黒田 清さんを追悼し
平和を考える人権高座

浪速人権文化センター

2009.8.8


 大阪市内は36度を超える猛暑日の8月8日、大阪市浪速区の浪速人権文化センターにおいて、『新聞うずみ火』主催「黒田清さんを追悼し平和を考える事件高座」が開催されました。チケットがあまり売れてないと聞いていましたが、ホールほぼ満員でした。1500円のチケット代でこの入りは、大盛況というべきでしょう。
 トップバッターは、露の吉次さんの大道芸「がまの油」。黒田さんや平和と、がまの油がどういう関係なのか知りませんが、吉次さんも新聞『うずみ火』の読者ということで、お許しいただきましょう。
 続いて、新聞『うずみ火』編集長の矢野さん、笑福亭伯鶴さん、新治さんによる、黒田清さんを偲ぶトークショー。吉次さんは、ワイヤレスマイク運搬係ということで、舞台には上がられていません。伯鶴さんは、昨年12月1日に阪急電車に引きずられ、意識不明の重体になられましたが、奇跡的に命を取り留め、今日が事故後の初舞台。まだ移動は車椅子ですが、お元気そうな伯鶴さんを見ることができ、感激しました。
 休憩の後、新治さんの「お笑い人権高座」。出だしから場内いっぱい、爆笑につぐ爆笑。それなのに、部落問題などをきちっと織り込んで話をされる新治さん。あまり新治さんのお笑い人権高座を聴いたことのないお客さんが多かったのか、ちょっとしたことでもドカーっとウケます。でも話も後半になってくると、いつもならもっとウケてもいいようなところで、笑いが小さい。私の分析では、お客さんが前半で笑いすぎて、終わり頃には笑い疲れてしまったと見ました。それくらい大うけ。
 宝寄席の画像を送っていただいたMEさん、ポポロの吉田智弥さんにはご挨拶させていただきましたが、ほかにも新治会関係の方がこられてたと思います。また感想をお送り下さい。

緞帳の荊冠旗
「がまの油」・吉次
矢野さん、伯鶴さん、新治さん
「お笑い人権高座」・新治さん

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