れがある。
 米軍の動向に詳しいNPO法人ピースデポ(横浜)の塚田晋一郎事務局長代行は「秘密法は何でも秘密にできて、何が秘密か分からないのが特徴だ。参戦後、米軍などと理由をねじ曲げる恐れもある。こんなことで自衛隊が危険にさらされていいのか」と疑問視している。<北海道新聞7月12日朝刊掲載>

 壊憲反対! (2015/7/4 新治)

 私たちは憲法に護られてきました。今度は、私たちが憲法を護る時。また再び、禁演落語の時代に戻したらあかん。沖縄の地元紙へのいちゃもんは、県民への愚弄。言論の自由への圧力。増長極まりない自民党のタカ派。「おごる平家は久しからず」というのに。


 おごりの極みの与党。全ては次の選挙で!(2015/7/15 新治) 

 暴挙そのものの強行採決。悔しいかぎりです。選挙で負けるとこうなるということを見せつけられました。私たちが目先のことにとらわれて、あくせくしているうちに、いのちもくらしも、根こそぎ持っていかれました。いよいよ大変な時代に突入しますが、負けずに元気に、笑顔で生きてゆくつもりです。振り切った振り子は戻るしかありません。怒りの全ては次の選挙で晴らす。願生りましょう!


 「国民の皆様の理解が進んでない?」 (2015/7/17 新治)

 「現在まだ国民の皆様の理解が進んでいないのも事実」・・・ならば、強行採決したらあかん!


 「高校教師の思い」と「大阪の若い女性の発言」 (2015/7/23 新治)

 愛媛のYMさんからのメール。読んでいて涙が出ました。嬉し涙です。同和教育と、そこから生まれた平和教育、人権教育の中で、こんな若い方々が育っておられる。変わった潮目は、今や怒涛になっています。願生りましょう。やれることを精一杯! 以下投稿メッセージです。(AKさんの了解を得て、
転載させていただきます。)

皆さまへ。横浜のAKです。私の友人から下記のメールがきましたが、「思い」と「発言」の両方とも考えさせられる内容ですので、参考として転送いたします。特に2番目の大阪での「21歳の若い女性のスピーチ」はとても素晴らしいので、ぜひご一読下さい。また、この女性のスピーチ動画にもアクセス出来ますのでご覧ください。
 仲間の皆様
 仲間から送られてきた二つの思いをお送りします。一つは、高校教職員の思いです。自衛隊に入りたいと希望する生徒の進路をかなえるために努力しながら、非常に複雑な思いをされています。 同じような高校教職員が、全国には多くいらっしゃると思います。今一つは、大阪の21歳の若い女性の発言です。是非お読み下さい。

1.高校教職員の思い
 今年の春に卒業した生徒の中でひときわ真面目で男気のあるやつが、ある決意の下自衛隊に入隊しました。「国を守りたい、そのためには自分の命もかける」と。その決意を別にすれば いまどきの高校生にしては極めて純粋。よくこんな若者に育ってくれた、と何度思ったことか。でもそんな彼に今の政治の愚かさを説いてもこれが実に見事なほど伝わらないのです。政治がだめな今こそ、自分が少しでも祖国のために 身を粉にして奉公するのだ、という論理です。
 結局彼は入隊しました。面接の練習を私と何度もし、言葉づかいから、身のこなしまで完璧に仕上げました。私の心の中では複雑な思いがありましたね。こうやって一生懸命に進路指導することが、今の政権に寄与することになる。純粋な高校生をだましているのは実は俺なんじゃないか、って悩みましたよ。実は今でもその思いはあります。はたして正しかったのか、と。
 定年退職してから、 彼から丁寧なねぎらいのメールが来ました。実に彼らしい優しさにあふれた文面。こういう若者を戦争に行かせてはいけないな、と心底思います。

2.21歳の女性のスピーチだそうです。すごい感動してしまったので、共有、拡散の意味で流します。
【スピーチ全文掲載】SEALDsKANSAIともかさん「安倍総理。民主主義が生きている限り、私たちはあなたを権力の座から引きずり下ろす権利がある。私たちは来年、戦後71年目を無事に迎えるでしょう」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253905
日時 2015年7月15日(水)
場所 梅田ヨドバシカメラ前
主催 SEALDs KANSAI<

■以下、ともかさんスピーチ全文書き起こし
 こんばんは、今日はわたし、本当に腹がたってここにきました。
 国民の過半数が反対しているなかで、これを無理やり通したという事実は、紛れもなく独裁です。
 だけど、わたし、今この景色に本当に希望を感じてます。
 大阪駅がこんなに人で埋め尽くされているのを見るのは、わたし、初めてです。この国が独裁を許すのか、民主主義を守りぬくのかは、今わたしたちの声にかかっています。
 先日、安倍首相は、インターネット番組の中で、こういう例を上げていました。『喧嘩が強くて、いつも自分を守ってくれている友達の麻生くんが、いきなり不良に殴りかかられた時には、一緒に反撃するのは当たり前ですよね』って。ぞーっとしました。
 この例えを用いるのであれば、この話の続きはどうなるのでしょう。友達が殴りかかられたからと、一緒に不良に反撃をすれば、不良はもっと多くの仲間を連れて攻撃をしてくるでしょう。そして暴力の連鎖が生まれ、不必要に周りを巻き込み、関係のない人まで命を落とすことになります。
 この例えを用いるのであれば、正解はこうではないでしょうか。
 なぜ彼らが不良にならなければならなかったのか。そして、なぜ友達の麻生くんに殴りかかるような真似をしたのか。その背景を知りたいと検証し、暴力の連鎖を防ぐために、国が壊れる社会の構造を変えること。これが国の果たすべき役割です。
 この法案を支持する人たち、あなたたちの言うとおり、テロの恐怖が高まっているのは本当です。テロリストたちは、子供は教育を受ける権利も、女性が気高く生きる自由も、そして命さえも奪い続けています。<
 しかし彼らは生まれつきテロリストだった訳ではありません。なぜ彼らがテロリストになってしまったのか。その原因と責任は、国際社会にもあります。9.11で、3000人の命が奪われたからといって、アメリカはその後、正義の名のもとに、130万人もの人の命を奪いました。残酷なのはテロリストだけではありません。
 わけの分からない例えで国民を騙し、本質をごまかそうとしても、わたしたちは騙されないし、自分の頭でちゃんと考えて行動します。
 日本も守ってもらってばっかりではいけないんだと、戦う勇気を持たなければならないのだと、安倍さんは言っていました。だけどわたしは、海外で人を殺すことを肯定する勇気なんてありません。かけがえのない自衛隊員の命を、国防にすらならないことのために消費できるほど、わたしは心臓が強くありません。<
 わたしは、戦争で奪った命を元に戻すことができない。空爆で破壊された街を建て直す力もない。日本の企業が作った武器で子供たちが傷ついても、その子たちの未来にわたしは責任を負えない。大切な家族を奪われた悲しみを、わたしはこれっぽっちも癒せない。自分の責任の取れないことを、あの首相のように『わたしが責任を持って』とか、『絶対に』とか、『必ずや』とか、威勢のいい言葉にごまかすことなんてできません。
 安倍首相、二度と戦争をしないと誓ったこの国の憲法は、あなたの独裁を認めはしない。国民主権も、基本的人権の尊重も、平和主義も守れないようであれば、あなたはもはやこの国の総理大臣ではありません。
 民主主義がここに、こうやって生きている限り、わたしたちはあなたを権力の座から引きずり下ろす権利があります。力があります。あなたはこの夏で辞めることになるし、わたしたちは、来年また戦後71年目を無事に迎えることになるでしょう。
 安倍首相、今日あなたは、偉大なことを成し遂げたという誇らしい気持ちでいっぱいかもしれません。けれど、そんな束の間の喜びは、この夜、国民の声によって吹き飛ばされることになります。
 今日テレビのニュースで、東京の日比谷音楽堂が戦争法案に反対する人でいっぱいになったと見ました。足腰が弱くなったおじいさんやおばあさんが、暑い中わざわざ外に出て、震える声で拳を突き上げて、戦争反対を叫んでいる姿を見ました。
 この70年間日本が戦争せずに済んだのは、こういう大人たちがいたからです。ずっとこうやって戦ってきてくれた人達がいたからです。
 そして、戦争の悲惨さを知っているあの人達が、ずっとこのようにやり続けてきたのは、紛れもなくわたしたちのためでした。ここで終わらせるわけにはいかないんです。わたしたちは抵抗を続けていくんです。
 武力では平和を保つことができなかったという歴史の反省の上に立ち、憲法9条という新しくて、最も賢明な安全保障のあり方を続けていくんです。わたしは、この国が武力を持たずに平和を保つ新しい国家としてのモデルを、国際社会に示し続けることを信じます。偽りの政治は長くは続きません。<
 そろそろここで終わりにしましょう。新しい時代を始めましょう。
 2015年7月15日、わたしは戦争法案の強行採決に反対します。ありがとうございました」

 「総理大臣から日本を守れ!」 (2015/7/24 新治)

 国会前、憲政記念館にて、鼎談「『立憲主義の危機』はなぜ起きるのか」。樋口陽一(憲法学者)、小路田泰直(歴史家)、小沢一郎(政治家)。

 ラップ。すごい盛り上がりです! 「安倍晋三から命を守れ! 安倍は辞めろ!」 の大合唱!

  
 「渓流九条の会」。渓流釣り愛好家の集まり。右手に釣竿、左手に憲法! 予想を越えての広がりです。




 「渓流九条の会」。渓流釣り愛好家の集まり。右手に釣竿、左手に憲法! 予想を越えての広がりです。



 戦争反対。宗教者の祈り。衆議院会館前にて。


 「我々は微力だけど、無力じゃない。(宇都宮ケンジ)」 国会前、すごい人です。老若男女。これはすごい力になると実感します! 訴え方もいろいろ。けど、思いは一つ! 願生!


 「シュプレヒコール!」 「安倍晋三から平和を守れ。」 「安倍晋三から日本を守れ。」 「総理大臣から日本を守れ」 今まで聞いたことのない言葉。運動の幅の広がりを感じます。民主主義って、なんじゃ? 立憲主義って、なんじゃ? 総理大臣のおかげで、立憲主義という言葉が、ほんものになりつつあります。

 「速報、国会前!」 (2015/7/26 新治)

 すごい人、人、人です。国会前、25000人。包囲しました!(15:00〜15:30頃)




  「宝塚市長が安保法案反対の意見を広報紙に掲載」  (2015/7/28 新治)

 宝塚市長が、安保法案反対の意見を広報紙に掲載されたそうです。

宝塚市長「安保法案、容認できぬ」広報に掲載へ
神戸新聞NEXT 7月24日(金)19時38分配信

 兵庫県宝塚市の中川智子市長は24日、集団的自衛権の行使を認める「安全保障関連法案」が衆議院で可決されたことを受け、市の広報誌に「断じて容認できない」という市長メッセージを掲載すると発表した。 広報誌は10万5千部を毎月発行し、市内の全世帯や事業所に配布。「市長からの手紙」というコーナーがあり、7月末に配布される8月号に掲載する。
 中川市長は同コーナーで、憲法審査会で与野党が推薦した3人の憲法学者全員が「法案は違憲」と指摘したことや、国民の8割が「審議が十分ではない」とした世論調査に触れ、「憲法をないがしろにしたこの法案を通すことは、市民の命を守らねばならない。市長として断じて容認することは出来ません」と記載している。
 中川市長は「参議院で再び強行採決されたら大きな歴史の汚点で、元には戻れない恐ろしい決断になる。慎重審議ではなく廃案を求める」と主張。広報誌を発行する市広報課は「政治家としての責任を持って表明している市長の考えであり、(掲載内容が)公序良俗に反しておらず、差別的なものでもない」と説明している。

 市広報課が「公序良俗に反しておらず、差別的なものでもない」と。当然です。憲法を守ろうという意見が公序良俗に反しているはずかありません。中川市長は、参議院議員の頃、選挙の応援に行きました。ぶれてはれへんなあ、と嬉しくなります。願生!
 「失言は本音!」 (2015/8/1 新治)

 中谷防衛大臣は「憲法を法案に沿わせる」と、あるまじきことを口走りました。最高法規の憲法を法案の下に置くなど、それこそ憲法違反。それを堂々と口にする。また「安全保障法制を担当する礒崎(いそざき)陽輔首相補佐官から『法的安定性は関係ない』という、あきれた発言が飛び出した。憲法解釈の変更により、集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法案は憲法違反との批判が高まっているのに、法秩序の安定性など関係ないと言っているかのようだ。」(2015年7月29日付毎日新聞社説から抜粋) これが、安倍内閣のホンネ! なりふりかまわぬ暴走をしてでも、アメリカに従わねばならないのがホンネ。まさに、「安倍晋三から日本を守らねばならない」非常事態。「TPP絶対阻止」もウソ。原発汚染水は完全にコントロールされている」もウソ。福島はほったらかし、放射能は垂れ流し、原発は再稼働。消費税はスキを見て上げるつもり。総理大臣に国民が食いつくされる。国難!

 「芸人9条の会。」 (2015/8/30)

 東京の古今亭菊千代さんが立ち上げました。えらいと思います。私に連絡があったのは、第一回立ち上げ公演の日程もメンバーも決まったあとでしたが、いいことなので参加させて戴きました。立ち上げ公演は、たまたまですが、彦八祭りの1日め、9月5日(土)です。我らが、パギヤン(浪花の唄う巨人、趙博・チョウバクさん)も出ます。パギヤンのCD13集「怒! 阿呆陀羅経」、最高ですよ。
 『箱根山 駕籠に乗る人 担ぐ人 そのまたわらじを作る人』 という歌があります。これをもじって戦争を歌うと、戦争は人殺しですので、『人殺し させられる人 させる人 そのまた鉄砲作ってもうける人 一番悲しい殺される人』。 この殺される人のほとんどが一般市民です。ベトナム戦争での犠牲者は、軍人5%市民95%とのことです(辛淑玉・シンスゴさん。「たんこぶ」より)。
 ヒューマニズムの原点は「命」、人権のよりどころもまた「命」です。この命を、最悪の形で殺す人災が、戦争という愚行です。人災です。さらに、戦争は、国家(という支配体制)を守るために「死んでいい命」と「絶対に死なせたらあかん命」とを分ける、究極の差別です。その国家(支配層)の命の収奪から国民を護るのが、憲法、なかんずく「第九条」です。だから、総理大臣や議員には、憲法遵守義務があるのです。それを犯して、九条を変えようというのですから、論外です。私はできれば、なるべく政治に関わりたくない芸人ですが、政治が命を奪いにきたなら、知らん顔はできません。参加させて戴いた次第です。

 戦争法案とかけて、
 福岡を離れた、西武(西鉄)ライオンズ と解く
 その心は
 平和台球場(平和・第九条)を忘れるな!

 だいぶ前に作った謎かけです。だいぶ前といいますと、日教組の「教え子を再び戦場に行かすな」も、今こそ、形にしなければならないスローガンやと思います。「戦争ほど残酷なものはない」創価学会、池田大作先生の言葉と聞いております。「兵戈無用(ひょうがむよう)兵も武器もいらない」お釈迦様の言葉と聞いております。平和のために、できることを、精一杯するべき時やと思います。振り切った振り子は、必ず戻ります。願生りましょう!


 「ほんまにむちゃくちゃです。」 (2015/9/18)

 昨日の強行採決。議事録もちゃんととれないようなドガチャガ。これで、国の運命が決まると思うと、ぞっとします。こんなことがいつまでも続くとは思いません。また続かせたらあきません。幸い、私たちは選挙権というステキな権利を授かっています。しっかり行使して、少なくとも、立憲政治、民主主義がまともに行われ、戦争だけは否定する国にしたいもんです。私の地元にも、安保特別委員会の委員がおられます。その方に責任をとってもらうよう努力します。「国を守るために命を投げ出さなければならない」と言う人は、自分は投げ出しません。戦争で死んでもええ命と、絶対死んだらあかん命。戦争は、命に差をつける究極の差別。
 「人殺し させられる人 させる人 鉄砲作って儲ける人 一番悲しい殺される人」泣くのはどこの国でも一般市民。これだけは無差別です。あとは「このことを忘れないようにすること」と、自分を戒めています。


(朝日新聞 2015.9.18 朝刊)


 「デモはほんの一部!」(2015/9/20)

 戦争法案推進の側から「反対派のデモは、ほんの一部」と言う声がありました。当たっています! 私の周りにも「戦争は絶対あかん」「憲法を解釈でねじ曲げたらあかん」「こんな決め方むちゃくちゃや」「安倍内閣は増長の極み」「アメリカの使いっぱしり」「今さら原発再稼働せんでもええがな」という人はいっぱいいます。けど、私の知る限りデモや集会に行った人はほとんどいません。デモはまさに「ほんの一部」です。その後ろには、戦争反対の多くの民意があります。あとは、この気持ちを選挙の時に思いだしたらええだけです。人間、思いあがったら、必ずつまずきます。そのことを思い知る日が必ず来ます。元気で生きてゆきましょう。笑顔で願生りましょう!


集団的自衛権に反対する読者の声

 集団的自衛権への反対意見あげたいと思います。一層のご活躍をお祈りしつつ。(2014.7.6 東京都 AN様)
 集団的自衛権閣議決定反対。(2014.7.6 京都市 OF様)

 集団的自衛権閣議決定に断固反対します。『国益を守る』というまやかしの言葉を使って行われた憲法違反のクーデターだと思います。この決定に基づく一切の法令や命令は無効です。この決定に合わせる形で憲法改悪、徴兵制に突き進む自民党政権とその一味のたくらみを阻止しましょう。殺されることだけが強調されますが、武力の行使は相手を殺すことです。だからこそ憲法9条で放棄をしてきたのです。それは日本の軍隊がたくさんの人々を殺してきたからです。彼らは歴史を自分たちの都合のいいように塗り替え戦争への道をつき進んでいます。

 私のブログに書いたものです。(2014.7.7 山形県 曹洞宗僧侶)

強い国というのは経済的に豊かなことを言うらしい。
豊かなためには命の犠牲も仕方がないと思うことらしい。
危険だと分かりきっている原発も動かすことらしい。
強いためには弱いものの声と存在はうっとうしいと感じることらしい。
国を守るためには戦争も辞さないと思う人が多くいることを目指すことらしい。
国とは何を指すのか。それは国民か、それともそれ以外のものか。
国を守るとは何を守ることなのか。国民か、それともそれ以外のものか。
弱いものの声を無視し、弱いものの存在を脅かし、何を守るのか。
弱いものは非国民か。
弱いものの犠牲の上に生き残るもののみを国民と呼ぶのか。
一部の 血統が生き延びることを国を守るというのか。
戦いを否定することは弱いことか。
平和を希求するのは弱いものか。
弱いものの声は威勢のいい声によってかき消される。
平和を守るために強くなるのらしい。
強くなければ生きられない。
強くなければ守れない。
本当にそうなのか。人間として。
強さに対抗するために強さをもって制する。
各国はそのようにして戦争をしてきたのではなかったか。
それで平和になったか。
永遠の戦争放棄は決して弱いことではないだろう。
戦いの他の方法で平和を維持していくのが叡智というものだろう。
智慧を使わずに武力に頼るのは野蛮でしかない。
他国を威圧するための豊かさならば豊かさそれ自体が罪悪だ。
貧しくとも、人としての道をまもり、支え合いながら仲良く生きていく。
日本人の人間性こそ、我等が誇る宝だと自負したい。
それこそを豊かさと呼ぶのではなかろうか。
トップ一人が替わるだけで国がこんなにも変わるんだということを目の当たりにしている。
もしかしたら我々は、今、独裁者誕生のプロセスに立ち会っているのかもしれない。
戦争が始まるそのスタートの目撃者なのかもしれない。
トップ一人の決断で憲法の解釈が変わってしまうという前代未聞の現場に我々は居合わせてしまった。
解釈を変えれば憲法さえ意のままになるのだから、これからは何だってできるのだろう。
暴走の助走は経済政策にあったように思う。
経済を立て直す政策として三本の矢を喩えとした。
三本の矢?それが暴走の進む方向を暗示していたとすればなかなかの詩人だ。
その政策が多少成功するや、経済界も護送船団よろしく、取り巻き船から下りようとはしない。
経済という虎の子を質草にとられ沈黙を守っているうちに、とんでもない海域に漕ぎ出して元に戻れなくなりはしないか。
暴走の目標は経済再建ではなく、戦争なのかもしれない。
黙して伴走することが片棒を担ぐことにもなりかねない。
目を覚ませ、企業よ。
黙している場合ではない。
国が戦禍に見舞われれば経済の地盤が崩壊するのだから。
永続した安定のためには平和が一番なのだから。
それとも、戦争のための死の商人を目指すのか。
経済界が目を覚まして諫めることによって暴走は止められるかもしれない。
経済のために国を戦争に導くことのないように。
経済よりも大事なのは命であることを、企業が示して欲しい。
それが日本を守ることかもしれない。


 ちよっと危ないですね。(2014.7.7 N様)

 国家間の問題を友達関係で解説する人もいますが、かなり強引で危険な理屈です。基地の負担で充分やと思います。それにしても、最近の大学生はこの緊急時に何もアクションおこさんのですかね?


 憲法違反。(2014.7.7 K様)

 個別的自衛権も集団的自衛権も憲法違反です。しかし国政選挙で投票率90%を越えなければ議員は国民の声を聞かないでしょう。


 集団的自衛権容認断固反対!(2014.7.7 九州の教員 Y様)

 新治会九州の舎弟(新治さん公認で名乗っております・・・)です。HPで呼びかけられてますが、集団的自衛権容認断固反対!です。絶対、次の選挙でひっくり返してやらないといけません! 久しぶりにうちの組合も、気合いが入っています。教え子を戦場に送るな・・・ですから・・・。
 HPの元自衛官の方の叫び・・・痛み入りました。私の父も自衛官でした。なかなか定職に就けなくて、ようやく就職したのが自衛隊でした。安倍総理の言いぐさが、まあ腹の立つ・・・、「この危険な船に乗っているのは、あなたのおじいさん、おにいさんなのです」って! よその国に行って人殺しをさせられるのも、おじいさんやお兄さんじゃないか! 冗談じゃないぞ!


情けない!! (2014.7.7 広島県 Y様)

 最近のイライラの原因の大きな要素は集団的自衛権の問題です。政治家もマスコミもみんな頬被りしています。情け無い!


大いに意義あり! (2014.7.7 新潟県 僧侶 様)

 私も多いに異議ありの立場です。願生りましょう!


 安部内閣はあまり・・・(2014.7.7 東京都 S様)

 元々前回辞職し又、帰り咲いてからなんだか自信満々に、好き勝手考え無しにお坊ちゃんぶりを発揮されて、やれやれと思っていた矢先にとんでもない事をおっしゃい出しましたね! 自分が先頭切って行けばいいのでは!? とにかく今後の日本が心配です! 首相の馬鹿な発言のせいでかえって火に油を注ぐ事になってしまいましたね。


 憲法解釈の変更による集団的自衛権行使容認については絶対に反対です。(2014.7.7 滋賀県 YM様)

 反対という怒りの感情ももちろんですが、この国はこれからいったいどうなっていくのだろうという恐怖に近いものを感じています。こういう風に(内閣というたとえそれが国の政治の中枢部だとしても)、ごくごく限られたところで勝手に決められては、交戦権の放棄をうたった第9条を持ち平和憲法と言われてきた日本国憲法が骨抜きされたも同じではないのかと思ってしまいます。いくら科学が進んで軍備がハイテク化されても、ひとたび紛争が起これば日本の中から一歩も出ずにそこを攻撃するのは無理ではないでしょうか?誰かが出かけて行って攻撃せねばならないのでは?

 自分、あるいは他の誰かを他国に行かせて、その手に武器を持たせて人を殺させる。日本とお友達の国?を助ける?守らせる? それがよいのでしょうか?わたしにはよい方法だとは思われませんし、私は嫌です。人間ならば、知恵と工夫の話し合いをし、外交によって紛争の解決や大きい戦争にならないようにする努力をするべきだと思います。
 自分にできる小さなこと〜近所のおばちゃんとの井戸端会議で話題にしてみる、選挙で投票して自分の意思を示す〜などやっていきたいですね。


 絶対にあってはならない。(2014.7.8 芸人K様)

 とりあえず憲法の解釈を勝手に変えるのは絶対にあってはならないです。 そんなに必要ならば憲法を変更すればいいのですから〜


 川柳 (2014.7.8 詠み人知らず)

 売り国と横書きで書く三代目


 戦後最低最悪の安部政権。(2014.7.8 T.T.様)

 安倍政権の独断独走が止まらない。特定秘密保護法案の強行採決を始め、今回の集団的自衛権の解釈改憲に至るまで、よくこれだけ国民の声を聞かず、やりたい放題ができるなと思う。
 思えば前回の衆院選で自民党に勝たせ過ぎたことが、すべての始まりだった。ひたすら景気回復だけを願い、自民党に投票した多くの人々は、今どう考えているのか。選挙ではひたすら衣の下に鎧をかくし、アベノミクスなる言葉で国民を欺き踊らせた安倍政権の責任は本当に重い。
 日本が憲法9条をよりどころに、何とか70年間守ってきた反戦平和への努力は、今土足で踏みにじられようとしている。70年間、日本の自衛隊は誰も戦闘で死なず、そして他国の誰をも殺すことなく、国際貢献をも成し遂げてきたことは、誇るべきことであり、何ら恥じるものではない。
 安部は、自分の情念が数の力で実現していくことに、自分で高揚感に酔っているのではないか。自衛隊員が、ひいては国民が(徴兵制だって今のやり方だとすぐにできる)、血を流し、殺し殺されることの悲惨さを本当に理解しているのか。国家に殺されるのは、常に国民なのだ。安部や自民党幹部、公明党幹部が戦争で死ぬことはない。国家によって殺されるのは、いつも国民なのだということを忘れてはならない。
 それにしてもこのようなおろかな人間を総理大臣にしてしまったことの責任は、我々国民にあるのだ。それが悔しくてならない。国民の景気回復への願いを逆手にとり、自分のわがままで政治をねじ曲げている安倍政権に対してできる有効な手だてがないままに次々と物事が悪化させられていく。次の選挙では、絶対に自民党や公明党には勝たせてはいけない。私達がとれる方法はそれしかない。


 当然反対。(2014.7.8 三重県伊賀市 U様)

 当然反対です。憲法9条を守る取り組みが必要です。戦争をしない。許さない私であり続けます。


 自衛権について。(2014.7.8 OM様)

 僕の父母は戦争を生き残ってきました。父は満州からの引き揚げ。母は神戸大空襲を受けています。思い出すのも嫌だと、夜には夢にうなされると、80を過ぎた今もそう言います。インターネットでとある文章が目にとまりました。「日本は派兵しても戦争をしない国だとわかっているから、他の国が攻める理由がない。」 憲法がきっちりと盾になってくれているなら、それは大切なものです。戦の種はどんなことでも摘み取らないといかんと思います。


 誰もが銃弾で死ぬことのないように。(2014.7.8 匿名様)

 長年努力し守ってきた憲法9条を中心としての戦争を放棄し、忌まわしい戦争を2度と起こさないと決意してきた日本国の生きる心の柱がこれで大いに揺らぎ、いつでも軍靴の闊歩する方向へ向かうことは、最近の安部政権周辺の行動から火を見るより明らかです。国家機密法、中国韓国に対する対応、村山、河野談話の否定的方向、武器輸出解禁、靖国神社参拝、そして憲法改定へと向かうでしょう。

 中国、韓国からすれば歴史的に日本を教え指導して来たとの自負が有り、先の大戦で同じ黄色人の後発国にやられたことが大変な屈辱でこれが白人国で有った場合今のように反発は無かったかも知れません。喧嘩と同じで要するにやられた側が何時までもその事を忘れずどこかで仕返しをしたいという気持ちを持つのはごく自然の事と推察します、それが最近の中国韓国の言動、考えだと思います。
 これからは冷静にそしてよく見聞きして日本だけの主張だけでなく、周辺国そして世界に通じる方向を見つけて行動をし、誰もが銃弾で死ぬことの無い事を切に願います。


 集団的自衛権容認、反対です! (2014.7.8 佐賀県 OK様)

 戦争イコール問題解決、絶対ありえません。一度始まれば、必ずまた繰り返される。絶対認めてはいけません。かけがえのない大切な命。守りましょう。失っていい命なんてひとつもありません。ずっと繋がってきた命、この先もずっと繋がっていく命です。ここで認めたら絶対にダメ!


 集団的自衛権反対。(2014.7.9 東京都 KS様)

 新聞記事に詩人のアーサービナードさんのコメントが載っていました。「日本は今、米国の下請けで戦争ができる国になろうとしています。それが「集団的自衛権」という言葉でごまかされようとしている気がします。集団的自衛権は、いわば「包装紙」。破ると「戦争」という中身が出てくるんです」。
 アベノミクスは一見きらびやかな包装紙ですが、中に何が入っているか、得体が知れません。YouTubeには、出征した父親が家族に内緒で帰ってきてサプライズで登場し、家族が泣いて喜ぶというホームビデオで撮った動画がたくさんでてきます。まるで感動物語のようです。この父親はアメリカ兵ですが、今後は日本でも起こりうるかも知れません。
 載せられている動画は、父親が無事に帰ってきたものばかりです。仲間の兵隊が遺影をたずさえて・・・なんてものはありません。戦争は美しいものではなく、ただただ人々を苦しめるもの。安倍さんだって分かっているはずです。みんな自分だけは助かると思っている、他人事です。もっと自分事で考えられないのでしょうか?
 誰にも大切な人がいます。その大切な人が人生をまっとうする、健やかに毎日を過ごしていて欲しいと思えば、戦争なんて起こらないはずなのですが。集団的自衛権は断固反対、絶対阻止したいです。


 世の中安穏なれ。(2014.7.9 真宗大谷派(東本願寺)僧侶)

 ―覇権的な隣人がいる。だから戦える普通の国にならなければならない―
 一見あたり前と思える話であるが、その単純な武力に頼る発想が、血を流す事につながり不幸を呼び込んて来た事は、歴史が証明している。鹿児島県知覧の特攻隊記念館にある特攻隊員の遺書の中には「私の犠牲によって、これからの日本や家族が平和に暮らせるのなら、私は行きます。」との言葉が多い。先の大戦や、長い人類の歴史の中で生まれた多くの戦死者達の願いを、何と思っているのだろうか。武力に頼らない成熟した政治こそ平和主義国日本の他の国にない誇りだ。普通では無い、普通を超越した成熟した姿だ。それを堅持する事こそ、真実の繁栄に繋がる。又、過ちを繰り返してはならない。『命どう宝。人間に光あれ』。


 安倍さんへ。(2014.7.9 大阪市 M様)

 正直、最初のうちは安倍政権に期待していました。しかし安倍さん!アベノミクスで騒がれて、いい気になっていらっしゃるのではないですか。想像してみてください。あなたのご家族ご親戚が自衛隊員だったら・・・?それでもいいのですか?殺されてもいけない、殺してもいけない、たとえ一人でも犠牲者を出してはいけません。生命・・・生かされている命を粗末に扱うようなことはしないでください。

 集団的自衛権の行使容認、断固反対!無責任な安倍政権の暴走を止めるのは国民一人一人の声です。絶対ゆるしてはなりません!!


 被爆地長崎から。(2014.7.9 長崎県 T.A様)

 集団的自衛権が、閣議決定しました。自分や子ども達や孫達がが戦争で死ぬ怖さより、日本人が戦争で外国人を殺すことの現実に危機感をおぼえています。「国民の生命や財産を守る」ために武器を持つと言う考え方に賛同できません。限定的とか最低限とかの言葉を使い、「人殺し」をしかたのないことだとしています。
 戦争への危機感が国民に浸透しないのは、社会全体で、「殺されても仕方のない人」や「いじめられても仕方のない人」を認める雰囲気を作ってしまいました。文部科学省、教育委員会、学校がいくら頑張っても、口には出さないが人々の心の隅に「いじめられる方も悪い」が存在しています。理不尽な殺人事件の被害者家族のコメントも「極刑を望む」の大きな活字の記事、マスメディアは被害者家族の心情を利用して「人を殺す」ことへの罪悪感を国民からそぎ落としてきました。
 壊れかけたブレーキと言われてきた公明党がいとも簡単に、予定通りに壊れてしまい、自民党と一緒になって戦争への道を歩き始めました。平和を憂う、賢い方々が、立憲主義の重要性、憲法9条の大事さを丁寧に説明されています。時間をかけて、議論するべき問題であるとか、国民へわかりやすく説明すべきだとか、いろんな意見がありますが、憲法9条や立憲主義の意味が分かったら、国民は集団的自衛権に反対するのでしょうか疑問です。「外交的手段で民主的な話し合いで平和を守る」より「国民の生命と財産を武器を持って守る」方が国民への本気度は高く聞こえてきます。武器を持つと言うことは命を捨てる覚悟があると言うことです。集団的自衛権反対する人に、「敵が攻めてきたらどうする?」と聞くと「武器を持たないで逃げる」と答える人が多くいます。するしない、できるできないは別として、本気度で負けています。
 本気で、命をかけて平和を守りましょう。将来の子ども達のために、命を差し出す覚悟が必要です。徹底して戦争反対というなら、理不尽な隣国が攻めてきたら、逃げないで「平和国家日本」を守るために玉よけになる覚悟を持ちましょう。


 集団的自衛権について。(2014.7.9 埼玉県狭山市 NK様)

 6月23日の沖縄戦終結の日にあわせ、沖縄に行ってきました。これで4年目です。
 沖縄は唯一陸上戦となった地です。皆戦争は正しいと洗脳され、アメリカ軍につかまるくらいなら自決するようにと言われ、手榴弾をもたされたりしました。アメリカ軍が迫る中、狭い壕の中に逃げ込んだ人々はそれが使命のように赤ん坊が泣くと「出て行け」と言い、もうだめだと思った人々は手榴弾の信管を抜き、または親は子を、そして自分は自決するというやり方で次々と亡くなりました。手榴弾が破裂せず、助かった人や、子供ながらも死ぬのは嫌だと逃げ出した人もいました。そのときトップだった牛島中将が「天皇陛下万歳」と自決した日が沖縄戦終結の日です。追悼の日は毎年総理が参列し、異様な人数の警備がつきます。訪れる人、語れる人ももうお歳になりました。
 辺野古で基地移転反対の方々が座り込みをしているテントを訪れました。この朝、テントを訪れた地元の人々はテントの中が荒らされているのを発見します。「これは沖縄の人がやったことではない。本土の人がやったことだと思う」と言われ、私たちは暗澹とした気持ちになりました。沖縄では辺野古への基地移転に賛成した仲井眞弘多(なかいまひろかず)氏が当選しています。「知事を選んだのは皆さんですよね」と言った私の両手を握り締め、「安倍を選んだのはあなたたちですよね」と言われました。返す言葉もありませんでした。
 この活動も、そして集団的自衛権に関しても、将来戦場に送り込まれるかもしれない若者たちの姿はありませんでした。修学旅行でしょうか、高校生らしき集団がいたことはありましたが、どこまで自分たちのこととして理解したことか・・。自衛隊の方々もまさか自分が実戦にでることはないと思っていたように感じます。家族は、友人は、いったいどう思っているのでしょうか。
 書き込みの中にデモに高校生たちもいたというお話は唯一の救いでした。日本はいったいどこに向かっていこうとしているのでしょうか。作成にいたるまで様々あったとは聞いていますが、世界に誇れる第9条の憲法。それをねじまげてねじまげてでも作りたかった戦争への道。
 石破茂氏がこの頃バラエティ番組に頻繁に顔を出しているのも気になります。出しているメディアの方はいったい何を考えているのでしょうか。国民投票もなく、決められてしまう私たちの生死。希望を見出せずにいる私ですが、それではいけないと思うように強い心をもちたいと思います。

 集団的自衛権について。(2014.7.10 大阪府 芸人 K様)

 反対です! 憲法違反です! いつ戦争に巻き込まれるかも知れぬという恐れを常に抱えねばならないと言う不測の事態を招きます。国民を不安に陥れるような集団的自衛権には大反対です!。


 未来を奪う、集団的自衛権の容認。(2014.7.11 大阪府東大阪市 65才 教員様)

 私は、東大阪の小学校で定年退職、再任用も終え、現在非常勤・嘱託をしています。先日、6年生・担任から「8・6平和登校日」に向けた、授業の依頼を受けました。本年7月1日、3クラス、100人程度の子どもたちに一時間程度“ヒロシマ”を訴えました。その核心は、やはり「戦争と核」です。核については、ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマを中心に展開し、戦争については、アフガン、シリア、ウクライナなど広がる世界の“惨禍”を報告しました。そして、最もタイムリーな「教材」として 憲法と「集団的自衛権・容認」を伝えました。
 「ニュースを見よう」「新聞から学ぼう」と訴えると、その日がちょうど例の“閣議決定”の日であったため、担任も含め約三分の一が“報道ステーション”や“ニュース23”を見たとのことです。以下、子どもたちの感想文の一部です。

・「未来が怖いです。日本もいつか戦争がはじまり、世界のすべての国が戦争するのが 怖いです。」
・「今、国のことを決めている大人たちは、自分が死んだ後は どうでもいいって思っているのかも知れないけれど、実際 戦争に行くのは 私たち子どもです。」

 きちんと大人たちが責任をもって“真実”や“情報”を躊躇なく訴えねばならない時が来たように思います。座っているだけで、“平和”は確保されない時代になったようです。


 「兵戈無用」 (2014.7.15  池田じんけんひろば事務局 太田明夫様)

 皆さんがいろいろ書いておられて、私ごときが書くことはない気がしますが、一つだけ、「仏説無量寿経」の中のこの言葉だけを送ります。3日前、娘がアフリカ・ザンビアに行きました。「日本というのはどんな国か」と聞かれたとしたら「二度と戦争をしないと誓い、それを守り続けている国だ」と答えられたらいいけど、今は「戦争をしたくてたまらないやつらに支配されようとしている国だ」と答えなければならないようでは情けない。まだ間に合うと信じて、何とかしなければ・・・。今日、聴いた歌 "Have You Been To Jail For Justice?"が痛いです。もはや、そんな覚悟が必要な時代になったのです。


 集団的自衛権閣議決定反対です。(2014.7.21 埼玉県狭山市 NK様)

 日本人を助けるためと言いますが、もしそのために発砲したら、必ず相手は日本本土に攻撃してきます。戦争好きなアメリカ軍とともにそれと戦うつもりでしょうか。若い人たちの声がほしいと思います。もし戦争になったら行くのはあなたたち、もしくはあなたたちの子供たちです。国民投票もやらず、勝手に決めてしまって若者たちを犠牲にする。憲法をねじまげて解釈し、ごまかそうとしている。もしもの時、政治家たちは先頭にたってくれるのでしょうか。シェルターのような所に逃げ込んでしまうような気がします。私たちの上を爆弾が飛ぶ。考えてみただけで恐ろしい。日本人が誰かを殺す。これも考えただけで恐ろしい。笑って答弁している安倍の姿を見るだけで恐ろしい。自民党の中にも反対している人たちがいると聞きます。もっとそういう人たちの声に、国民の声に耳を傾けてほしい。

 もしも安倍首相が社会科のテストを受けたら・・・。(2014.8.23 MORI)

 かなり昔のことになりますが、学生時代に社会科(公民科)で、日本国憲法のことを学習しました。日本国憲法は国の最高法規であり、日本国憲法に違反する法律などは無効です。集団的自衛権は日本国憲法の精神に反しているので、集団的自衛権そのものが無効です。それを、憲法解釈を変更してまで容認するということ自体が、憲法違反です。そもそも憲法大99条では、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」とあるので、首相が憲法改悪を言い出すことは、憲法を尊重し擁護していることにならないので、憲法違反です。阿部首相が中学校や高校の社会科(公民科)の、憲法に関する分野のテストを受けたら、合格点に達しないでしょう。憲法の何たるかを理解していない人に首相を任せているという現実を、日本国民は反省しなければいけません。日本国憲法が制定された時には、将来、安倍首相のような人が登場して、自分の好きなように政治をされたら困るので、そういうことをさせないために日本国憲法を制定したはずです。なのになぜ、いま安倍首相が好き勝手に憲法の解釈をできるのでしょうか。不思議でなりません。


 集団的自衛権に反対します。(2014.8.26 三重県鈴鹿市 WY様)

 どうして人は、同じような過ちを繰り返そうとしているのでしょうか。靖國の御霊もそんなこと願っていないと思っています。まず何よりも福島の復興に英知を結集して尽力すべきではないでしょうか。


 先週の山形・松林寺でご一緒させていただき、復路も大宮まで同行させていただいた、カウンターテノールの池田弦です。あの時は楽しいお話から勉強になる話まで、本当にありがとうございました。関東は妙な天気が続いています。そんな中、中央ではドサクサに紛れきな臭い事になっていますが、未来を創る子ども達の為に、武器を持って相手と対峙(退治)したい好戦的な輩に任せるのでは無く、文化で社会や子ども達の未来を創るのだと、僕の様な音楽家の端くれでも声を上げていきたいと思っています。教育や文化が乏しい国は貧しい。そんな国は軍部が大きい顔をしている。子ども達のキラキラした声がいつまでもあります様に! ホームページを楽しく今後も見させていただきます。またどこかでご一緒出来ます事を祈ってます。では、、、、、【2015.6.19 カウンターテノール 池田弦様】


 戦争法案阻止に向けて (2015/7/6 愛知県豊橋市 YK様)
 みなさん、こんばんは。ぼくの考えをまとめてみました。ご笑読ください。(こんな言葉あるかな)

 戦争法案に反対する野党の皆さん、多くの人々が堅い結束を望んでいます。安保法案を阻止するために、安倍政権を倒すために、若者から老人まで本気で戦っています。その人たちの期待を裏切らず、応えてください。次のことを強く求めます。
@選挙では候補者調整を絶対に行ってください。
 候補者調整は厳しい面もあるのは分かりますが、自分の党のことだけを考えている時ではありません。自党本位の選挙をすれば、安倍政権の延命に手を貸し、弾圧はますます厳しさを増し、暗黒時代がきます。候補者調整の厳しさを乗り越えれば、民主党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたち、すべての反自民の議席を伸ばすWinWinの結果をもたらすことができます。厳しさを承知の上で大きな視点に立って勇気ある決断をしてください。
A野党外交をして「中国脅威論」を吹き飛ばしてください。
 安保法制が違憲か合憲かは決着がついています。自民は、最後の切り札として、「中国が攻めてきたら、どうやって国を守るんだ」ということをマスコミも使って、繰り返し宣伝してきます。これは、違憲か合憲かというより、説得力があると思います。しかし、これが最後の切り札であるので、「中国は脅威ではない。日本は守れる」ということを人々に納得させることができれば、自民を圧倒できます。そのために、民主・共産・社民・生活など各党首級の人が、そろって中国を訪問し、外交関係をアピールします。「安倍さんはまともに中国首脳と話し合うこともできない。我らはちがう。」と。2回3回と話し合いを重ねて、中国とのパイプを作ります。そして、日本側からは、「侵略、南京大虐殺を認めた正しい歴史認識」を表明します。中国側からは、「侵略を認めない軍事大国主義を批判するが、日本との友好関係を望む。」「尖閣問題の軍事的解決は望まない」の文言を引き出します。そして、「尖閣問題は棚上げし、話し合いで解決する」という共同宣言を出します。
 こうすれば、安倍さんの「抑止力論」や「厳しさを増す安保環境」「積極的平和主義」「改憲」などの根拠を失わせることができます。高いハードルがあるかもしれませんが、安保法制の論戦では、「中国脅威論」は手強いので、これを真正面から砕くのは、まさに中国との野党の友好を見せることが一番説得力があると思います。

 7.15戦争法案反対緊急奈良県集会 (2015/7/14 辺野古につながる奈良の会)

 つながる奈良の会です。1000人委員会から呼びかけです。当会も全力で結集したいと思います。よろしくお願いします。
 以下、呼びかけ文より。
 全国各地からの行動と併せて、奈良県からも反対の意を伝えるための行動として下記のとおり実施します。非常に流動的な状況の中、緊急な提案ですが、皆さんの結集をお願いします。
1. 集会名称 「戦争法案強行採決反対緊急奈良県集会」
2. 主催団体 戦争をさせない奈良1000人委員会
3. 日 時 2015年7月15日(水) 18時30分から20時まで
4. 場 所 JR奈良駅前東口広場
5. 集会内容 アピールとデモ行進
(なお、デモ行進は、JR奈良駅出発し奈良公園で流れ解散とします。)

 国会前より (2015.7.31 辺野古につながる奈良の会)

 国会前に来ました。4000人のデモ! 勇気を持っておかしいことはおかしいといおう。ますます人が集まってきました。つながる会も旗をたてました。すごい怒りのエネルギー、廃案に追い込もう。

 戦争法案に反対して今日、国会前に集まった人はなんと25000人。若者のラップ調のアップテンポのコールで「憲法まもれ・」「民主主義ってなんだ・」「アベやめろ」「戦争反対・」などの大合唱。熱気熱気。この日曜日には高校生がデモをするとの告知もありました。確実に民衆による包囲網が狭まってきていることが感じられます。ますますがんばらないと。そう思いながら奈良に向かって走り出しました。
 安保法制(戦争法案)に断固反対!(2015.8.23 T.T.様)

 もう安部首相をはじめ中谷防衛相の答弁は、支離滅裂です。こんな無茶苦茶な論理で、戦後70年間曲がりなりにも守ってきた日本の平和主義がくずされては本当にたまりません。こんな知性のない政治家達が、日本の運命を左右するのかと思うと、怒りと情けなさでいっぱいです。
 8月14日、京都駅前で行われたシールズ関西の集会に、何かしなければとの思いで参加しました。21日には、大阪梅田ヨドバシカメラ前でのシールズの集会に参加しました。二つの集会に参加して、学生達の闘いに大きな感銘と勇気をもらったような気がします。淡々と、しかし強い意志を持って自分の言葉で語る姿を見ながら、こんなすばらしい若者達が育っているのかと大きな希望を持ちました。歩道にあふれる参加者の間にロープを張って、道行く人が歩く場を確保する。救急車が近づいて来たら、しばらく演説をやめる。こんな細やかな運動ができるシールズの皆さん、本当にすばらしいです。
 彼ら彼女らの危機感は、相当なものです。それはそうでしょう。徴兵制も他人事ではない。自分達の夢や幸せがいつ奪われるかもしれない。一人でも多くの若者に、そのことに気付いてほしいと思います。
 若者だけではありません。私のような中高年者も、どうせだめだと諦めているわけにはいきません。私は、奈良県に住んでいます。22日土曜日、奈良弁護士会主催の反対集会がありました。その前には、慶應義塾大学の小林節先生の講演会がある政党主催で行われました。300人集まりました。反対集会には、何と2500人集まりました。集会の後、デモをしました。今はパレードと呼んでいますが、一人ひとりが自分の意志を表明することが大切だと思いました。何としても二度の強行採決をさせてはいけません。
 30日には、全国一斉行動が行われます。みなさん、是非近くの集会に参加して、自分の意志を示しましょう。

 8月30日の奈良・大阪の行動にご参加を! (2015.8.29 高江辺野古につながる奈良の会 様)

 日々の活動、お疲れさまです。8月30日(日)は 「戦争させない!9条壊すな!総がかり行動実行委員会」から全国100万人大行動ー全国を戦争法反対の声で埋め尽くそう!と呼びかけられています。日本中で「戦争法案を廃案に!安倍政権を退陣に!」の声をあげましょう。奈良でも13時30分からデモが予定されています。集合場所は近鉄奈良駅西側のセブンイレブン周辺です。また、16時から大阪扇町公園にて、「戦争法案を廃案に!アベ政治を許さない!8.30おおさか大集会」が予定されています。ひとりでも多くの人が集まり声をあげることが重要だと思います。ぜひ、奈良での行動・大阪での行動にご参加ください。よろしくお願いします。

 大阪から 「そうがかりで止めよう!」  (2015.8.30 高江辺野古につながる奈良の会 様)

 国会議事堂前では12万人と聞きました。こちら扇町公園は二万五千人と、発表。安倍政権は、怒りの民意を聞け!

 岡山から 「戦争法案廃案全国行動in 岡山」 (2015.8.30 鳥取県 R様)

 私も、今日は午前中、岡山の大学事務所で仕事がありましたので、午後から、岡山駅前での大集会に参加してきました。県教組の委員長さんがすぐに見つけてくださり、皆さんと一緒に駅前を大デモンストレーション。戦争体験・被爆体験をお持ちの高齢者の方、子どもと一緒に参加された親子連れ、大学生や高校生、中学生もと、実に既成組織にとらわれない様々な人々2000人が、大通りを「戦争反対!」とコールして歩く姿は壮観でした。12万人が結集された国会前はもっと大きなうねりだったことでしょう。
 阿倍政権は、何とかこうした動きを封じ込めたいと、圧力をかけ、彼を支える連中は、様々な誹謗中傷を繰り返し、マスコミも「賛成派の集会」を報じだすなど、ますますその露骨な弾圧を加えています。でも、今日、全く知らない地での集会に飛び入り参加して、「平和と民主主義を守ろう」という人々の思いは全国を貫くものであり、あきらめることなく、自分にできることをやり抜いていこうと決意しました。みなさん、「教え子を再び戦場に送らない」という戦後教育の原点として誓ったことを改めて確かめ合いたいと思います。

 国会前から 「雨ニモマケズ、安倍ニモマケズ」 (2015.8.30 W様)

 鈴本はお疲れさまでした。私はいま国会前のデモに参加しています。前回と違って正面の車道も入れるので数は多いです。呼びかけ団体のマイクでは12万人という発表です。雨でなければもっと多かったかもしれません。来週からは連日の呼びかけなのであと何回かは来るつもりでいます。雨ニモマケズ、安倍ニモマケズ!

 東京より 「国会正門前集会に参加」 (2015.8.31 Y様)

 昨日、国会正門前の戦争法案反対の集会に参加しました。12万人もの人々が、戦争反対! 安部倒せ! の合唱。迫力満点、SEALDsの若い人たちも願生ってます。高齢者の我々も、今声を挙げて、行動しなければ、大変な事になります。戦争は、人を殺して、殺される事です。

 強行採決に怒りの鉄槌を (2015.9.19 奈良県 TT様)

 ついに戦争法案が強行採決されました。あまりのひどさに情けなさと怒りでいっぱいです。数さえあれば、何でもできるのか。野党の質問にもまともに答えられない、立ち往生の連続。安倍首相でさえ答弁できない。アメリカのポチになろうとするこんな知性に欠けた戦後最低の内閣によって、日本の運命が変えられてしまうことに耐えられない思いでいっぱいです。
 内閣による解釈改憲が発表された時、新治さんとのメールの中で、「日本はもう終わりですね」とか何とか愚痴ってしまいました。新治さんはその時、「そんなことはない。沖縄を見てみ。希望はいっぱいある」と送り返してくれました。愚痴っていても仕方ない。自分でできること何かやらんかい、ということだったと思いました。
 戦争法案の審議が進み、この法案がいかに危険な法案かが明白になってきました。何かしなければと思いながら、何もできなかったけど、思い切ってシールズ関西の集会に参加しました。驚きました。自分の言葉で淡々と法案反対のスピーチをする彼ら彼女らに、新しい希望を見た思いがしました。昔、大学生の頃、学生運動のまねごとのようなことをしたことがありました。その時は自分でもよく分かっていないことを借り物のような言葉でしか考えられませんでした。しかし、シールズの皆さんは違いました。こんなにすごい若者が育っているのかと思うと、ただ愚痴っていただけの自分が情けなくなりました。
 改めて自分の周りを見渡してみると、私の住む奈良にも多くの集会やデモがありました。何度も参加しています。デモや集会に参加しているからどうということではありません。ただ自分ができることを見つけて、少しでもやる。たとえ法案が通っても、次の選挙で、法案に賛成した議員を落選させるために何かする。新治さんは、そのことの大切さを教えてくれたと思います。

 欧米のコメディアンの勢いで!(2015.9.20 ちゃんちゃん様 twitterより)

 芸人は政権に媚びていつか自民党公認を狙いますが、欧米のコメディアンは政権をけなして笑いにし、政権に揺さぶりをかけています。ぜひ新治さんにはコメディアンの勢いをお願いします!


 僕らの人生は僕らが主役 (2015.9.20 hirocky様 twitterより)

 露の新治さん、芸人9条の会入ってはったんや・・・。中学生の頃、人権講演会に来てくれはって、最後「自分の人生自分が主役」ってサイン色紙に書いてくれた。僕らの人生は僕らが主役な訳で、わけわからん安倍や自民党に邪魔されてたまるか!と思た。

 数ある講演会の中でも、今から20年近く前に中学時代に聞いた新治師匠の「露の新治の反省記」は、今でも鮮明に覚えています。


 戦争させない!戦争法案廃止!多可・西脇住民集会(2015.12.5 MORI)

 道の駅「北はりまエコミュージアム」で、「戦争させない!戦争法廃止!多可・西脇住民集会」が開催されました。SEALDsとはあまり関係がないので、これまでの集会とあまりかわらない年配者中心の集会となりましたが、のべ100人近い住民が集まりました。各自、リレー形式で思いを述べていき、最後は時間が足りなくなるほどでした。新治さんからのメッセージも届き、場を盛り立てていただきました。

戦争反対!
 上方落語家の露の新治と申します。芸人は、あまり政治のことには首を突っ込みません。突っ込むときは、お上の御用達で、儲かる時だけです。けど、政治が、私らの命や暮らし、さらには幸せを破壊しに来たときは、政治に関わらざるを得ません。9.19は、日本が滅亡に向かった歴史的な日で、3・11と共に、忘れられない日になってしまいました。
 「箱根山 駕籠に乗る人 担ぐ人 そのまた草鞋を作る人」という言葉があります。それをもじって戦争をうたえば、「人殺し させられる人 させる人 鉄砲作って儲ける人 一番悲しい殺される人」。安倍自身は戦地に行きません。数の力で押されに押されていますが、憲法が改悪されてしまったわけではありません。与党からは「国民は餅を食ったら忘れる」という言葉も聞こえてきます。なめきっています。一寸の虫にも五分の魂です。振り切った振り子は必ず戻ります。
 フランスのテロで、戦争の怖さは十分わかりました。日本がテロに巻き込まれないためには「九条を、お守り」にして、決して戦争に手を染めないことです。 後藤、湯川さんは、安倍が挑発したために殺されましたが、高遠さんは殺されませんでした。九条効果です。
  戦争法とかけて、「福岡を離れた西武ライオンズ」と解く、その心は「平和台球場、平和・第九条を忘れるな!」 私らも、来年の参院選までは絶対に忘れんようにしましょう。一矢でも二矢でも報いましょう!
露の新治 拝
三線演奏 リレートーク
メッセージボード 戦争法廃止!



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