第14回 大東新治寄席

2010年6月25日
大阪府大東市 サーティホール


 大阪府大東市。北河内のこの町で、お笑い人権高座は形になりました。人権パネル展のために作った創作落語「いじめ入門」。これがきっかけとなり、人権の話を本格的にするようになりました。そして、香川県大内町の上村さん(現・東かがわ市副市長)が、公民館講座に招いて戴き、その時「新ちゃんの人権高座」とタイトルをつけてくださいました。それに「お笑い」を付け足して今のタイトルとなりました。その大東で、役所の人や、PTAの人たちがお世話戴き、「人権の新ちゃん、落語で願生る!」をうたい文句に寄席が始まりました。昨日はその14回目。大東市サーティホール(小ホール)には、満員の200人余りのお客さん。ありがたい、ありがたい!
 番組は「風呂敷」・新治、「太神楽」・豊来家玉之助、「くもんもん式学習塾」・笑福亭鶴笑、(お仲入り)、「柳田角之進」・新治。お客様は、私の一席目から乗り乗りで、玉之助さんの妙技では何度も歓声があがり、獅子舞に魅せられ、鶴笑さんは、爆笑に告ぐ爆笑、マクラでなんども拍手が起きるほど。いつもは、パペットや紙きりなど多彩な芸を披露されますが、素話の落語もすごい迫力!脱帽です! 最後は、わたしも負けずに笑いをと思い、マクラから飛ばしていましたが、長講をと思い柳田角之進を。笑いの無い話でしたが、よく我慢してお聞き戴きました。終わってみれば、三人で2時間40分!次につながる盛り上がりの中、お開きとなりました。
(新治)


 いつもお世話になっております。大東四條畷支部のIです。大東新治寄席の写真をお送りします。新治さんと鶴笑さんの写真も数枚 お送りしますので、よろしければ お使い下さい。
 
【大阪府大東市 I写真館様】

 大東市の第14回露の新治寄席に行って来ました。新治師匠の高座に通うようになったのは2年前から。ある師匠の夜席にゲスト出演されていたのが新治師匠で、演目は『紙入れ』。新吉とお絹さんの絡みのシーン、セリフの中にあたかも映像で写し出されているように、流れるような様が見えました。その2ヵ月後の「彦八まつり」で新治師匠と話す機会があり、「『紙入れ』を覚えたい」と伝えましたところ、2日後には新治師匠から直々に紙入れのテープが届きました。こんな優しい落語家は大阪には、いや日本にはおらんやろうと思ったのでした。その後は大阪近辺である新治師匠の高座には、追っかけてるところです。『柳田角之進』は、初めて聞かせて(見せて)戴きました。ぐいぐいと話の中に引きずり込まれました。お開きの後、小雨の中を駅へ向かいましたが、前を歩く若い女性(30歳代)の二人連れの方々が、「最後の落語良かったわぁ〜。ストーリーが有るのって初めて聞いたわぁあ〜」 「うん、そうそう・・・感動したわぁ〜」と話しておられました。是非何回も聞きたい落語の一つになりました。これからも追っかけます。【2010.6.26 大阪府八尾市 よっさん様】

【よっさんは、アマチュア落語家。私と同い年のおっちゃんですが、本職はカリスマ美容師!(何でも借りて済ます、カリスマ?違うやろ!) 技術を活かし、老人ホームへのボランティアもされています。いつも私の高座をビデオで撮って送って戴きます。ありがたく、助かっております。(新治)】


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